日記と短歌
by papiko
長女のいない1日。今年1年を振り返って思うこと。
 次女は今、お昼寝しています。そして長女は夫と一緒に、夫の職場の忘年会に行きました。子ども好きの社長さんで、参加した子どもたちも向けのお楽しみも用意されているそうです。長女が1日いないのは、今回と同じように参加した5月のイベント以来のことで、今、ちょっとうろたえるほど自由です。うろたえたからには、日記を書かねばなりません。
 今回も夫が長女を連れて行ってくれると聞いたときは、久しぶりに妨害のない静かな一日を過ごせるのだと思うと、正直もうにやけそうなぐらい嬉しくてたまらなかったのですが、いざいなくなると、静かすぎて調子が狂って、次女とふたりで、もぞもぞ過ごしています。
 午前中、次女が起きているあいだは、絵本を読んだり、お絵かきしたり、ブロックをしたり、写真を撮ったりして、次女とふたりきりの時間を楽しみました。長女がいると、次女向けの絵本ばかり読んであげることができないので、今日はたくさん読みました。赤ちゃんのころの長女は膝に腰掛けて読むのが好きでしたが、次女の場合は、読んでいる人の顔をすごく見たがるので、向かい合って読むほうが集中して聴いてくれるようです。お絵かきとブロック遊びは、相手が私ではどうやら役不足のようで、あまり長続きしませんでした。いつものように、「長女ちゃんがやってあげるから!」とか「そうじゃないよ!」とかいいながら無理矢理に横から入ってくる激しいお姉ちゃんがいないと、次女にはなんだか物足りないようです。ケンカしているように見えても、取り合いっこも遊びのうちなのだなぁ。
 たまにこうして長女がいないと、私も次女も、思いのほか長女の存在に頼って暮らしていたことに気づかされます。家事でちょっと部屋を離れるときや手が離せないとき、次女のそばにはいつも長女がいて、だから安心していられました。長女がいないと、私も次女も、なんだかお互い目配せしあってばかりいます。いつもと距離感が違って、ぎくしゃくします。だけど昨日、長女に「あしたは長女ちゃんいないのかーさみしいなー」と言ったら、「まだ帰ってこないかなーは、言ってもいいけど、さみしいなーは、言っちゃだめなんだよ!」と叱られたので、くれぐれも寂しがらないように、そして次女を寂しがらせないようにしなくては。お昼寝から起きたら、何をしよう。

 次女がまだ寝てくれていて、せっかくたっぷり時間があるので、今日は今年を振り返る日記を、書こうと思います。
 今年は、年の初めに次女が生まれて、夫が無事やりたかった職業に就き、引っ越しをして岡山での暮らしをスタートさせた、とても意味深い1年でした。出産から引っ越しが決まるまでの期間は不安だらけで辛かったけれど、岡山での暮らしは、想像していた以上に快適で、穏やかで、私たちの選択は間違っていなかったんだと、1年間暮らしてみて確信できました。これからどんなことがあるかは誰にも分からないけれど、とりあえず現時点では、この町と今の生活が、とても性に合っています。歩いて行ける距離に一通りのお店と病院が揃っていながら、それでいて基本的には田舎で、用水路に魚や亀が泳いでいたり、田んぼにびっくりするほど大きな鷺がいたり、広々とした空に飛行機雲の延びていくのがどこまでも見えたりする、この環境はまさに、母親になった私の求めていたものでした。
 この町の土地柄なのか、どこへ行っても親切にしていただくことが多くて、散歩していると「かわいいなあ」とか「おねえちゃん、がんばって歩きおるなあ」とか、とても気さくに声をかけてくださるので、そのたび心が和みます。つい先日も、買い物中に長女が手袋を落として、「もう、また落としたの?どこ?」と、つい苛立った声で長女を責めていたら、それに気づいた年配の女の方が、「あそこに落ちとるよ、取ってきてあげらあ」と、駆け足で取ってきてくださって、「2人連れとったら大変じゃわなぁ」と、笑いかけてくださって、その優しさに長女に対する苛立ちがすうっと消えました。こうした優しさに触れるたび、住む家をこの町に決めてよかったなぁとつくづく思います。
 1年を振り返ると言いつつ、住んでいる土地の話ばかりになってしまいましたが、つまりこの1年は、私にとって、岡山での暮らしを味わう1年だったのでした。来年からは長女が幼稚園に通い始めるので、年がら年じゅう朝から晩まで姉妹一緒にそばにいて毎日ひたすら親子で過ごした、今年は最初で最後の貴重な1年でもありました。毎日ベビーカーを押して、長女の手を引いて、近所の道を歩いたなぁ。次女が途中で泣き出したり、長女がだだをこねたり、空を見上げたり、用水路を覗いたり、柿の木を指さしたり、買った卵が割れたりしながら、毎日てくてく、日々の小さな目的を果たすために歩きました。我が家の道を挟んだ向かいの家の窓のところで、でっぷり太った白い猫がよくひなたぼっこしていて、子ども部屋の窓からそれを見るのも、私と長女の楽しみの一つでした。寒くなってきたせいか、そういえば最近あまり見かけません。子どもが2人になって、自分の時間がなくなり、お金のやりくりの難しさも育児の大変さもぐんと増したけれど、その何倍も楽しさが増して、子どもたちと一緒になって笑ったり怒ったりして、毎日はちゃめちゃで愉快です。そう、一言で言い表すならば、今年は愉快な1年でした。
 それにしても、今年のお正月に生まれた次女が、もうじき1歳になるだなんて、信じられません。次女が生まれたのは、もうずっと前のことのような気がしますが、次女を育て初めてまだ4ヶ月ぐらいしか立っていないような気もしています。もう11ヶ月も育てただなんて。ああ、2番目の子は早いと聞いてはいたけれど、これほどまでとは。この1年は、次女の誕生があったからこそ、最高のタイミングで生まれてきて私たち一家を新しい場所へ導いてくれた次女には本当に感謝しています。今年の我が家のMVPです。

 1年を振り返り終えたというのに、次女はまだお昼寝から起きません。引き続き自由すぎてうろたえています。次女が寝ているからドタバタ部屋の掃除はできないし、いや、しようと思えばできることもあるけれど、せっかくの自由時間だから家事以外のことをしたいし、でも、うろたえすぎていて家事以外思いつかないし、日記を書き終えたあと、どう過ごそう。一人暮らしをしていたころから、一人で時間を使うのが苦手です。一人の時間にしたいことって、こうして文章を書くこと以外、実はそれほどないのだと、いま気づきました。困った。やることがないので、ファイリングしないまま溜まっている長女の絵の整理でもしようか。幼稚園入園に向けて、長女をだらしない子にしないために、まずは親がその手本を示さなければと、いま、あちこちの整理整頓と部屋の片付けを、私なりにがんばっているところです。よし、整理整頓をすることに決めました。それにしても、長女がいないと異様なほど静かです。長女、まだ帰ってこないかなー。
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by papiko-gokko | 2014-12-27 14:56 | Diary | Comments(0)
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