日記と短歌
by papiko
新生児パワー。娘のイヤイヤと私。今年読んだ絵本その2。
 つい二週間前に第二子の女の子を出産した友達と、ほんの少しだけスカイプをして、まだ新生児のその子を見せてもらいました。とてつもなく、可愛かった!もうほとんど忘れかけていたけれど、新生児って実はちっともじっとしていなくて、薄い膜を破るみたいにほよほよと手足を曲げたり伸ばしたり、口を大きく開けてみたり、目を細めたり、絶えず動いているんだよなぁ。本当にもう、底抜けに強くて明るくて美しくて、遮るもののなにもない、新生児特有の生命の輝きに圧倒されて、実質2分にも満たない時間だったのに、接続を切ったあと、真夏の直射日光を浴びたあとみたいな脱力感がありました。ああ、可愛かった。
 娘も一緒にスカイプ画面を見ていて、終わったあと、「あちゃちゃん、かあいいねえ」と言っていました。たったこのあいだまで、自分も赤ちゃんだったのに、そんなこと言えるようになったんだなぁ。新生児のころの娘の重みや大きさはもう忘れてしまったけれど、新生児の顔や手足の想像以上の小ささ細さ柔らかさを感じるたび、愛しさやら恐怖やら責任感やらが溢れて、胸がきゅうーっと苦しいくらい締め付けられたあの気持ちは、まだしっかり覚えています。本当に、よくここまで成長してくれました。もうすぐ2歳だなんて、考え出すと泣きそうになります。
 午後は青空が広がって日射しが暖かそうだったから、年賀状の投函ついでにのんびり散歩でもしようかと出かけたのですが、いざ出てみると、風が冷たくて、結構大きな分厚い雲があちらこちらに浮かんでいて太陽を隠してしまう時間も多く、寒さでずっと身体に力が入っていました。しかし、娘は「さむいないもん!」と、北風をものともせず、『いないいないばぁっ!』でよく流れる「さむいのへっちゃら、へっちゃららん!」の歌を口づさみながら、予定していなかった公園に向かってずんずん歩き、寒い中公園で30分程度遊んでから帰りました。今日はぶらんこのほうが楽しかったみたいで、すべり台は一度も滑らず、登るだけ登ってまた階段を降りたりしていました。

 夜は、最近いつもそうなのですが、お風呂に入るのを嫌がって、脱衣所に連れていくまでに20分以上かかりました。お風呂がきらいなわけではないのですが、親のタイミングで遊びを中断してお風呂に連れて行かれるのが気に入らないようです。ぬいぐるみを使ったりして呼びかけても、「はいんないの!あそぶの!」と、すべり台の手すりにしがみついて動こうとせず、「じゃあもう先に行くからね」と私が部屋から出ても、「はいんないのよう」と泣きながら遊び続け、いくら待っても部屋から出てくる気配がなく、最終的には結局、無理やり力づくですべり台から引き離して抱っこで脱衣所まで連れて行き、泣きじゃくる娘の洋服を脱がして入れるしかありませんでした。
 はだかんぼうになってもしばらくは泣いていますが、があっと身体を洗って湯船に入ってしまえば、湯船には湯船での楽しい遊びがいろいろあるから、泣きやんで楽しく遊び始めます。そうして少しほっとしたら、今度は「でないの!まだあそぶの!」が始まり、持ってきたぬいぐるみで「お風呂から出て遊ぼうよう」と誘ったり、かえるさんのパジャマで「早くぼくを着てよう」と誘ったり、娘をその気にさせるために必死であれこれせねばなりません。
 お風呂のときだけでなく、朝の着替えやオムツ変えのときも、ズボンをはかせようとすると「じぶんでやるの!」と拒否して、そのままいつまでもはかずに遊んでいたりするので、毎回毎回、娘をその気にさせるために必死であれこれやっています。なんでも無理やり言うことを聞かそうとすると、ますます意固地になって嫌がり、最終的に大号泣で訳が分からなくなってお互い疲れるだけなので、できる限りは無理やり言うことを利かす作戦でなく、いろんな誘い方で娘をその気にさせる作戦を取っているのですが、なにしろ寒いので、いつまでも着替えなかったり、お風呂への移動や脱衣がスムーズに行かなかったりすると、腹も立つし風邪も心配だし、言うことを聞かなければっさと叱るべきなのか、それとももっともっとじっくり待ってやるべきなのか、娘のためにはどちらがいいのか、いつも悩みます。お着替えもお風呂も、お母さんが主導権を握っていて自分のタイミングで動けないのだから、子供っていうのも、なかなかストレスが溜まるものなのかもしれないな。だとしたら、「いましたくないの!」という気持ちを力いっぱいぶつけてくるのを、頭ごなしに叱るのはあんまりな気もするし、だからって、甘やかすのもいけないし、匙加減が難しいです。

 昨日に引き続き、今日も今年よく読んだ絵本を振り返りたいと思います。
■1歳の娘と今年よく読んだ絵本 その2 たべものをめぐる絵本編■

『くだもの』平山和子
・・・離乳食後期あたりで、いろいろなものを口にするようになってから、好んで読むようになりました。読むときはいつも、一緒に食べるまねっこをします。本当に食べたくなります。

『うたうぼうし』神沢利子/中村景児
・・・私が子供のころ好きだった絵本。娘も気に入って、一時期何度も読まされました。あひるさんの作るケーキやアップルパイが、すごく美味しそうで、キッチンでせかせか作っている様子の絵も楽しいです。美味しいケーキの作り方をうたってくれるこのぼうし、私も欲しいなぁ。

『グリーンマントのピーマンマン』さくらともこ/中村景児
・・・ピーマンというおやさいを、この絵本で覚えました。言葉がリズミカルで、絵もおもしろくて、内容も分かりやすくて、読むときは大抵2,3回連続で読まされます。

『ピヨピヨスーパーマーケット』工藤ノリコ
・・・夫が気に入って、最近買った絵本。スーパーマーケットに並ぶ品物の様子が細かく描き込まれていて、じっくり眺めてしまいます。そしてなにより、ひよこの子たちが、可愛い!最初のページの、何を買おうか相談している場面では、娘も絵を見ながら「パンとー、あいちゅとー」と、買いたいものを言ったりします。

『ぐりとぐら』なかがわりえこ/やまわきゆりこ
・・・この絵本の大きなカステラには、やはり娘も夢中で、いつも食べる真似をします。食べかけのカステラも、ちぎって食べている動物たちの表情も、本当においしそう。ぐりとぐらが歌う場面も大好きです。

『きょうのおべんとうなんだろな』岸田衿子/山脇 百合子
・・・生き物と食べ物がたくさん出てきて、みんな楽しそうで、おいしそうで、とてもほがらかな絵本。娘はこの絵本で、「おべんとう」というものの楽しさを知ったのではないかと思います。

『とまとがごろごろ』得田之久/吉野晃希男
とまと、じゃがいも、ピーマン、かぼちゃ、だいこんが、順番にごろごろころがってごっつんこしていくお話で、・・・赤ちゃん向けだから、絵も文も分かりやすくて、読むといつも喜びます。

『はらぺこあおむし』エリック・ カール
・・・あおむしの食べた食べ物に開いている穴に指を突っ込みながら読みます。仕掛け絵本は自分で次々めくりたがるので、文章をところどころ飛ばすか、ものすごく早口で読むことになります。なしの絵が洋ナシだったり、ピクルスやサラミなど、日本の子供にはさほど身近でなさそうな食べ物もでてきくるけれど、娘にはそんなことまったく問題ではないようです。最後の蝶々になる場面では、絵本をぱたぱたしながら蝶々の歌を歌うようリクエストしてきます。

『オニじゃないよ おにぎりだよ』シゲタサヤカ
・・・おにぎりが、おいしそう!娘はおにぎりが大好きなので、この絵本もお気に入りで、いつも真剣に聞きます。オニが握ったたくさんのおにぎりのなかにある、海苔部分が卵で、ごはん部分がチキンライスっぽいおにぎりが気になります。あれはオムライスおにぎりなのかな。

『キャベツくん』長新太
・・・ぶたやまさんの「ブキャッ!」部分を読むのが好きで、いつも気合いを入れて「ブキャッ!」と言います。たまに娘も真似して「ブキャッ!」と言います。食事でキャベツを食べたがらないとき、「ブキャッ!」というと食べてくれたりもします。この作家さんの作品で感じる、なにかとてつもなく深い哲学的なことを示唆しているような、単純でなんにも言っていないような、この感じ。これは、山だとか海を漠然と眺めているときに抱く感情に似ています。

『からすのパンやさん』かこさとし
・・・夫が子供のころ大好きだった絵本で、娘が生まれてわりとすぐのころに買いました。夫と同様、見開き1ページにいろんなかたちをしたパンがずらりと並んでいる場面が娘も大好きで、いつまでも眺めていたいらしく、そのページまでいくと、ページをめくらせてもらえなくなって、いまのところ、後半は読まずに終わることも多いです。

『なにをたべてきたの?』岸田衿子/長野博一
・・・食べ物を食べるたび、からだにその果物と同じ色がつくなんて、素敵です。文を書いている作家さんが好きでこの絵本を買ったのですが、絵のほうにもすっかり魅せられました。細くてシンプルな線と、リアルでありながらやわらかなパステル調の色合いにうっとりします。登場するぶたくんたちも、果物も、身体につく色も、せっけんを食べてしまったあと出てくるシャボン玉も、すべてが上品できれいです。0歳のころから読んでいて、0歳代のころはあまり興味を示してくれませんでしたが、1歳を迎えたあたりから、急に好きになってくれました。一時期、シャボン玉を飲み込んですべるシーンを怖がっていたけれど、もう大丈夫みたいです。

『どうぞのいす』香山美子/柿本幸造
・・・動物がみんな、たまらなく愛らしい!そして食べ物が、メルヘンチックでおいしそう!さりげなく最初から最後までずっといる青い小鳥の様子を追いながら読むのも楽しいです。この絵本はどちらかというと、娘がよく一人で黙読しています。

『おおきなかぶ』A・トルストイ/佐藤忠良
・・・この絵本を読むときは必ず膝の上に座り、うんとこしょ、どっこいしょのリズムで一緒に身体を揺らすのを喜びます。だんだん増えていく感じが楽しいみたいで、1歳になるまえから楽しんでいました。1歳になってからは、私の読むのに合わせて、動物や人を順番に指さしながら読むようになりました。

 以上。次回はたぶん、どうぶつ・いきものの絵本編です。
[PR]
by papiko-gokko | 2012-12-21 00:27 | Diary | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 急な模様替えと娘の引き出し。よ... おうちで過ごした寒い一日。 1... >>


検索

カテゴリ
このブログについて
Diary
月齢ごとの成長記録(次女)
月齢ごとの成長記録(長女)
幼稚園生活(長女)
手作り
短歌まとめ

以前の記事
2018年 03月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月
2004年 06月
2004年 05月
2004年 04月
2004年 03月
2004年 02月
2004年 01月
2001年 01月