日記と短歌
by papiko
山陰の冬。おしゃまさん。
 今日は家のことであれこれ忙しく、お出かけが午後になりました。空は今日も曇っていて、いまにも雨が降りそうだなぁと思いながら自転車をこいでいたら、ぽつりぽつりと小粒の雨が頬に当たり始め、慌ててドラッグストアでオムツだけ買って、家のほうへ引き返しました。天気がよければ、ドラッグストアの近くにある公園で遊ばせて帰ろうと思っていたのに、とても残念で、何日も居座り続ける雨雲が憎たらしくなりました。腹を立てて私が無口で自転車をこいでるうちに、娘はヘルメットの頭を手すりにあずけて眠っていました。
 高校のころまでは、寒い季節ってこんなものなんだと当たり前に思っていたけれど、からっと抜けるような青空が続く東京の冬を知ってしまったいまは、毎日毎日分厚い雲が幾重にもかかって太陽を隠す山陰の冬空を見上げるたび、なにかに押さえつけられているような、閉じ込められているような息苦しさを感じてしまいます。岡山へも広島へも3時間以上かかってしまうという交通の便の悪さが、その感じを一層強めています。新しい世界と関わらずとも、昔ながらの慣習と身近な結びつきで生活が完結してしまう、この田舎特有の閉塞感を、心地よいと感じるか、窮屈と感じるか、これはもう、性格なのでしょう。私はやはり、後者です。
 急いで家に帰って、おやつを食べたら、もう夕食を作る時間。まな板でニンジンを切っていると、手を洗うとき使う台に乗ってそれを見ていた娘が、「にんじん、きってんのー?」と、おしゃまな口調で言いました。しゃべり方が日に日にどんどん様になってきています。私がなにかにつまずいて「痛い!」というと、すぐ近くに駈け寄って来て「いたいの?ごっちゅんこって?」と、心配してくれたり、「だいぜうぶ(だいじょうぶ)?」と聞いてくれたりもして、とろけそうになります。夕食を作り終えて、お風呂に入りながら「パパ遅いねえ」と私がぼやいたときには、「ぱぱは、ちーっと(おしごと)!」と諭されました。いまや娘は、ただ覚えた言葉を口にするだけでなく、もうしっかりと、物事を理解しながらしゃべっているのだなぁと感心します。
 夜は歌をたくさん歌って、絵本を読んで、10時すぎに眠りました。私もうとうとしてしまいました。歌と絵本が大好きに育ってくれていて、嬉しいです。歌と言葉は、人生がうまくいかないときほど、心強い味方になってくれるから、これからも好きでいてくれたらいいなぁと思います。
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by papiko-gokko | 2012-11-09 23:41 | Diary | Comments(0)
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