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日記と短歌
by papiko
自分より大事な人が出来た時この世を愛したいと思った
 夫が一日休みの日。午前中は家事をしたり娘と遊んだりして過ごしました。午後は3人ではじめて図書館へ行き、夫は普通に本を借りに、そして娘と私は、定期的に図書館で開かれているブックスタートという親子の会に参加してきました。私はそういった、知らない人同士が集まってすぐさま大勢で自己紹介したり会話を楽しんだりレクリエーションしたりするのって、ものすごくものすごく苦手で、これまで極力避けて生きてきたのですが、このブックスタートは、1歳のお誕生日までに参加すれば赤ちゃんの喜ぶ絵本がもらえるということで、娘の喜ぶ絵本がもらえるのだからと必死で自分で自分の背中を蹴り続け、10ヶ月間近の今日ようやく参加に踏み切ったのでした。
 ブックスタートの行なわれる部屋に入ると、そこにはすでに十数組の赤ちゃんとママがいて部屋の中心に敷かれたカーペットの上で輪になって座っており、隣り同士ほのぼのと談笑している人たちもいて、『こわい!無理!帰りたい!』と一瞬で足がすくみましたが、部屋に入るやいなや資料を手渡されて部屋の真ん中に案内されたので、もう後には引けませんでした。
 それから会が始まるまでの数分間、娘のポンチョを脱がせたり娘の機嫌をとったりするふりをしつつ、ああこんなにも親密な距離感で和気あいあいな感じの会合だなんてどうしようお母さん達みんなお洒落で綺麗だしどうしよう私ももっとちゃんとしてくればよかったどうしようと、自意識過剰を炸裂させてパニック寸前でしたが、なんとか気持ちを落ち着けてから冷静に周りを見渡すと、当たり前のことながら誰も私のほうを否定的な目でじろじろ見てくるような人はいないし、赤ちゃんたちはみんな似たりよったりで可愛いし、お母さんたちもみんなそれぞれ自分の子に向けて優しい笑顔を向けていて、係の人たち(図書館の人や、保健士さん?)も親切だし、悪意なんてどこにも見当たらなくて、ひとりでてんぱって背中に変な汗をかいている自分が恥ずかしくなりました。娘は私の膝の上で声一つださず、眉間にしわをよせてきょろきょろしていました。自分と同じぐらいのサイズの生き物がいっぱいいて、さぞや不思議に感じたことでしょう。
 ブックスタートは、約30分ぐらい行なわれました。まず初めに自己紹介としておうたに合わせて名前をよばれ順番に赤ちゃんのおててをあげたり、それから「一本橋こちょこちょ」などいくつかの古典的な遊び歌なんかをみんなでやったり、今日もらえた絵本の紹介や赤ちゃんに読み聞かせるコツなどのお話を聞いたりしました。遊び歌、娘のためだと必死でいい聞かせてニコニコしながらやりましたが、どうしても気恥ずかしさが拭いきれなくて、次第に頬が引きつり、しっかり声を出して赤ちゃんに聞かせてあげましょうと言われても、喉が詰まってか細い声しかでず、そのせいか、娘はずっと「なんで今ここでこんなことを?」というような怪訝そうな顔を浮かべていました。みんなでお遊戯をしたのなんて一体いつ以来だか思い出せないくらいで、新鮮さと懐かしさととがぐるぐる入り混じり、夢を見ているようでした。
 終わるとすぐ、誰よりも早くそそくさと部屋をでて、夫のところへ行きました。だめだなぁ。やっぱりどうにも、苦手だなぁ。どうしてこんなに苦手なのだろう。先日夫の実家にいったとき、夫が姪っ子の七五三写真を見ながら、七五三の写真とか撮りたくないなぁとぼやいたのを聞いた義姉が、ビシッと夫に「親の勝手なエゴやこだわりで子供から行事を奪ったらいけない」と言っていて、本当にその通りだなぁと感銘を受け、私もそれは肝に銘じて子育てしようと心に誓ったので、この苦手意識も娘のために少しずつ克服していかねばと思います。が、今のところはとりあえず、まだ娘が同年代の子がいる状況をそんなに楽しんでいる様子じゃなかったし、今回初めてレクリエーションに参加してみたことで、別に今どうしても参加しなければいけない種類のものでもないのだなということがわかったので、もうしばらく、娘が求めるまでは、娘と二人で気楽な日々を送ろうと決めました。少しずつ少しずつ強くなるから、ちょっと待ってね。
 そんな感じで、楽しかったといえば嘘になりますが、新しい遊び歌を知ることができたり、絵本の読み方のお話を聞けたりして勉強にはなったし、なにより絵本がもらえて嬉しかったです。貴重な体験でした。

 図書館を出たあとは、少し買い物をしてから帰りました。ブックスタートで疲れ果てて打ちひしがれている私を、夫は呆れつつも慰めてくれました。慰められながら100円均一でクリスマスツリーを見たり、おもちゃを作るためのマグネットや両面テープを買ったりしているうちに、元気がでてきました。明日はおもちゃを作ろう。娘を楽しませることに、私の持ちうる限りの技術と想像力と根性を捧げます。
by papiko-gokko | 2011-11-17 00:18 | Diary | Comments(0)
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