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日記と短歌
by papiko
泣き顔をよく知っている君がもう泣かないような未来よ続け
 真夜中にメールの着信音が鳴り響き、ずばっと目が覚めて確認したら、恋人と別れるかもしれなくて涙が止まらないという、身近な人からの深刻な恋愛相談でした。うまくいっているのだろうと安心していたので、慌てて必死で返信したものの、実体験に基づいたようなことはほとんど言えず、周りの人から聞いた話をかき集めたような内容で、送ったメールを読み返しながら、自分の恋愛経験の少なさを、今改めて実感しているところです。
 夫と付き合うまで片思いばかりの青春だったので、好きな人に思いを告げて振られるという辛さは何度か経験しましたが、恋人との関係が危機的状況になったような経験はなく、だから別れ話の辛さとか復縁の流れについては、想像でしかわかりません。告白して振られるのとはまた全然違った辛さが、とんでもなくたくさんあるのだろうな。私だったら腹が立って腹が立って、悲しみを全部怒りに変えながら、ひたすら暴れそうです。
 泣き顔も、どんな泣き方をするのかも、よく知っている子だから、泣いているのを想像するだけで胸が詰まって、もう泣かないでほしくて、なにか心の晴れるアドバイスはないものかと、恋愛相談掲示板なんか読んでみても、あらゆる経験と意見が溢れかえっていてますます混乱するばかりで、結局、自分が経験していないことは、わからないのだということがわかっただけでした。大事な人の涙を止められるような言葉を得るには、私の流した涙の数が足りないのか。はっとするような言葉は何も言えなくてもせめて、今夜もまた、何時にメールがきても返信できる体制でいるつもりです。

 稲葉さんがソロで歌っている『この手をとって走り出して』、聴けば聴くほど好きになります。心の奥にある、おぼろげな想いの詰まった部屋のカーテンをザァッと開かれて、想いの輪郭に、いやというほど光を当てられたような気持ち。特に毎回射抜かれるのは、「この人しかいないなんて 思わないようにしたい つらい思いするのは いつだって愛情の強いほう」「あなただけにしか触れられない 心のスイッチがある きっとそれだけは何が起きても 消えることはもうないでしょう」という、二か所のフレーズ。この少し矛盾しているふたつの歌詞は、私の大事な人に対する思いそのものです。この人しかいないって思うのが恐いけどそう思わずにはいられない人、その人だけが押せるスイッチを私の中に作り出してしまった人が、私にもこれまでの人生で何人かいて、そういう人たちにほど、辛い想いを抱くことも多いけれど、だからこそ、余計に大事で愛しい、宝物です。夫、身内、友達、会社の同僚や担当営業さん、この歌を聴いていて顔の浮かんでくる人たちが、私にとって本当に大事な人なのだなぁとわかって、ますますこの曲への思い入れが強まります。
by papiko-gokko | 2010-10-16 01:06 | Diary | Comments(0)
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