日記と短歌
by papiko
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表現
 今日は日記を書かないつもりでいたのだけれど、Siaの『Big Girls Cry』と『Chandelier』を繰り返し聴いていたら、なんか書かなきゃ!という気持ちになりました。珍しく、youtubeを張ったりまでして。


 最近、女性アーティストに出会いたくていろいろ聴いていたら、Siaに出会いました。ハスキーでパワフルな歌声も詞もすてきだし、それに、ミュージックビデオに出てくるダンサーのすさまじさに釘付けになります。こんなふうに、感情を歌声にすべて流し込むようにして歌い上げることができたら、身体中から感情を迸らせて踊ることができたら、どんなにすばらしいだろうかと、うっとりします。だけどそんなこと、私にはできない。『Big Girls Cry』なんて、なんだか自分を見ているような気さえしてくるけれど、こんな表現、とてもできない。学生時代、現代詩の講義の一貫で、前衛芸術の舞踊みたいなものを観賞したことがあり、そのときはホールまで行って生で見たにもかかわらずあまり心を動かされなかったのですが、今、このミュージックビデオを見ていると、ぐわんぐわん心が動かされ、教授が学生にあの舞踊を見せて伝えたかったことが、やっと理解できました。たとえば言葉で、こういうものを表現しようとするとき、やはりそれは、詩になるのでしょう。Siaの歌声のように、ダンサーのように、もっともっと自由に、のびやかに、力強く、言葉で感情を表現できたら、どんなにすばらしいだろう。どうすれば、それができるのだろう。

by papiko-gokko | 2017-06-21 23:06 | Diary
長女の春休み。私の音楽。
 まだ始まったばかりの春休み。長女のお友だちとお出かけしたり、散歩がてら100均に行って折り紙やらブレスレットを作るゴムなど家で遊べるグッズを買って帰ったり、なんとか退屈しないように過ごしています。今日は小学校までの通学路を歩いてみました。長女はランドセルを背負って、小学校に履いていく靴を履いて行きました。そこまで遠いわけではないのですが、子どもの足で歩くとやはり思っていたより時間がかかり、次女は途中で疲れて、帰りはほとんど抱っこでした。長女も遠いと感じたようで、途中、「この道はどこまで続くの」と心細そうにしていました。慣れていない道だから、きっと私も長女も、余計に長く感じたのでしょう。できればあと2回くらいは歩いて、馴らしておきたいです。

 春休みで生活リズムが変わったせいか、微妙に疲れて苛立っていて、自分の好きな音楽だけをひたすら聴く必要性を感じ、自分のiTunesに入っている曲をかたっぱしから聴くということを、数日前からやっています。
 自分のiTunesの中に入っているアーティストの曲は、どれもこれも長年聴いていて大好きだけれど、やはり中でも、中学時代からファンでかれこれ20年近くも聴き続けているB'zと稲葉ソロは、長年の通院で全身の具合を知り尽くしている整体師のように、うまい具合にひねったり押したりさすったりして私の全部を総合的に気持ちよく整えて、再び走り出せるようにしてくれます。
 30代になって改めて触れる稲葉さんの歌詞は、ますます深いところに染み込んできて、効能たっぷりの温泉みたいです。10代20代のころとは違うフレーズでハッと心を掴まれたりして、33歳の今だからこそしみじみ味わえる言葉に感動しながら聴いています。これまでずっと稲葉さんに夢中すぎてそこまで気が回らなかったけれど、松本さんのギターってこんなにメチャクチャかっこいいんだなあと、そんなことにもファン歴20年目にしてようやくきちんと気づけたりしました。年を重ねていくって、面白い。
 そして、ここ数年すっかりのめり込んでいるビートルズも、やっぱり最高にいい。ビートルズの音楽は、大地の底から吹き上げてくる熱風のように、私を高く高く浮き上がらせて、いろいろなものを見渡せるようになります。楽曲の持つ絶大なパワーに身を委ね、どこまでもどこまでも、感じることのできる境界線が広がっていきます。それはもう、ほとんど、そびえ立つ山や果てしない海を眺めているときに近いような感覚で、心まるごと音楽に飲み込まれ、たゆたいながら聴いています。飲み込まれずにまっすぐ立って聴けるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。
 音楽は、子どもが親からかなりダイレクトに影響を受けるジャンルの一つだなと、自分の子や周りの子を見ていて思います。ダンスミュージックを親が流していれば、子どももそういう歌を口ずさむようになるし、親がインディーズバンドを熱心に聴いていれば、子どももやっぱりそういう方向に傾倒していきます。10代になってくると、自分の好みで音楽を聴くようになってくるけれど、その時期になっても、幼少時代に受けた影響は、たぶんずっと残ります。私自身そうだったし、今後、長女や次女にも私と夫が日常的に聴いている音楽が影響してくるのだと思うと、嬉しいような、ちょっと怖いような気持ちです。今のところ次女のほうが私の聴く音楽に理解を示してくれているので、これからも同じ趣味でいてくれることを願っています。

by papiko-gokko | 2017-03-23 22:41 | Diary
玄関を開けて最初に吸い込んだ空気のまるみ春が始まる
 ぽかぽか急に、春の日射しです。ちょうど一週間くらい前、いつもより少し早く幼稚園のお迎えに行った日、年長組さんと先生が、声をあわせて「サクラ咲いたら一年生~♪」と歌いながら、園庭の桜の木を見上げて歩いているのを見ました。ひとしきり歌い終えて、「あ、ほら、この木、つぼみあったよ」と、先生が桜の幹を指さすと、子供たちも一生懸命に背伸びをして、「ほんとだ!」「こっちも!」と、口々に言い合っていて、なんてのどかな光景だろう・・・と、思わず涙ぐんでいたら、長女のペアだった女の子が、私のそばを通り過ぎるときに手を振ってくれました。あの日つぼみだった桜の木の一部が、週末からの暖かさで、今日かなり開花していました。いよいよもう来週は、卒園式です。

 先日、暖かくなる一歩手前の日に長女の参観日があり、「春を感じるものってどんなのがあるかな」という先生からの問いかけに、みんなが「さくら!」「チューリップ!」「たんぽぽ!」と、花の名前を言い合うなかで、長女が「くうき!」と言って全体の流れを止め、先生が「くうき・・・ふじ、のことかな?藤の花も、春に咲くね」とフォローしたのですが、長女は首を振って「くうき!く・う・き!」となおも言い続け、全体を微妙な空気にしてしまいました。そのときは、どうしてあの子は空気という言葉にこだわっているのだろうかとハラハラしたのですが、今朝、外に出てみて、ああ、空気がぜんぜん違う!と感じ、本当だ、春は空気からやってくるんだ・・・と、参観日の日に長女の言っていたことの意味を理解しました。そして長女が、ちゃんと自分の感覚で春を感じてそれを人に伝えようとする子に育っていることを、嬉しく思いました。そういえば私は毎年、春がくるたび「空気が違うねえ!」と、長女に向かってよく言っていた気がします。それを心のどこかで、覚えていてくれたのかもしれません。先生も、今朝の空気を吸って、長女の言っていた言葉の意味に、気づいてくれていたらいいな。

 この週末は、県立図書館へ行って、本をたくさん借りました。今回はなんと、ビートルズ関連の本を、10冊も借りてしまいました。ビートルズにはまってそろそろ1年が経ち、楽曲を聴くだけでは飽き足らず、映画を見たりネットで情報を仕入れたりしているうちに、もっともっと深いところまで知りたくなり、借りてみたい本をメモしたリストを司書の人に渡したら、さすがは図書購入冊数全国1位の図書館なだけあって、メモした本すべて書庫から出してきてくださり、借りることが出来たのでした。嬉しいです。とても全部は読み切れそうにないけれど、こんな本が出ていたんだなぁと、手にとってぱらぱらめくるだけで、十分に幸せです。なにかを大好きになって、その大好きなものにいろんな触れ方をして心をふくらませながら暮らせることは、本当に幸せです。雨じゃなく飴玉が降る世界で、さかさまの傘を広げて歩いているみたいに、めいっぱい甘い幸せです。

 もちろん私の本だけでなく、夫と、子供たちの本もたくさん借りました。最近、親子で中川李枝子童話にハマっていて、今回も『森おばけ』を借りてみました。『ももいろのきりん』は長女が最初に大好きになった児童書だし、『いやいやえん』も好きで何度か読んだし、少し前に借りた『かえるのエルタ』も『ガブリちゃん』もすごくおもしろくて、読み聞かせながら、私も一緒にワクワクして物語のなかに入り込んでいます。長女なんて、読み聞かせの最中に、足をバタバタさせながら「くふふっふ」と布団に潜り込むほど楽しんでいます。
 大きな字で書いてある1年生向けの児童書なら長女が自分で読むようになり、読み始めるとあっという間に読み終わるので、びっくりします。それはもちろん嬉しいことなのだけれど、こうしてどんどん自分で読めるようになったということは、長女が私の読み聞かせを喜んで聞いてくれる日々が、いよいよ終わりに近づいてきているということなのかと思うと、何とも言えず、寂しい気持ちになります。これといって立派な信念を持つわけでもなく日々迷ってばかりの子育てだけれど、絵本の読み聞かせだけは毎日、熱のある日すら欠かさずに続けてきました。だから、読み聞かせを喜んでくれる期間が終わるということは、私の子育ての、大きな一つの区切りになる気がします。
 年長さんの卒園や、長女の進級を目前にしていることもあってか、読み聞かせのことに限らず、長女が小さな女の子でいてくれる期間が、もうほんのわずかになってきていることを、最近感じる場面が多くなってきました。まだ抱っこはできるけれど、ずいぶん重たくなったし、子守歌を歌わなくても眠れるし、朝の準備も、ほとんど一人でできるし、言うこともしっかりして、私が手を貸さなくても、私が知恵を貸さなくても、歩いていける少女へと、着実に変化しつつあり、小学生になったら、ついに私の送り迎えなしに、登下校するようになるのです。そう考えると、これから始まる1年が、これまでにも増して、とてつもなく貴重なものに思えてきます。なまいきになってきたけれど、それでもまだ、童謡を歌えば素直に喜んでくれる、5歳の長女。あと1年の幼児時代、たくさん読み聞かせして、歌って、たくさん手をつないで、たくさん抱っこして、大切に過ごしたいです。
by papiko-gokko | 2016-03-07 22:52
雨上がり夜空のような水たまり光らせ進む赤い長靴
 お昼ごろ、そろそろ雨が止んだだろうかと窓の外を見てみたら、雨雲と雨雲のあいだから青空が見え、細かい雨粒が日射しを受けて、金色にけぶっていました。黒くぬれたアスファルトの大きな水たまりに雨粒が落ちるたび、瞬く星のようにチラチラ反射して光り、真昼の世界に夜空が一部はがれ落ちてきたようでした。
 そのとき流れていたのがちょうどビートルズの『Across The Universe』で、目の前の幻想的な景色とマッチして、とろけそうな心地がしました。最近大好きでよく聴いているこの曲も、調べてみるとやはりジョン・レノンの作品で、どうやら私の耳と心がジョン・レノンびいきなのは間違いなさそうです。でも私が好きなのはあくまでビートルズ時代のジョン・レノンの声とメロディだから、やはりポール・マッカートニーの存在あってこそなのだろうな。聴けば聴くほど、二人の偉大さに飲み込まれます。晴れの日も聴いているけれど、雨の日にはよりビートルズの曲で耳を満たしたくなります。私の勝手なイメージだけれど、ビートルズの曲にはなんとなく、晴天よりも、曇りや雨のほうが似合う気がします。

 子供たちは、今日も元気でワガママで、可愛くて。長女はテレビを見る時間じゃないときに、どうしてもDVDを見たいと駄々をこね、ひさびさに耳が痛くなるほどの大号泣で、30分ぐらい泣き続けました。どんなに泣いてもダメなものはダメなのと言うと、「言うことを聞いて!長女の言うことを聞いてよ!」と、ぽろぽろ涙をこぼしました。あなたの言うことを聞けるときには聞くけれど、いまDVDを見たいという主張は聞けないよと答えると、「いまが、一番言うことを聞いてほしいときなの!これが一番、聞いてほしいことなの!」と、全力で訴えてきました。そうこうしているうちに夕方のテレビタイムになり、ようやく泣き止んで落ち着いたので、あんなに泣いてワガママ言ったことをごめんなさいしようかと問うと、「でも、ごめんなさいって言うと、長女は病気になってしまうの」と言って、最後まで謝りませんでした。なかなかのものです。5歳に近づき、またひとつ難しくなってきました。あまり抑圧してはいけないと思うけれど、泣きわめくからといって言うことを聞くわけにはいかないし、どのくらい厳しくすればいいのか、甘えさせていいのか、最近、毎日考えます。
 次女は今日も基本的にはご機嫌で、よくしゃべりよく歌い、絵を描いて手をマジックまみれにしたり、おままごとをしたりして、自由気ままに遊んでいました。長女が大泣きしていたときも、「おねえちゃん、ないてるね」と一応気にしつつも、ブロック遊びを楽しんでいました。そして、テレビの時間になってテレビをつけたときには、「おねえちゃん、ワンワンよ」と、テレビが始まったことを姉に教えて、しつこく泣き続ける姉を泣き止ませようとしていました。私が痛がったりするとかならず「だいじょうぶ?」と聞いてくれるし、自由気ままにやっているようでいて、わりと全体の空気に気を配っているようなところもあります。今日は朝まだ雨が残っていて、幼稚園まで徒歩で送ったので、雨の日のお散歩が大好きな次女は、大喜びの大興奮でした。長靴で水たまりをじゃぶじゃぶやりながら歩くのが大好きなのです。夜、寝る直前に日焼け止めを塗るというイタズラも、ちょっと目を離したすきにしでかしたりしました。
 長女と次女、それぞれがそれぞれらしさを存分に発揮した1日で、なんだかとてもくたびれました。
by papiko-gokko | 2015-12-11 23:10 | Diary
something
 日記を書かないまま、日々が過ぎていきます。時間ができるたび、さあ今こそ書こうと意気込んで編集画面を開くのだけれど、書きたいことがまとまらないまま、寝る時間になってしまいます。もっと軽い気持ちで、毎日書くようにしたほうが、スムーズに言葉が出てくるのだろうか。書き方をすこし変えてみようかな。
 今日は次女が初めて、トイレでおしっこをすることに成功して、たくさん拍手をしました。それから昨日は、長女のワガママに腹を立ててくどくどイライラ説教したり、そのあとなんの脈略もなく抱きしめたりしました。長女は少しずつ岡山弁をしゃべるようになり、そのせいか急激に、年長さんの雰囲気に近づいてきたような気がします。
 幼稚園では、運動の秋ということで、縄跳びやら一輪車に挑戦しているらしく、長女はどちらもまだうまくできなくて、一輪車を園庭開放の時間に練習していましたが、体が小さくて足が届かず、まっすぐな体勢でまたがることすらままなりません。私が一輪車を乗れるようになったのはたしか小学校低学年のころで、毎日目標を決めて練習していた記憶があります。長女もかなり練習をしなければ乗れるようにはならなそうなので、まずは縄跳びだけでもできるよう、今週末、少し練習させてみるつもりです。あれこれ集団で挑戦させられることの多い子ども時代に、悔しさや劣等感をなるべく感じないように暮らす一番の方法は、やっぱり練習しかなかったよな・・・と、自分の子ども時代を振り返って思います。ちなみに夫は一輪車にぜんぜん乗れなかったそうですが、「これは自分のやるものじゃない」と思っただけで、それについてまったく劣等感を抱いたことはないらしく、長女も夫のように考えて悔しさや劣等感を抱かないタイプの子なら、一輪車なんてできなくてもちっとも構わないけれど、もし悔しさや劣等感を抱くタイプの子なら、私もつられて悔しくなるから、できるかぎり練習に付き合って、力になってやりたいです。
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 発売日の翌日に届いた『ビートルズ1+』の2枚組Blu-rayを、日々すこしずつ味わっています。2枚一気に見る時間はなかなか作れないので、洗濯物を干す時間と、たたむ時間が、もっぱら私のビートルズ観賞タイムになっています。大きな画面できれいな映像を楽しむことができて、最高に幸せです。とくにカラーの映像などは、昨日あつまって撮ったんじゃないかと思えるほど鮮明で、まるで時代を感じさせません。音も相当よくなっているらしいのですが、あまり静かな環境で鑑賞できていないので、まだそこまで味わえていないのが残念です。白黒の映像を見ていると、次女がしきりに画面を指さして、「くらい、くらいよ」と言います。部屋を暗くするのが嫌いな彼女には、きっと白黒の画面が電気の消えた部屋に見えて、少し怖いのかもしれません。白黒はおろか、ブラウン管テレビの画面すら知らない世代だものな。ビートルズの音楽自体は好きみたいで、たまに『Please Please Me』を「たもんたもーん」と歌ったりします。しばらくはこのBlu-rayで、いくらでも幸せに浸れそうです。
by papiko-gokko | 2015-11-14 01:26 | Diary
ビートルズ
 迷って迷って迷いに迷って毎日迷って、今日、ついに、注文確定ボタンを押してしまいました。11月6日世界同時発売の、『ザ・ビートルズ 1+』。曲は全部パソコンに入れてあるし、映像だって今どきはネットでそれなりに見られるじゃないかと、必死で自分に言い聞かせ欲望にストップをかけようとしたけれど、どうにもこうにも、買わずにはいられませんでした。これはどうやらもう、すっかり、ファンなのです。
 はじまりは今年の春あたり、広く浅く洋楽に触れてみようかな・・・と、youtubeでかつて流行った洋楽を聴いてみるうちに、どんどんビートルズに夢中になっていき、気づけばビートルズの映像ばかり見てうっとりしている自分がいました。広く浅くなんていう器用な芸当が、私にできるはずがなかったのです。自分はビートルズの音楽が好きなんだと自覚してからは、図書館でアンソロジーも含めすべての公式アルバムを借りてパソコンに取り込み、毎日ひたすらビートルズばかりを聴くようになりました。楽曲のすばらしさは言うまでもなく、映像を見るとみんな最高に輝いているし、服装なんかもオシャレだし、写真の撮り方もかっこいいし、なんともいえない物語性もあって、夢中になれる要素だらけです。夢中になりすぎて、夫に散発を頼まれたとき、無意識のうちに妙なマッシュルームヘアーにしてしまいましたが、夫はなぜかそれを気に入っているので、マッシュルームヘアーの人と暮らすことができて嬉しいです。
 聞き込んでいくうちに、とくに自分の好きな曲というのが、いくつかできてきました。初期のアルバムのほうがキャッチーな曲が多い感じがして聴きやすいのですが、後期の歌にも好きな感じの歌はたくさんあって、どの時期もそれぞれ本当に魅力的です。一番大好きな歌は『No Reply』で、ジョン・レノンの切ない歌声に魂が震えます。それから『Help!』もたまらなく大好きだし、『In My Life』『Any Time at All』『Strawberry Fields Forever』『Don't Let me Down』などにぎゅいんと心を奪われる私は、とくにジョン・レノンの声質や曲調に惹かれるのかもしれません。でも、ポール・マッカートニーの声質も曲調もやっぱり大好きで、お気に入りをあげるときりがないくらいあり、やはり『yesterday』『Let it be』『Hey Jude』といった名曲は聴くたびに感動してなんだか厳かな気持ちになるし、初期のポップな曲も大好きです。それから、ジョージ・ハリスン作曲の『Here Comes The Sun』もすごく好きで、聴くと心が穏やかになります。夫と長女はリンゴ・スターの歌う『Yellow Submarine』が好きで、よく口ずさみます。とにかく4人が4人とも魅力的で、私ももし当時のイギリスやアメリカに生まれた女の子だったなら、めちゃくちゃ熱狂していただろうなぁ・・・と、そんなことを想像しながら、古い映像をうっとり眺めたりするのが、子どもを寝かしつけたあとの楽しみです。
 そんなふうに、どっぷりはまっていたタイミングで、そんなベスト盤みたいなものが発売になったものだから、これはもう、飛びつかずにはいられなかったのでした。ふだん夫に気持ち悪がられるほど物欲のない私が、これはどうしても欲しくて、ブレーキが利きませんでした。子供ができてからはとくに物欲がなくなっていたので、こんなに自分のための何かが欲しくてたまらなくなったのは、久しぶりのことでした。ものすごく迷って決断しただけあって、いまはもう、届くのが楽しみで楽しみでしかたありません。私の洗脳で娘たちもでたらめにビートルズを口ずさむので、映像を見たらきっと喜ぶことでしょう。ああ、待ち遠しい。
by papiko-gokko | 2015-11-05 21:30 | Diary
気を揉んだあれこれどうにか乗り切って人生初の夏休みくる
 台風が過ぎ、長女にとって人生初の夏休みが始まりました。幼稚園から持って帰った朝顔に水をやりながら、花が咲くのを心待ちにしています。夏休み前からすでに咲いている子もいたけれど、長女の朝顔は芽を出すのがとてもゆっくりだったから、花が咲くのもやっぱりゆっくりなのでしょう。蔓はもうずいぶん伸びてきて、支柱のてっぺんまで届きました。終業式の日にもらってかえった、幼児向けの夏休み冊子が長女の夏休み気分を盛り上げて、毎日カレンダー欄にシールを貼ったり、花火大会やら海やらキャンプやら様々な夏の行事が紹介されているページを、繰り返し眺めたりしています。そんな長女の様子を見ていると、楽しい夏休みにしてやらなくちゃなあと、責任を感じます。
 長女が夏休みに入って毎日家にいることを、次女が思いのほか喜んでいて、これまでとは比べものにならないぐらい、とても仲良く遊ぶようになりました。どちらもご機嫌なときは、わけもなくじゃれあって大笑いしています。次女は長女の変な動きが大好きだし、長女は次女を笑わせるのが大好きなので、ふたりが仲良く遊んでいるときは、とにかく賑やかです。母がよく「次女ちゃんが大きくなって姉妹で遊ぶようになるとすごく楽になるよ」と言っていますが、だんだんとそうなってきている気がします。嬉しいな。この調子なら、日々をびっしり特別な夏行事で埋め尽くさずとも、楽しい夏休みになりそうです。
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d0038776_2233145.jpg 夫の休日だった今日は、夏休みだからというわけでもないけれど、夫の指南を受けて、長女が人生初の縫い物をして、小さな作品を仕上げました。最初は針をもつ手がとてもたどたどしかったけれど、何度かちくちく縫ううちにコツをつかんだらしく、最後のほうは夫の手助けなしで、上手に布と布を縫い付けていました。前々から、自分でヒットくん人形を作りたいと言っていたので、初めて自分で針と糸を使ってものを作ることができたことは、長女にとってとてつもなく大きな喜びだったらしく、自分の作品を片手に「かわいすぎる!」と飛び跳ねていました。今度はヒットくんを作るのだと張り切っています。
 
 夏がきて、気力体力の消耗が激しくなり、私はますますビートルズを聴いています。ビートルズにはまりすぎて、この半年ぐらいビートルズばかり聴いているので、子供たちも結構ビートルズのメロディーを覚えました。この調子で聴かせていればもしかして自然と英語が聴き取れる子になるかも・・・と、ほんのすこし淡い期待をしたのですが、『LOVE ME DO』の出だし「Love, love me do」を「はーなーみずー」と歌い、『She loves you』のサビ「She loves you, yeah, yeah, yeah」を「きどっとるねーいえいいえいー」と歌っている長女なので、空耳力は高まるかもしれませんが、英語力の向上は残念ながら期待できそうにありません。
 私も、歌詞を見ながら聴くときには、中高時代に習った文法などを思い出したり検索したりしてちょっと勉強してみたりしているのですが、やっぱり難しくて、英語が聞き取れて意味も分かったらもっと音楽を聴くのが楽しいだろうなぁ、せめて英単語やイディオムがもっと頭にはいっていればいいのになぁ・・・と、ぼんやり思います。受験生のときは必死で頭にたたき込んだけれど、もうすっかり忘れてしまって、基本的な文法さえも怪しい始末です。英語に限らず、語学力のある人に憧れます。今度実家に帰ったら、高校時代に使っていた英語の参考書を、引っ張り出してみようかな。そんなことしても、やっぱり、無駄かなぁ。
by papiko-gokko | 2015-07-20 23:02 | 手作り
ビートルズを聴いている春
 4月になりました。キャベツを千切りしていたら、どうしようもなく憂鬱な気分になってきて、それに比例するようにキャベツが太くなってきて、やがてまな板からぼさぼさこぼれて、ついに手が止まって、しばらくそのままぼーっとしてしまいました。春は大好きな季節なのに、近所の桜も咲いたというのに、今年はどうも心が躍りません。あと約2週間で長女の幼稚園が始まるのだと考えると、もう長いこと忘れていた、新学期前特有の気の重さが襲ってきます。制服を着て、門をくぐって、ひとたび上履きをはいてしまえば、あとはもうなんてことなく、流れのままに日々が始まっていくのだと、分かっているのだけれど、「上履き」という、その言葉ひとつ思い浮かべただけで、あああと布団に潜り込んでしまいそうな、この感じ。ああ、久しぶりの、こんな春。まだ名前を書いていないものもあるから、書かなくては。いろいろ、確認しなくては。楽しまなくては。長女の待ちに待った、楽しい楽しい幼稚園が始まるのだから。楽しもう、楽しもうと、もやもやするたび唱えます。

 ここのところ、ビートルズばかり聴いています。いろいろな洋楽を聴いてみるつもりが、結局ビートルズにどっぷりはまって、図書館で借りられるだけCDを予約して、聴き漁っています。聴いてみると本当にいろいろな曲調の歌があって、まったく飽きません。ノリノリの曲も、バラード調の曲も、おしゃれな曲も、ちょっとふざけた感じの曲も、ぜんぶ最高で、慰められます。ビートルズに触れる機会はこれまでにもいくらでもあって、両親が聴いていたのを一緒に聴いたこともあったし、英語の授業で流す先生もいたりしたし、CMなんかでもたびたび聴いているので、CDを聴いていると聴き馴染みのある曲がいっぱいあるのですが、これまでどんなに身の回りで流れていても、自分にとってビートルズな完全に自分の外側にあった音楽でした。それがいま、強烈な魅力に気づいたとたん、ものすごい勢いで内側に流れ込んできて、感動がとまりません。
 これまで、試みに日中に私の好きな曲を流すと、長女が「子供の曲のほうがいい」と言って嫌がったり、私がうるさく感じたりして、あまり長くかけていられなかったのですが、ビートルズはなぜか長女も嫌がらなくて、私もまったくうるさく感じないので、日中もなんとなく静かな時間が訪れたときには、小さな音で流しています。覚えやすいメロディーの曲ではたまに口ずさむようにもなって、「Let It Be」はえるひーえるひー、「Yellow Submarine」はようそこりんーと、聞こえたままに歌っています。「Hey Jude」は最後のラララのところを気に入って、「らららなら分かるから歌えるよ」と、流れるたびに歌っています。一緒に聴ける音楽が見つかって、嬉しいです。
by papiko-gokko | 2015-04-01 23:51 | Diary
やっと日記を書けた
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 寒かったり、暖かかったり、気温の変動が激しくて、お出かけのたび服装に迷います。先週の土日は天気がよかったので、お弁当を持って車で大きな公園へ行きました。長女は大型遊具に夢中で、私たちのことなど見向きもせず駆け回り、お弁当のときも遊びたくてそわそわしっぱなしで、食べ終わるとすぐまた遊具に駆けだしていきました。そばについていなくても大丈夫になったとはいえ、まだまだ一人にしておくのは心配で、見失わないよう、動き回る彼女を目で追うのが大変でした。次女は芝生をたくさん歩いて、ボール遊びやシャボン玉もして、大満足の様子で、最後はくたびれてベビーカーで寝てしまいました。来年には、一緒に大型遊具で遊べるかな。
 今日もまた暖かかったので、広場で少しだけ走り回って遊びました。長女はとにかく走りたいみたいなので、走って走って走りまくってすっきりしたようでした。次女も大きな声をあげながら、長女を必死に追いかけていました。

 この一週間、子どもたちを寝かしつけてから自分が寝るまでの約1時間余り、youtubeで洋楽を聴き漁っていました。日記を集中して書くために聴き始めたはずの洋楽でしたが、気づけば発掘に夢中になっていたのでした。宝石鉱山を発見したように嬉しくて、いろいろな年代のヒット曲を、手当たり次第聴いてみて、そうして最終的に行き着いた答えは、ビートルズって、やっぱりめちゃくちゃかっこいい!!でした。すうっと耳に馴染んで口ずさんでしまえるメロディー、爽やかさと渋さの両方を兼ね備えた歌声、おしゃれなルックス。なにもかもが、最高に新しくてかっこいい!こんなかっこいい音楽が、自分の生まれる20年も前にあったことに改めて感動するし、youtubeで当時の映像を見ていると、どれほど人気者だったのかもよく分かって、そのスター性にますます惹かれます。私がビートルズばかり口ずさむようになったので、夫が図書館でCDを予約してくれていて、昨日それを受け取り、ひたすら聴き続けています。私が音楽を聴くときに求めるものすべて、ビートルズはみなぎっていて、それでいてシンプルで完璧すぎて、自分がこれまで聴いてきたあらゆる音楽の根源はここにあったのだと、今更ながら衝撃を受けています。
 ビートルズのほかには、オアシスの音楽にもとても惹かれて、CDを借りてみることにしました。それから、エルトン・ジョンの音楽も美しくて、たくさん聴いてみたいと思いました。とくに『Your・Song』は、有名なので聴いたことはあったけれど、初めてちゃんと歌詞を見ながら集中して聴いてみて、なんて美しい歌なのだろうかと震えました。この人の歌も、これからまたいろいろ聴いてみたいです。しかしいまはとにかくビートルズに夢中です。

 毎日欠かさず見ている夕方のEテレ幼児番組で、今週は『いないいないばぁっ!』に、4月からの新しいおねえさんになる、6歳くらいの可愛らしい女の子が、ちょっとずつ登場するようになりました。4月から変わることはなんとなく知っていたのですが、いよいよなのだなぁと思うと、胸がいっぱいになります。2011年1月生まれの長女は、ちょうど現お姉さんのゆうなちゃんが就任した年から見ていて、どっぷりゆうなちゃんの歌やダンスで育ちました。体操コーナー「わ~お!」で、ゆうなちゃんと赤ちゃんがハイハイしているのを見てふいにハイハイができるようになった日の驚きと感動は、今も鮮明に覚えています。あれから4年経って、長女もゆうなちゃんも大きくなったものなぁ・・・と、なんだか危うく泣きそうになりました。
 4歳になって対象年齢を外れた今も、長女はゆうなちゃんが大好きで憧れているので、お別れを寂しがるかと思いきや、新しいおねえさんの登場に大興奮の大喜びで、「かわいい女の子!かわいい!かわいい!」と、かわいいを連呼して、見終わったあとさっそく絵に描いたり、ごっこ遊びに登場させたりしていました。子供ってこうして、残酷なまでに順応していくのだな。新しいおねえさんは、実際ものすごく可愛らしい女の子だったので、ゆうなちゃんとのお別れは寂しいけれど、私も4月からが楽しみです。次女はこれからきっと、新しいおねえさんのことを大好きになることでしょう。
 明日でいよいよ、ゆうなちゃんは最後なので、録画して、感謝の気持ちを込めてみようと思います。ゆうなちゃん、長女にたくさんの楽しい気持ちをありがとう。
by papiko-gokko | 2015-03-25 00:09 | Diary
口ずさむ家族旅行の高速の後部座席で聴いていた歌
d0038776_23574520.jpg 次女のお昼寝中、長女と一緒に、録画していた『かぐや姫の物語』を観ました。2時間以上あるので長女はところどころ集中力が途切れたりもしていましたが、わりと物語の大筋は理解したようです。都に出てお姫様の修行をはじめたあたりから、最初のころの(野山を駆けまわっていたころ)のかぐや姫のほうがいい、もう一度あのかぐや姫を見たいとしきりに言い、最後に里帰りして着物を脱ぎ捨てて駆け出す場面で、「ああよかった、また最初のかぐや姫に戻ったね」と喜んでいて、月に帰る場面では、「どうして本当は帰りたくないのに、月に帰らないといけないの?」と、何度も繰り返していました。きれいな着物を着たかぐや姫の姿がとても印象に残ったようで、観終わったあとすぐに、着物を着たお姫様の絵を描いていました。長編の物語が楽しめるようになってきたみたいで、嬉しいです。
 私も約2時間半、物語の世界に引き込まれて夢中で鑑賞しました。別れのシーンでは、おじいさんおばあさんに感情移入して涙が出ました。かぐや姫がこんなに悲しい、怖い物語だったなんて。月からの使者の奏でるやけに朗らかな音楽や、かぐや姫が地上での記憶をなくす瞬間が、たまらなく怖くて、悲しすぎて、寒気がしたほどでした。かぐや姫、月に記憶を持ち帰ってほしかったなぁ。たとえ離ればなれになっても、思い出してもらえたなら、それがどれほど救いになることか。おもしろかったけれど、結末が悲しすぎて、しばらくあとを引きました。

 昨日に引き続き、洋楽の話。今日は日記を書くときだけでなく、子どもたちが起きているときにも、少し洋楽をかけてみました。長女は少し、「これはなに?」と気にしていましたが、やはり邦楽ほど気にならないらしく、そのうちかかっていることも忘れてお絵かきをしたりしていました。小さな音でしゃわしゃわ流れる洋楽が、子どもたちの声と自分のあいだに、薄いフィルターをかけてくれて、いつもの大騒ぎも、心なしか普段よりソフトに感じました。
 私がこれまでほとんど邦楽しか聴いてこなかったのは、音楽にメッセージ性や物語性や共感を求めて聴いていたからです。しかし、いまの私が音楽に求めているのは、無音以上の静寂みたいなものなのだと気づきました。日中はとにかく子どもたちのペースで、頭の中がひっちゃかめっちゃかになるので、子どもたちが寝た後に聴く音楽には、強い意味より淡々とした静けさを求めてしまうようです。
 それでいろいろあれこれ聴いてみた結果、私に静けさをくれる音楽は、ピアノでもオルゴールでもクラシックでも小鳥のさえずりや波の音でもなく、あくまでも人の歌声であり、異国の言葉ならば意味に捕らわれることなく聴けるのだということが分かったのでした。日本語の意訳を読んでどういうことを歌っているのかはなんとなく分かりつつ、何を言っているのか細かい単語はぜんぜん聴き取れない、その距離感をとても心地よく感じます。この1年ぐらいずっと、何を聴けば自分の耳と心が喜ぶのか分からない日々が続いていたので、やっと見つけて嬉しくて、喜びのあまりひさびさにCDをレンタルしてみようかなぁと思っているところです。

 
by papiko-gokko | 2015-03-15 01:16 | Diary


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