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日記と短歌


by papiko

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卒業した。


 卒業式だった。袴、苦しかった・・・!着付けをしてもらって、袴姿で歩いていたら、通りすがりのおばあさんが、「あら、卒業式ですか?おめでとうございます。」といってくださって、とても嬉しく、晴れ晴れしい気持ちになった。そっか、卒業って、寂しい悲しいことじゃなく、おめでたいことなんだなぁ。さようならじゃなく、おめでとうと、言ってもらえることだったんだ、そういえば。なんだか、寂しいイメージばかりが先行して、忘れていた。

 式自体は、なんだかよくわからないうちに終わった。高校時代までの厳粛な雰囲気はなく、ただ学科ごとに卒業証書を受け取っただけって感じだった。そんなもんか、大学なんて。式の後は、学部全体で立食パーティーみたいのがあって、少々ビールと食べ物をいただいた。これもまた、よくわからないうちに終わった。最後まで、よくわからない学校だった。
 行事そのものはよくわからなかったけど、いろんな友だちとお話できたのが、楽しかった。みんなそれぞれの袴やドレスで、かわいかったし。式が終わった後には喫茶店でお茶もして、お話しした。最後まで卒業っていう感覚はあまりなくて、いつも一緒にお弁当を食べているのと同じような感覚だった。会えなくなるのかな、会おうと思えば会えるのかな。これからも会いたいな。これからも会いたいな、と思える人に出会えたことが、私にとっての卒業に、意味を与えている気がする。
 帰り道、袴の紐がほどけてしまっていて、通りすがりの人が、直してくださった。優しい人も、いるもんだなぁ。まったく最後の最後まで、あらゆる人に支えられながら、成り立っている私だった。

 あぁ、それにしても、忙しい一週間だったー。明日はやっと、なにもない一日。久しぶりに、ぼんやりできる・・・もう、ぼんやりしないとやばい。頭の中がぐるぐる。明日は思う存分、ぼんやりしようと思う。
by papiko-gokko | 2006-03-25 23:48 | Diary | Comments(6)

引越しと、卒業と


 引越し準備の一日。部屋が随分、がらんとした。普段あるものがなくなるだけで、ぐっと壁が存在感を増す。こんなに白く四角い空間だったのか。棚を動かして埃を掃除機で吸うたび、物たちをダンボールにつめこむたび、自らの手で日常を切断している感じがして、戸惑った。昨日まであたりまえに並んでいた本も、CDボックスも、みんなダンボールのなかに入ってしまって、心もとない。みんな、新しい日常の場所に運ばれるまで、もうちょっと我慢していて、今は窮屈で、暗くて怖いだろうけど、引っ越してしまえば、またそれぞれの場所にきちんとおかれて、あっという間に、それが日常になるはずだから、もうちょっともうちょっと。
 
 引越し準備の合間に、美容院にもいった。卒業式の袴の着付けの打ち合わせ。ただ紙面で軽く打ち合わせるだけかと思いきや、いきなり鏡台の前に座らされて、髪の毛をカールされた。髪の毛は結んだり丸めたりせず垂らして出たいと思っていて、そのことを伝えたら、「じゃあ、そのままの髪じゃ寂しいですからちょっとカールしてみましょう」と、ぐるぐるなにやら巻かれたのだ。一日で取れるというのでほっとしたけど、急展開に驚いた。
 私の髪はもともとちょっとだけ癖毛なのだけど、カールをあてたら、ドラマにでてくるお嬢様みたいになった。ふわふわのドレス着てクマのヌイグルミもって、広々とした螺旋階段を駆け下りてきそうな。常々母に、「あんたは淋しい顔立ちだから、パーマでもあててちょっとは華やかすればいいのに」と言われていたが、なるほど確かに、髪の毛をカールしただけで、ぱっと雰囲気が華やかになった気がする。髪型で、変わるもんなんだなぁ。今度パーマをあてるなら、ストレートパーマより、普通のパーマにしようかなぁ。社会人になることだし、余裕ができたら、あてようかなぁ。
 当日が、楽しみだなぁ。袴なんて着れるの、最初で最後だろうし、存分に楽しもうと思う。脳内でハイカラさんが通るごっこをしようと思う。

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テクテク短歌

離れたらほどけてしまう耳たぶに蝶々結びで繋いだ秘密
by papiko-gokko | 2006-03-19 23:51 | Diary | Comments(2)

落語鑑賞


 うちの学部の落語研究会の寄席に行った。大学四年生の卒業公演があり、そのなかに恋人の友だちがいるということで、私も一緒に聴きに行ったのだ。
 時間が長かったので全員のは聴けなかったけれど、恋人の友だちの落語も、もう一人の四年生の落語も、とっても面白くって、笑わせてもらった。落語って、すごいなぁ。たったひとりの人が、座ったままの状態で、様々な場所・時間・人物を表現するのだから。扇子や手ぬぐいも、落語の中ではあらゆるものに変身するし。聴いているうちにどんどん入り込んでいって、たったひとりの人しかいないはずなのに、何人もの登場人物の顔や衣装が自分のなかに活き活きと浮かび上がり、何もないはずの舞台に架空の舞台装置までできあがっていた。おもしろい落語を聴くたび、魔法みたいな話術と動きに驚く。さすが恋人の友だちって感じだった。話がうまい人、面白い人って、好きだわ・・・素敵だわ・・。
 それにしても、恋人の知り合いがいっぱいいた。サークルに入っていたし文化部連盟の役員とかもしていたので、付き合いが多いのだ。サークル活動をしている人たちには、なんだか独特の空気やテンションがあるので、私はどうしても怖気づいてきょどってしまう。行く前に恋人から、「おどおどしないでね」といわれたけど、やっぱりおどおどしてしまった。恋人は、人付き合い嫌いとか人間嫌いとか言いつつも、きちんと社交性があって好かれているので、社交性がなくて人付き合いの苦手な私としては、なんとも、複雑。自分がサークル活動に参加しなかったから、毎度のことながら、サークルの空気に触れるたび、ちょっと寂しくなってしまうのでありました。自分で選んでしなかったことだから、後悔は、してないんだけど。
by papiko-gokko | 2006-03-11 21:43 | Diary | Comments(2)

 愛したいと、受け入れたいと思いながら、世界を見ている。それゆえに、愛せない、受け入れられないものを、見つけて拒絶してしまう。本当にすべてを愛したいのなら、受け入れたいのなら、なにも見つめなければいいのかもしれない。見つめれば、見つめたぶんだけ醜い部分に気づいてしまって、もしかしたら最終的に、なにひとつとして愛せなくなるかもしれない。目を閉じて、それでもなお愛せずにはいられないものだけを愛すれば、それで十分心は満たされる。世界を狭めて、どこまでも狭めて、君と私と彼らだけの世界。チョコとグラタンとカレーライスと。

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 ちょっとだけバタバタした一日でした。午前中は家のことをして、午後には郵便局にいったり、写真屋さんにいったりしました。それから、引越しの見積もりのことやら、引っ越した後のNTTの工事とのことやら、電話でいろいろ予約しました。明日、引越しの見積もりをしてもらう予定です。
 夜には、ほんの一時間ほどだけど、バイト先のお蕎麦屋さんのお兄さんとお酒を飲みました。昨日がお仕事最後の日だったので。アロエはちみつサワーというのを飲んだら、とってもおいしかったです。かき混ぜるやつがついていて、それをストローかと思って吸ってしまい、ちょっと切なかったけど。短い時間でしたが、お兄さんの大学時代の話とかいろいろきけて、楽しかったです。曰く、私ぐらいの年齢のころが、一番物事を考えることのできる時間。確かに、そうかも。高校時代よりもずっと、いろんなことを考えて悩んで、いろんな方向から傷ついたり、発見したりした気がします。それに、こっちにきてからでできた友だちとは、本当に腹を割って話ができる感じがします。大学の授業自体には、正直そこまで魅力を感じなかったけれど、この4年間で出会って好きになった人たちは、みんなラブ。それが一番、今の私が親に誇れることかもしれないな。いつも私の好きな人たちの話をすると、母は他のどんな出来事の話より嬉しい顔をする。

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 江国香織「神様のボート」を読んだ。おもしろかったー。引越し前に読むのに、ちょうど最適な本だったかも。
 「いついか必ず探し出すから」と言い残してどこかへ消えてしまった愛する「あの人」との約束を信じ、待ち続ける葉子と、男性と葉子との子どもである草子の物語。葉子は、「私はあのひとのいない場所になじむわけにはいかないのだ。そこは私のいる場所ではないから。」という理由で、住む場所を定めず引っ越しを繰り返し、引っ越した先に馴染もうとはせず、馴染みそうになるとまたすぐ引越しをする。それにふりまわされて転校ばかりさせられていた草子は、やがて大人になり、母から離れていき、そのことで、物語は大きく揺らぐ。
 葉子の気持ちも草子の気持ちも、なんだかよくわかった。私も転勤族の子だし、その他のいろんな理由などで、一応島根に実家はあっても、5年以上長く同じ家に住んだことがないから。だから、馴染むのが怖いという葉子の気持ちも分かるし、転校に嫌気がさす草子の気持ちもわかる。ひとつの場所に馴染むのは怖いことだ。馴染んでしまえば、別れられなくなるから、別れることがすごく辛いことになるから。馴染む前に引っ越してしまえば、色を持たない風でいられる。軽くてなんでもない存在でいられる。だけど、それは同時に、とても寂しいことでもあって。忘れられるということで。
 転校のたびにすべてが新しくなることに、草子はだんだんいやけがさしてくる。確かに、転校は疲れる。とにかく疲れる。親の都合でばんばん転校させられたんじゃ、身が持たない。みんなと違うリコーダーの色、みんなと違う体操服、みんなと違う絵の具道具、みんなと違うじゃんけんぽん。私だけが知らないルールや、先生のあだなや、去年の思い出。引越しは好きだけど、いつだって転校は好きじゃなかった。転校するたびに、自分が折れ曲がっていく感じがして。きっと、私が草子でも、葉子のもとを離れただろう。
 草子が離れてからも、葉子は、「あの人」を信じ、待ち続けた。恋は盲目とは、よくいったもので。その恋が予定外であればあるほどに、人はのめりこんでしまうものなのかもしれない。草子にとって葉子の「あの人」に対する思いは狂気にもうつったけど、葉子にとってはそれが、あたりまえのことだった。それが恋というものなのだろう。はたからみれば狂気じみたことを、あたりまえに口走ることができる、行動にうつすことができる。信じようのないことでも、信じてしまう。信じずにはいられない、待たずにはいられない、好きでいずにはいられない。
 うん、おもしろかった。江国香織はいいなー。文章から漂ってくる世界観を、ただ感じればいい。それだけで十分はいりこめる、酔ってしまえる。すごいと思う。
by papiko-gokko | 2006-02-27 01:25 | Diary | Comments(0)

 お蕎麦屋さん、最後のバイトの一日でした。朝のれんをかけようと背伸びをしたとき、2年間のバイトでの出来事が、すぅっとすべて自分の背後にまわったのを感じました。今日が最後だよと。雨だったけれどお客さんはまずまず入ってきて、いつもどおりに、お仕事をしました。だけど、いつもどおりのお仕事のひとつひとつが、春のまぎわのみぞれみたいに、からだ全体にひたりひたり、染み込んできました。
 閉店時間がきて奥さんがのれんを下げると、ぐっと急激に寂しい気持ちが増しました。そば猪口や湯のみを所定の位置に片付けながら、もう最後なんだなぁ・・と、改めて思いました。重たいお盆をなんとかギリギリ持ち上げるのも、私専用の湯のみでそば茶を啜るのも、熱消毒したての食器をヤケドしそうになりながら拭くのも、レジ打つのも。
 閉店後、「今日は最後だし、なんでも、食べたいものを食べてくださいね」と言って下さったので、思い切って、今日の夕食は、カツ丼を頼みました。おいしかった!用意しながら奥さんが、「またいつでも食べにきてください。永久おそば無料券を差し上げますから」って言ってくださって、嬉しすぎて、うわぁんと声上げて泣きそうでした。もう、本当に。奥さんは、いつも優しくて、そして強い人。どんなお客さんに対しても笑顔で、私がどんなへましても、大丈夫と言ってくださって。尊敬していました。心の強さから生まれる優しさって、こういうことなんだと、奥さんと触れ合うたび思いました。
 夕食を食べて、最後のお片づけをして、お店の電気をきって、エプロンをはずしたら、恐くなりました。あたりまえに続いていたことが最後になることは、なんでこんなに、怖くて不安で、寂しいのだろう。帰る準備をしたあと、せめてものお礼にと用意してきていたお菓子とお手紙を手渡して、「本当にありがとうございました」と言って奥さんとお兄さんの顔をみたら、とたんにぐしゃっと本格的に泣きそうになってしまって、もう何もいえなくなってしまって、なんだかあたふた、お店をでてしまいました。もう少しゆっくりして、いろんなこと、お話したかった気がするのだけど、もう、まったく私はさよならの時間が苦手でダメで、困ります。いいかげん、さわやかに手をふれる人になりたいです。
 どうして、誰ともずっと一緒には、いられないのかなぁと、寂しくてどうしようもなくなったけど、でも一度出会ったからには、もう私とお蕎麦屋さんの人々とは知り合いで、いつでも会おうと思えばまた会えて、近い街に住むのだからばったり会うことだっていくらでもあって、だから寂しくないんだと、言い聞かせたら、もう大丈夫になりました。 
 2年間、この日記でも、バイトで楽しかったことやら辛かったことやらや色々なことを書いたけど、本当にいいところで働かせていただいたもんだなぁと思います。いい街の、いいお蕎麦屋さんだったなぁ。常連のお客さんも、素敵だったり面白かったりちょっと不思議だったり、おっかない人もいたり、バライティーにとんでいて、楽しかったです。一期一会。
 帰る間際に、最後のお給料袋と、それから大きな大きなグレープフルーツをいただきました。本当におおきい!メロンぐらい大きい!どうやって食べよう。半分にきって、スプーンですくったら、お腹一杯になりそうな大きさ!楽しみです。
by papiko-gokko | 2006-02-26 00:14 | Diary | Comments(4)

 ちょっと雑だけど、お絵かき。春がつれてきた、あたらしいお友だち。
 Pictureにアップしました。
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 あるイラストサイトさんをみていて、あぁ私もいっぱいお絵かきをしたいと、思いました。ストーリー性のある絵、言葉を添えられるような絵をかけるようになりたいです。がんばる。

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 昨日かいたとおり、パートのおばさんとお食事しました。おばさんの、リアル昼ドラ的身の上話に驚きつつ、生ビール一杯と熱燗を一合いただいたら、ほろほろーっと心地よくなりました。やっぱ日本酒はいいな。少量で、手っ取り早く酔えるもん。
 心地よくなったところで、今度は2時間ほどカラオケをしました。おばさんは演歌を歌うので、私もうるさいロック系を歌うのは気が引けて、中島みゆきやら懐メロやらを歌いました。中島みゆきのほかは、「なごり雪」と、「卒業写真」と、それから南こうせつの「妹」を歌いました。妹は、歌いながら泣きかけました。妹がお嫁にいったらいやー。おばさんの歌う演歌は、長年よりそった夫婦の歌詞が多かったです。演歌の歌詞も、しっとりがっちりしていて、なかなかよいもんだなぁ・・・なんて思いながら聴いていました。きよしのズンドコ節ぐらい覚えていけばよかった。
by papiko-gokko | 2006-02-22 01:42 | Diary | Comments(0)

 バイトの一日でした。昼も夜もそれなりに忙しくて、疲れたなぁー。最後の最後まで私は鈍くさく、お店のみんなは優しく、お客さんたちは十人十色です。来週、最後に大失敗しないように、がんばろう。忙しいとあたふたするばかりで、時には海苔をぶちまけ、時にはおつゆをぶちまけ、またあるときにはおしぼりをぶちまけ、お茶をぶちまけ、まったく、あらゆる物をぶちまけてしまった私です。そしてそんな日には、この日記で、弱音やら泣き言やらぶちまけたものです。あ、あ、2年間のことを思い出すと、胸がいっぱい。学んだこと、感じたこと、出会った人が多すぎて。だから今はもう考えない。

 眠たい。最近布団に入るのが早いです。眠たいのです。春近し。春。もうすぐ春がくるのです。どことなく、春っぽいです。春の訪れは、嬉しくて恐くて不安で楽しみで寂しくて恥ずかしくて、抱えきれない気持ちをくれます。春の時期は苦手だけど、春という季節は大好きです。
by papiko-gokko | 2006-02-19 00:38 | Diary | Comments(0)

 頭や髪の毛をなでられるのが好き。心をぎちぎちにしていた不安や戸惑いが、みんな、なでてくれた手のひらに甘えてひっついて、そのまま溶け落ちていく感じがする。今までの過ちを許してもらえる気がしてくる。これからの日々が大丈夫なような気がしてくる。どうしてだろう。頭は考える場所だから、とか、かなぁ。
 なでられるのが好きだから、なでるのも好き。なでていると、愛しさでいっぱいになって、幸せな気持ちになれる。ただその人が生きているというそのことに、感謝したくなる。上の妹は、髪をなでると、髪の形がくずれると嫌がるけど、下の妹は、自由になでさせてくれるからよい。彼女が生まれた頃からなで続けているので、撫でられなれているのかも。
 はー、なでなでしたいなぁ。誰かなでなでしたいなー。わー私気持ち悪い人だー?そうだよそうだよ、他者の存在に依存しすぎているよ、私の日々は。

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 バイトでした。あと来週で終わりなのかぁ。実感がわきません。今日はなんと、日本酒もらったー!嬉しいです。明日バイトが終わったらさっそく飲む予定です。うはぁ。いつも買ってるやすい日本酒とはわけが違う感じです。楽しみ・・・。熱燗にするのは勿体ないので、まずは冷でいただこうと思います。うはっ。
 帰りに、カリカリ梅を買って帰りました。無性にうめぼしが食べたくなったのです。うめぼしって、なんで時々急に食べたくなるんだろう。家に帰ってカリコリ食べていたら、食べ過ぎたみたいで、やがておなかを壊しました。好きな食べ物を与えられると、満腹になるか飽きるか無くなるかおなかを壊すかするまで黙々と食べ続けてしまう、このどうしようもない癖を直したいです。

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 そういえば木曜日に「白夜行」の感想かきわすれたので、いまさらだけど書かせてください。結局見ました。今回は、渡部篤郎の演技に、泣かされました。彼が亮司(山田孝之)に刺された時の演技が、すごかったんです。いいなぁ。うまい役者のでてるドラマって、安心して入り込めるし、悲しい場面の時には、ちょうちょ結びの紐をすーっとほどかれたように、自然と涙があふれてきます。
 山田孝之も、やっぱりいい役者だなぁと改めて思いました。来週は無精ひげをそってくれるみたいなので嬉しいです。無精ひげは嫌いです。うーんこれからも、いろんな役に挑戦していってほしいです。人殺しの役をここまで悲壮感漂わせてできるんだもん、なんだってできると思う彼は。役者に打ち込みたかったから、結婚もしなかったわけだし、相当の思い入れがあるのでしょう。がんばれー。
by papiko-gokko | 2006-02-18 01:46 | Diary | Comments(3)

もうすぐ春


 昨日は冷たい北風だったのに、今日は春の南風でした。春と冬がダンスしている。

 バイト先のお蕎麦屋さんに新しいパートさんが入られたので、今日はその方に仕事を教えました。私の母より年配ぐらいの人で優しい感じだったので、緊張はせずできましたが、人に物事を教えるって、難しかった・・・そういう面で、教師はすごいなぁと思います。ひとつのことを教えはじめると、あれもこれも教えるべきことが次々浮かんできて、こんなに覚えることたくさんあったっけ・・!と、教えながら驚きました。伝えたいことをうまく伝えられないと、ついこてこての方言が転がり出てしまったり、「えっとー」とか「そのー」とか連発したりして、わかりにくい説明だったと思うのに、パートの方は私の説明をひとつひとつ真剣に聞いて覚えようとしてくださいました。人が誰かから何かを真剣に教わろうとする姿、学ぼうとする姿って、人間らしくて真っ直ぐで、美しいなぁ・・と、感じました。うーん。それにしても難しかった。

 短歌をすごく詠みたいです。だけど、詠みたい気持ちはふくらむばかりなのに、一体なにを詠めばいいのかが、わからなくなっています。私はどんな歌を詠みたいのかな。とにかくなんでも詠んでみるべきなのか、しばらく時間を置いてみるべきなのか。とにかく前向きに、取り組みたいです。自分の歌を探したいです。
by papiko-gokko | 2006-02-13 01:20 | Diary | Comments(0)

 もろもろの用事で池袋へ行き、卒業式で着る着物と袴を借りました。桃色の着物と紺の袴です。嗚呼、憧れの『はいからさんが通る』スタイル・・・。卒業式よりも、大正ロマンごっこをしたいです。ふたつ年上の書生さんに恋をしてしまった嫁入り前のお嬢さん役がいいです。
 予算1万とかいってたけど、全然無理だった・・・袴だけで全て1万以上でした。なるべく安いのを選びましたが、全部あわせて3万になりました。はぁ・・・。ここ数日で、一気に10万ぐらい飛んでった・・・財布の中身も貯金も、貧乏です。でも、仕方ない!必要経費。10円でも、1円でも安いものを買うよう、より一層の節約生活を心がけようと思います。

 計画していたもろもろの事が終わった後は、ロフトにも行きました。どのフロアも、そんなにもか・・・ってぐらいバレンタインムード一色になっていて、多少くらくらしました。ロフトのバレンタインのキャッチコピーは『告白しなかった恋は、どこへいくんだろう』のようで、いたるところにこの言葉の書かれたポスターがありました。うーん、どこへいくんだろう。告げないのなら、どこへもいかず変わらないのかな。告げたら恋は、どこかへいってしまうのかな・・
 ・・とか、キャッチコピーのことをぼーっと考えながら電車に乗ったら、乗り間違えてしまいました。「準急」に乗ったつもりが、「通勤準急」とかいうので、その電車は私の降りるつもりだった駅を余裕ですっ飛ばしてかなり離れたところまで行ってしまったのでした。止まった駅で一目散に降りてきょろきょろしているうちに、まもなく引き返せる電車がきたのですぐ帰れましたが、降りる駅をすっ飛ばされたときは、相当顔が引きつりました。降りるつもりだった駅で降りられないって、小さいころ迷子になったときに味わった感覚に似ています。突き落とされたようにひとりぼっちで、知らない人々の背中が急に肥大して、どんな匂いも音も、よそよそしくて。あぁ、焦った。
 
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短歌を詠む

北風とネオンと行き交う人の群れ核を求めて月を見つめる

言いたくもない一言を言ったあと笑顔の奥で舌をかむ癖

電話してみようかなってつい思うひとりで飲んだ夜のベランダ

真夜中に沸いた決意を蒸すシャワー力いっぱい蛇口をひねる

思い出に恋は溶けない熱しても混ぜても同じ濃度で沈む

マフラーに顔をうずめて笑う君 春風を待つスカートの裾

悪人を悪人と呼ぶ安心感 平穏なんてそんなもんだろ
by papiko-gokko | 2006-02-10 00:19 | Diary | Comments(3)