日記と短歌
by papiko
夜空でも見にいきましょう情報の交換じゃなく会話がしたい
 次女と交わした、今日のベスト質疑応答記録。

次女:(テレビでニュースを見ながら)テレビがなかったらどうなるの?
私:新聞を読んだりしていろいろな出来事を知るかな。
次女:新聞もなかったらどうなるの?
私:人とお話したりして、いろんなこと教えてもらうかな。
次女:じゃあ、テレビも新聞も誰もいなかったらどうなるの?
私:それは、だいぶつらいな・・・困るね
次女:そうしたら、お天気を見たらいいんだよ。

 お天気。思わず感心して「なるほどー!」と言いました。何もかもなくなったとき、最後に人が見るのはは、確かに、お天気なのかもしれない。空を見上げて、空模様から情報を得るのかもしれない。なんだか、まだ記憶に新しい『火の鳥』未来編で地球にただ一人生き残った山之辺とか、鳳凰編で最後に我王が眺めて涙をこぼした日の出の場面を思い出すような返答です。私や次女と、どうなるのどうなるのと問答合戦しているうちに、次女もいろいろ、自分で考えるようになってきたようです。何もないときは、お天気を見たらいいんだよ。うん、なんとなく、いい言葉。

 次女のなにげない言葉が、私をはっと感動させたり、励ましてくれることは、本当に、毎日のようにあります。たとえば先日、長女を時間ギリギリでスイミングに送っていったあと、忘れ物はなかっただろうかとか、あの格好で寒くなかっただろうかとか、ちょっとお腹に何か入れてからいかせたかったとか、あれこれ心配事で頭の中をいっぱいにしながら歩いていたら、そんな私の顔を見上げて次女がにっこりしながら「おねえちゃん、うれしそうだったね」と言い、その一言で、ガチャガチャ暴れていたすべての心配事が、すうっと、消えていきました。私は、忘れ物なく時間に間に合うよう長女を送り届けることだけで精一杯で、長女の表情をよく見る余裕などなかったのだけれど、次女はちゃんと見ていて、それを私に、教えるともなしに教えてくれたのでした。そっか、うれしそうだったのか、ならよかった、きっとなんの憂いもなく、ちゃんと楽しく泳いで帰ってくるねと、みるみる穏やかな気持ちになって、送り届ける前からずっと高鳴っていた鼓動とか、より続けていた眉間の皺が、すーっと静まりました。
 次女の不思議なパワーは、産まれたときから、いや、お腹にいるときから、やっぱりずっとすごいのです。次女本人は、心配性で警戒心が強い子なのに、なぜなのか、そばにいるだけで、「大丈夫」という気持ちにさせてくれる子です。長女出産後、わりとすぐに東日本大震災があって、エア被災なんて言葉までできて、私の頭の中はうまく言葉に出来ない不安と恐怖で埋め尽くされていて、「大丈夫。ぜったい大丈夫」という言葉を、いつもいつも求めていました。そんなお母さんだったから、次女はお腹の中から不思議な大丈夫パワーをたっぷり抱えて産まれてきてくれたのかなあなんて、今日ふと思いました。長女の幼稚園時代も、次女の存在に、どれほど救われたことか。次女が産まれたときからいつもしてくれているように、私も心配性の次女に、ありあまるほどの「大丈夫」をあげたいです。
 そういえば、次女のおかげで、最近はよく月を見ています。今はとても細い月です。月って毎日出ていて、しかも毎日かたちが変わるんだなー、すごいなーと、そんなことに改めて驚きながら眺めています。

# by papiko-gokko | 2017-11-22 22:41 | Diary | Comments(0)
「お母さんお茶がなかったらどうなるの?」お茶を飲むたび聞く3歳児
 この一週間で一気に気温が下がって、こたつを出しました。子どもたちが小さいのでここ数年はこたつを封印していたのですが、今年は私も夫もどうにも我慢できなくなり、そろそろ大丈夫だろうとむりやり考えて、出すことにしました。結果的に、あまり大丈夫ではない感じで、すでにカバーを何度か洗濯したり、ファブリーズをしたりしています。
 しかし、そんなこともうどうでもいいくらい、やっぱりこたつは気持ちいい。もう、一度入ると気持ちよすぎて動けなくなるので、逆にそれが原動力になり、これが終わったらこたつに入れる!と自分に言い聞かせながら、やるべきことを集中して片づけられるようになりました。朝、夫と長女を送り出したあと、洗濯を回して、次女とふたりでこたつにもぐり、Eテレを眺めながらもたもた朝食を食べている時間が大好きです。
 布団も気持ちがいいし、眼鏡を曇らせながら飲むホットココアも最高だし、熱々の鍋やうどんやラーメンも美味しいし、マフラーや手袋もあったかいし、冬は「ああ・・・しあわせ・・・」と思える瞬間が多いところが好きです。あたたかいものに触れるたび生命が喜ぶので、ああ生きてるんだなあ、血がめぐっているのだなあと実感できます。時間がたっぷりあれば、編み物でもしてますます幸せ度数を高めたいのだけれど、なかなか、そんな時間は作れそうもありません。

 最近次女はよく、「○○がなかったらどうなるの?」という質問をしてきます。「おくちがなかったらどうなるの?」「お茶がなかったらどうなるの?」「道がなかったらどうなるの?」「机がなかったらどうなるの?」「布団がなかったらどうなるの?」などなど、毎日いくつもいくつも、なかったらどうなるのか、次女と二人で話し合わねばなりません。何かを見たり使ったりして、ああこれがあってよかったなあと自分が感じるたび、じゃあなかったらどうなるんだろうと、不安になるのでしょうか。ちょっと心配性すぎるなあとも思いますが、そうやって、一つひとつの物事について丁寧に考えるのは、次女のいいところでもあるのかもしれません。
 そんな質問をされるたび、パンがなければお菓子を食べればいいじゃない的なマリー・アントワネット方式の返答をしてみることもあれば、これがあるから助かるよね、ありがたいよねと、その存在のありがたみをしみじみ分かち合ってみることもあります。マリー・アントワネット方式の返答をした場合、「じゃあ、お菓子がなかったらどうするの?」と、どんどん深みにはまっていくので、考えるのが面倒で、最近は、ありがたみを分かち合うほうに逃げてしまっています。
 一方、長女は次女にそういう質問をされるたび、積極的にマリー・アントワネット方式を楽しんで、次女にどんどん新しい発想を返していくので、すごいなーと思いながら聞いています。もしかしたら次女は、なかったらどうしようと不安だから聞くのではなく、長女としているように、言葉遊び感覚で、あれがなかったらこうすればいい、じゃあこれがなかったらどうするの、これがなかったらこうすればいい、という繰り返しの会話を、楽しみたいだけなのかな。じゃあもうそれは、長女に任せよう。

 手塚治虫の『火の鳥』を、1か月以上かかってようやく読み終えました。とんでもないものに手を出してしまったなと思いながら、どの巻も夢中で読みました。夫も一緒に読んで、ずっと二人で盛り上がっていたので、長女と次女も火の鳥を覚えてしまいました。夫にいたっては火の鳥を題材にした4コマ漫画まで描いていて、それが個人的にとても面白かったので、この人と結婚してよかったと思いました。嗚呼、面白かった。またほかの手塚作品を読みたいけれど、ちょっと休もう。


# by papiko-gokko | 2017-11-21 22:46 | Diary | Comments(0)
ある日の姉妹会話。
 お昼に長女と次女がしていた会話が、おもしろかったので、それだけどうしても記録しておきたくて。

次女:お茶がなかったらどうする?
長女:お水を飲む
次女:お水もなかったらどうする?
長女:牛乳を飲む
次女:牛乳も、ジュースもなかったらどうする?
長女:果物をしぼって飲む
次女:果物がなかったらどうする?
長女:空に向かって口をあけて雨粒を飲む
次女:雨が降らなかったらどうする?
長女:お日さまがたくさん照ったら果物がたくさんできる。リンゴとかさ。
次女:でも、リンゴの木に登れなかったらどうする?
長女:晴れたら牛も元気が出て牛乳をいっぱい出すしさ。ジュース屋さんもやる気を出すだろうしさ。
次女:へえー。

 こうして書くと、なんだかマザーグースの詩みたい。心配性の次女とポジティブシンキングな長女の性格がよく表れている会話だなあと思いながら聞いていました。二人の会話はいつも、荒唐無稽なようで理屈が通っていたりして、おかしいです。

# by papiko-gokko | 2017-11-19 01:43 | Diary | Comments(0)


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