日記と短歌
by papiko
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つむじ風くるくる高く舞い上がる違う景色に連れて行ってよ
 昨日あたりから、長女がふいに、大人びたような気がしています。ここ1か月くらいソワソワ楽しみにしていた6歳の誕生日祝いが終わったことで、心が安定したのでしょうか。何がどう変わったのか、うまく説明できないのだけれど、ちょっとしたしぐさや、声のトーンや、言葉のセレクトが、どことなくこれまでと一味違うように感じたのです。
 一番はっとしたのは、幼稚園からの帰り道、次女がいつものように「あしがつかれたあー」とワガママ言ってしゃがみ込んだとき、私が抱っこしようか迷っていたら、「おかあさん、長女がおかあさんの荷物ぜんぶ持ってあげるから、次女ちゃん抱っこしてあげなよ」と、私の荷物を引き受けてくれたことです。いつも夫が私にしてくれるのとそっくり同じ感じで、ぱっと手を伸ばして荷物を持ってくれたので、その頼もしさに感動しました。こんなことは初めてです。その日は傘も持っていたので、長女の優しさが、本当に助かりました。
 子どもの成長は、ハイキングのように、一步一步ゆっくりゆっくり、ゆるやかな坂を登っていくようなものだと感じています。だけど時折、そんな地道な成長の途中で、ふいにつむじ風が発生し、ふわっと体が舞い上がり、くるくる舞ってしばらくの混乱の後、再び地面に着地して気がつくと、これまでとは全く違う景色の、これまでよりもいくぶん高い、新しい丘の上に立っていることがあります。長女や次女のそんな姿を、これまでに何度か見てきました。振り返ってみれば、自分自身にも、そんな混乱のひとときが、何度もあったように思います。
 ここ数週間続いていた長女の落ち着きのなさも、どうやらこの、急成長を呼ぶつむじ風のしわざだったみたいです。ゆるやかな坂の成長は、ある程度さかのぼって振り返って見なければ気づけないけれど、つむじ風で舞い上がったときの成長は、はっとするくらい、目に見えて分かります。その変化は、同じシャンプーで洗っているはずの髪の毛の流れ方にすら出るのです。
 そんなふうにして、また一步、少女に近づいた長女は、だけどお風呂上がりなど、まだまだ赤ちゃんのときの顔をしていて、それが愛しくて、赤ちゃんのときよりも、もっとべたべたしてしまいます。今日も夕食前に片付けができずに叱られてぼたぼた大泣きしていたし、やっぱりまだまだ、小さな女の子です。
 

by papiko-gokko | 2017-01-31 23:25 | Diary
一週間遅れの誕生日パーティー
 今日は先週から延期になっていた長女の誕生祝いの一日でした。長女の願いをできる限り叶えるための一日です。
 まず午前中は、1時間半ほどカラオケをしました。私は昨日から喉の調子が悪くて、普通ならカラオケができるコンディションではなかったのですが、私のせいで長女の願いのひとつを潰すわけにもいかないので、レコーディング日にジョンレノンが風邪をひいていてギリギリの状態で歌った『Twist and Shout』のかすれ声が最高にかっこいいという有名なエピソードを思い出しながらビートルズを歌いました。でも当然、私はジョンみたいにかっこいいかすれ声にはならなくて、ただただ情けない声しか出ませんでした。長女はアナ雪とアンパンマンを熱唱し、次女はそのそばで舞い踊り、夫は独特のセレクトで多種多様なジャンルの曲を歌っていました。
 カラオケのあとは、回転寿司へ行きました。これも長女のリクエストです。長女も次女も、食べられるお寿司の種類が増えてきて、みんなでお腹いっぱい食べました。最近の回転寿司はいろいろと子どもが楽しめるシステムにしてあるので、子どもたちは回転寿司へ連れて行くと毎回目をキラキラさせて喜びます。親としても、回転寿司なら食べられるだけ食べることができるので、頼んだのにどっさり残ってしまったということがなくて気が楽です。

 家に帰って一息ついてからは、夜のパーティー準備です。夕食は長女のリクエストでたこ焼きパーティーと決まっていたので、その準備はすべて夫に任せて、私はケーキに取りかかりました。午前中のカラオケでわりとぐったりきていて、なかなかやる気がでなかったのですが、長女のためにがんばりました。ケーキについても長女からかなり具体的なリクエストがあり、完成図の絵まで渡されていたので、工程が多くて面倒でした。今年も去年に引き続き、ドーム型のヒット君ケーキ、今年はチョコクリームバージョンです。
 そうこうしているうちにもう時間は7時近くになっていて、慌てて部屋を長女のリクエストに添えるように飾り、たこ焼きパーティーを始めました。タコだけでなく、ウインナーと、ウズラのタマゴと、チーズちくわと、お餅も入っていて、どれが当たるかは食べてみてからのお楽しみです。具もすべて、長女からのリクエストがあってそろえました。まったく長女は、自分が祝ってもらう側だというのに、自分の誕生日を自分でプロデュースするかのようにあれこれ口を出してくるので、やりにくいったらありません。何をやっていても前のめりで首を突っ込んできて、サプライズどころではありません。嬉しさの表れなのだろうけれど、祝われる側の人間としての自覚をもって、もう少し受け身の姿勢でいてほしいものです。

 長女の望み通りのたこ焼きパーティーが無事終わったあとは、長女の絵の通りに作ったケーキタイムです。ロウソクに火をともして、みんなで誕生日の歌をうたって、長女にひとりで吹き消してもらいました。次女も一緒にやりたがったけれど、今日はお姉ちゃんの誕生日だから我慢だよと説明したら、ちょっと不服そうではありましたが、ちゃんと我慢できました。6本を消すのはわりと肺活量がいるのか、それともただ単に長女が臆病なのか、長女はおそるおそる一本ずつ消していくので、結構時間がかかり、思わず次女も遠くから、ぶうぶう吹いていました。ロウソクの火が全部消えたら、クラッカーをパンパン鳴らして、明かりをつけて、長女が絶対やりたいと楽しみにして自分で選んだくす玉を割りました。中からは、おめでとうの文字とキラキラのテープが出てきて、大満足の表情でした。
 最後はケーキを食べながら、お誕生日プレゼントの贈呈です。まず最初に、夫が作った、長女とヒットくんが主人公の本を渡しました。これまでは絵本でしたが、今回の本は原稿用紙35枚くらいの長さがある童話です。私は長いストーリーを書けないので、今年の本は夫に任せたら、とても面白い物語を書き上げてくれました。その代わり、私はおまけとして、ヒットくんと長女の思い出アルバムを作って渡しました。小さなアルバムに、赤ちゃんのころから今までに撮った、ヒットくん人形と長女が遊んでいる写真をセレクトしてアルバムにまとめ、1枚1枚にちょっとしたコメントを添えたものです。長女はどちらのプレゼントも、この瞬間を待っていたのよと言わんばかりの満面の笑みで受け取ってくれました。あれこれ口を出してきていた長女も、さすがに私と夫が夜にこっそり作っていた手作りプレゼントについては口の出しようがなく、そわそわしていたようです。

 手作りプレゼント贈呈のあとは、商品のプレゼント。今年は長女のリクエストで、地球儀とお財布になりました。長女は出してすぐ、日本はどこにあるのかなと、一生懸命に探していました。家に地球儀があるってなんだか愉快です。長く使ってくれますように。お財布のほうは、この機会に、来月からお小遣い制度を始めようかと思っています。まずは月200円くらいからかな。果たして長女は、どんな使い方をするのだろうか。最後に次女からも、私と一緒に作った誕生日カードを渡しました。ピンクの画用紙に、次女が描いた長女の似顔絵と、ちぎった色とりどりの折り紙を貼ったものです。次女にはまだ、いまいちプレゼントという概念がよく分かっていないようでしたが、ほいと渡して、姉妹でふふんと笑い合っていました。
 長女の願いをすべて叶えたら、いつもより寝かすのが30分遅くなってしまいました。満足してもらえたかな。寝る前の絵本のとき、いつもは膝に次女が座るのですが、「今日はお誕生日パーティーの日なんだから長女がお膝でもいいでしょ!」と、今日は長女が座って、次女が泣いてもどきませんでした。次女は最初怒っていたけれど、途中で諦めて横に座っていました。いつも、長女は何も言わずに私の横に座って聞いていたので、実は次女と同じように膝の上に座って聞きたかったなんて、気づきませんでした。それならば明日からは、読む冊数をなるべく偶数にして、一冊読むごとに膝の上に座る人を交代するようにしよう。親の膝の上を取り合ってくれるのなんて、本当にもうあとわずかな時間なのだろうから、2人ともたくさんたくさん乗せてやりたいです。


by papiko-gokko | 2017-01-29 00:21
伸びをする何処へ向かって走っても君とばったり会えそうな朝
 長女が完全復活して幼稚園へ通い始め、生活が通常運転に戻りました。夫は少し風邪気味で、私は口内炎ができているけれど、どうやらインフルエンザはわが家から追い出すことに成功したようです。今のところ、次女がいちばん元気です。
 幼稚園全体で風邪が流行っているので、園児全員マスクをして登園するように言われていて、長女も毎日つけていっています。これまで子供用サージカルマスクをつけていっていましたが、インフルエンザのときにアンパンマンのマスクを欲しがって買ってやったので、今日はそれをつけていきました。
 朝、つけていくアンパンマンマスクに名前を書きながら「アンパンマンマスクしてる子、たくさんいるん?」となにげなく聞いたら、長女は「アンパンマンは、年中さんのほうが多いから・・・」と、ちょっと恥ずかしそうに答えました。長女は、バイキンマンが怖くてずっとアンパンマンを敬遠し、5歳になってからようやく次女と一緒にハマった、遅咲きのファンです。だけど、あるとき幼稚園でアンパンマンの歌を口ずさんだら「もっと大人っぽい歌がいい、プリキュアとか」とお友だちに言われ、それ以来ちょっとだけ気にしているようなのです。せっかく好きなものが増えたのに、そんなことを気にするのはとてももったいないことだと思うので、何かを好きになるのに時期も年齢も周りの意見も関係ないのだということを熱弁したら、「ふうーん」と、伝わったんだか伝わっていないんだかよく分からない返事をしました。どうかこれからも、好きなものを好きなときにのびのびと好きになってほしいです。

 長女がインフルエンザだった影響で、今週は家でDVDを観る時間が長くあり、この機会に私も映画を観ました。
 まずはずっと観たいと思っていた『I am Sam』。子どもたちが子ども向けのDVDを観ているとき、こっそりパソコンでヘッドフォンをつけて観ました。これはビートルズの曲がたくさん使われていると知って興味をもったのですが、そのことを抜きにしても、今の自分にドンピシャの、すばらしい映画でした。身につまされる台詞がたくさんあって、何度も涙が出ました。子育ての悩みや不安、そしてわが子の愛しさは、立場も環境も関係なく、万国共通なのだなあと、異国の言葉で語られる親子の話に耳を傾けながら思いました。数年前の私が観ても、たぶんここまで泣けなかったと思います。長女の年齢がちょうどルーシーと同じくらいになっている今だからこそ、あらゆるシーンで泣けて泣けて仕方ありませんでした。
 物語中に何度も、絶妙のタイミングで絶妙のビートルズ楽曲がかかり、ビートルズのエピソードもたくさん語られて、そのエピソードがちゃんと物語と絡んでくるのが、最高にすてきでした。これまでそこまででもなかった『Lucy in the Sky with Diamonds』が、この映画を観た今では、大好きな曲になっています。Samと同じように、ビートルズの楽曲やエピソードと、自分の人生を関連づけながら生きている人は、実際たくさんいるに違いありません。まだファン歴の浅い私も、こんなに好きになった以上、これからの先の人生は、ビートルズと自分の日々を関連づけて生きていかずにはいられない気がします。

 それからもう1本は『ピーターパン2』。これは子どもたちと一緒に観ました。ディズニーの『ピーターパン』は、私が人生で最初に夢中になった夢物語であり、ピーターパンは初恋の人なので、それゆえに、続編を観てがっかりするのが怖くて、『ピーターパン2』はこれまでずっと観ずにいました。今回観ることになったのは、少し前に長女が『ピーターパン』を初めて最後まで観て(これまではフック船長が登場した時点で怖がって無理だった)好きになり、レンタルショップで『ピーターパン2』を見つけて、借りたがったからです。
 子どもたちが見始めてからも、私は観ないつもりでいたのですが、始まったらもう、あっという間に引き込まれてしまいました。そして、場面ごとにやたらと涙が出て困りました。少女だったあのウェンディが大人になって子どもをふたり産んでいるという、それだけでもう、泣けてしまいます。ウェンディの娘ジェーンが連れて行かれたネバーランドが、ウェンディたちが行ったときと何も変わっていないことも、嬉しくて切なくて、そして少し怖くて、ネバーランドはあのころと変わらないのに、私はこんなに大きくなってしまったよピーターパン・・・と、勝手に心の中でピーターパンに話しかけていました。
 だから最後、ピーターパンがウェンディーと再会し、大人になったウェンディを子ども特有のぶしつけな眼差しでまじまじと眺め「変わったね」と言うシーンでは、大人になった今の自分を、ピーターパンと、それからピーターパンに恋していた5歳ごろの私自身にのぞき込まれたような気持ちになりました。そのあと、ティンカーベルの粉で再びウェンディがふわっと浮いたときには、自分がもう一度、子どもの頃のように夢を信じられたみたいな気がして、またそこでも胸がいっぱいになり、涙が出ました。大好きすぎて今まで観なかったけれど、大好きだからこそこんなに感動できたのだと思います。初恋の人と、それから幼少時代の自分自身との再会をさせてくれた映画でした。長女が借りてくれてよかった!

 これらのほかにも『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『愛しのフリーダ』など観て、映画鑑賞の楽しさに目覚めました。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、興味深い設定で面白かったのだけれど、3時間近くあったため一気に観ることができず、何度も区切って少しずつ観たせいで、感動が若干薄れてしまって、やはり映画は一気に観ないともったいないなあと、残念に思いました。ブラッド・ピット、かっこよかった!
 『愛しのフリーダ』は、ビートルズ愛がますます深まる、とても温かなドキュメンタリー映画でした。ビートルズ関連のドキュメンタリーはいくつか観たけれど、この『愛しのフリーダ』は今まで観た中で、いちばん幸せな気持ちで、最初から最後までほのぼのと観賞できました。
 大抵の映画は2時間くらいあるから、今の生活の中で2時間というまとまった時間を確保するのはなかなか難しいけれど、今年は日々のところどころで、映画観賞を楽しむ余裕が持てたらいいなと思います。今日は半分だけ、子どもたちと一緒に実写版の『シンデレラ』を観ました。これもなかなかおもしろいです。次女は途中で飽きて寝てしまったけれど、長女はずっと集中して観ていました。まずは子どもと一緒に楽しめるような映画からでもいいから、いろいろ観てみたいです。自分の実生活とまったく違う世界の、できれば異国のお話で、それでいて今の自分の心に寄り添ってくれるような作品が観たいです。


by papiko-gokko | 2017-01-28 00:03 | Diary
長女6歳
 長女のインフルエンザは、幸い重症化することもなく、昨日と今日でほぼ完治しました。明日病院へ行って、登園許可をもらえれば、明後日からは幼稚園へ登園することができます。症状の一番重たかった3日間、長女が子ども部屋で過ごし夜もひとりで寝てくれたことと、マスクと除菌を徹底したのがよかったのか、今のところ、家族のだれにも感染しておらず、このまま収束することを祈るばかりです。私は看病のたび手にアルコール消毒をしていたので、手が荒れてしまいました。ウイルスをやっつけるということは、やはり皮膚にもそれなりのダメージがあるということなのか。
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 そんなわけで、誕生日パーティーは今週の土曜まで延期になりましたが、1月22日で、長女が6歳になりました。長女を産んだ日のことは、もう遠い遠い昔のことのようで、あの日からまだ、たった6年しか経っていないのが不思議です。それでいて、あの小さかった長女がもう6歳になったのだなぁ、あっという間だったなぁという気持ちもあって、毎年のことながら、わが子の誕生日は、心がふわふわします。母親としての自分自身の日々を考えると、ここまでとても長い道のりだったように感じるけれど、子どもの成長だけに焦点を絞って振り返ると、一瞬の出来事だったように思えるのです。長女が生まれてからの6年間は、東京、島根、岡山と、生きる場所を大きく移動したので、それぞれの場所での記憶がめまぐるしい三重奏で押し寄せてきて、それで余計に、ふわふわくらくらするのかもしれません。

 5歳の長女との日々は、幼稚園生活を軸に成長を見てきた1年だったように思います。5歳になってからの長女は、4歳時代とは比べものにならないくらい、自分の生活している世界のしくみや、その場所における自分の立場を理解して動けるようになりました。春のころはクラス替えで心配していた友だち関係も、うまく築けているようです。折り紙や簡単な工作など、いろいろなものを私の手伝いなしで作れるようになったし、さまざまなことを背伸びして知ろうとする意欲が強まって、この1年で、ずいぶん物知りになりました。早く小学生になりたくて、漢字や算数や英語にも興味津々です。児童書や子ども向けの図鑑を自力でガンガン読めるようになったのも、この1年での大きな成長でした。私よりも長女のほうが詳しいようなことも、だんだんと増えてきました。
 5歳になってからは、できる会話の幅もぐんと広がって、小さい子と話しているというよりも、気の合う友人と話しているような気持ちで会話できることが増えました。次女がへんてこなことをしたり言ったりしたとき、二人で顔を見合わせて笑うひとときなど、穏やかな幸せを感じます。4歳時代はしょっちゅう、どうしても我を通したいことがあると癇癪を起こして大泣きし、こちらが何を言ってもまるで聞かない状態になって大変だったものですが、5歳になってからは、それもかなり減り、4歳のころにくらべれば、話せば分かる人になりました。
 とはいえ、まだまだ、幼い部分も多くて、日々あれこれ叱られることは山ほどあります。片付けができなかったり、食べ方のマナーが悪かったり、挨拶ができなかったり、こうして書いてみると、子どもはそういうことでいちいち叱られなくてはならなくて、大変だなぁと思いますが、親としては、やはり教えなければならないので、うんざりするほど毎日、同じようなことを注意しています。それでもなかなか簡単には身につきません。長女のおかげで、親が見本を示さなければという思いから、子どもの頃からずっとだらしなかった私のほうが片付けをできるようになってきました。ということは、長女も子どもが生まれるまで、だらしないのかもしれません。
 6年間この手で育ててきた長女が、一体どういう女の子なのか、親でありながら分からないくらい、長女は不可解な女の子です。なんでも理屈で捉えているようなところもあるし、びっくりするくらい夢見がちなところもあります。あまり人見知りしない子だなあと思っていたけれど、興味の無い相手に対してはとことん無関心だったりもします。幼稚園など人前では私に決して甘えないので自立心が強い子なのかなと感じることもあれば、家では相変わらず見て見て攻撃や抱っこコールをしきりにしてくる甘えん坊なところもあります。つまり、二面性のある子なのでしょうか。そのどちらの面も嘘ではなく、どちらも同じくらいに真っ直ぐで衒いのない長女の姿であることは確かです。そんな長女と、自分はこれからどう向き合っていけばいいのか、どんなふうに話を聞いてやればいいのか、叱り方は、今のままでいいのか、その答えは毎日変わって、叱るたび、抱きしめるたび、このままでいいようなこのままではいけないような、泣きたい気持ちになるのです。
 6年間、あれこれ迷いっぱなしの私に育てられてきた長女は、6年間、ずっとずっと可愛いです。土曜日には、延期になったぶん、思い切り華やかに賑やかに、長女の6歳をお祝いをしよう。


by papiko-gokko | 2017-01-23 00:05 | 月齢ごとの成長記録(長女)
健康に悪いと誰かが唱えてたものをせっせと摂取し生きる
 明日は待ちに待った長女の誕生日。それなのに、なんとこのタイミングで、長女が人生初のインフルエンザを発症してしまいました。一昨日まではピンピンしていたのですが、昨日の朝、いつもの時間に起こしたらなんだかぐったりしていて、朝食を出しても「喉が痛い」とうずくまっていて食べようとせず、どうもおかしいと熱を測ってみたら、その時点では37.8分の熱がありました。すぐ幼稚園に欠席の連絡を入れたところ、「インフルエンザが流行っているので、熱が上がるようなら小児科を受診して、インフルエンザの場合は幼稚園に知らせてください」と言われ、もうすぐ誕生日なのにまさかそんな・・・どうか違いますように・・・と願いつつ、お昼前に改めておでこを触ったら、朝よりも明らかに熱くて、再び熱を測ったところ39度もあり、これはもうどうやらやばいと、慌てて小児科に駆け込みました。
 幸いちょうど小児科は空いている時間帯で、すぐに検査してもらい、インフルエンザA型と診断され、診断されてしまうともう、力なく笑うしかなく、なんてこったと思いながら、薬局で薬の説明を受けました。長女が処方されたのは、頓服と風邪薬と、それからリレンザです。吸引する薬を見たのは、長女はもちろんのこと私も初めてで、説明を聞きながら不安になりましたが、練習用の笛で吸い込む練習をしてから、その場で実際に一度やってみて、なんとか吸うことができました。ハイテクな仕組みの薬でびっくりしました。
 家に帰ってからも、昨日の長女はかなり辛そうでした。頭や関節を痛がり、頓服を飲ませようとしたのですが、吐き気があって薬も飲みたがらず、ただ喉だけは渇くらしく、水をたくさん飲んでいたら、しばらくしてそれも全部吐き、夜の風邪薬も、がんばって飲んだのに吐いてしまうほどでした。やはり、ふだんの風邪とはレベルが違います。
 インフルエンザと判明したからには次女との接触をなるべく避けねばならず、どうしたらいいのだろうと考えていたら、長女自ら「子ども部屋で寝たい」と言いだし、子ども部屋に布団を敷いてやったところ、それからずっと子ども部屋に1人で寝ていてくれて、なんと夜も、初めて子ども部屋で一晩過ごすことができて、これには驚きました。今、わが家では家族全員がベッド部屋で寝ているので、長女が自ら子ども部屋に閉じこもってくれたことは、家族全員にとって、たいへんありがたいことでした。さすがに夜は怖くなって途中でベッド部屋に来るかなと思っていたのに、まったくその気配もなく、あまりに静かに寝ているので不安になって、夜中にそっと見にいってみたら、ぱちっと目をあけて「どうしたの?もう朝なの?」と、平気な顔で聞いてきました。きっと、日中もずっと寝ていたので夜の眠りが浅くて、寝たり起きたりを繰り返していたのでしょう。にも関わらず、一度も寝室に入ってきて親を煩わすことなく、水分補給をしたりウィダーインゼリーを飲んだりしながら、じっと一人で長い夜を乗り越えたなんて、その様子を想像すると、ちょっと泣きそうになります。
 どういうわけなのか、長女は風邪で熱を出すと、ふだんより理知的になって言動が大人びるのです。おそらくこれは、発熱という非常事態に必死で平静を保とうとするあまり、発言がやけに分析的で理屈っぽくなり、行動が慎重に神経質になるために、その結果、熱が出ると平熱のときよりもむしろ頭がよく働いている人になるのだと思います。しゃべり方も変わって、熱が出ると、ふだんより早口でハキハキしゃべるようになります。だから、熱がでて辛くてぐずるということは、長女にはないのです。ここで心まで弱ってぐずってしまったらいよいよ自分は立ち直れなくなると考えて、気を張っているのでしょう。
 そんな長女を看病するときにいちばん大変なのは、次女の存在です。必死で姉妹の接触を避けるようにしているのに、私が長女のところへお世話をしに行くたび、自分も一緒に行きたいと部屋に入ってきてしまい、本当に困りました。夫が帰ってきてからは、夫に泣き叫ぶ次女を抑えつけてもらいながらの看病でした。次女からしてみれば、いつもよりお母さんが自分に構ってくれずお姉ちゃんのほうにばかり気を取られていることに対する苛立ちと、お姉ちゃんと遊びたいのに遊べない、そばに行くことすら許してもらえないことに対する不満で、泣き叫ばずにはいられなかったのだろうけれど、3歳になりたての次女にはまだ、そのあたりの事情を理解するのは難しいのだろうか。
 
 昨日の長女は朝から晩まで結局ろくに食べず、薬も吐いて吸引式のリレンザしか服用できずに寝たので、どうなることかと思いましたが、リレンザが効いたのか、予防接種の効果なのか、今日は朝からずっと微熱程度で、たった1日でかなり良くなりました。喉が痛かったり、熱がたまに上がってしんどそうな顔になったりもしていたけれど、食欲もだいぶ戻って、ウィダーインゼリーとうどんを食べることができ、飲み薬もちゃんと服用できました。リレンザの吸い方も、昨日よりずっと上手になりました。私も長女と同じ小学校入学前の春先にインフルエンザに罹り、そのときは何日も熱が下がらなくて相当しんどかった記憶があるのですが、今は予防接種や特効薬が充実して、いい時代になったなあと思います。
 ただ、元気になりすぎるというのもそれはそれで大変で、もう遊びたくてしかたないので、昨日のようには子ども部屋に閉じこもっていてくれず、仕方なく、日中は夫と次女だけおでかけしてもらったりして、なんとか接触を減らしながら1日を過ごしました。元気になったぶんだけ、昨日の理知的な長女ではなくなり、子どもらしくぐずぐず言うようにもなりました。動くとやはり熱が上がるので、なるべくバタバタ動かずに布団の中で過ごさせるために、現役引退して子供用になっているノートパソコンを枕元におき、DVDを流したり、子ども向けのタイピングゲームなどをやったり、目が疲れたら、昔話の音声を配信しているホームページで、聞きたい昔話を流して目を閉じながら聞いたり、しんどくても読めそうな本を読んだりして、なんとかかんとか、子ども部屋の布団の中で過ごさせました。夕方に少し寝てしまったため、なかなか寝付けないらしく、夜11時になろうとしている今現在も、長女はまだ子ども部屋で起きています。

 1日でかなり回復したとはいえ、明日誕生日パーティーをするのはやはり無理そうなので、来週の土曜に先延ばしすることになりました。カレンダーに自分で誕生日のシールを貼って文字も書き込み、この日を指折り数えていた長女のことを思うと、つくづく不憫になりますが、楽しみが一週間のびただけのことだし、明日よりももっとパーティーの準備が念入りにできると考えて、前向きに過ごしてほしいです。
by papiko-gokko | 2017-01-21 15:47 | Diary
ありったけ愛をあなたに注いだら愛はそのままあなたの形
 ずっと気になっていたシンク下の戸棚を、大々的に整理しました。引っ越してからもうじき3年になり、そろそろあちこちの収納が、ごっちゃりしてきたのです。押し入れなどは数ヶ月おきに一応整理していたのですが、シンク下の戸棚は1年くらい手つかずで、最近いよいよ使いたいものがすぐ見つからなくて困るような事態になったので、重い腰を上げてがんばりました。中のものを一度全部だして、いるものといらないものを仕分けしているのを、次女は興味津々のまなざしで眺め、あれこれいじって遊んでいました。ふだん見かけない珍しい器具が出てくるので、面白かったようです。
 奥の方から、子どもたちの離乳食時代に使っていた、プラスチック製の調理具や食器類がいくつか出てきて、「これもう使わないから、おままごとにしていいよ」と渡したら、大喜びでおままごとを始めました。離乳食の期間なんて、過ぎてしまえば本当にあっという間だなあ。すり潰し用のお椀とか、おかゆを濾す専用の網など、つい手にとってしみじみと眺めてしまいました。離乳食用の柄の長いスプーンも出てきて、赤ちゃん時代の長女や次女の、小さくすぼめた口を思い出しました。下唇に、ちょんちょんとスプーンの先をあてて、とろとろのおかゆをそろりそろりとお口に運んでいた時代、懐かしいです。長女も次女もたった数年前のことなのに、もうとても遠くて、記憶が光に包まれています。
 次女がおままごとをとても楽しんでいたので、ラーメン色の毛糸と、折り紙を出してやったら、ますますノリノリで遊び始めました。ノリノリの様子を見ると私もつられてノリノリになってきて、ひさしぶりに創作意欲が湧き、ついつい整理を中断し、段ボールと籠と棒とスズランテープで、次女専用シンクを作りました。水道の水として棒から垂らした青いスズランテープを、次女はとくに気に入ってくれたようです。本物のスポンジを渡してやると、段ボールシンクでごしごし洗い物をはじめました。子どもが夢中で遊んでいるのを見ていると、こちらもわくわくしてきて、ああこの子の世界をもっともっと面白くしたい!と、いても立ってもいられなくなります。次女がぴかぴかにしたおままごとのお椀で、毛糸の焼きそばを何杯も食べながら、楽しく戸棚の整理をすることができました。ああ、やっぱり、次女がそばにいるといいな。どんなことも、よくなる気がする。

 午後、長女が帰ってきてからは、長女もそのシンクで遊んでいましたが、次女が、新しく仲間入りしたおままごとたちとシンクを自慢げに紹介したので、ちょっとムッとしていたようでした。長女はいつも帰ってくると、私と次女がどんな遊びをして過ごしたのかを気にします。そして、同じ事を自分もしたいと言ったりします。ときには、積み木でつくったおうちを、わざと「じゃまだよう!」と言ったりします。ヤキモチのようなものなのかな。もうすぐ6歳、もうすぐ小学1年生だけれど、甘えんぼで、まだまだ幼い部分が目立ちます。今日の寝る前には、うとうとしながら「小学校で、給食には、パンも出るでしょ。フランスパンが出たら、前歯がなくて、かたいパンは噛めないから、困っちゃうよ・・・」と言っていました。そんなことまで気になるなんて、毎日いったい、どのくらい小学1年生の自分に思いを馳せながら過ごしているのだろう。
 6歳の誕生日が日に日に近づいてきて、長女のわくわくも日増しに盛り上がっているようです。先日は、幼稚園でお誕生日会をしてもらって、幼稚園のことを話しているときの表情ランキング歴代1位と言っていいくらい嬉しそうな顔で、誕生会のことをあれこれ話してくれました。幼稚園の誕生会では毎月、ひとりひとりをとてもすてきに丁寧にお祝いしてくれるようで、それだけでも、この幼稚園に入ってよかったなあと心から思います。お友だちも増えて、クラスにも馴染んで一学期のころよりも、最近の長女はずっとずっと楽しそうです。
 誕生日当日は、お昼が回転寿司、夜が家でたこ焼き、ケーキはヒットくんのチョコケーキと、長女がすでに決めています。かなり期待がかかっているので、楽しい誕生日にしなくてはと、こちらも気合いが入ります。
 
by papiko-gokko | 2017-01-17 23:09 | Diary
玉ねぎを剥き始めてはみたものの今夜の献立まだ決まらない
 長女の幼稚園、3学期が始まりました。ついに最後の3か月です。小学校からは毎日徒歩通学になるので、最近はその練習をかねて、お迎えのときだけ歩いて帰るようになりました。本当は朝も歩けばいいと思うのですが、次女も一緒にとなるとかなり時間がかかるので、朝は自転車でばーっと送っています。
 昨日、長女が幼稚園へ行っているあいだに、私の歯医者があり、次女とふたりで行きました。前々回のように、次女がひとりで遊んでいてくれるかなと思ったのですが、今回は私から離れずに、待合室でおもちゃをたくさん出してもらったにもかかわらず、私が診察室に入ったとたんに大泣きして私のところに連れてこられ、結局、治療中ずっと私の座った治療椅子のすぐ横に立っていました。歯科衛生士さんが「お椅子に座る?」と聞いても「おもちゃここに持ってこようか?」と聞いても、目に涙をいっぱい溜めて首を振って拒否するばかりで、治療ひたすら私の横顔を見つめ続けていました。結構つらい治療でしたが、30㎝くらいの至近距離で次女が見ているのだと思うと、顔をしかめるわけにもいかず、眉間に皺を寄せないよう必死で眉を上げながら、こんなのまったくわけないぜという表情を作っていました。治療が終わって治療椅子が起こされ、うがいをしてから次女のほうを見ると、次女は両手をきつく握りしめて、来たときとまったく同じ姿勢と表情で立っていました。次女の人見知りは、どうやら筋金入りのようです。一体どうしてこんなことになったのか。次女がこんな調子なので、今回で治療が終わって、ほっとしています。

 幼稚園がはじまったら落ち着くかなと思っていた長女の落ち着きのなさと反抗的な態度は、相変わらずです。反抗的でありながら、ものすごく甘えんぼにもなっていて、一日に何度も赤ちゃんみたいに抱っこしてくれと言います。大人のように口答えしたり、赤ちゃんのように甘えたり、ぼんやりしたり、せかせかしたり、ここのところの長女は、なんだかちぐはぐなのです。もうすぐ6歳になるのをものすごく楽しみにしているから、その楽しみすぎる気持ちが、長女をソワソワイライラさせているのかもしれません。
 誕生日以上に、小学校になるのも楽しみにしているので、楽しみな反面、不安も大きくて、少し情緒不安定になっているのでしょうか。今日、寝る前に「小学生になったら、宿題がでるから、暇がなくなる?どのくらいでる?5枚くらい?」と聞いてきました。そんなには出ないから大丈夫だよと答えると、「そうだよねえ」と照れたように笑っていました。新しい世界への期待と不安でパンパンになっている心に、あまりプレッシャーを与えないようにしなければと思います。
 幼稚園はとても楽しいみたいで、生活発表会に向けての練習もはじまったらしく、毎日、いろいろと報告してくれます。泣いても笑っても最後の3か月、思い切り楽しんでほしいです。
by papiko-gokko | 2017-01-13 23:59 | Diary
もうすぐであなたに潜り込めそうで席を立てない言葉が出ない
 明日からいよいよ新学期。長い休みで身も心もだらけきっていましたが、長女と一緒に準備をするうちに、ちょっとずつ、気持ちがシャキッとしてきました。約2週間乗っていない自転車、うまく漕げるだろうか。ちょうど明日から、私も仕事始めになりそうで、一気にまた、それなりに忙しい日常が始まります。
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 昨日は車で行ける距離にある科学館へ行き、長女も次女も、私と夫も、科学の不思議をそれぞれに楽しみました。長女は体験できるものすべて体験したくて、せかせかと動き回り、一度迷子になりかけました。好奇心の赴くままに動くので、最近よく迷子になりかけ、ひやひやします。一方、次女は私にべったりくっついて離れませんでした。そんな次女の様子を見て、まったく困った子だなあと口では言いながらも、次女がまだそんなふうにべったりくっついていてくれることに、こっそり安心してしまっている自分がいます。
 今日は一日、家でのんびりと過ごしました。のんびりといっても、子どもたちはどうしたってやかましく家をあちこち移動して遊ぶので、子どもの騒ぎ声が苦手な夫は疲れ果てていました。今日の長女はなんだかいつも以上に落ち着きがなくて、つねに飛び跳ねているような様子で、夫にたくさん叱られていました。長女の不思議なところは、何度も同じことを注意されてかなり厳しく叱られても、けろっとしているところです。けろっとしながら反駁な態度をとるので、こちらは馬鹿にされたような気分で、どんどんストレスが溜まるのです。きっと彼女も、幼稚園がなくて、ストレスが溜まってきているのでしょう。それが落ち着きのなさや、親に対する反駁な態度になって現れているのだと思います。ここ数日は家で過ごしがちで、あまり体を動かせるところへ連れて行けてなかったし。明日からまた幼稚園で、思い切りお友だちと遊んで、たくさん楽しんで刺激を受けて帰ってきてくれることを願います。次女と遊んでばかりいたせいか、なんでも次女と一緒にしてほしがって、ちょっとまた行動が幼稚になっている気もするので、同い年の子たちと触れ合って、もうすぐ小学生なんだ、お姉さんになるんだという気持ちを、取り戻してほしいです。
 冬休み中、たくさん長女と遊んで楽しかった次女も、明日からは、私との時間が長くなります。最近、次女には見えないお友だちがいて、その見えないお友だちは、長女にも若干見えるらしく、ふたりで名前を呼んで遊んだりしています。ふりるん、ありろん、きらりん、などの不思議な名前のお友だちに混じって、ひとり、「やまのひと」という、妙に具体的でしぶい呼び名のお友だちもいます。昨日はふたりで、やまのひとに会いに行ってくると言って探険ごっこのときいつも使うリュックを背負い、双眼鏡とヘルメットを装着し、ベッド部屋の布団で作った山まで探険にいって、やまのひとと語らっていたようでした。姉妹にしか分からない合い言葉やお友だちや笑いのツボが、この冬休みでまたたくさん増えて、ふたりとも楽しそうです。
by papiko-gokko | 2017-01-09 23:47
「ふうせんがおならをしたよ」妹とわたしの呪文かなしいときの
 楽しみにしていた冬休み中のイベントも一通り終わって、あとは3学期が始まるのを待つだけの日々。私も長女もなんとなく、だらけた感じで過ごしています。ちゃんとしなきゃと思えば思うほど、身も心も極限までだらけたがるのです。自分はだらけているくせに、長女がだらけているのには苛立って、「探せばいくらでもやることあるでしょう」とか「こんな散らかしっぱなしで一年生になれるのかな」とか、言ってしまいました。たぶん、長女につい、いろいろなことを期待しすぎているのだと思います。
 最近の長女は、描く絵が微妙に雑なので、もっと丁寧に描けばもっといい絵が描けるのになあと、悔しいようなもったいないような気持ちになり、今日はデッサンや模写をしてみてはどうかと提案し、一緒にやってみたのですが、長女はあまりうまくできなくて、途中で投げ出してしまいました。絵は、長女のいちばん自信のあることなので、私がそこに口を出してきたことが、ケチをつけられたようで不愉快だったようです。絵に限らず、鉛筆の持ち方がおかしかったり、鏡文字や書き順の間違いを見つけたりすると、いったい何回注意したら直るんだろうかこの子は・・・と無性に腹が立って、ついきつめの口調で指摘してしまい、言った直後に反省します。まだ幼稚園児なのに。そういうことの積み重ねで、絵を描くことや勉強することを嫌いになってしまっては大問題です。
 やはりわが子に対しては、なるべくいろいろできてほしいという願望がどうしてもあって、だから、できてほしいことがちゃんとできていないと、もっとまじめにがんばればできるはずなのに・・・と、歯痒くなるのです。わが子に過度な期待をしてはいけない、理想を押しつけてはいけないと、何度自分に言い聞かせても、次の瞬間には、できるはずなのに!という思いでいっぱいになります。今からこんな具合では、小学校になって本格的に勉強が始まったら、どうなるのだろう。テストの点が悪いと、のび太のママみたいに、ガミガミ怒ってしまいそうで恐いです。のび太のママも、のび太がやればできるはずと信じているからこそ、怒らずにはおられなかったのだろうな。
 私にきつく言われてうんざりしたとき、なんとかしてよと泣きつけるドラえもんが長女にはいないけれど、そのかわり、3歳になったばかりのハチャメチャな妹がいて、この妹が、なかなかすばらしい長女の慰めになっているようです。今日も、片付けをいつまでもしなかったことで私に思い切り叱られてふてくされていた長女に、次女がてててっと近寄っていって、長女の耳元で「ふうちぇん(風船)が、おならちたよ」とつぶやき、長女をふっと笑わせていました。そのあとのお風呂でもまた私に説教されながら、必死で私に反論しつつ湯船の中で次女の手を握りしめ、「どうちて、おててをつなぐの?」と次女に不思議がられていました。長女にとって、家族の中で次女は唯一、自分にジャッジを下さない、仲間のような存在なのでしょう。寝るとき布団の中でも次女にくっついて顔をこすりつけ「次女ちゃんがいると、ほっとする」と言っていました。ちょっと叱りすぎてしまった今日、長女を癒やしてくれた次女に感謝しなければ。

 そういえば、次女の卒乳がうまくいきそうです。お誕生日の当日はものすごく悲しそうに泣き続け、ヒックヒックとしゃくり上げながら寝たけれど、その翌日からはほとんど泣くこともなく、子守歌ですんなり寝るようになりました。ただ、添い乳が生まれたときからの習慣だったため、いきなり完全に無しというのはお互いに違和感があり、10秒だけという約束で、毎日、寝る前の絵本を読んだあと、10秒間だけおっぱいタイムを設けています。その10秒で本人は満足するらしく、きゃきゃきゃっと笑いながら、すっきりした顔で離れます。たしか長女のときも、最後のほうはそんな感じでした。
 たった数日前までは寝るまで添い乳でないと駄目だったのに、3歳になったとたんこんなにスムーズに離れていくなんて、不思議です。毎日のように「3歳になったらおっぱいバイバイしようね」と言い聞かせていたのが、思っていた以上に効いたのでしょうか。次女自身が、もう3歳なのだからと納得している様子で、今日も歯磨きしながら「次女ちゃんは、おっぱいないないで、ねんねするからね」と、胸を張っていました。
 もっと時間がかかっていっぱい泣くことになるかと思っていたけれど、この調子なら、そんなこともなさそうです。このままついに終わるのだなぁと思うと寂しいけれど、もうたっぷりすぎるほどたっぷりあげて幸せをもらったので、満足です。それに、子守歌で寝かすのも可愛くて、これはこれでまた一味違う幸せをもらえます。長女と違って、次女はわりとすぐ寝てくれるから、楽なのです。長女は今でもそうですが、卒乳のころも、子守歌をとにかく大量に繰り返し、しかも歌詞を正確に歌わねばならず、子守歌以外の入眠儀式もいろいろあって、本当に大変でした。妊娠中だったから、体が重たくて余計に大変でした。それに比べれば、なんて楽なのだろう。子守歌を数曲歌えば、すうーっと寝入るので、びっくりします。次女を寝かしたあと、確実にまだ寝ていない長女を寝かしつけることになり、いつまでたっても、睡眠に関しては長女のほうが手がかかります。
by papiko-gokko | 2017-01-08 01:09 | Diary
君の絵を額に入れたら思い出がちゃんと遠くへいってしまった
 夫の正月休み最後の一日。みんなで図書館へ行きました。よく行く何か所かの図書館の中で、もっとも海外作家の絵本や児童書を多く置いている図書館で、心惹かれる表紙の絵本がたくさんあるので、気づくと何冊も手にとっていて、毎回借りすぎてしまいます。今回もどんどん手が伸びて、限度いっぱいまで借りてしまいました。手にとってぱっと開いて、美しい絵と魅惑的な言葉が飛び込んできたら、もう借りずにはいられません。日本の絵本より海外の絵本が好きというわけではまったくなく、どちらも同じくらい大好きなのですが、この図書館に置いてある絵本に関しては、とにかく海外絵本のラインナップがすごく魅力的なのです。司書さんの中に、海外絵本に詳しい人がおられるのかな。
 これは絵本に限ったことではないのだろうけれど、図書館ごとに置いてある本の趣味がかなり違うので、行く場所によって、今日はどういう系統の本を借りようという、こちらの心構えも変わってきます。夫も子どもたちも、この図書館で選ぶのにふさわしい雰囲気の本を、それぞれせっせと選んでいました。長女は今日、ちょっと迷走気味のセレクトをしていました。次女は絵だけ見て選んだわりに、いい具合のセレクトをしていました。子どものコーナーにずっといて大人の本を見ることができなかった私のかわりに、夫がいくつか私向けの本を見繕ってきてくれました。この図書館は新書も充実していて、夫が選んでくれた中にビートルズの新書もありました。嬉しい! このあとさっそく読んでみる予定です。
 図書館のあとは、買い物をして、それから久しぶりにレンタル屋に行き、DVDを借りました。最後の正月休みだから、子どもと大人が一緒に楽しんで観賞できる映画でも見てのんびりすごそうじゃないかということになったのです。あれこれ話し合った結果、『ハリーポッターと賢者の石』に決定しました。魔法は長女のもっとも好きなテーマだからです。アニメではない映画を子どもに見せるのは初めてで、最後まで集中できるどうか心配でしたが、途中、ちょっと集中力が切れかけたものの、なんとか最後まで観ていました。面白かったようで、続編も観たいと言っています。私も久しぶりに観たのでほとんど忘れていて、ハラハラドキドキ楽しめました。みんな、可愛かった! 次女はまだ分からなかったようで、ずっと私の膝の上で、昨日あげたパズルをしていました。長女がこれからどんどんアニメ以外の映画も観られるようになったら、私も一緒に観賞できて、嬉しいです。次は何がいいかな。『フック』なんて私は大好きだったけれど、まだ怖がるだろうか。長女と一緒でなくても、個人的に、今年は時間をみつけて、いろいろな映画を観てみたいと思っています。
 映画を観たあとは、子ども部屋で、子どもと遊びつつ、ささやかな模様替えをしたりしました。ささやかすぎて、雰囲気はあまり変わりませんが、たぶん、ちょっと遊びやすくなりました。しかし、部屋づくりというのは、難しい。暮らせればそれでいいや・・・という、本来の面倒くさがりな性分が、すぐ出てきてしまいます。今年の目標にしたからには、面倒くさがらずに、すてきな部屋を追及していこう。子どもたちのお気に入りの絵を数枚、100均で買った額縁に入れるところまではやったのですが、どこへ飾ろうか、それはまだ決まりません。賃貸だから釘も打てないし、両面テープで止めるのも微妙だし、どうしたものかな。
by papiko-gokko | 2017-01-05 23:15 | Diary


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