日記と短歌
by papiko
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週末の恐竜公園。ビートルズで短歌7
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 週末、車で少し遠出をして、恐竜公園というところへ行きました。その名の通り実物大の恐竜が何体もいる公園で、思った以上の迫力に、大興奮でした。周りが山に囲まれているせいもあり、ここがジュラ紀と言われても不思議じゃないような雰囲気で、リアルな恐竜たちがいまにも動き出しそうで、ドラえもんの映画の中にいるようでした。最近、恐竜に興味のある長女は大喜びでしたが、次女はあまりの迫力に、泣き出してしまい、そのあと行った公園に併設されている博物館でもずっと怯えていました。数日経ったいまでも恐怖は残っているらしく、今日も夫に「とりちぇらとぷちゅじゃなくて、うさぎさんがいっぱいいるところ、ちゅれてって」と、涙ながらに訴えていました。次女には少し辛い思い出になってしまいましたが、博物館には以前から長女の見たがっていた恐竜の化石もあったので、長女に化石を見せてやることができてよかったです。

 ビートルズで短歌第7弾。今日は『the Beatles(ホワイトアルバム)』から。2枚組のこのアルバム、時間がかかりそうだなぁと想像はしていたけれど、それを遙かに上回る難しさで、手も足も出ない歌だらけでした。それでもなんとかかんとか、数首。ジョンの哲学的な歌詞、ポールの人懐っこくて美しいメロディ、そのどちらにも魅せられました。ジョージのWhile My Guitar Gently Weepsも好きです。このアルバムで一番好きなのは、Revolution。PVが大好きです。それぞれが独自の道を模索しつつあったというこの時期でありながら、少し前のように、ジョンのリードボーカルに、ポールとジョージが気持ちよさそうにコーラスを入れていて、うっとりします。ビートルズといえば、やっぱり私は、この構図が好きなんだなぁ。

Dear Prudence
空高く小鳥が歌うこの星の君も一部だ笑ってごらん

Ob-La-Di, Ob-La-Da
人生はまだまだ続くどうであれ愉しくいこうオブラディ・オブラダ

While My Guitar Gently Weeps
堕ちていくあなた眠ったままの愛ぼくのギターはひそやかに泣く

I'm So Tired
安らぎが欲しい思考が止まらない眠れないんだもう疲れたよ

I Will
君のこと見つけ出すから歌ってよずっと前から好きだったんだ

Mother Nature's Son
野に育ち僕は母なる自然の子ヒナギク揺れてけだるく歌う

Revolution
革命を起こしたいのは分かるけどまあそう焦るなうまくいくから

Cry Baby Cry
泣け坊やママをうんざりさせるんだ彼女はもっと知るべきなんだ
by papiko-gokko | 2016-05-29 00:19 | Diary
ビートルズで短歌6
 暑い日が続き、幼稚園で日々活発に外遊びをしている長女は、早くもこんがり小麦色に日焼けしつつあります。今日は帰ってからアイスクリームを食べてお風呂で水遊びして、体を冷やしました。クーラーのリモコンにいまにも手がのびそうだけれど、まだ5月だし・・・と、必死で我慢しています。

 今日の短歌は中期アルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』と『Magical Mystery Tour 』から数曲。この時期のビートルズには、サイケデリックロックというものも含まれるのだそうで、私にはそのサイケデリックという世界の理解が難しく、サイケデリックっぽい歌になると、もう本当に、何を言おうとしているのかさっぱり分からなくて混乱して、でも、内容は分からなくても曲はものすごくきれいだったりするので、なんとか短歌にしたくて、どうにもならずに諦めたり、なんとかかたちになったりして、扇風機の風に吹かれながらたくさん頭を使いました。本格的に暑くなると頭が働くなって短歌が詠めなくなるので、夏到来の前に、詠めるだけ詠みたいです。
 この時期のアルバムをこうして聴いてみると、美しくて馴染みやすいメロディを作るポールに対して、ジョンは前衛的で難解な方へと傾いていっていて、この、性質の違う二人の力が合わさったからこそ、ビートルズの曲はすごいんだなぁと、改めて感じました。初期はジョンにメロメロで、中期はポールの生み出すメロディにうっとり聴き惚れ、後期になるとジョージの渋い活躍にしびれ、そしていつでもぶれないリンゴの安定感に癒やされ、まったく飽きる暇がありません。楽しいです。

Fixing a Hole
部屋中の隙間を埋めて模様替えここにいる限り僕が正しい

When I'm Sixty-Four
そのうちに僕おじいさんになるけれどずっと大事に想ってくれる?

GOOD MORNING, GOOD MORNING
言える事など何も無い虚しくて愛しい世界おはよう、おはよう

A Day In The Life
悲しくて笑えるニュースが載ってたよ 遅刻しそうだ今日も眠いな

The Fool On The Hill
誰からも相手にされず丘の上たしかに世界がまわるのを見た

Your Mother Should Know
さあ踊ろう昔はやったこの曲を君のママなら知っているはず

Hello, Goodbye
なんてこった何か言うたびすれ違う僕らイヤだよさよならなんて

Strawberry Fields Forever
ストロベリーフィールズへ行こう目を閉じて本当のことなんていらない

All You Need Is Love
心にないことを歌にはできないよ必要なのは愛それだけさ
by papiko-gokko | 2016-05-27 00:01 | Diary
子どもたちと楽しく。そして、ビートルズで短歌5
d0038776_22302682.jpg 長女の精神状態が、だいぶ落ち着いてきたように感じます。幼稚園が終わった直後がいつも疲れた顔をしているけれど、家に着く頃には元気になって遊び回利、幼稚園での楽しかったことを話してくれるようにもなりました。一緒に行動するお友だちも、できつつあるのかな。うまくいくといいのですが。長女はどうやら私と同じで、大勢の友だちはまったく必要としていなくて、一人いつもそばにいてくれる友だちがいればそれでいいというタイプみたいなので、一人そういう子ができてくれたら安心です。これからだんだん、女子の特有の世界みたいなものもでてきて、難しくなってくるのだろうなぁ。
 長女の精神が安定したのは、私自身が安定したことも、関係しているかもしれません。もう5歳だけれど、まだまだ私の精神状態の影響を受けるようです。ここのところ、ビートルズ短歌に目覚めたおかげでとても楽しく暮らしているので、それが長女にも伝わっている気がします。自分の心が楽しいから、笑顔で長女の相手をする余裕もできるし、今日は長女が幼稚園でやったと話して次女もやりたがった段ボール絵の具を家でもしたり、料理のお手伝いもたくさんさせてやったりと、子供たちを楽しませることを、私なりにがんばれました。母親が楽しい気持ちで暮らすって、子どもにとっても大事なんだな。これからは、子どもに対して余裕がなくなりそうになったときほど、自分のための楽しみを見つけるようにしよう。とにかくいまは、ビートルズ。

 そんなわけで、今日は『Revolver』から。やはり、中期に入ると、歌詞がとても複雑だったり、抽象的だったりして、また違った難しさと面白さを感じながら、取り組みました。結果的にほんの数曲しかかたちにならなかったけれど、楽しかったです。実は中期のアルバムは、好んで聴いていた初期と後期に比べるとぜんぜんしっかり聴けていなかったので、これをきっかけにじっくり聴くことができて、ますますビートルズってすごい!すごすぎる!という思いが、今あふれています。

I'm Only Sleeping
起こすなよ僕はまだまだ眠りたい外の世界を遠く眺めて

Here, There and Everywhere
いつまでも君の瞳に映りたいこの人生を君と生きたい

Good Day Sunshine
最高の散歩日和だ太陽も木立も君もぜんぶ眩しい

And Your Bird Can Sing
なんだって欲しくなったら手に入れる君が僕には見向きもしない

Got To Get You Into My Life
運命と呼ばずにいられない出会い僕と一緒にいよう毎日
by papiko-gokko | 2016-05-25 23:04 | Diary
ビートルズで短歌4
 今日は初期のアルバム『Please Please Me』『with the beatles』『Beatles For Sale』より数曲。かっこよくて大好きな歌ほど、内容がストレートだったりして、好きなのに諦めた歌も多く、悔しいです。ストレートなラブソングすぎると、短歌にするのがどうして難しいのだろう。次からは、いよいよ、難解な中期のアルバムに挑戦します。挫折しないでできるだろうか。

Please Please Me
ねえお願い僕を喜ばせてみてよ君にいつでもしているように

It Won't Be Long
僕はもう君のものだよ独りではぜんぜんダメだ早く帰って

No Reply
知ってるよ居留守のことも新しい男のことも 返事は来ない

Baby's in Black
黒に身を包んで彼を忘れないあなたに僕はなにができるの

I'll Follow the Sun
雨が降るその前に発つ太陽を追いかけるべき時がきたから

What You're Doing
僕のことどうしたいのさそれくらい聞かせてくれてもいいじゃないかよ
by papiko-gokko | 2016-05-24 23:35 | Diary
ビートルズで短歌3
 ビートルズ短歌第3弾。今日は『A Hard Day's Night』から。このアルバムがまた最高にかっこよくて大好きで、全曲みごとに大好きすぎて、でも短歌にしようとすると難しい歌詞が多く、歯の浮くような短歌になったりして、悩ましくも幸せなひとときでした。アルバムによってバンドの雰囲気がぜんぜん違うのも、ビートルズの魅力の一つだと感じます。次はどのアルバムにしよう。

A Hard Day's Night
君の待つ家があるからくたくたの夜もスキップできちゃうんだよ

I Should Have Known Better
こんなにも恋が素敵なものなんてまだまだもっと君が欲しいよ

If I Fell
後戻りもうできないよ私だけ見てくれますか恋に落ちたら

I'm Happy Just to Dance With You
ただ君と朝が来るまで踊りたいそれだけでいい離したくない

Tell Me Why
なぜ泣くの嘘をついたの教えてよ一体なにが正解なんだ

Can't Buy Me Love
なんだって買ってあげるよ僕の愛きみが欲しがるときを夢みて

Any Time At All
僕の名が浮かんだらすぐ電話して全速力で会いに行くから

Things We Said Today
やがてくる独りの夜に捧げよう君と交わした今日の誓いを

When I Get Home
どいてくれ今すぐ帰ってしゃべりたい抱きしめたいんださあどいてくれ

You cant do that live
そういうの俺ムリだからもう二度とあいつと口をきかないでくれ

I'll Be Back
僕ばかり君を求めているんだねもう離れたいまた戻りたい
by papiko-gokko | 2016-05-23 23:02
ビートルズで短歌2
 夫が仕事の土曜日。朝、平日と同じように7時ごろ起き、朝ご飯を食べて子ども番組を見て、郵便局へ行き、広場で少し自転車と三輪車をして遊ばせ、ほどよく汗をかいて帰り、汗を流すついでに、お風呂で水遊びしました。午後は疲れてだらだらと、ブロック遊びをしたり、お絵かきをしたりして、休日の1日が過ぎました。暑くてなんだか疲れたけれど、子供たちにとって、それなりに楽しい1日だったなら、満足です。

 昨日に引き続き、今日もビートルズで短歌。今日は最近とても好きになって聴いている『Rubber Soul』から数曲。

Norwegian Wood
居心地のいい場所だった君がいてワインがあって椅子のない部屋

Nowhere man
窓に背を向け行くあても意思もなく夢をむさぼるあの人は僕

Michelle
大好きな君のきれいなその名前ひともじひともじ指にはめたい

In My Life
なにもかも遠く優しい思い出になった貴方を愛した日から

Wait
あとすこし信じて待っていてほしい幸せ約束しに帰るから

 昨日から、この遊びが楽しくて楽しくて、新しいおもちゃを手に入れた子どものように、心がはしゃいでいます。歌詞の内容と、メロディーから浮かぶイメージを、自分の中でぐるぐる混ぜて31文字にする作業が、楽しくて、楽しくて。短歌を詠むのがこんなに楽しいのは、いつぶりのことだろう。短歌にしてみたい曲が、まだまだたくさんあります。好きすぎる歌ほど、詠もうとすると難しくて、何度も何度も聴いたり、歌詞に出てくる単語の意味を調べたりして、その時間がまた楽しくて。今日詠んだ中では、『In My Life』が一番大好きで、一番時間をかけました。『Wait』も大好きで、まとまらなくて難しかった!
by papiko-gokko | 2016-05-21 23:13 | Diary
ビートルズで短歌
 ビートルズが好きになりすぎて、ビートルズの曲を短歌にせずにいられなくなりました。今日は最初にはまったアルバム『Help』の中から、数曲。この試み、ひさしぶりに、歌を詠むのが、ものすごくものすごく、楽しい。
 

Help!
限界だ誰か助けてこのままじゃ時代が僕を台無しにする

You've Got to Hide Your Love Away
笑われていることがよりよく分かる俯きながら歩いていると

You're Going To Lose That Girl
今夜また悲しい顔をさせるなら奪うぞ言っとくけど本気だぞ

It's Only Love
ここにある愛はやたらとやっかいで見つめ合おうか目を閉じようか

I've Just Seen A Face
君は風その呼び声に振り返るたびに私の恋ひるがえる

yesterday
なにもかも遠いことだと信じてた昨日の僕がこんなに遠い
by papiko-gokko | 2016-05-20 23:39 | Diary
追い風か向かい風かも分からない髪が乱れて笑うしかない
 この春は、いろいろと、悲しかったり悩ましかったり腹が立ったりして、疲れました。頭の中でスピッツの『ヒバリのこころ』がぐるぐるまわる。くたびれていても前を向いて進むしかないようなとき、この歌がぐるぐるします。心細くて力強い歌。

 長女がふてくされて言葉のやりとりができない意固地モードになったとき、イガイガしたその反抗心を包み込める魔法の言葉を見つけました。「分かった」です。たとえば何かしら思い通りじゃなくて苛立ち、言葉にならずに足をうるさくバタバタさせたりしたとき、「やめなさい!」と叱りたいのをぐっと堪えて、「分かった、分かったから」と足をなでると、ふっと何かが解消されたような顔をするのです。まるで、赤ちゃんみたいだけれど、本当に。とくに夜、布団のなかで長女はすぐに寝付けないことや怖い夢を見そうなのがイヤで、そんなときは言葉にならない苛立ちが募るらしく、布団をどすどす蹴ったり壁を指でカリカリしたりするので、いつも「やめなさい!」と強く注意して「いやだ!」と返され腹が立ってますます怒っていたのですが、昨日は注意するまえに「分かった、分かったから」と手を握ったら、そのうち手の力が抜けて、それ以上やらなくなりました。
 もう言葉をたくさん覚えてなんでもしゃべれる5歳だけれど、それでも、きっとそれ以上にたくさんの伝えたい事や分かってほしい思いがいつも胸にあふれていて、本当に伝えたい思い、強い思いほどうまく言葉にできなくて、それが、反抗的な行動になって表れるのかなと思います。だから、「分かった」という言葉が、いまの長女にとっては、なによりも気分のいい、溜飲の下がる言葉なのでしょう。抗生物質と同じで、この言葉も使い込んでいるうちに、だんだん効力が薄れてくる気もしますが、とりあえず効き目のあるうちは、なるべく長女との衝突を避けるため、長女の言動の間違いを正すとき、いきなり「やめなさい」ではなく、まず「分かった」と受け入れて、そのあと「でもこれは駄目なことだからね」と、諭すようにしてみます。
 このほかにも、反抗的な長女と向き合っていく上での対策として、頭に血がのぼらないよう日常的になるべく感情の温度を低めに設定して接することとか、おもしろいことがあったときには長女と一緒になって大いに笑うこととか、どうしようもなく腹の立つときは長女の聞こえないところで悪態をついて心をすっきりさせるとか、いろいろと意識しています。長女は私や夫に自分の思いを分かってもらうことと同じくらい、親や妹と同じことで大笑いするのが大好きで、大笑いさせると反抗的な態度がゆるむので、笑う機会を増やして、家族でたくさん笑うことで、長女のイガイガぎみの心が、だんだんまるく整ってくればいいなと思っています。
 年長になったばかりだったり、祖父のことがあったりで、この春、長女の心が乱れがちになったのは、ある程度しかたのないことなのでしょう。今日も言うこと聞かずなのは相変わらずでしたが、5月も後半に入ったことだし、少しは落ち着いてくるのではないかな・・・と、期待しています。
by papiko-gokko | 2016-05-17 22:12 | Diary
母の日のこと。母とのお出かけのこと。次女2歳4ヶ月のこと。そして長女考。
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 5月8日の日曜、母の日ということで、長女と次女がふたりで絵を描いてくれました。そのあいだ、私は別の部屋で、寝転んでだらだら漫画(ワンピース)を読むという贅沢をさせてもらいました。長女はペンでおしゃれをした私と長女と次女の絵を、次女は色鉛筆でほわほわしたお顔をいくつも描いてくれました。夕食のとき、夫に促されて、長女は蚊の鳴くような声でうつむきながら「ありがとう・・・」とつぶやき、次女は元気いっぱい「おたーたん、ありだとー!おたーたん、うれちいー?」と、私に抱きつきました。お茶碗と、絵と、それから、いまの二人の成長度合いと性格がよく表れている「ありがとう」の言葉をもらって、くすくす幸せな母の日でした。
 ちなみに自分の母親と義母には、それぞれ、鉢植えの花と、お風呂セットをプレゼントしました。母は花を育てるのが好きなので、義母は実家のお風呂の蓋が壊れていたのと椅子が小さかったので。母も義母も喜んでくれたみたいで、よかったです。

 日付を1日さかのぼって7日の土曜日は、母が来て一緒に岡山駅周辺へ行き、子どもの日のお祝いを買ってくれました。次女はカラフルお絵かきボードを、長女はスヌーピーの小物がたくさん入ったセットを買ってもらいました。次女のほうはわりとすんなり決まったのですが、長女はなかなか決まらずたいへんでした。最後の最後で長女の目が輝くおもちゃに出会えて、本当によかったです。
 途中、立ち寄った天満屋でムーミンマグカップ展をやっていて、やっていることはうっすら知っていたものの自分が行けるとは思っていなかったので、嬉しくて幸せなひとときを過ごすことができました。巨大マグカップオブジェや、大人の背丈ほどもある絵本パネルに、子供たちも大喜びでした。母が限定販売していたムーミンマグカップ入りソフトクリームを2つ買ってくれたので、その小ぶりなムーミンマグで、長女と次女が毎朝牛乳を飲んでいます。
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 日付をさらにさかのぼり、5月4日で、次女が2歳4ヶ月になりました。一人遊びがかなりできるようになり、最近では長女よりもよほどよく一人で遊んでくれるようになりました。しかし私がついでれでれと甘やかすので、抱っこが大好きな甘えん坊なのは相変わらずです。
 この1ヶ月でますますよくしゃべるようになり、ときどきこちらがびっくりするような言葉の言い回しをしたりして、笑わせてくれます。機嫌を損ねて泣くととんでもない音量ですが、やはり赤ちゃんのころから感じていた通り、基本的には愉快でひょうきんな子のようです。2歳ながらにいくつか持ちギャグがあって、たとえば長女と一緒に登園しているとき、いきなり目の前の電信柱に触れて「あ、おねえちゃんだ」とボケたりして、そういうのが私や長女にウケると、自分も大笑いして喜びます。
 だいぶ人見知りも軽減してきて、長女が一緒なら、よその子とも遊べるようになってきましたが、やっぱり他者に対してやけに打たれ弱い部分もあり、親や長女以外の人から、ほんのちょこっと注意されただけで、針山でも踏みつけたみたいな顔になり、しゃくり上げて泣き出します。少し前には、店員さんに優しく「ここちょっと、ごめんね」と軽く触れられて移動させられただけで、たいへんな大泣き騒ぎになりました。それから一昨日も、お店の遊びスペースで長女と一緒に遊んでいた次女が、私のほうへ戻ってこようとしたとき、たまたま通り道に男の子がいて、なかなかこちらに来ることができず、それだけのことで、私のところにたどり着いたとたん、しゃくりあげ泣きが始まりました。こんなに打たれ弱くて、幼稚園に行けるのだろうか。そんな次女の様子を見るにつけ、3年保育と2年保育、どちらにしようと悩みます。
 ご飯をよく食べるようになってきて、どうやら背がちょっと伸びました。体重も少し増えました。トイレトレーニングはまったく進んでいませんが、一度だけうんちに成功しました。長女のときに比べて、私が一生懸命やっていないので、次女も本気を出していないような気がします。よし、もうちょっと、もうちょっと薄着になったら、本気だそう。
 長女とは仲良しで、なんでもまねっこしたがるし、仲良く遊ぶときはすごく遊びますが、ケンカもします。負けていません。最近では、長女が泣くのと次女が泣くのと、半々くらいになってきました。

 そんな妹をもつ長女のほうはというと、やっぱり昨日も今日も、喜怒哀楽が激しくて、大泣きしたり、大笑いしたり、ふてくされたり、いつも心が忙しそうです。見て見て攻撃やなんでどうしての質問攻めもすごいのですが、なんとかイライラしないように、可愛がるように、笑いかけるように心がけています。それでも疲れてくるとどうしてもつい、「ちょっとは自分で考えてみなさい!」と言ってしまいます。2、3歳のころのなんでどうしてと違って、そう簡単に答えられないようなことだったり、逆に5歳なら聞かなくてもぜったい分かっているであろうことだったりするので、頭がパンクしそうになります。
 数ヶ月前より幼い行動をとったりする最近の長女を見ていて、これからはもっと、5歳になったことの喜びや姉としての誇りになるようなことを、味わえる機会を多く与えるべきなのかもしれないと考えました。次女が0歳や1歳のころは、きっとそれほど背伸びしなくても、お姉ちゃんでいられたのが、2歳になって次女がしっかり人格をもち、会話が成立するようになり、遊べるようになり、ケンカもするようになってくると、ちょっとがんばらなくては、お姉ちゃんらしくいられなくなってきているのだと思います。そうすると、お姉ちゃんでいるためにがんばるより、次女のレベルに自分を下げてしまうほうが、長女にとって楽だから、それで最近、精神年齢が下がってしまっているのでしょう。いまは、年上であることの喜びより、妹っていいなぁ、2歳児って楽そうでいいなぁ、という気持ちのほうが、ちょっとだけ勝ってしまっているのかもしれません。そこをなんとか、変えていきたいです。
 どんなに親に叱られてふてていても次女に八つ当たりすることはない優しいお姉ちゃんなので、その優しいところを、もっと積極的にあたためて、伸ばしていければと思います。次女の描いた絵やブロックの作品をぜったいけなさずに、「かわいい!」と心から褒めるところも、長女の大好きなところです。のび太じゃないですが、いまのところ、長女は、人の幸せをまっすぐに喜べる子です。だから、悪い部分を抑えつけるだけでなく、そんな長女のいい部分をあたためることで、なんだか心が忙しくて生きづらそうにしている長女が、楽しく暮らせるように、育てていきたいです。
 そういえば前回の記事で書いた、口で叱るのでなく絵と文字で伝える作戦は、どうやらよかったみたいで、長女からもっと書いてほしいとせがまれています。本人曰く「口だと、怒りながら言うから言うこと聞けなくなるけど、かわいい絵なら、怒ってないから、言うこと聞きやすい」だそうです。詭弁だなぁとも思いますが、絵と文字で伝える作戦を、今後も使っていくつもりです。
by papiko-gokko | 2016-05-10 14:55 | 月齢ごとの成長記録(次女)
抱きしめて「分かったから」と囁けばそれでよかったのに背を向けた
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 なにかと気分の沈むことが続いて、ぼんやりもったり過ぎ去った今年のゴールデンウィーク。どこにも旅行はいかなかったけれど、さすがに子どもたちをどこへも連れて行かないのは可哀想なので、1日だけ県内の動物園へ行きました。動物好きの次女は、行く前からわくわくした様子で、「どうぶつちゃん、おかち、たべてゆかなー」などと想像を膨らませ、最初にキリンを見ると、しばらく見上げたのち、柵の向こうでぼんやりこちらを見下ろすキリンに向かって「なかよく、あちょぼうねー」と、じゃっかん上から目線で声をかけていました。動物園を、キリンさんやゾウさんと遊べる場所だと思っていたのでしょうか。実際にふれあえたのはヒヨコくらいだったけれど、どの動物も、次女は楽しそうに、身を乗り出して見ていました。最近なにかと気むずかしくて、その上ちょっと風邪気味の長女は、次女に比べるとあまり笑顔を見せてくれませんでしたが、動物園の地図と現在地とをたびたび照らし合わせ、まだこの動物のところへ行ってないなどと言いながら彼女なりに動物園を味わい、なにより、動物園内にあった、園内をぐるりと回るスカイサイクリングの乗り物がとても楽しかったようで、また乗りたいと言っていました。

 気分の沈むことが続いているとき、私を知っている人がくれる言葉や、書籍を読んでいて出会う言葉ひとつひとつが、しみてしみて、染み渡って、私の心はスポンジか吸水ポリマーになったのだろうかと思うほど、染み込んで。人生のもろもろのマイナス事項に耐えているとき、こんなにも人からの言葉は力をもつのかと、驚いています。これはきっと、私のちょっと弱まった心が、無意識に人の言葉を強く求めていて、だから、普段とは比べものにならないほどの威力で、言葉をぐんぐん吸い込んで、染み渡るのではないかと思います。
 長女が最近、やたらめったら、質問してくるようになったのも、祖父の死などで動揺した心が、無意識にたくさんの言葉を求めているからなのかなぁと、思いました。大きな出来事で、この世界にはまだ自分の理解できていないことがたくさんあるんだと気づいて、すこしでも多くの言葉を、疑問に対する回答を、欲しているのかもしれません。

 祖父の死以来、長女が死というものについてすごく興味を持って聞いてくるという話を母にしたら、『このあと どうしちゃおう』(ヨシタケシンスケ著)という絵本をプレゼントしてくれました。下の妹と一緒に書店へ行って、あれこれ読み、長女に伝わりそうな絵本を探してくれたそうです。妹と母の選択は大成功だったみたいで、長女はこの絵本を、とてもとても気に入りました。もらってすぐ、夢中でページをめくり、読み聞かせも繰り返しせがまれて昨日と今日ですでに5回以上も読みました。重すぎず、ドラマチックすぎず、明るくて笑える場面が多々ありつつも死をちゃかしているわけでは決してなく、子ども向けに見せかけた大人向けではなく、ちゃんと本当に子どもの心のために描かれていて、長女はたぶん、この絵本のおかげで、かなり、祖父の死と、いい距離で向き合うことができたのではないかと思います。

 それにしても、長女のわがままさ、気むずかしさが、エスカレートしていくばかりで、頭が痛いです。眉間に青筋のある子、笑うと鼻に皺の寄る子は癇が強い、と古くからいわれているを知り、長女はまさにそのどちらにも当てはまるので、ああやっぱりそうなんだなぁと、なんだか笑えてきました。赤ちゃんのころからいままでずっと、神経質だし、寝付きが悪いし、一度泣き出すととんでもないし、やはり、癇が強いほうの子なのでしょう。実際しばしば、癇の虫が騒いでいるとしか言いようのない荒れ方をしたりします。
 新年度が始まったばかりで不安定なせいか、少し前よりも精神年齢が下がっているような感じで、これまでできていたことをできないと言ったり、なんでも次女と同じにしてほしがったり、無理な要求や見て見て攻撃がすさまじかったり、こちらの不愉快になるようなことをわざとして気を惹こうとしたり、やめなさいと言っていることをしつこくしたり、自分の意思や願望を理解してもらえないまま大人の都合で動かされそうになると全力で反発して人目も気にせず大泣きしたり、本当に、どう向き合っていけばいいのか、どう伝えていけばいいのか、頭を抱える場面の連続です。こうして書き連ねてみると、私の愛情が足りないのだろうかとも思えてくるのですが、毎日これでもかというほど愛しているつもりだし、可愛がりたくても悪いことをするから叱らなければならないわけだし、そんなに常に長女にばかり見てもいられないし、一体どうすれば長女が満足するのか、分かりません。
 ただ一つ、本気で腹を立てつつやりあっているうちに、長女はこちらの「分かった」という言葉を、いつも求めているらしいことが、分かりました。以前、長女が激しくわあわあ泣いているとき、私が「分かったから」と抱っこしたら、すっと落ち着いたということを、そばにいた母から聞いて、ああそうなのかと、そのときなんとなく、長女の心模様が少し、理解できた気がしました。彼女はとにかく、自分の行動や考えについて、理解を示してほしいのです。でも、だからといって、わけの分からない主張を「分かった」と受け入れるわけにはいかないし、どうしたものか。
 昨日と今日、『このあと どうしちゃおう』を繰り返し読んでいる長女の様子を見ていて、絵と文で伝えるのが、長女には一番よく伝わるのかもしれないと感じました。まずは、食事のときにお茶碗に左手を添えるとか、髪の毛を口に入れないとか、テレビに近づきすぎないとか、そういう、何度も口うるさく注意しているのになかなか直らない細かい生活習慣を、絵と文にして伝えてみようかと思います。なぜそれが駄目なのかという理由や、直すとどんな良い効果があるのかという説明も添えて、絵と文で伝えれば、長女の心に届くのではないかという、淡い期待を抱いているのですが、甘いでしょうか。これまでの経験からして、甘いのだろうな。
 ああ、なんだか、子育ては、ちょっと力の入れ方や角度を間違うだけで芯がボキボキ折れる鉛筆で、それでもなお力を込めて次の一手を書き殴り続けているようなものだなと、いまここまで書いて思いました。折れた鉛筆の芯は、何かの糧になるのかどうか。せいぜいその日の冴えない夢になるぐらいのことか。
by papiko-gokko | 2016-05-05 00:45 | Diary


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