日記と短歌
by papiko
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念入りに値札をはがし人を避け一眼レフでつくる楽園
 家族で過ごした、心地よい週末。
 土曜日は、図書館へ行って、持ちきれないほど本を借りました。次女向けの絵本数冊、長女が自分で選んだ児童書数冊、それから夫と私の本がそれぞれ数冊、家族全員の貸出カードを使って借りました。私は図書館で限られた時間内に本を選ぶ能力がいつまでも上達しませんが、今回はわりとおもしろそうなものを見つけることができて、胸が躍りました。子供たちも、書店と違い図書館では気になった本を何冊でもどさどさカゴに入れられるから、それが嬉しいようで、のびのびと選んでいました。しかし、家族で図書館へ行く時間が、最近とても好きです。子供たちが大きくなっても、いつまでも一緒に行けたらいいなぁと思います。
 図書館のあとには公園にも行って、少し子供たちを遊ばせました。すべての遊具にガツガツ食らいついていく長女とは対称的に、次女はそれほど積極的に遊具で遊ぼうとせず、ちょっと歩いてはしゃがんで、足下の砂をいじったり、落ちていた枝や木の実を拾ったりしていました。

 そして今日、日曜日は、春先の海を見にいきました。
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 穏やかに晴れた昼下がりの海岸には、うちのような子連れの家族や、カップルや、それからなにやらスポーツクラブの子供たちでほどほどに賑わっていて、なかには波打ち際で裸足になって、本格的な砂遊びをしている子もいました。
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 砂浜には、小さな貝殻が無数に落ちていて、長女も次女も、砂浜に降りるなり目を輝かせてしゃがみ込み、貝殻を拾い始めました。しかし貝殻を拾う想定はしていなくて、袋も何も持ってきていなかったので、ふたりともポケットにせっせと貝殻を詰め込んでいました。瀬戸内海の波は、子供たちをそっとあやすように、たっぷんたっぷん優しく打ち寄せ、彼方にはいくつもの島や船が見えて、子供たちを喜ばせてくれました。
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 キラキラ輝く海はきれいで、子供たちの姿をファインダーごしに見ると、なんだか絵本の1ページのようで、思わず、たくさん写真を撮りました。私はわが子を、絵本の世界の住人にしたいのだろうかと、心の半分で自分をあざ笑いながら、どんどんシャッターを切りました。
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 広々とした景色のいい場所で、お気に入りの洋服を着せた子供たちの写真を撮るのが、とても好きです。写真のなかでだけは、自分の憧れや理想を、シャッターを切るその一瞬に、閉じ込めることができるからです。現実の子育ては、理想通りにいかないことだらけだけれど、だからこそ、写真の世界にそれを求めてしまうのかもしれません。他者や俗物の映り込まない、そんな稚拙な楽園を、カメラで切り取る一瞬でなら、実現することができるのです。だからいつもビデオより、写真をたくさん撮ります。
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 海でひとしきり遊び、写真をとりまくったあとは、海岸のすぐそばにある水族館へ行きました。長女はどの魚も水槽に張り付いて興味深そうに眺めていましたが、次女は薄暗さと動く魚介類の異様さを恐がり、ずっと私にしがみついていました。ただ、外にいたアザラシと亀のことは、かわいいかわいいと言って、喜んでいました。今度は動物園に連れて行ってやりたいです。
 海を見ると、それだけで不思議なくらい気持ちがすっきりして、元気がでました。海と本能には、やっぱり、密接な関係があるのだろうな。よい週末でした。
by papiko-gokko | 2016-02-29 00:02 | Diary | Comments(0)
手をつなぎ名前を呼んでくれた人はじめて習うお別れの歌
 年長さんの卒園を目前にひかえ、長女の心が揺れています。昨日もカレンダーを眺めながら、「自分が年長さんになれるのは嬉しいんだけどね、年長さんが卒園していなくなるのは悲しいからね、嬉しい気持ちと悲しい気持ちと両方あって、なんだか、へんな気持ちなん・・・」と、言っていました。
 長女の幼稚園では、入園してすぐに年長さんと年中さんでペアを組み、1年を通して(特に園生活に慣れるまでの期間)様々な場面でペアになった年長さんが年中さんのお世話をすることになっており、長女にも、春からずっとお世話をしてくれた年長さんの子がいました。登園中などに会うといつも長女の名前を呼んで明るく挨拶してくれるその子のことが、長女は入園したばかりのころから大好きで、そういえば最初に長女の口から出たお友だちの名前も、その女の子だったのでした。だから、もうすぐいなくなってしまうのが、寂しくて仕方がないようです。私も、会うたびとびきり明るい声で長女の名前を呼んで手を振ってくれるあの子の存在に幾度となく元気づけられていたので、4月からはもう小学校へ行ってしまうのだと思うと、たまらなく寂しい気持ちになります。4月からは、長女が新しく入ってくる子をお世話するようになるなんて、信じられません。お世話できる? と長女に聞いたら、「いつも次女ちゃんのお世話してるから、できるにきまってる!」と、胸を張って言いました。年長さんの新しいバッヂを付け、張り切ってお世話しようとする長女の横顔が、目に浮かぶようです。
 『おかあさんといっしょ』の大好きなたくみお姉さんとのお別れと、1年間たくさんお世話になった年長さんとのお別れ。今年は長女にとって、生まれて初めて、別れの切なさを味わう春になりそうです。
by papiko-gokko | 2016-02-27 01:15 | 幼稚園生活(長女) | Comments(0)
あらかじめ台詞が決まっているような会話あふれる陽だまりのなか
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 長女が幼稚園に行っているときは私にくっついて周り、長女が帰ってきてからは、長女にべったりの次女。2歳になってから、ますます甘えんぼ度が増しています。甘え方を心得ていて、「おかあちゃん、だいちゅきー」と、首筋に抱きついてきたりするので、そのたび、世界一気持ちいいとされる毛布に顔をうずめているような幸福感に浸っています。髪の毛を結うととても喜び、その延長で、最近は長女や私の髪の毛をもてあそんで遊ぶようにもなりました。2歳のころの長女にはまだあまり髪がなかったので、次女のこういった行動は、私にとってとても新鮮です。
 そんな次女に私がメロメロすぎるので、夫からは最近よく、次女を甘やかしすぎだと言われてしまいます。もちろん悪いことをしたときには叱るようにしているのですが、なぜだろう、次女に対しては、怒りを持続できないのです。可愛くて可愛くて、へなへな怒りがしおれて、怖い顔を作っていたつもりが、いつのまにか頬が緩んでしまっています。末っ子パワーのなせるわざなのでしょうか。しかし、もうきちんと悪いことを教えていかなければいけない年齢になってきているのだから、親として、なんとか心を鬼にしていかなくては。
 とはいえ、長女が次女と同じくらいのころも、まだそれほど強く叱ったりはしていなかった気もするのです。いまは長女が大きくなって、長女のことを厳しく叱るので、それでよけいに傍から見ると、次女に対する甘さが目立つのかもしれません。5歳児と2歳児で叱り方に差がでてしまうのは仕方がないと思うけれど、あまり長女にばかり厳しくしているような感じになってもいけないし、かといって、次女にもう少し厳しく、長女にもう少し優しくすればいいというような、そんな単純なことでもないし、どうしたものか。年齢ではなく、罪の重さで怒り方を変えればいいのかもしれませんが、次女の罪の重さときたら、たとえばテレビを壊したりするレベルなので、大変です。
 最近は食事中のお行儀が本当に悪くて、まじめに食べないのでいつも私と夫で叱っているのですが、いまいち改善しません。長女が私や夫から本気で叱られているところを何度も見ているから、自分がちょっとやそっと叱られても、怖がらないのです。長女に対するのとは違う、次女に対してのみ有効な新しい叱り方を、見つけ出す必要がありそうです。

 そんなふうに、家では私や夫がいくら叱ってもケロリとしている次女なのに、家から一步出たとたん、クリスタルメンタルになります。今日も、幼稚園へお迎えに行って園庭で長女のクラスが出てくるのを待っているとき、次女が入って遊ぼうとして近づいていたおうちに、ほかの子がタタタッと走ってきて入り、すぐさまドアを閉めたので、それだけでもう、しゃがみこんで泣き出してしまいました。自分の行動に他者の意思が介入することが、とてもきらいなのです。
 もし3年保育で入園なら、来年のいまごろにはそろそろ1日入園などあって、いよいよ入園間近という時期ですが、現時点の次女を見ている限り、あと1年で入園できるとは、とても思えません。早生まれだし、どうやらかなり小柄なほうだし、そのうえ内弁慶の甘えんぼだから、そんな次女を3歳で集団に入れると、楽しいと感じることより、しんどいことのほうが、多いかもしれません。長女の場合、3歳ごろになるともうぜんぜん人見知りしなくて、お友だちと遊びたくてたまらない様子で、むしろ3年保育でもよかったぐらいだったので、次女は3年にしようかとも考えていましたが、やっぱり長女と同じように2年保育にしようかなぁと、いまはそちらのほうに考えが傾いてきています。どうしたってあっという間に成長して私から離れていくのだから、次女がべったり甘えてくれるあいだは、できるかぎり長くそばにいたい気持ちも、強まってきています。次女は長女と性格がだいぶ違うので、2年にするか3年にするかは、長女のときの経験にとらわれすぎず、慎重に決めたいと思います。

 
by papiko-gokko | 2016-02-23 23:11 | Diary | Comments(0)
八割は予定調和で過ぎていき残り二割で今日が色づく
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 土曜日は雨で1日じゅう家にいて、朝起きてから夜寝るまでずーっと、長女のごっこ遊びに付き合わされました。いま長女がはまっているごっこは、長女演じるかわいこりぼんちゃん(小学3年)と、次女が演じる妹のかわいこハートちゃんが織りなす、オリジナル学園ストーリーです。私はりぼんちゃんとハートちゃんの通っている学園の教師、ほしぞら先生役を、1日通してやらされました。
 最近の長女のごっこ遊びにはいろいろと細かい設定があって、それを聞いているだけで、一つの物語が浮かび上がってきます。たとえば、りぼんちゃんとハートちゃんには、とてもこわいお父さんとお母さんがいて、その名も、こわどおこり(母)と、こわどコラ(父)。すごく怒るので、りぼんちゃんとハートちゃんは、学園でたくさん勉強をしなくてはいけないという設定なのでした。
 りぼんちゃんとハートちゃんは、カバンをもってあちこち歩き回り、「先生、つぎは何のお勉強をすればいいですか」と私に尋ね、お歌を歌ったらどうでしょうと私が言えば、歌の絵本をカバンから取り出してひとしきり歌い、お料理の時間ですと言えば、おままごとでお料理し、お片付けしましょうと言えば、しぶしぶながらもお片付けをして、何をするときも、ご飯を食べているときさえ、長女はりぼんちゃんになりきりつづけていました。次は何をすればと聞かれすぎて答えに困り、「絵の具でもすれば」と答えてしまったために、面倒な絵の具の準備をするはめにもなりました。絵の具は準備も後片付けもわりと大変なので、たいした絵が描けなくても、絵の具で遊ばせてやれた日はそれだけでなんとなく、育児をがんばったような気分になれます。
 いつまでもごっこ遊びをやめない長女を見ていると、私も幼児のころ、同じように朝から晩まで何かになりきっていたのを思い出しました。あまりにも長くごっこ遊びの世界に浸かりすぎて、まるでお風呂で手の皮がふやけるみたいに、現実とごっこ遊びの境目がふやけてきて、現実がごっこ遊びの世界に飲み込まれてしまいそうになる、そのあやうい感覚を楽しんでいたのでした。そして今でもまだあちこち、ふやけっぱなしの境目が、私の世界にはあるのです。

 日曜日の今日も、空は晴れていたけれど、私の気分と夫の体調がいまいち晴れやかでなかったので、長女と夫が近所のスーパーへ出かけた以外は、1日家で過ごしました。夫が作ってくれた服を着てみたり、夫と長女の将棋をそばで見て長女に下手なアドバイスをして飛車を取られたり、次女の髪の毛を三つ編みにしたり、ホットカーペットに体をくっつけられるだけくっつけて本を読んだり、むせそうな勢いでオレオを食べたり、積み木に興じたりして、のんびりだらだら日曜日を満喫しました。おでかけの休日もいいけれど、こういう日曜日もまた、こよなく愛しています。
by papiko-gokko | 2016-02-20 23:07 | Diary | Comments(0)
洗濯を取り込みながらいつも見るなんてことない日暮れを愛す
 年末年始の風邪がようやく治ったと思っていたら、また長女から順番に風邪を引いて、私と子供たちはほぼ鼻水だけになったものの、最後に症状の出た夫は、昨日から喉が痛くて唾を飲み込むのも辛いそうです。この時期、幼稚園に通っていて風邪を引かないというのは、難しいのだろうな。今回の風邪がこの冬最後の風邪になるよう、一家で栄養価の高いものを食べて、よく寝て、すこしでも抵抗力を高めよう。

 なかなか決められずにいた今年の目標が、やっと定まりました。小説だけでなく難しい本を読む、そして語彙力を高める、です。この手の目標は、10代のころから繰り返し立てては挫折しているのですが、今回こそは本気でがんばるつもりです。テープ起こしの仕事には語彙力が不可欠だからです。このお仕事を始めてからそろそろ4年になるので、早ければ来年、遅くとも再来年あたりから、だんだんと仕事量を増やしていけるよう動き始めたいと思っていて、そのためには、もっともっと多岐に渡る分野の語彙力と知識を身につけなくてはいけないのです。私と違い、昔からあらゆる分野の本をドサドサ借りて読んでいる夫は、私から見ると、すさまじく語彙力があって、それが羨ましくてなりません。こればっかりは一朝一夕で身につくものではないのだろうから、今年一年かけて、私もいろいろな本を読み、語彙と知識を蓄えて、次のステップへ進むための自信をつけたいです。

 郵便局へ行ったら、「童画のノスタルジーシリーズ」という題名で、いわさきちひろと、酒井駒子の切手が売られていて、あまりのかわいらしさに、思わず二つとも買ってしまいました。そして早速、長女が2枚使いました。酒井駒子は横浜の義母へ、いわさきちひろのほうは私の両親宛てで、長女が書いたお手紙と絵を送りました。私もこの切手で、遠くに暮らすあの人やあの人に手紙を出したいなぁ・・・と思いながら、そうして文面をぼんやり思い浮かべながら、洗い物をしたり洗濯を取り込んだりしているとき、心がとても満ち足りています。出したいと思うだけでこんなに心が満ち足りるなら、いつまでも出さずにいようかなと思うくらいです。出すと返事を待ってしまって、そのぶんだけ満たされなくなるから、出したい手紙の文面を考える楽しみを、もうしばらく味わうことにします。
by papiko-gokko | 2016-02-17 23:32 | Diary | Comments(0)
ひとつでも私ひとりが知っていることがあるなら君は友だち
 長女の幼稚園で風邪が大流行し、今週ついにインフルエンザがクラスで5人以上になったということで、学級閉鎖になりました。学級閉鎖になった日は、持っていったお弁当を食べずに帰ってきたので、次女にもお弁当を作らないわけにはいかず、小さなお弁当を作って風呂敷で包み、居間にレジャーシートを敷き、ピクニックごっこをして食べました。それだけのことで、子供たちは心から楽しそうな顔をしてくれるので、こちらまで幸せになります。
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 木曜日の休日は、図書館と、そこから比較的近いところにある森林公園へ行きました。最近、寒くてあまり公園へ行けないので、毎週のようにあちこちの図書館へ行っていて、家に借りた本があふれています。今回行った図書館は児童書が充実していて、長女と数冊えらんで借りてみました。すべて読めるかどうかは分からないけれど、そんなことは問題じゃなく、たくさんのなかから選んで借りるというその行為が楽しいのです。
 森林公園は、本当に遊具などのない純粋な森林で、子供たちには退屈だろうかと思いましたが、飛び石があったのでそれですこし遊んだり、枯れ木や木の実を集めたりして、二人ともちゃんと楽しんでいました。幼稚園に行くようになって、長女はお外で遊びを見つけるのがとても上手になった気がします。比較的気温の高い日だったとはいえ、やはりまだまだ外は寒くて、30分ほどで車に戻りました。春が来たら、またおにぎりを持って公園へ行こうと、公園大好きの長女が毎日のように言っています。今年の春は、次女も長女と一緒にかなり遊べるようになっているだろうから、楽しみです。

d0038776_2364812.jpg 今日は、明日がバレンタインということで、夫が出かけているあいだに、子供たちとチョコカップケーキを作りました。去年はたしか次女を抱っこして作った記憶がありますが、今年はしっかり次女も参加し、長女と競い合って混ぜ混ぜしていました。長女はだいぶ役立つようになっていて、チョコを細かく砕く作業や、材料を混ぜる作業をほとんど任せることができました。次女には、ビニール袋に入れた薄力粉とベーキングパウダーをシェイクするお仕事を任せたら、ノリノリでぶんぶん振ってくれました。カップに入れてオーブンレンジで焼いているあいだは、長女が画用紙をハートに切ってカードを作ったり、だんだんふくらんでくるケーキを眺めながら、次女と一緒に「おおきくなーれ!」「おいしくなーれ!」と、ケーキに向かって声援を送っていました。長女のやることをなんでも次女が真似して、真似されると長女がますます盛り上がって、二人でずっとハイテンションでした。
 夫が帰ってくるすこし前にケーキは焼き上がり、すこし冷ましてハート型の箱に入れ終えたところで、夫が帰ってきました。長女はもうすこし箱に装飾などしたかったようで、あたふたして、あわてて隠したので、箱をごてっと落としてしまっていました。そして、夫が手洗いうがいをしているうちに、大慌てでなんとか箱の装飾をして、なにやらわざとらしい演技をしながら戻ってきた夫に、満面の笑みで手渡していました。次女も、バレンタインの意味は分かっていないのでしょうが、長女につられてニコニコ笑顔で夫を見つめていました。パパのことが大好きすぎて叱られるとすぐに大粒の涙を流す長女が、カードに書いた言葉は「おこらないで。だいすき!」でした。パパに内緒で作るのが嬉しくて嬉しくてたまらなかった、純粋な本命チョコレート。私にはない親子イベントなので、なんだか羨ましいです。
 あたたかいうちに食べたいということで、夫と長女は渡してすぐにさっそく一つ食べていました。まだチョコレートを解禁していない次女にも、今日だけは特別ということで、すこし食べさせてやりました。おいしかったみたいで、よかったです。明日は私ももらってみよう。

 『おかあさんといっしょ』のたくみおねえさんが、3月いっぱいで卒業というニュースに、親子でショックを受けています。私が「たくみおねえさん、新しいおねえさんに変わるんだって」と話すと、長女は「なんで?どうしてやめるの?」を繰り返し、「あしたから、毎日録画しといて。そしたら、おねえさんが変わっても、大丈夫だから」と、張り詰めた表情で私に頼み込んできました。長女は0歳のころからほぼ毎日見て育ったし、私もおねえさんのきれいで可愛らしい声が大好きで、何度元気づけられ、助けられ、救われたか分かりません。これからは録画して、感謝の気持ちで見よう。ああ、最後の放送、泣いてしまいそうだ。
by papiko-gokko | 2016-02-13 23:49 | Diary | Comments(0)
いいことがあなたにたくさんあるように祈りの言葉「いってらっしゃい」
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 節分を過ぎたので、日曜日にひな人形を出しました。数日前から、出したい出したいと言っていた長女も、大喜びで手伝ってくれました。去年までと違って安心して任せることができ、私の言いつけを守って慎重に丁寧に扱う長女の姿に、すごく成長を感じました。ハチャメチャ真っ盛りの次女には出し終わるまで夫と別の部屋で待機してもらい、きれいに並べ終えてから見せると、「かあいいー!」と、はしゃいでいました。そんな次女の反応にもまた、成長を感じました。
 こうして毎年出していると、なんだか、おひな様たちの顔が、年々優しく慈悲深くなっていくように思えてきます。きっと、出すたびごとに、私や子供たちのなかで、愛着が増してきているからなのでしょう。どうぞ私のかわいい娘たちを優しく見守ってやってくださいと思いながら、並べました。長女が生まれたばかりのころ、新生児の長女を膝に乗せて、母と一緒にネットであれこれ見て選んだのを、懐かしく思い出します。ひととえさんの、ちいさくてまるっこくてほんわかやさしいお顔をした雛人形が、私も母も一目で気に入って、この雛人形に決めたのでした。次女が生まれたときにはお道具も買ってもらって、いっそう華やかになりました。いま、雛人形の前でにこにこ喜ぶ子供たちの顔を見て、この雛人形にしてよかったなぁと、つくづく思います。

 雛人形を出したときにも本当に強く感じたのですが、5歳になってから、長女が急激にお姉さんになりました。なんというか、4歳までとはぜんぜん違う新しい段階、いうなれば、子ども時代の第二章に入ったなという感じが、すごくします。
 読んだことや見聞きしたことや教えたことを、これまでとは比べものにならないくらい、くっきりクリアに理解できるようになり、だから今は、あたらしい世界に触れることが、なんでも楽しくてたまらない様子です。一人で読書にふける時間も増え、どんなことにも、ぼんやりとではなく身を乗り出して向き合い、得た知識も生まれた疑問も、まるごとぐびぐび吸収して思考し、自分のものにしているのが、そばで見ていて分かります。私との会話も、これまではチンプンカンプンなところに面白味を感じていましたが、今はそれが、明瞭に通じ合えるからこそ生まれ面白さに変わりました。これまでの長女の思考や言葉がぶわぶわのわたあめだったのだとしたら、今の長女は、飴細工です。それくらい、変わったのです。
 言い出したらなかなか聞かないワガママは相変わらずだけれど、そのワガママの質もすこし変わってきて、わけのわからなくなるほど泣き続けていたこれまでと違い、最近は、たいてい泣きわめく前の段階で引き下がるし、どうしても引き下がれずにワアワア泣いていても、こちらの話に耳を傾けるようになり、それであきらかに自分が間違っていると分かったら、ある程度まで泣いて、諦めるようになりました。
 4歳と5歳のあいだに、こんなにも差があるなんて、知りませんでした。がむしゃらに可愛かったわたあめ幼年時代を過ぎ、飴細工の少女になった長女は、今、しみじみと可愛いです。これからしばらくはこんなふうに、しみじみと可愛い時代が続くのかなと思うと、楽しみで、嬉しくて、どきどきします。これからどんな女の子になっていくのだろう。
by papiko-gokko | 2016-02-08 23:24 | Diary | Comments(0)
ちりばめた小さな嘘を見抜くなら嘘つきになる訳も見抜いて
 おもちゃの激突により液晶が壊れた無念のテレビを、電化製品を取り扱っている中古店へ持っていき、引き取ってもらいました。壊れたものなのでやはり買い取りはできないといわれましたが、引き取ってもらえるだけでも、ありがたいことでした。夫と話し合った結果、5万以上を出して修理する気にはどうしてもなれず、ネットで比較的状態のよさそうな2012年製の中古テレビを3万弱で見つけたので、それで手を打ったのでした。注文して数日後に届いたテレビは壊れたテレビより一回り小さい32型ですが、新品のようにきれいだったし、べつに頻繁に映画鑑賞をするわけでもないので、わが家には十分の大きさです。
 あまりに高すぎて修理する気にはなれなかったけれど、たった2年弱で壊れてしまったテレビも捨てるにはあまりにもったいないものだったから、中古店でジャンク品として売ってもらって、直せる人が直して生き返らせて使ってくれたなら、この無念さもいくらか救われます。壊れてしばらくは落ち込んだけれど、新しいテレビを設置して、壊れたテレビを引き取ってもらったことで、ようやく現実を受け止めることができました。二度と同じ過ちを繰り返さないよう、今度のテレビは、もうすでに衝撃防止のカバーも取り付けてあります。今度こそ、長く大事に使おう。
 テレビを引き取ってもらったあとは、県立図書館へ行きました。最近知ったのですが、岡山県立図書館はとても広くて蔵書も多く、集客率と貸出数が全国1位なのだそうです。そんなすごい図書館が車で行ける距離にあるなんて幸せです。子どものコーナーもしっかり分けて作られているので選びやすく、私も選ぶし、長女も次女もドサドサ選ぶので、最終的にすごい数になりました。長女はだんだんと簡単な児童書も自分で読めるようになってきたので、2冊ほど幼い子向けの児童書も借りてみました。児童書の世界、あまり詳しくないので、これから長女と一緒に開拓していくのが楽しみです。なんだかんだでいくつになっても、本の世界に足を踏み入れているときが、一番心躍るのです。
 図書館のあとは、ショッピングモールへ行って、子供たちのコートを冬物セール60%オフでゲットしました。ここ数週間にわたってあちこちのお店を巡って探していたのですが、夫のこだわりが強くてなかなか決まらず、ようやく今日、まあこれでいいとしようと夫が言うものに出会うことができて、購入に至りました。本当はほかにもあれこれ見たかったけれど、子供たちが限界を迎えていて、とくに次女が暴れ始めたので諦めました。あと何年かすれば、もうすこしゆっくり買い物できるようになるかな。
by papiko-gokko | 2016-02-06 23:05 | Diary | Comments(0)
感触をもっと覚えていたいのに体に足りない記憶媒体
 節分の日、長女は幼稚園を休みました。前日に「あしたは幼稚園に鬼さんが来ます」と先生が言ったのを聞いて、人生初の登園拒否をしたのです。朝、かたくなに布団から出ようとしない長女に、「先生がお面をかぶるだけかもしれないし、優しい鬼さんかもよ」と諭しても、「どうしてもイヤ。ぜったいに行かない」の一点張りで、まあちょうど風邪気味だし発表会の疲れもありそうだから休ませておくか・・・と、しかたなくお休みの連絡を入れました。5歳になっても、鬼とか怪獣とか、そういうものがまだまだ怖いようです。その代わりおうちでは積極的に豆まきに参加し、お面をかぶった夫に、「こわくないし。ぜんぜんこわくないし」と言いながら、がんがん豆を投げつけ、最後は自分もお面をかぶって、次女に豆をぶつけさせていました。これで、心の中の鬼が少しは退治できただろうか。今朝もつい、もたつく長女を怒ってしまったけれど。
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  そして2月4日、次女が2歳1ヶ月を迎えました。2歳になった次女は、一言で言うと、大変です。 こちらの提案や指図には徹底的に「イヤだ!」「こっち、いいの!(こっちのほうがいいの)」と反発し、こちらが急いでいるときほど自分で身支度したがり、思い通りにならないと床に突っ伏して声を張り上げて泣き、ちょっとやそっと叱ったぐらいではまるで言うことを聞かず、むしろわざと繰り返したりして、魔の2歳児街道ど真ん中を力いっぱい歩んでいます。2歳児育児も2人目となると多少は余裕をもって向き合うことができ、長女のときのように、一緒になって涙を流すような精神状態になることはありません。しかし、疲れはやっぱりあるみたいで、ああ静かな旅館でぼんやり夜更けまで日本酒飲んで寝て昼過ぎに起きて散歩して温泉に浸かりたい・・・などと、たびたび夢想している自分がいます。
 2歳になってから、次女はエジソン箸を使い始めました。最初はうまく使えずに怒っていましたが、いまは上手に使って食べています。スプーンやフォークより、食べやすいようです。1歳のころよりも格段によく食べるようになって、わずかずつですが、体重も増え始めました。身長も、1ヶ月で1㎝伸びていました。ただ、長女がさきにごちそうさまをすると、次女まであわてて「ごっちょちゃま!」と席を立ち、遊び始めてしまうのが問題です。
 姉妹でよく遊ぶようになり、昨日は長女にくっついて、ぼうけんごっこをしていました。「おにぇえちゃんと、ぼうちぇんに、いってちゅゆわー」と、長女の真似をしてリュックを背負ったり、首からなにかぶら下げたり、魔法のステッキを持ったり、夢中で冒険の準備をしていました。二人で遊ばせているとかならず定期的にケンカが勃発し、うわああと泣きながらこちらに来て、「あのねえ、だってねえ、おにぇえちゃんがねえ、次女ちゃん、こえちたかったのにねえー、とったんだもーん」と、少ない語彙を必死につかって私に訴え、それで気が済むとまた長女のそばにいって遊び始めるその姿は、いかにも妹らしくて可愛いです。長女もそんな妹が、可愛くてたまらないようで、たまにお互いに感極まる瞬間があるらしく、「だいすき、ぎゅー!」と言い合いながら抱き合ったりしています。
 最近は、お絵かきが大好きで、机に向かっていることが増えました。丸をたくさん描いて、それで顔のようなものだったり、おばけだったりを表現しています。いまはどちらかというと、自分で描くよりも描いてもらうほうが楽しいらしく、ここのところ、絵描き歌を1日に10回以上描かされています。ワンワンとウータンとゆきちゃんの絵描き歌が、とくに大好きで、絵描き歌を歌いながら描いてやると、一緒に歌いながらそれを見ています。私だけでなく、夫や長女にも毎日描いてもらっています。長女は頼まれるのが嬉しいようで、「はいはい」とわざと面倒そうに返事をして、自分の知っている絵描き歌をいろいろと描いてやっています。
 それから絵本も大好きで、2歳になってから、赤ちゃん向けの絵本だけでなく、幼児向けの絵本でも、それほど長くなければ長女と一緒に楽しめるようになりました。毎晩、長女と次女と私がそれぞれ1冊ずつ絵本を選んで3冊読むことに決めているのですが、次女はそのしくみを平気で無視して2冊も3冊も選び、そうすると長女も負けじと2冊目を選ぶので、どの絵本を明日にまわすかで毎晩のようにもめています。とくに好きな絵本は、ごぐまちゃんシリーズで、読むとなると、本棚にあるこぐまちゃんシリーズすべてを読まなければ気が済まないらしく、一時期は毎日、うちにある11冊ぜんぶ読まされて大変でした。たしか長女にも、そんな時期があったなぁ。同じくらいのころだったかもしれません。こぐまちゃんシリーズ、すごい。
 とても小柄なのと、末っ子なのとで、2歳になったいまも、ついついみんなから赤ちゃん扱いされている次女は、かなり甘えん坊に育っていて、すぐに抱っこを求めてきます。求められるたび抱っこしてやりながら、果たして長女もこれくらい抱っこしてやっていただろうかと、いまさら慌てて長女のことも抱っこしてみたりしています。長女のことも次女のことも、抱っこできるうちに、これでもかというほど抱っこして、感触をできるかぎり腕に染み込ませておきたいです。ああ、だけどもう、新生児のころの感触を、あんまり思い出せないから、どんなに抱っこしても、やっぱり、忘れてしまうのかな。

 
by papiko-gokko | 2016-02-04 21:43 | 月齢ごとの成長記録(次女) | Comments(0)
この場所はいつもあまりに陽だまりで眉間に皺が寄ってしまうよ
 先日、幼稚園で生活発表会がありました。長女がクラスのみんなと一緒に舞台に出て、歌ったり、踊ったり、劇をしたり、合奏をしたりするのを、ビデオに収めました。母もこの日のためにやってきていて、私と次女と一緒に観賞しました。
 朝、緊張しているかと聞いたときには、「してない」と答えていた長女でしたが、最初に舞台へ出てきたときの表情はあきらかにこわばっていて、ピアノが鳴って歌い始めたときも、家で歌っているときのようには声を出していないのが、ぎこちない口の動きから分かりました。続いての劇では、おそらくたくさん練習しただろうに、大勢の観客を前にしてみんな緊張してしまったのか、だれもかれも声が小さくてもじもじして、先生の助けを受けながらなんとか台詞を言うような感じで、園児に台詞や動きを覚えさせて演技させるというのは、かなり難しいことなのだろうなぁと思いました。劇の完成度はともあれ、みんなのはにかみが可愛らしくて、ふだん送り迎えのときに見ているのとは一味違った表情を見ることができて、それだけで十分楽しめました。長女は緊張していたのかなんなのか、劇の間中ずっと何かにびっくりしているような顔をしていて、大きな効果音とともにオオカミの出てくるシーンでは、本気で怖がって隣のお友だちの手を握っていました。踊りは劇のときとは打って変わってみんな大張り切りで、長女も振り付けをすっかり覚えて上手に踊っていました。合奏では、タンバリンとトライアングルを、真剣な顔で叩いていました。
 長女が出ているときは撮影で忙しく、それに、ああ今日にかぎって長女の髪がなんかぼさついている・・・とか、ああ靴下がなんかずりかけてる・・・とか、体操服の下から肌着が出そうになってないか・・とか、小さな事があれこれ気になって、感動どころではなかったのですが、長女のクラス以外のときは、目の前の幼児たちをゆったりした気持ちで鑑賞することができ、長女と同じときに入園したこの子たちがもうこんなことできるようになったなんてなぁ・・・と、ふいに感極まって涙ぐんだりしていました。本当は長女のことも、そんなふうにゆったりした気持ちで鑑賞してやりたいのですが、わが子がでているとどうしても、感動よりも心配のほうが上回ってしまうようです。
 人生初の発表会はかなりくたびれたようで、家に帰ってからの長女は、いつもよりちょっとワガママでした。長女がその日の日記に記した「はっぴょうかいだった。ほんばんだった。がっそうした。げきもした。うたもした。たのしかった。うれしかった。とってもつかれた。」という言葉が、この日のすべてを物語っています。楽しくて嬉しくてとっても疲れることが、人生にはこれからもたくさんたくさんあるんだよ。本番が終わってしまったのが、いまは寂しくてしかたないようで、次女を相手に、発表会ごっこをして遊んでいます。長女が先生、次女は園児、私が観客役ですが、次女が言う通りにするはずもなく、それで何度となくケンカになっていました。私もよく、妹とそんなケンカをしていたのを覚えています。5歳になった長女は、ますます私の記憶のなかにある幼いころの私に似てきていて、しみじみと可笑しく、愛しいです。
by papiko-gokko | 2016-02-03 23:06 | 幼稚園生活(長女) | Comments(0)


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