日記と短歌
by papiko
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どちらからともなく始まる鬼ごっこその瞬間にもうお友だち
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 0歳と3歳から、1歳と4歳の姉妹になった2人は、ますますよく遊び、よくケンカするようになりました。どちらかといえば長女が次女に泣かされていることのほうが多くて、次女のおてんばっぷりには手を焼いています。長女がテレビを見ているときにテレビの主電源を消したり、うっかり手の届くところに置いていた食パンの袋から食パンを取り出してちぎっていたり、食事中やたらめったらコップに手をかけてこぼしたり、紙じゃないところにお絵かきしたりと、0歳時代よりもイタズラが本格的になってきました。次女を見ていると、長女ってあんまりイタズラしないおとなしい子だったのだなぁと思えてきます。最近はシール貼り遊びにもはまっていて、貼ってはいけない場所に貼ったり長女の大事なシールを貼ったりしないよう、次女用のシールと貼ってもいい紙や段ボールを用意して、好き放題貼らせたりしています。すると必ず長女もやってきて、一緒にべたべた貼り始めます。
 長女は4歳になった喜びを日々かみしめているようで、その喜びが長女に絶大な自信と力を与えたのか、4歳になってから急に、いろいろなことが上手にできるようになってきました。お箸を持てるようになったり、書けなかった文字を書けるようになったり、それに、しばらくあまり描いていなかった絵を、またものすごく描き始め、色もきれいに塗って、しっかり完成させるようになりました。
 大人と違って、子どもにとって誕生日は、強力な魔法なんだなと、ふたりを見ていると思えてきます。なんだか長女も次女も、年齢と一緒に、新しい魔法を手に入れたように、ぴかぴかなのです。誕生日を迎える直前は、0歳じゃなくなること、3歳じゃなくなることが寂しくて、あぁ0歳の魔法が、3歳の魔法が消えてしまう・・・と、そんなふうに思いましたが、失うと同時にまた新しい年齢の、とんでもない魔法を手に入れて、ふたりとも、それをどんどん自分のものにしています。そんな、私には魔法にしか思えない不思議な変化は、本当はごくありふれた成長の過程に過ぎず、「魔法」はそのまま「成長」という言葉に言い換えることができてしまうのかもしれないけれど、この誕生日前後のふたりの感じは、なんだか、成長より魔法という言葉のほうがしっくりきます。

 先日、入園予定の幼稚園で用品注文と簡単な面接がありました。長女がうまく面接で答えられるかも心配だったし、それに次女も連れて行かなければならないので、次女が泣いて迷惑をかけたらどうしようかとそれも心配で、数日前から眠りが浅くなるほどひやひやしていましたが、なんとかかんとか、無事に終わりました。
 当日、幼稚園へ行くと、まず広い遊戯室に集められました。そこにはお正月仕様に可愛らしく飾られたステージがあり、それから年期の入っていそうなピアノがあり、園歌の歌詞が書かれた大きな額縁もあり、あぁこれから長女はこの歌を覚えて歌ったりするんだなぁと思うと、もうそれだけでこみ上げてくるものがありました。この調子だと、卒園式どころか、入園式で泣いてしまいそうです。
 遊戯室で説明を受けたあと、順番で簡単な健康診断を受け、それから面接がありました。面接の順番が早いほうだったので、健康診断のあと、長女のボタンをちゃんとしめないまま慌てて部屋を出たら、それに気づいた先生が、「大丈夫?やってあげようね」と、てきぱき手慣れた感じで長女のボタンをしめてくださって、「どきどきするよなぁ」と、長女に優しく話しかけてくださって、わぁそうか、これからはこの子をこうして毎日数時間、日常的に先生が面倒みててくれるのか!と、改めて気づいて、嬉しくて、ふわーっとヘリウム風船のように心が軽く舞い上がっていくのを感じました。これからは日常的に、私や夫以外にも、長女を褒めてくれたり叱ってくれたりしてくれる大人がいる、その頼もしさ、ああ、嬉しい。
 生まれて初めての面接で長女は、事前に家で私と「としはいくつですか?」「4さいです」というやりとりの練習をしたせいか、最初に「お名前はなんですか?」聞かれたとき、思わず「4さい!」と答えてしまいましたが、その後は先生の質問に答えることができて、それほど緊張していた様子もなく、むしろ私のほうがぎくしゃくおどおどしているくらいでした。
 面接のあとは楽しみにしていた用品注文で、サンプルで置いてあった帽子や制服を着せてサイズを見ながら、思わず「わあかわいいー」とにやにやしたりしました。制服、とても似合ってすてきだったから、新品の届く日が楽しみで仕方ありません。
 用品注文の最終的な手続きを私がしているあいだに、長女はそばにいた子とお友達になって、きゃっきゃと広場を走り回っていました。長女はいまのところ標準語(に、少し私の出雲弁が混ざっている不思議な言葉)で話すから、岡山弁の子とうまくお話できるのかなぁなんて、心配していたのですが、どうやら幼児の世界において、言葉の雰囲気なんていうものはまだまだそれほど重要ではないらしく、目が合って、どちらからともなく走り始めて、追いかけっこになって、楽しくて楽しくて、いつまでも続けていたいなあって思ったら、それでもう、お友達なのでした。素敵です。大人もそんなふうにお友達が作れたらいいのにな。長女とその子はすっかり打ち解けたので、お友達のお母さんの提案で、園をでる直前まで一緒にいました。
 次回はまた2月に、一日入園があります。そのときも次女を連れて行かなければいけないので、それが不安なのですが、抱っこひもでだっこしていればおとなしいだろうから、なんとかなるさと自分に言い聞かせています。楽しみです。
by papiko-gokko | 2015-01-28 23:38 | Diary
長女4歳
 1月22日、長女が4歳になりました。半月前から「あと何かい寝たら4さいになる?」と聞き続けてきた彼女は、いよいよあと1回寝たら4歳という21日の夜、布団のなかで「ああ、なんかそろそろ4さいに、なってきてるかも・・・」と言いながら、体中からあふれるワクワクを抱きしめるみたいに身をぎゅうっと縮め、小声で何度も10から1までのカウントダウンをしながら眠りにつきました。
 そしてついに迎えた誕生日の朝、目を覚ました長女に「4歳になったよ、おめでとう」と声をかけると、笑いをこらえるような顔をして起き上がり、それから鏡の前に行きしばらく自分の姿を眺めたあと、「あれ、4さいになったのに、体の大きさがあんまり、変わってないじゃないか」と、困惑していました。年齢があがると同時に、背丈もびゅーんと伸びると思っていたようです。がっかり顔で鏡の自分を見つめる長女に「少しずつ少しずつ大きくなるんだよ」と教えたら、たちまち元気を取り戻し、「4さいになったから、もう、てちゅぼうのしゃかあがりとか、たかいジャングルジムができるよねえ」と、4歳になりたてのつたない口調で言い、目を輝かせていました。そんな、4歳の始まりの、まぶしいまぶしい朝でした。
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 夜、夕食のあと、4本のろうそくに火をともし、私と夫がハッピーバースデーの歌を歌っているとき、長女ははにかみながらろうそくの火をじいっと見つめていました。ろうそくの火で、頬がまるく光っていて、とてもきれいでした。歌い終えたあとは、「もう4さいだから、ひとりで消せるよ」という長女の宣言通り、一人で立派に4本のろうそくを吹き消しました。3歳の誕生日のときは、まだ新生児だった次女が火を怖がって大泣きしましたが、今年はそんなこともなくて、とても穏やかな時間でした。
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 ケーキのあとは、プレゼント。私たちからのプレゼントは、シルバニアの家具と、それから手作りのヒットくんかるたです。驚いたのは、渡した後、ひとしきり飛び跳ねて喜んだあとで、私と夫に向かって「ありがと!」と言ったこと。4歳になったんだなぁと、その一言に成長を感じました。かるたは、色塗りが間に合わなくて線のみのものも数枚ありましたが、とても喜んで夢中で遊んでくれて、がんばった甲斐がありました。
 そんなふうにして、4歳のお誕生日が無事に過ぎていきました。この4年間は濃厚すぎて、自分のなかではなんだかもう、人生の大半を長女と過ごしているような感覚だから、長女が自分の人生に加わってから実はたった4年しか経っていないことに、驚いてしまいます。4年前、真っ赤なお尻で生まれてきた、ふにゃふにゃだったあの子が、自分の誕生日をしっかり理解して喜び、ケーキの火をひとりで吹き消し、プレゼントをもらって、ありがとうなんて言うようになったのです。なんてすばらしいんだろう。
 今日、話の流れのなかで、なんとなく長女に「大きくなったら何になりたい?」と聞いてみたら、これまではいつも、わけの分からない返答ばかりしていた長女が、今日ははっきりにっこり、「おかあさん」と、答えました。長女の最も身近な大人がおかあさんなのだから、当然といえば当然なのかもしれないけれど、長女が初めてなりたいと思ったものが、「おかあさん」だったことが、幸せで、これまでの4年間に対して、長女から花束をもらったみたいに嬉しくて、「へえええそうなんだ!」と驚きながら、あやうく泣きそうになりました。普段の私が、なりたいと思ってもらえるようなタイプの母親をやれているとはとても思えないけれど、素直に嬉しかったです。
 これから始まる4歳の日々は、きっと、3歳の時にできなくて悔しかったいろんなことができるようになり、幼稚園でお友達もできて、どんどん世界が広がって、きっと最高の1年になるに違いありません。おめでとう4歳。すくすく育ってくれて、こんなに嬉しい気持ちをくれて、ありがとう。
by papiko-gokko | 2015-01-23 23:55 | 月齢ごとの成長記録(長女)
爪そろそろ切ってやらなきゃ一日の最後に思うのはそんなこと
 「あと何かい寝たら、4さいになる?」と、毎朝長女に尋ねられ、あと20かい、あと19かい、あと10かいと、毎日答えているうち、気づけばついに、「あと3かい」になりました。あと3回寝たら、長女が3歳じゃなくなるのです。3歳の長女と過ごした時間の、なんと濃密だったことか。0歳も、1歳も、2歳も、もちろん濃密で、思い出深い1年だったけれど、3歳のこの1年は、次女の誕生があり、引っ越しがあり、新しい土地での暮らしがあり、3歳になりこちらの思い通りにいかないことの増えてきた育児に対する葛藤があり、それゆえ感情でぶつかり合うことも増え、幼稚園入園に向けての不安や緊張もあり、とにかくいろいろぎゅうぎゅう思いの詰まった、鮮烈な1年になりました。だから、長女といえば3歳という印象がすごく強くて、あの子がもう3歳じゃなくなることが、信じられません。
 22日の誕生日に向けて、いま、夫と必死でカルタ作りをしています。最初は今年も絵本を作るつもりでしたが、次女の誕生日で作ったばかりだし、長女にはすでに3冊プレゼントしているので、今回は趣向を変えて、ヒットくんかるたを作ることにしました。絵はヒットくんやその仲間たちと娘たちで、文字の札はすべて五・七・五調と決めて作っていて、文面はすべて考え終えました。いま、絵の下書きを夫がして、ペン入れを私がしているところです。カルタを作る人向けの無地かるたというものをネットで見つけたので、それに書き込んでいます。ここ1年ぐらい、時間がないのを言い訳にして、短歌を詠むのをさぼっていたけれど、今回ひさしぶりに、五・七・五のリズムでたくさん言葉を並べる作業をしてみたら、これがすごく楽しくて、わくわく頭が働いて、自分のなかで言葉が、炊きたてのお米のように、つやつやと立ち上がるのを感じました。やっぱり私はこのリズムが好きなのだから、短歌を詠むのをさぼるなんて、もったいないことしてはいけないな。
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 長女の誕生日に先がけて、昨日私の両親から、木製のドールハウスが届きました。長女と次女ふたりへの誕生日プレゼントです。これは、長女というよりどちらかというと私がずっと前から密かに憧れてほしがっていたもので、これまでたびたび段ボールでヒットくんハウスを作っていましたが、ついに立派な、ちょっとやそっとじゃ壊れない、ヒットくんハウスがやってきたのでした。ネットでいろいろ見て両親や長女と話し合った結果、「階段があるおうちがいい」という長女の希望で、階段が2つもついているこのおうちになりました。家が2つに分かれていて、かたちを変えて遊ぶこともできる優れものです。
 届いてすぐ夫に組み立ててもらい、長女も次女も大喜びの大興奮で、さっそくヒットくんたちを住ませて遊んでいます。次女にはまだ用途がよく分かっていないらしく、自分が入ろうとしたり、上ろうとしたりして、長女を困らせていましたが、長女が遊んでいる様子を見て、なんとなく理解したのか、屋根からヒットくんを投げ込んでいました。私たちから長女への誕生日プレゼントとして、このおうち用に、シルバニアの台所と冷蔵庫をあげる予定なので、おうちにそれを置くのも楽しみです。これからふたりで、長く仲良く使ってくれますように。

 さあ、今日もこれからかるた作りです。そして明日は、誕生日ケーキ用のいちごを買うのです。あと3回寝たら、長女は4歳。ああ、4歳だなんて。
by papiko-gokko | 2015-01-19 22:17 | Diary
日常が始まる
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 お正月と次女の誕生日が終わって、夫の仕事も始まり、日常が戻ってきました。まだ微妙にリズムが整わず、夜、次女がいつまでも寝なかったり、朝、長女がいつまでも起きなかったり、私もなんだか気だるかったりしていますが、幸い、お正月の帰省で体調を崩すこともなく、みんな元気に過ごしています。
 1歳になった次女は、ふとした拍子、たまに2,3歩ぐらい歩くようになりました。しかし、その様子を写真やビデオに収めようとして、無理矢理立たせると、まるで歩こうとせず、ぺしゃりと座って、ハイハイを初めてしまいます。ハイハイがとても速くて上手なので、あまり歩く必要性を感じていないようです。誕生日、義母にファーストシューズを買っていただいたので、春になったら手をつないで、外を歩かせてみよう。外に出れば、きっと歩きたくなることでしょう。おしゃべりもどんどん活発になっていて、「ない、ばあ!(いないいないばあ)」「ぱぱ」「まんま」など、よく言うようになりました。夜、寝かしつけのとき、長女に向かって「ばあ!ばあ!」といい、長女を遊びに誘うので困っています。
 次女は以前、卵とミルクでアレルギー反応が出て、8ヶ月ごろからミルクは大丈夫になったのですが、卵は怖くてこれまで与えていませんでした。検査を受けた病院で、1歳になったら、卵の除去をやめて、お菓子などから少しずつ食べさせてみましょうという指導を受けていたので、今日はじめて、卵黄の少量含まれているせんべいを与えてみたところ、特に反応がでず、胸をなで下ろしました。つぎは、たまごボーロを与えてみる予定です。
 長女は、毎日一度は強く叱られて泣いていますが、へこたれることなく、歌って踊って描いて演じて、愉快に暮らしている様子です。4歳を目前に、体つきがしっかりしてきたなぁと、お風呂や着替えのとき、いつも思います。もう、いつでも私のそばから駆けだしていく準備の整った手足と肩と背中をして、それでもまだ、お母さんだっこしてえと、毎日何度も甘えてきて、大きくなった体をよいしょとだっこしてやると、ぎゅうっと抱きついてきて、抱きついたときに頭を置く場所や、こすりつけてくる感触は、赤ちゃんのときと変わらなくて、そのことに安心してしまう自分がいます。
 だっこといえば、以前図書館で借りて以来ずっと手元に欲しかった『ねえ だっこ』という絵本を最近ついに購入して、長女に読んでやったら、にこにこ聞いて、最後、絵本の女の子の真似をして抱きついてきました。下の子を寝かしつけ終えて家事をしているお母さんのそばにずっとくっついて、ねえ、ねえと、話しかけ続ける女の子が、笑っちゃうほどまさに長女そのものなのです。最後、女の子が弟をだっこするシーンが大好きです。図書館で借りて初めて読んだときはたしか妊娠中で、そのときも、いいなぁと思ったけれど、実際に次女が生まれてから読んでみて、ますます好きになりました。
 長女も次女も去年の今頃とは比べものにならないくらい成長していて、子ども部屋で仲良く遊んでくれる時間も増えました。一緒に遊んでいるときよりも、お互いに別々の遊びに没頭していることのほうが多いのですが、長女も次女も、子ども部屋にひとりでいるのは嫌みたいで、どちらかが子ども部屋から出てくると、たちまちもうひとりのほうも、出てきてしまいます。同じ遊びをしていなくても、そばにいるのが当たり前で、ふたりで一緒にいれば、親がいなくても安心して遊べるようになったのだなぁと、そのことがとても頼もしく、嬉しいです。

 今年の目標も決めないうちに、もう1月が10日以上も過ぎてしまって、年の初めらしく目標を何かひとつぐらい決めなければと思うのですが、びしっとしたかっこいい目標がなにも思い浮かばないので、食事と清潔で家族の健康維持に努めることと、それから4月からは幼稚園も始まるから、長女とともに幼稚園のある日々に慣れていけるよう、がんばろうと思います。1月の下旬にさっそく、幼稚園で健康診断やら制服などの注文やら面談やらあるので、今からすでに緊張していて、1日に何度もそのことを考えています。入園するのは長女なのに、私が緊張してどうするのだろう。これまでずっと避けてきたけれど、これからは、長女に迷惑がかからない程度に、保護者同士の人付き合いみたいなものも、がんばらなくては。こればっかりは、私にとって、がんばらなくてはできないことなので、がんばります。
by papiko-gokko | 2015-01-12 23:29 | Diary
2015年がきて、次女、1歳になる。
 1月4日、次女が満1歳を迎えました。年末年始、夫の実家に帰省したので、誕生日の2日前に、みんなでごちそうを囲み、一升餅を背負わせて、賑やかにお祝いをしました。
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 予定日より一週間も早く生まれて、2415グラムほどの小さな体だったにもかかわらず、不思議と不安を感じさせない貫禄のある新生児だった次女。3日の夜7時半ごろ夫と長女とともに病院に行ってから、生まれるまでずっと長女が寝ずに待っていてくれて、4日の0時11分、生まれてすぐに姉妹の初対面を果たしたことや、体が小さくて新生児用おむつでもぶかぶかだったため折り曲げて使っていたこと、退院の2日前に爪を切ってやっていたら深爪してしまい、大泣きさせてしまったこと、長女が毎日お見舞いにきてくれて、バイバイしたあとその後ろ姿が頭から離れず病室で泣いていたことなど、懐かしく思い出します。入院中は長女のことが気がかりで、とにかく早く帰りたくて、なんとか次女が退院できる体重のボーダーラインをクリアして退院許可がでたときは、嬉しくて仕方ありませんでした。家に帰った次女を、初めて長女が抱いたときの写真は、いまも大事に飾ってあります。
 生後1ヶ月を向ける前からにこにこ笑う子で、誰にでも愛想の良い性格になるのかと思いきや、いまは人見知りが激しく、すっかり泣き虫の子になりました。嬉しいときには大きなお口で笑い、悲しいときには力いっぱい泣き、おもちゃを取られそうになったときには大声を出して威嚇し、甘えたいときにはものすごい勢いでよじ登ってきて、だっこが大好きな甘えん坊さんです。
 次女が生まれてきてくれたことで、育児の日々は、とても明るく、愉快なものになりました。長女ひとりのときには、とにかく何をするにも不安で、失敗したくなくて、思い詰めてばかりいたけれど、次女が生まれて、ふたりの違う人間を育て始めてみると、時間的には余裕がなくなったのに、精神的には不思議なくらい余裕ができて、無駄な力が抜け、多少不安に思うことがあっても、まあ大丈夫だろう、なんとかなっていくだろうと、思えるようになりました。そして日々起こるいろいろな珍事を、楽しめるようになりました。次女がいることで、一家全体の雰囲気が、明るくなりました。言葉と絵と音符があったところにリズムが加わったような、ちょうどそんな感じで、軽やかに、伸びやかになりました。この1年間でもう完全に、次女は我が家になくてはならない存在となりました。
 生まれた直後にも思いましたが、次女に対しては、私たち家族のところに生まれてくれてありがとう、我が家を選んでくれてありがとう、という感動、感慨を、とても強く抱きます。それはきっと、すでに長女がいて家族が成り立っているところに、一歩遅れてやってきてくれた、2番目の子に対してだからこそ、感じるものなのでしょう。次女が我が家に運んできてくれた幸せを、私も夫も長女も、毎日浴びて暮らしています。

 夫の実家でも誕生祝いはしたけれど、やはり4日当日にもお祝いしたかったので、当日は豆乳プリンを作って、長女がハッピーバースデーの歌を歌い、2度目のお祝いをしました。そして誕生日プレゼントも渡しました。1歳のプレゼントは、木琴。いろいろ悩んだ結果、楽器になりました。
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 与えてみたところ、次女にはまだ早かったようで、むしろ長女が喜んで叩いています。いまは無理でも、長女がやっているのを見ているうちに、できるようになるかな。なるといいな。
 それからもう一つ、誕生日恒例の手作り絵本も、なんとか年末に完成させて、渡すことができました。
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  今回も、描いた絵をパソコンに取り込んで色づけして印刷して製本しました。今回はなかなかの自信作で、次女が喜びそうな要素満載に仕上げることができ、満足しています。これまでと同様、文章が私、絵と全体のデザインが夫で、見返し紙には、長女が描いた次女の似顔絵を使いました。もちろん内容も、次女が主役になっています。さっそく読んでみると、次女はそれなりによい反応をしてくれました。文字が大きいので、長女が読むこともできて、何度か読んであげていました。
 ああ、それにしても、次女が1歳。とうとう1歳。もちろん心から喜んでいるのは言うまでも無いのですが、0歳の子がうちにいなくなってしまった・・・という、一抹の寂しさもあります。もうおそらく、私が0歳の子の親になることはないのだなぁと思うと、この一年間への愛しさが増します。かわいくてゆかいな乳児時代、育てさせてくれてありがとう。そして、1歳になった次女をこれから育てていけることが、私のなによりの幸せです。1歳ばんざい、おめでとう。

 そんなふうにして始まった2015年。今年もどうぞよろしくお願いします。
by papiko-gokko | 2015-01-06 23:33 | 月齢ごとの成長記録(次女)


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