日記と短歌
by papiko
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今日書きたいと思ったことを書く
 今週から、長女の遊びに、何かになりきって遊ぶごっこ遊びが加わって、私も次女も、長女に割り当てられた役になりながら一日を過ごしています。今日は、パッコロリンのぱっくん、ポコポッテイトのメーコブ、ノンタンのくま役などをやりました。あと、オリジナルで、こわいお医者さん役というのもあり、長女は優しい看護師さん、次女は優しいお医者さん役で、ぬいぐるみたちの病気を治しています。私はこわいお医者さんなので、注射ばかりして、苦いお薬ばかり出して、そのアフターフォローとして、優しい看護師さんの長女が、痛くない魔法の注射をして、甘いお菓子や果物味のお薬を処方してくれます。こういうごっこ遊び、子どものころ大好きだったから、なんだか楽しいです。

 それから、これも今週から、お散歩のときにびっくりした出来事を、帰ってから思い出して言い合い、大笑いするという習慣ができました。買い物袋が風で飛ばされていったとか、トンボがたくさん飛んでいたとか、鳩の羽が落ちていたとか、そんな些細なことばかりですが、長女と思い出して話しては顔を見合わせてげらげら笑っていると、こんな会話って、きっと今現在の3歳の長女としかできな、すごく貴重な味わいのものなんだろうなぁと、胸がいっぱいになります。頼もしくて危うくて、繊細だったり豪快だったり、柔軟だったり頑固だったり、振り幅がすごくてぐらんぐらん周りを振り回す、パワフルな3歳児。その3歳児と見つめる散歩風景は、びっくりすることだらけなのです。

 今日は夫が休みだったので、はじめていく大きな公園へ連れて行ったら、巨大な遊具に長女は大興奮で、顔を真っ赤にして遊んでいました。日射しはすごかったけれど、風は秋の涼しさで、木陰で次女も気持ちよさそうに目を細めていました。歯が生えてきた次女は、発音の種類がここのところ増えて、長女の名前らしき言葉、まんまらしき言葉、パパらしき言葉、おっぱいらしき言葉を発することもあります。ただこちらの耳にたまたまそう聞こえるだけなのか、本当に意味を分かって発音しているのかは謎ですが、いずれにしても、たまらなく可愛いです。公園で遊んでいるあいだ、ほとんどの時間、夫が長女の付き添い、私が次女の付き添いをしていました。パワフルな長女に付き合って、夫はへとへとになっていました。再来年ぐらいになれば、長女と一緒に公園でしっかり遊べるようになってきて、親は楽になるのかな・・・と期待しています。
 
 福満しげゆきの『僕の小規模なコラム集』を読んでみたら、おもしろくて、なんかもう、異様におもしろすぎて、『僕の小規模な失敗』から漫画を読み返そうと思っているところです。この人の何がこんなに魅力的なのかって、この人だけは自分に対して、取り繕わずに本当の自分をさらけ出して見せてくれる、心の内を限界まで見せてくれると、読者に思わせてくれるところだと、エッセイを読んでいて思いました。それは、大学時代にはまった太宰治に感じていたものと通ずるものがあります。
 ネットで知らない人の日記ブログを読んでいて、ああ面白いなこのブログ・・・と惹かれるのもやはり、ああこの人は、見栄じゃなく魂をつかって本当のことを書いている気がするぞ、自分の言葉で本心をぎりぎり可能な限り綴っているぞ、と感じられるときです。だから自分も、この日記を初めたころから、そんなふうに書きたいと思っていました。しかしどうも、最近は、本心をぎりぎり可能な限り綴れているかどうか、自信がありません。なんでもかんでもさらけ出して書いていた20代のころ、とくに独身時代のようには、なんでもかんでも書きたいと思えなくなったし、さらけ出すことで誰かにあざ笑われたり哀れまれたりするのは耐えられない・・・と思うようなことも増えてきました。こうしてだんだんと、書くことの範囲が狭まっていくのかと思うと、ネット上に公開しながら日記を書いていく意味ってなんだろうかと、また分からなくなります。これについては、考え出すと過去もひっくるめていろいろ嫌になるので、いまは考えないことにします。これまでもこれからも、書きたいと思ったことを書く、だれかに聞いて欲しいと思ったことを書く、ただそれだけのことです。
 途中で自分の日記の話になってしまいましたが、とにかく、福満しげゆき、ひそかに追い続けたい漫画家さんです。なんだろう、この方に対して感じてしまう、強烈なシンパシー。クセになる面白さです。
by papiko-gokko | 2014-08-30 01:09 | Diary
夏の終わりに前歯が生えた
 数日前、ちょうどお盆休みの終わった翌日ごろだったか、次女を寝かしつけていたら、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきて、ああ夏が終わるんだなぁと、静かな気持ちになりました。最近は、アブラゼミとツクツクボウシが交互に鳴いていて、ツクツクボウシの鳴き声を今年はじめて聞いた長女が、これはなんの鳴き声なの?と、不思議そうにしていました。毎年、ツクツクボウシの鳴き声を聞くと、小学生のころに国語の教科書に載っていた、つくつくぼうしのなくころになると・・・で始まる、まどみちおの詩を思い出します。
 お盆を過ぎてから、たしかに秋の気配は近づいていて、今日は午前中に散歩へ出たら、曇りだったこともあってか風が涼しく、トンボがたくさん飛んでいて、長女と見上げながら歩きました。次女はどうかな、ベビーカーの高さだと、気づかなかったかもしれないけれど、トンボトンボと飛び跳ねている長女のことを、きっと見ていたかもしれません。夕方に洗濯を入れようと窓をあけたら、空には秋っぽい鱗雲がでていて、夜、台所の片付けをしていたら、透き通った秋の虫の鳴き声が、かすかに聞こえてきました。8月の終わり、あちらこちらにもう秋が見え隠れしています。子どもの頃、夏休みはとてつもなく長く感じたけれど、大人になってみると、たったこのあいだ子どもたちが夏休みに入ったと思ったのに、もう終わるなんて、短いんだなぁと驚きます。
 毎年そう思っている気もしますが、今年の夏は、初めての岡山で、そして初めて次女もいて、印象深い夏でした。夏の初めにずり這いを始めた次女は、いまや超特急長距離ハイハイを習得し、日々長女の背中を追いかけてハイハイで室内滑り台をよじ登り、先日ついに登頂達成しました。つかまり立ちも様になってきて、いまにもつたい歩きを始めそうな勢いです。おととい、下の歯が生え始めていることに気づいて、長女と興奮ぎみに眺めました。一夏でこんなに成長してしまう、赤ちゃんってすごい。そしてその変化を日々間近で見つめることのできる幸せときたら、とんでもなくて、味わいきれなくて、もったいなくて、どうしよう。
by papiko-gokko | 2014-08-27 00:01 | Diary
長女3歳7ヶ月
 長女が3歳7ヶ月になりました。このひと月で、ついに夜のおむつもはずれて、わが家から長女のおむつがなくなりました。めでたいことですが、おむつ姿の大きなおしりも可愛かったから、もう見ることができないのかぁと思うと、寂しいです。
 最近の長女は、親の顔色をうかがうようになりました。私が眉を潜めるとぐっと辛そうな顔になるし、逆に私が大笑いすると、ぱっと明るい顔になって、一緒に笑い出します。両親が笑っていることが、長女にとってすごく重要なことのようで、どことなく雲行きがあやしくなったときや、自分が上機嫌で相手にもそうなってほしいときなど、「パパかっこいいね」「おかあさんすてきだね」などとおべんちゃらを言って、笑顔を引きだそうとします。次女が笑っているのも、長女にとってとても愉快なことらしく、昨日も、次女がなにかでケタケタ笑ったら長女も一緒になって大笑いしてから、「人が笑いたくなると、自分も笑っちゃう」と、言っていました。そんな長女だから、なるべくは恐い顔せず笑って接したいと思っているのですが、叱らないわけにいかないときもあるし、イラッとすることもあるし、難しいです。
 それから、これも顔色をうかがうようになったことと関連しているのかもしれませんが、分かち合う喜びみたいなものにも目覚め、なんでも一緒のことをしたがったり、一緒のものを食べたがったりします。とくに食べ物に関してはすごく強引で、自分が食べておいしかったものは何が何でも私や夫にも食べてほしいらしく、食べないと泣いたりするので、ちょっと困っています。どうしてもそのとき食べられたかったり食べる気分になれないときは、「おかあさんも、その味知ってるから、大丈夫」と言うと、なんとか納得してくれます。自分がおいしいと感じたものや、面白いと感じたことを、自分だけしか知らないことが、もったいないと思うのか、それとも心細いような気がするのか、親の反応をみて自分の感じたことの正しさをし実感したいのか、その真意は掴みきれませんが、自分だけにでなく、相手にも、感じる心があるということに気づきはじめていて、その心が、必ずしも自分とは同じようには動かないということにもまた、気づきつつあって、その感触を研究している真っ最中なのかもしれません。長女に食べてと言われたものを食べて「おいしいねえ」と言うと、長女も「おいしいよねえ」とすごく満足げな顔をするので、なるべくは拒否せずに、分かち合う余裕を持ちたいです。
 最近の好きな遊びは、お絵かき、かくれんぼ、お風呂水遊び、折り紙、積み木、しりとりなどなど。折り紙は、折り方を私から教わるのがどうも苦手で、説明をあまり聞かずに自分でやろうとしてしまって(説明が説教に聞こえるのかもしれない)、だからあまり上達しないのですが、それでも彼女なりにがんばって、飛行機らしきものなど作っています。しりとりは、お絵かきしりとりも好きで、飛び跳ねながら楽しんでいます。少し前までは、最初に「あ」のつく言葉だよと言っても、途中や最後に「あ」のつく言葉を言ったりして、しりとりにならなかったのですが、今ではちゃんとできるようになりました。逆さ言葉などにも興味があって、毎日いろいろな言葉の逆さ言葉を言わされます。先月あたりから始まった「なんで?どうして?」の質問も相変わらず健在で、うまく答えられたり、はぐらかしてしまったり、一緒に考え込んだりしています。今日の質問は、「おひざの裏側って、どうしてこう、なんともいえない感じになっているの?」で、その言い回しに思わず吹き出したら、長女も笑いました。私が笑うと、本当にいつも、つられて笑い出す子だなぁ。
 次女との関係は良好で、面倒を見てくれることも増えました。おむつを持ってきてくれたり、危ないものを口に入れていないか見ていてそのつど報告してくれたり、それにお風呂の時には、必ず長女が次女の髪を洗ってくれます。長女に洗ってもらうとき、次女はすごく嬉しそうに声をあげます。たまに乱暴な扱いを受けて泣かされても、次女は長女のことが大好きです。
 そんなふうに、大きくなったなぁ、成長したなぁと感じることの多い日々なのですが、昨日、日傘を差して出かけて、帰りがけに、長女が日傘をさしてみたいというので、持たせてやったら、長女のさした日傘が、私の目線のはるか下にあり、その傘がひょこひょこ揺れながら私の横をついてくるのを見下ろしながら、この子ってこんなに小さいのかと驚き、可愛くてたまらなくなって、思わず傘の上から頭をなでようとして嫌がられました。次女と一緒にいるからどうしても、大きさのほうが際立ちますが、まだまだぜんぜん、小さな女の子です。
by papiko-gokko | 2014-08-22 23:45 | 月齢ごとの成長記録(長女)
夏の日常と、長女の絵
 夫の夏休みが終わり、母子3人で過ごす夏の日常が戻ってきました。外出は夕方日が傾いてからすることにして、暑い日中は、次女の世話をしつつ、長女をお風呂で水遊びをさせたり、一緒に積み木をしたり、ねんどをしたり、お菓子作りをしたり、お絵かきや塗り絵をしたりなどなど、退屈しないようあれにもこれにも手を出して過ごしています。一番長女が長い時間集中してする遊びはお絵かきで、とくに今日はすごくたくさんの絵を描きました。
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 この絵は、ヒットくんの見ている夢。長女の絵には、相変わらずヒットくんがたくさんたくさん出てきます。そして、必ずといっていいほど、次女もいます。私や夫の出てくる率は、次女が生まれてからぐんと減りました。色も塗るようになって、一枚の絵に、じっくり時間をかけるようになりました
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 今日は初めて、こんな漫画のようなものも描いていました。ただ本人に漫画という認識はなく、「絵本にすると長すぎる話だから、こうやって四角をいっぱい描いてかくことにしたの」とのことでした。夕方になるまでヒットくんと遊んで、暗かったから帰り道に転んでしまったという話なのだそうですが、長女のなかでは、コマ割りをせねばならないほどの大長編のようです。
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 それからこの絵は、昨日描いた何枚かのうちの一枚で、長女が風邪で泣いて起きた夜、私が話したヒットくんのピクニックというお話を、絵にしてくれたものです。お話を聞いて思い描いた世界を、こうして絵にできるようになったことに感動しました。
 長女にとってヒットくんは、もうそこにいる存在で、家族も同然です。毎日見ている『いないいないばぁ』のワンワンやゆうなちゃん、『おかあさんといっしょ』のポコポッテイトやともだち8人やかぞえ天狗、パッコロリン、絵本のノンタンなどなど、もちろんヒットくん以外にも好きな存在はいるのですが、ここまで長女の世界の一部になっているのは、ヒットくんだけです。1歳のとき、絵本をプレゼントした時点では、まさかここまでになるとは思いませんでした。ちょっと恐くなるほどですが、しかしさすがにこの状態も、幼稚園に入るまでではないかと思うので、長女と次女と一緒に、しばしヒットくんのいる世界を楽しむことにします。
by papiko-gokko | 2014-08-20 23:47 | Diary
三歳が語る昨日の記憶にはみぞれのように夢が溶け込む
 夫のお盆休みも今日でおしまい。船に乗ったり、ショッピングモールで小さい子向けにやっていたボート漕ぎ体験に長女が挑戦したり、近所の意外な場所に素敵な公園を発見したり、夫に姉妹おそろいのエプロンを作ってもらったり、次女が生まれてからこれまでの写真をプリントしてアルバムに入れたり、毎日なにかと愉快に過ごした数日間でした。
 お盆休み最後の今日は、車で30分ぐらい走ったところにある、大きめの公園に行き、暑かったので少しの時間だけですが、長女を遊ばせました。夫がネットで調べて初めて行ったその公園には、おもしろい大型の遊具もあれば、昔ながらの遊具もあり、それから噴水広場なんかもあって、気候がよければ一日夢中で遊べそうな場所でした。また行ってみたいです。長女は顔を真っ赤にして、夢中で遊具から遊具へと駆け回り、短い時間のなかで、すべての遊具に上りました。観念的なものに対してはとても怖がりで、ちょっと恐い音楽がかかっただけですぐ泣くのですが、遊具に対しては恐怖心よりも好奇心のほうが勝るらしく、とにかく積極的で、こちらがハラハラすぐるらい、必死で高いところへよじ登っていきます。その表情は使命感に燃えていて、気迫があり、今ここの遊具をマスターしないことには私の人生は前に進まないのだと言わんばかりの様子でした。長女は、心の底から楽しんでいるときほど、周りからみると何か思い詰めているようにもとれるような表情をするので、きっと今日も、とても楽しかったのでしょう。暑くてためらったけれど、木陰は風があって涼しかったおかげで、ベビーカーの次女もご機嫌でいてくれたし、行ってよかったです。
 家に帰ってから、みんなでおやつを食べながら、楽しい夏休みだったねえと話しました。私と夫が、あれも楽しかったね、これも楽しかったねと話していたら、長女も一緒に話に入ってきて、「ごはんもおいしかったし。おふねもたのしかったし。パパがヒットくんつくってくれたし。」と、楽しかったことや嬉しかったことをたくさん話してくれました。そうして話しながら、パパがずっといる夏休みが終わるんだなぁ、ということを、彼女なりに理解したようで、おやつを食べながら、複雑な表情を浮かべていました。
 本当に、夫が休みでずっとそばにいたこの数日間は、長女にとって、よっぽど素晴らしいものだったのでしょう。おやつの時間の会話などから、わが家の夏休みの終わる気配を感じ取った長女は、すっかりナイーブになってしまったらしく、夜、布団に入り電気を消してしばらくしてから、「もっとパパと遊びたいよう・・・」と、すごく悲しそうに泣きだしてしまいました。なだめても泣き止まないので、「じゃあ、もう一回パパのところへいって、おやすみチューしておいで」と言ったら、なんとか納得して、リビングにもう一度行き、ひとしきり甘えてから、おとなしくまた布団に入りました。その後も寝付くまで、ときどき思い出したようにちょっと泣きつつ、うじうじと眠りにつきました。きっと明日になればけろっとしているのだろうけれど、これにはちょっと参りました。小さな心で、いろいろなことを感じ取るようになってきたのだなぁ。明日は、夫の帰宅時間まで次女と長女と賑やかに過ごして、夏休みもいいけれど、日常だってそういえばそれなりに楽しかったんだわと、長女に思ってもらえる一日にしたいです。
by papiko-gokko | 2014-08-17 22:22 | Diary
おそろいエプロン。長女の怒り。
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 夫のお盆休みも後半に入りました。前半にレジャーをしたので、昨日と今日は家族でのんびりしようということになり、私は近くの公園やスーパー以外ほぼ外出せずに過ごしているのですが、のんびりだらだら過ごすのがどうも苦手な夫は、昨日の午後、急にいてもたってもいられなくなったらしく一人で自転車の旅に出かけ、その道中で見つけた手芸屋さんで可愛い生地を買って帰ってきて、今日はその生地を使って、長女と次女の色違いエプロンをせっせと製作し、完成させました。全然のんびりしていません。1年前ぐらいに作ってもらった長女のエプロンがもう小さくなって、前々から作って欲しいと依頼していたので、完成して嬉しいです。
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 夫の作ったものが大好きな長女はもちろんのこと、次女もなんだか嬉しそうでした。おそろいのものを身につけている娘たちを見ていると、なんとも甘い幸福感に包まれます。いやぁ私はこの世によく似た女の子をふたり産んだなぁ・・・という感慨が湧いてきます。おそろいを着てくれる時期なんてきっとほんのわずかだから、いまのうちにもりもり楽しまなくては。

 長女の描く絵にはいつも次女が出てきて、次女はいつも長女を楽しそうに追いかけて、ふたりは本当にとても仲良しだけれど、ときどき、長女が急に次女を押して倒したり、髪をぐっと強くひっぱったりして泣かします。「次女ちゃんがかわいすぎて強くやっちゃうの」と長女は言っていますが、きっとそれだけではなく、次女もいろいろ動くようになったし、長女のおもちゃを容赦なく使うし、私にべったりだったりするし、そういうもろもろのことで、たまに無性にイラッときて、手が出てしまうのでしょう。ただその一方で、次女に髪を引っ張られたりしても、声を荒げることは決してなくて、長女が次女に恐い声を出しているのは聞いたことがありません。
 先日、ふいに近寄ってきた長女が、私の腕を噛んできて、痛かったので驚いて怒ったあと、「どうして急にこんなことしたの?何かお母さんに対して怒ってるの?」と静かな声で聞いたら、「うん」と頷いたので、「だったら、噛むんじゃなくて、怒ってること、言葉で伝えたらいいじゃん。なんで怒っているのか、言葉で言えばいいでしょう。」と言ったら、「だって、長女ちゃんは、怒れないんだもん。お母さんみたいに、恐い声、だせないんだもん。怒り方が分からないんだもん。だから噛むしかできないんだもん。」という返事がかえってきました。そう言われて初めて、そういえば、長女が、思い通りにならなくて泣いたりいじけたりするのはしょっちゅだけれど、特定の人に対して声を荒げて怒っている姿って、見たことがないなぁと気づきました。
 私は気が短くて、わりとすぐ怒るので、怒れないという感覚がわからないのですが、そういえば夫も、声を荒げて怒ることのできない人で、頭にかーっと血が上ったりしないそうで、怒りを爆発させて感情的に怒鳴ったりするのを見たことがありません。もしかしたら、長女もその性格を継いだのかもしれません。夫の場合、怒りを爆発させない代わりに、これでもかというほど理屈で責めてきますが、しかし3歳の長女にはまだそんなことできないから、相手に対する鬱憤を伝えたくなったとき、噛んだり倒したりという行為になってしまうのかもしれません。
 理由はどうであれ、手を出すのはいけないことで、もし幼稚園に行くようになって、他人の子に乱暴したりしたら大変なことなので、それまでに、言葉で相手への鬱憤を伝える力を、身につけさせたほうがいいのかなと思っています。いや、相手への鬱憤を言葉で伝える力なんて、私もないのに、そんなものを親が簡単に身につけさせられるわけないか。そもそも、怒りの感じ方が、たぶん私とかなり違うのだから、ここは、怒りの感じ方の近そうな夫に話を聞いてみたほうがいいかもしれません。怒りたくなることもいろいろとあるであろうこれからの人生を、なるべく生きやすいように、親として考えつくかぎりの方法を提案してやりたいです。
by papiko-gokko | 2014-08-16 00:14 | 手作り
フェリーに乗って直島へ
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 夫のお盆休みが始まりました。長女は大喜び、次女もなんだか楽しそうです。今日はみんなでフェリーに乗って、香川県の直島という島に行きました。船に乗るのを楽しみにしていた長女は、いざ乗り込むと緊張気味の面持ちで、しばらくは窓の外を見ようともせず、「だいじょうぶだよ、これはこわいふねじゃないからね」と、まったく平気な顔をしている次女に語りかけることで必死で自分を勇気づけていました。車も乗り込める大きなフェリーだったので、船が揺れることはほとんどなく、そのうち長女も慣れてはしゃぎ始め、15分もすると、ひょうたん島みたいな島が見えてきて、あっという間に直島の港に着きました。
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 直島の港へ降り立ってわりとすぐのところに、草間彌生の手がけた真っ赤なカボチャのオブジェがあり、長女は着くなりそのかぼちゃめがけて駆けていきました。直島はアートが盛んな島なのだそうで、有名な美術館もあるのですが、アブラゼミのような声で泣く乳児と、なんでも遊具と見なしよじ登ろうとする幼児をつれていける場所ではなさそうなので、今回はやめておきました。
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 その代わりに、バスで海水浴場まで移動して、夫と長女だけ裸足になって、少しだけ波と遊びました。海水浴場は大賑わいで、私もそこにいるだけで楽しくなりました。去年は波を恐がってほとんど水に浸からなかった長女でしたが、今年は積極的に入っていったそうです。成長したというのもあるだろうし、どっしゃんばっしゃん白波の打ち寄せる日本海に比べると、瀬戸内海の波は断然おだやかだから、親しみやすかったのかもしれません。夫と長女が波打ち際で、松ぼっくりを拾ったり木の棒で砂を掘ったりしているのを、少し離れたところからカメラやビデオで撮影していたら、やがて雨がぽつぽつ降ってきて、ふたりとも引き上げてきました。その際、夫が松ぼっくりを海の中に投げて、長女が「持って帰る松ぼっくりだったのに!」と大泣きするというハプニングがありましたが、べつの松ぼっくりを拾ってなんとか泣き止ませ、雨宿りがてらおにぎりを食べ、港へ戻るバスに乗りました。
 バスから見る島の景色は、のどかでとてもいいものでした。細くくねる道と、これまでもこれからも変わらなそうな古い町並みは、映画の風景みたいで、それでいて、いきなり前衛的なアート作品があったりするから、島に対する印象がそこでぐわんとねじれて、なんだか、日常と非日常、あるいは現在過去未来の混在する摩訶不思議な空間に迷い込んだような気分でした。実際に住めば島での暮らしはいろいろと大変なころもあるのだろうけれど、たぶん多くの人が、この島と島での暮らしを愛しているのだろうなぁと、ほんの数時間の滞在でも感じることのできる、そんな味わいの島でした。
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 港に着いて、本州へ戻る船のでるまで少し時間があったので、長女が持ってきていたシャボン玉を吹いたりして時間を潰し、帰りは、小型フェリーに乗りました。今度は小型なので結構揺れて、波の動きをダイレクトに感じ、窓からしぶきも見えて、ちょっと恐くて緊張しました。降りてからもしばらく、体がふわんふわんしていました。無事に船から陸へ降り立ったところで、忘れ物に気づき、車で家に向かいながら直島の港に問い合わせたところ、無事見つかったので着払いで送ってもらうことにしました。忘れたのは、長女の水筒と長女が海で拾った松ぼっくりの入ったエコバッグで、離島の送料を思うと、もう諦めるという選択肢もありだったのですが、長女は水筒を気に入っているし、松ぼっくりにも執着していたので、送ってもらうことにしました。
 長女はかなり疲れていて、フェリーに乗る前にぐずったし帰りの車では寝ていましたが、次女はほとんどぐずることなく、抱っこひものなかでおりこうにしていてくれて、必要に応じてマイペースに寝たりおっぱいを飲んだりしていたので、さほど疲れた様子もなさそうでした。泣くととんでもない声だけれども、基本的にあまり動じない子なので助かります。私も夫もくたくたになったけれど、夏休みらしい、とても楽しい一日でした。島って独特の面白さがあります。瀬戸内海にはほかにも島があるから、また上陸してみたいです。
by papiko-gokko | 2014-08-14 00:25 | Diary
家で過ごした一週間
 週の前半は長女の風邪、後半は台風で、ほとんど外に出ない一週間でした。今日は台風も去り、長女の風邪もほぼ治ってきたので、数日ぶりにスーパーへ出かけたら、並んでいるものがお盆仕様になっていて、あぁそうか、これから親戚で集まる家も多いのだなぁと思うと、少しだけ人恋しいような気持ちになりました。今年のお盆、わが家はどちらの実家にも帰らないので、日帰りで行けるレジャースポットなど巡ったりして、のどかに過ごす予定です。

 週前半の長女の風邪は、大変でした。といっても大変だったのは、風邪の症状ではなく、長女のメンタルのほうです。体温は触った感じがいつもよりちょっとだけ熱かったものの平熱の範囲内で、症状は少しの咳と鼻水だったのですが、普段あまり風邪を引かない長女にとっては、風邪を引いてしまったという事実がとてつもなくショックだったようで、初日はすっかり気弱になっていて、「次女ちゃんが1歳になるころには治るよね・・・」と消え入りそうな声で言ったり、「いやだよう、いやだよう」と泣いたり、「マスクをしなくちゃ・・・マスクをしなくちゃ・・・」と、子供用マスクを必死で着け続けたり、夕食のとき「ごはんしっかり食べなきゃ風邪やっつけられないないのに、お腹いっぱいになっちゃったよう」と涙声で訴えたり、大騒ぎでした。
 一番大変だったのは、夜、一旦寝付いたのに次女が泣いたせいで長女も目が覚めてしまったときでした。朝まで眠って目を覚ましたら風邪が治っていると信じて眠りについた長女は、まだ夜の暗いうちに起きてしまって風邪が治っていなかったことがすごく悲しくて悔しかったらしく、次女と一緒になって大泣きをしたので、次女と長女を同時に宥めていたら、「次女ちゃんはいやだ、あっちいって、おかあさんだけここにいて」と、いつもは言わないようなことを言いながら泣きじゃくりました。私も風邪のときぐらい、長女だけにべったりくっついていてやりたくて、最初は夫に次女を見てもらおうとしたのですが、夜眠いときは次女もおっぱいじゃないと駄目になるので、そうしてやることができませんでした。その代わりに、ずっと体をなでなでしながら、普段より長くて丁寧なヒットくんのお話をしてやったら、ようやく機嫌を直して、いくつかの子守歌を歌をリクエストして、再び眠りにつきました。軽い風邪とはいえ、体調を崩して心が弱っている長女を見ていると、胸が苦しくて、早くこの夜が明けますようにと思いました。 
 一日一日、長女の風邪はよくなって、長女の心も元気になり、一昨日には「まだちょっと治ってないけど、あと8時間ぐらいで治ると思う」と予告し、昨日は「夜の8時には治るよ」と宣言し、今朝は「治ったみたい」と言い切りました。まだ鼻水は出ているものの、もうしんどい時期は脱したようです。よかったよかった。だいたいいつも、長女の風邪はこんな感じなので、今回もそれほど心配はしていませんでしたが、ひどくならずに済んでほっとしました。
 風邪をきっかけに、長女はすごく甘えん坊になっていて、大好き大好きと、痛いくらいに激しく抱きついてきます。昨日、長女を寝かすとき、まったく寝る気配のない次女を夫に預けてから長女のいる寝室に行くと、「あ、おかあさん、次女ちゃんを抱っこしてるときの、こういう腕の形してないね」と、私が次女を抱っこしているときの腕の形をしてみせたので、次女を抱っこしているときの私の腕の形が、長女のなかに、そんなに強い印象として残っているのかぁと、なんだか、はっとしました。最近長女が遊びで撮っているデジカメの写真を見ても、長女の写す私は次女を抱っこしていることが多くて、長女に寂しい思いをさせてしまっているのかなぁと、切なくなります。そうならないように、努力はしているつもりだけれど、どうしても、必要以上に厳しく接してしまう場面もあるし、お風呂上がりのあれこれなどは長女のほうが後回しになってしまうこともあります。明日はもっと優しくしよう、明日はもっと遊んでやろう、叱らないようにしよう、と、毎日寝顔を見て思います。
by papiko-gokko | 2014-08-10 23:46 | Diary
次女生後7ヶ月
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 8月4日で、次女が0歳7ヶ月を迎えました。ああ、なんて早いんだ。赤ちゃん時代って、こんなにもあっという間に過ぎていくものだったっけ。
 このひと月で、次女の体つきは随分しっかりして、お座りでバランスを崩すこともなくなったし、ハイハイもかなりお尻が上がるようになり、好きな方向へ好きなだけ進めるようになりました。長女が子ども部屋へ行くと、必死で後を付いていくし、目的のものを見つけると、すごい早さで前進してゲットし、口に含んだり振り回したりして遊び始めます。手に持っているものを、「これは危ないからだめだよ」と私が回収したり、長女が「これいま長女ちゃんが遊ぶんだから!」と奪ったりすると、ものすごく怒るようにもなり、そんなところにも成長を感じます。
 最近とくに好きなものは、紙、ボタンのついたフェルトおもちゃ、電卓、布メジャー、おままごとのチキン、おままごとのお皿、タンバリン、積み木、カードなどなどです。それから、長女と私が風船やボールで遊んでいると、自分も参加しているつもりで、手をばたばたしながら大興奮して喜びます。そして、なんといっても、次女が生後1ヶ月のころから一貫して大好きなのは、人の顔です。大好きすぎて最近は、私の口元や鼻や頬などを、いきなり手で鷲掴みにするばかりでなく、にゃぷりと歯のない口で噛みついてくることもあって、驚きます。
 次女は本当に、長女の赤ちゃん時代以上になんでも口に入れるので、目が離せません。調理中でどうしても次女に背を向けていなければいけないときなど、頭の後ろに目が付いていればいいのにと、いつも思います。せめて誤飲の危険があるようなものだけは床に落ちていないよう注意していますが、片付けても片付けても、長女がなんだかんだとおもちゃや折り紙などを散らかすので、きりがありません。なんだかもう一日中、いろいろなものを拾い歩いています。長女のものがあって余計に大変であると同時に、長女がいるおかげで、長女が見てくれていて、助かったことも何度もありました。私が見ていないとき、「てっしゅたべてる!」「おかあさんのケータイを!」と、何度も長女が危機を救ってくれました。
 最近の困りごとは、寝る時間になって、長女とともに寝室へ行くと、なぜかハイテンションになり、寝かしつけがこれまで以上に困難になっていることです。一体なぜ、私の娘たちは、夜になると寝室で興奮し始めるのだろう。先ほども寝かしつけのとき大興奮で、なんと初めて、つかまり立ちらしきものをしました。横になっている私の体を使って、いきなり立ったのでびっくりしました。まだハイハイのほうの筋肉を鍛える時期なのではないのか、焦りすぎじゃないのかと、心配になります。きっと、一刻も早くお姉ちゃんと同じように、ぴょんぴょこたったか遊び回りたくてたまらないのでしょう。
 大きな声で、いろんな発声をするようにもなり、その発声の感じから、急激にいろいろなことを分かり始めているのが伝わってきます。長女が叱られると一緒に泣いたり、私の姿が見えなくなったとたんに泣いたり、長女を可愛がっていたら、自分もとばかりに必死でしがみついてきたり、抱っこしていたのを置こうとしたら、すぐさまそれを察知し必死で両足を踏ん張って抵抗したり、夫が帰ってきたら最高の笑顔で出迎えたり、次女が次女の心をつかって次女の人生を味わい始めているのを感じます。
 この調子でいくと、もうもう、あっという間に、1歳になっちゃうのは間違いないので、一日一日、次女の赤ちゃんらしさを堪能したいと思います。
by papiko-gokko | 2014-08-06 23:06 | 月齢ごとの成長記録(次女)
しんどくなるほど可愛い
 8月になりました。どうにもこうにも暑いです。クーラーを付けずにはおれない日々で、電気代が恐ろしいです。今日は長女と、仲良くしたり喧嘩したりの波が、激しい日でした。やはり木曜金曜あたりになると、心身ともに余裕がなくなってきていて、つい、強く叱ってしまいます。
 一番の喧嘩は、午前中のこと。絵本を10冊以上連続で読んでくれと言われ、5冊ぐらい読んだところで、ページをめくる手が動かないくらい眠気に襲われ、「ちょっと1回、休憩させて」とお願いしたら、いやだ!!と駄々をこねたので、「なんで休憩すらさせてくれないの!!読まないとは言ってないでしょ!!」と、ものすごく恐い声で怒って、うわーっと泣かれました。そんな私と長女の様子に、そばでご機嫌に遊んでいた次女も、えへんえへんと顔をゆがめて、私にしがみついてきました。
 私が怒って読むのをやめても、読んでよー読んでよーと泣き続ける長女に、10冊連続で読むのがどれほどの労力で、なぜ休憩を必要としているのかを説明しても、ますます大きな声で泣くばかりで、嫌になって黙っていると、「そうだ、いいこと思いついた」と音の出る絵本を鳴らして「これで元気になった?」と聞いたり、「それじゃあ、元気がでないなら、もうお昼ご飯にしゅる?」と真剣に言ってきたりして、ああそうか、この子はまだ、3歳なんだよなぁと、なんだか力が抜けました。一見なんでも分かっているような一丁前なしゃべり方をするし、一人でできることも増えて、顔つきも1年前に比べるとお姉ちゃんらしくなったので、つい、人並みの理解を求めてしまいますが、まだまだ、自分が世界の真ん中で、自分の欲求が通らないと世界が壊れるように辛くて涙があふれる、小さな小さな3歳児。もうちょっと分かりやすく、やわらかい言葉で、やさしく説明をしてやるべきでした。
 最終的に10冊読み終え、お互いの心が落ち着いてから、改めて「どうして休憩させてって言ったとき、あんなに怒ったん?」と聞いたら、「だってね、おかあさんとずーっと遊んでいたかったから」という答えが返ってきました。「でも、長女ちゃんの言うことだけ聞いてお母さんの言うこと全然聞かないのは、一緒に遊んでることにならないよ。そんなのは楽しくないよ。」と言ったら、どの程度理解してくれたのかは分からないけれど、素直に頷いていました。来年からは幼稚園へ行くのだし、その辺のことは、分かってほしいな。
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 次女がすごく甘えん坊になっていて、私の顔が見えないと泣き、べたべたくっついてくるので、そのタイミングが、ちょうど長女が私に甘えようとしたタイミングとかぶったりすると、ぐっと、辛そうな顔になって、自分の服を噛んだりします。分かりやすいので、そういうときは次女と同じような感じで可愛がってやると、なんだか納得して、また遊び始めます。その一方で、長女を膝に座らせて絵本を読んでいるとき、次女がえへんえへん泣きべそで私によじ登ってきたら、すっと私のひざを次女に譲ることもあって、そのときの長女の気持ちというのは、分かりにくく、その行為を褒めるべきなのか、何も言わないほうがいいのか、長女を引き寄せればいいのか、迷います。
 次女のことを、長女はとてもとても可愛く思っているみたいで、かわいい!という思いを次女にぶつけすぎて、勢いで強く抱きしめすぎたり抱っこしようとして苦しい体勢になったりして、次女に泣かれてしまうと、またとても辛そうな顔をします。きっと長女の心のなかには、私にべったりな次女に対する嫉妬心があるのと同時に、次女が一番懐いている私に対する嫉妬心もあるのだと思います。妹をどんなに好きでどんなに可愛がっても、お母さんには叶わないという悔しさを、私も子どもの頃に抱いていたから、なんとなくそれが分かります。でもこればっかりはどうしようもないから、次女が長女に笑いかけたり、ぎゅっと抱きついたりしたときは、「ああ、次女ちゃんは長女ちゃんのこと、大好きだねえ」と、意識的に言うようにしています。実際、次女は長女のことがものすごく大好きで、長女がいないと、なんとなく不機嫌なことも多いのです。きっとそのうち、お母さんよりお姉ちゃんのほうが話が分かるから好き、なんていうようになるかもしれません。そんな仲良し姉妹になってくれたら幸せです。

 そんなふうに、長女からも次女からも必要とされて、膝を取り合いされるような時期って、本当に本当に、今だけなのだろうから、一日一日、大事に、たっぷりじっくり慈しんで、楽しく過ごしたいと思うのです。思うのだけれど、一日のなかで、「こんな日々は本当に今だけなんだから・・・」と自分に言い聞かせる場面というのは、こんなに可愛いのは今だけだから大切にしよう、という気持ちのときよりも、こんなにしんどいのは今だけだから乗り切ろう、という、気持ちのときのほうが、どちらかといえば多かったりして、そんな矛盾に、もやもやします。結婚する前からずっと子育てがしたかった私は、いままさに夢のような日々のなかにいるはずで、この日々が過ぎ去ったあと、この日々は、宝物の思い出になるに違いなくて、だから、私はもっともっともっと、この、可愛くてたまらない子どもたちとの日々を、大事に、明るく、喜びながら過ごしたいです。一日に何度も「おかあしゃん、だいすき!」と抱きついてきてくれる長女も、ぎゅっと私のパジャマを握りしめながら眠る次女も、可愛くて可愛くて、本当にもう、しんどくなるほど可愛いです。
by papiko-gokko | 2014-08-01 23:36 | Diary


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