日記と短歌
by papiko
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雨上がりの郵便局と、お昼寝しなかった午後。
 雨のち曇りの一日。私はパン、娘はごはん(毎朝パンに挑戦させてみるものの、結局ごはんを欲しがる)の朝食を食べて、雨がやむのを待ってから、長靴で近くの郵便局までお出かけしました。大人の足で歩けば5分もかからない距離なのですが、娘が水たまりを見つけるたび立ち止ってぼしゃびちゃやるので、15分以上かかりました。
 がらがらと引き戸を開けて入るその小さな郵便局は、子供のころから雰囲気がまったく変わっていなくて、ガラス玉の入った金魚蜂が置かれているカウンターのほかには、書類を記入するためのオフィスディスクが一台と、鉤針編みの座布団が置かれた黒いビニール製の長椅子が一脚あるだけで、それから隅っこには、どういう用途なのか、水の入ったバケツとじょうろが置いてあり、ATMもなければ、整理番号の発券機もありません。窓口と住居とがとひと続きになっているようで、私たちが入ってきたのに気付いてから、暖簾の向こうから、おじいさんが出てきました。システム化されていない感じに、温かさを感じつつも、戸惑いを隠せません。
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 月に一度、娘の積立貯金用通帳に入金をするため郵便局へ出向くのですが、この郵便局で入金すると、いつも陶器の郵便ポスト型貯金箱をくれます。毎回律儀にくれるので、我が家にはすでに、3つもミニ郵便ポストが集まりました。一番大きいポストに、娘が祖父からたまにもらう小銭を入れるようにしています。重みも光沢も素敵で気に入ってはいるけれど、これ以上もらっても置き場所に困るし、どうしたものか。ひと部屋につき貯金箱一つ、というのもいいかもしれません。

 午後は、娘が昨日に引き続きどうしても寝室へ行きたがらず、ソファで寝かしつけを試みたものの寝てくれず、結局お昼寝しませんでした。仕方なく、『となりのトトロ』を半分ほど見せたり、いつもよりたくさんの種類のペンや色鉛筆やクレヨンを出してお絵かきをしたり、一人遊びも結構してくれたりして、夕方まではご機嫌で過ごました。が、やはり5時ごろから眠くてぐずりだし、夫の帰宅を待たずに娘だけご飯を食べさせ、お風呂に入れて、お風呂からあがってすぐ、おっぱいを吸いながらこてっと寝てしまいました。明日も雨のようだから、おうちで盛り上がれる遊びをいろいろ考えておかなくては。
by papiko-gokko | 2012-10-30 22:58 | Diary
ひとかじりクッキーそっと置くしぐさ私のこの子はもう女の子
 昨日は急ぎの仕事がきたので、娘に夫に娘を見てもらったりしながら、割と一日仕事をしていて、あっという間に一日が終わりました。今月もほどほどにお仕事をもらえて、現在の生活にちょうどいい分量なので、たまに睡眠時間を削りつつも、体を壊さない程度でがんばれています。一つ仕事を納品終えたときの爽快感は格別で、がんばれることがあるって、幸せだなぁと思います。がんばらなければならないことが明確にあるときよりも、何をどうがんばれないいのか分からないときのほうが、私は体も心も辛く重たくなります。来月も、がんばりたいからがんばろう。

 今日は娘と自転車で駅まで出かけて、駅と直結しているショッピングセンターで買い物をしました。目的のものをなかなか見つけられなくてうろうろしていたら、娘が店内の丸テーブルを指さして、「まんま、ここで」と言い出しました。今年の夏に一度だけ、この丸テーブルでお菓子を食べたことがあったので、娘はそれをちゃんと覚えていたのでしょう。私も少し休憩したかったので、娘が気に入っているアンパンマンクッキーを買ってから丸テーブルに座り、持ってきた麦茶と一緒に、1枚だけそこで食べさせました。
 娘はクッキーを半分ほど黙々とかじり、食べかけのそれをテーブルの上に直接置こうとしたので、慌ててポケットティッシュを一枚出して娘の前に敷くと、娘はそのティッシュの上に、そっと食べかけのクッキーを置きました。私のほうから「クッキーをここに置きなさい」と指図したわけではないのに、娘が自分で考えて、ちゃんとティッシュをお皿がわりだと認識したことが新鮮で、私は娘という付属品を連れ歩いているのではなく、もうじき2歳を迎える一人の女の子と、一緒にお出かけしているだなぁと気付き、その瞬間から、お出かけが何倍も楽しく愉快になりました。
 自転車をこぎながら話しかけると、分かるような分からないような言葉でちゃんとなにかしら応えてくれるし、気持ちがいいと「歌おう?」と誘ってきたりするし、目的地に到着するとすぐさまヘルメットを外したがって「これを!」と私を急かすし、はちゃめちゃながらも、しっかりとした意思があり心の揺れがあり思考している娘は、もう、赤ちゃんじゃありません。ちょっと寂しい気もするけれど、小さな女の子のお母さんになったんだなぁと思うと、たまらなく嬉しくなります。そうか、うちの子は、女の子だったんだ!

 午後、ご飯を食べてお昼寝の時間になってもなかなか寝たがらず、寝室に行くのを大泣きして嫌がって、結局、ソファーで寝ました。激しく泣けばワガママが通ると思っている節があっていけません。実際、いまはほとんどそれで通っているし。もう言葉も分かるようになってきて、赤ちゃんじゃなくなっているのだから、厳しくするところは厳しくしなければなと、反省しているところです。
 お昼寝は1時間したものの、ソファーでは熟睡できなかったようで、夜はさすがにいつもより少しだけ早く寝てくれました。連日自転車をこいでいるからか、夜には体がくたびれていて、今日を合わせて4日連続で、娘を寝かしつけながら自分も寝てしまいました。なかなか寝る体制にならない娘を眠りに誘うには、寝たふりをするのが最も効果的だから、寝たふりをしているうちに、本当に寝てしまいます。娘が寝たあとの夜更かしをこよなく愛しているのに、困ったな。

  
by papiko-gokko | 2012-10-29 23:33 | Diary
娘の記念すべき第一冊。昨日と今日の出来事。
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 「じぶんで、やるんだー」が最近娘の口癖で、絵本も1度読んでやると、2度目以降は自分で読もうとするようになり、昨日初めて、1冊ほぼ完全に書いてあるままを、ページにあわせて自分で読む(暗唱する)ことができました。その記念すべき人生初の1冊は『たんぽぽさいた』(作/まど・みちお 絵/深沢邦朗)という絵本です。私が幼いころに読んでいた絵本で、もう絶版になっているのか、検索しても情報が出てきませんでした。
 「たんぽぽさいた、すっぽんぽん」というリズミカルな言葉から始まるこの絵本、文も絵も柔らかくて可愛らしくて、「けろけろけろ おはよう」「わんわん おはよう」と、動物が順番にたんぽぽにおはようの挨拶をするというほのぼのしたお話で、単純な言葉の連続なので娘も覚えやすく、最後にブタさんがくしゃみをしてタンポポの綿毛がふわふわと舞い、それを見てみんなが「わっはっは」と笑うところもお気に入りで、読んでやると、いつも一緒に笑います。
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 赤ちゃん向けの絵本なので、私がこの絵本を読んでいたのもおそらく相当小さなころで、だから内容は覚えていませんでしたが、おほさまの絵だけは覚えていて、見た時、はっとしました。そのおひさまは、子供のころ自分の目に見えていたおひさまのイメージに、とても近いおひさまの絵でした。無意識に、この絵本の絵の影響を受けていたのかもしれません。物心つく前に読む絵本の影響力って、やはり計り知れないものがあります。

 昨日は午前中に自転車で出かけて、ドラッグストアで買い物をしたあと、ドラッグストアの脇を流れる小川のほとりで、シャボン玉をして遊びました。久々のシャボン玉に娘は大喜びで、大きいシャボン玉を指さして「おおきいねえ」と言ったり、割れるのを見て「ぱちんて!」と言ったり、「まちぇー(まてー)」と追いかけたり、ずっとしゃべっていました。大小や、熱い冷たいなど、程度を表す言葉を、最近盛んに言います。
 午後は、お昼寝の後、東京に住んでいたとき近所でよく遊んでいた、大学時代の友達と子供ちゃんと、スカイプをしました。12月に出産を控えている友達のおなかはすっかり大きくて、子供ちゃんは、相変わらず元気いっぱい跳ねまわっていました。あの子がいよいよ、お姉ちゃんになるんだなぁ。地元に引っ越してから、娘と夫と祖父と近所の親戚以外の人との関わりがほぼない日々を過ごしているので(とはいえ東京でも、この友達一家以外の他人との関わりは無に等しい感じだったけれども)、気の合う友達と話すってなんて楽しいことなんだろう!と、頬がぽかぽかしました。スカイプのある時代でよかったです。
 夜は、娘を寝かしつけているうちに、自分も眠くて眠くて目を開けていられなくなり、そのまま朝まで寝てしまいました。うとうとすることはあっても、朝まで寝てしまったのは初めてです。連日の自転車移動で、疲れたのかな。

 土曜日の今日は、夫が休みで、平日より30分ほど寝坊して、午後から車で買い物に出かけました。やはり、移動手段に車があると便利です。夕方から雨の予報だったけれど、車だから、気にせず出かけることができました。夫が仕事で必要なものと、来週の食材や、ビールを買いました。娘は相変わらずじっとしていなくて、くたくたになりました。いつになったらおりこうにしていてくれるようになるのやら。

 
by papiko-gokko | 2012-10-27 23:55 | Diary
大慌てで病院に駆け込んだ日。
 おそらくずっと忘れられないであろう、ドタバタの一日。
 午前中は、自転車の前に娘を乗せ、後ろの籠に古紙とダンボールを乗せて、古紙回収をやっているスーパーまで行き、そのあと、スーパーの近くにある公園へ行ってみたものの、4,5歳くらいの保育園の子らが先生に連れられてきていて、公園じゅうの遊具を使っておにごっこみたいなことをしていて、娘の遊べる感じではなかったので、ここで遊ぶのは諦めて家の近くまで戻り、近所の公園で遊びました。この公園には誰もいなくて、二人でひっそり砂場で山を作ったり、すべり台をしたりして遊びました。喉が渇いて、子供用のリンゴジュースを半分ずつ飲みました。
 午後は、お昼寝のあとに、おやつを食べて、しばらくほのぼのと過ごしていたのですが、4時をまわったころ、このほのぼのが、一変する出来事が起こりました。それは、娘を膝にのせて絵本を読み聞かせているときのことでした。絵に合わせておしゃべるする娘の様子が可愛くて、可愛くて可愛くて、可愛さが極まってしまって、思わず、ぎゅううううっと、体ごとぎゅううっと抱きしめたら、その力があまりに強かったのか、たまたま角度が悪かったのか、娘が、いままで聞いたことのないような、悲痛な泣き声をあげたのです。
 瞬間的に、これはやばい!と感じ、慌てて「どこいたいの?」と動かそうとすると、ますます泣きながら「いたいのおおお」と、手を変なふうにかばいます。これはきっと育児書で呼んだ、脱臼というやつだと思い、大慌てで、近所に住む叔母に電話をして、どこへ連れて行けばいいだろうかと聞き、歩いていける距離にある総合病院へ、抱っこして連れていきました。最初、自転車で行こうとしたのだけれど、ちょっとでも手が動くと痛いみたいで、泣いて乗りたがらず、娘の腕が固定されて泣かないかたちで抱っこをして、ごめんねえ、ごめんねえと言いながら、必死で歩いていきました。私の激しい抱きしめのせいで病院に行くことになるなんて、申し訳なさでいっぱいでした。
 総合病院なので、ついてすぐ診察というわけにはいかず、初診だったのもあって、あれこれ書類を書かなくてはいけなくて、その間も娘を抱っこしながらで、ちょっとでもバランスが崩れると痛がって泣き、自分も泣きたくなりながら、なんとかめちゃくちゃな字で書き上げ、小児外科へ移動するよう言われて、案内に従って歩いていたら、向こうから、こちらに走ってくる人がいました。それは、私が電話をした叔母でした。そのとき頭の中が「だれか早くたすけて!」でいっぱいだった私は、叔母に状況を説明をしながら、ほっとして、涙がでてきました。人の顔を見るなり涙が出たのは、震災の直後に友達の旦那さんが訪ねてきてくれたとき以来でした。娘が危険にさらされていたり、怪我をしたときには、私が強くならなければいけないのに、どうしようどうしようだれかたすけてたすけてと、恐怖感と心細さで、頭が真っ白になります。もうすぐ母親になって2年になるのに、いつまでもこんなことではいけないな。
 小児外科へいくと、すぐに優しそうな丸い顔をしたお医者さんが出てきて、待合室で、娘におもちゃを差し出して、片方の手が動かないのを確認してから、動かないほうの腕をくいくいっとなでて、そして診察室へ通されました。そしてそこでレントゲンやら取ったりするのかと思いきや、「これを持ってごらん」と、また娘におもちゃを差し出しました。すると、動かなかった手が、普通に動いて、なにもなかったように、おもちゃで遊び始めたのです。お医者さんはそれをにこにこ見て、「よし、治った治った」と言いました。レントゲンはおろか、服の袖をまくることもなく、くいくいっと撫でただけで、直してしまうなんて!魔法としか思えません。
 お医者さんの説明によると、娘の場合、肘のところにある筋(なにか専門的な名前を言われたけれど忘れてしまった)が、ちょっと動いてしまったというので、骨の外れる脱臼ではなかったようです。そんなに深刻なものではあいけれど、繰り返す場合があるから引っ張らないようにとのことでした。そして、「しかし、よく、腕を強くひっぱってなるっていうのはよく聞くけど、抱きしめてなるっていうのは、私、初めてですね。驚いたな。」と言われました。私も、まさか抱きしめるという行為で娘を傷つけるだなんて、夢にも思っていませんでした。愛情を自分の両腕にぶつけすぎました。
 叔母がいてくれたおかげで、会計も楽に済んで、本当に助かりました。こういうときに助けてくれる人がいるって、子育てしていく上ではものすごく大事なことだなぁと、つくづく思います。家に帰ってからの娘は、本当に病院に駆け込んだのが嘘のように、ケロリとしてご機嫌で遊んでいました。ただ、私が抱き締めすぎて痛い思いをしたというのはしっかり記憶に刻み込まれたらしく、「ぎゅーって、いたいって、えーんえーんて。」と、帰宅したパパに一連のことを説明していました。ああ、すぐに治って、本当によかった。まったく申し訳ないことをしました。今後は、力を加減して抱きしめるようにします。どうしても力いっぱい抱きしめたいときは、自分のこぶしを握ります。
by papiko-gokko | 2012-10-25 23:11 | Diary
トトロ観賞と、長靴遊びと、くたくたで帰った夫
 雨の一日。午前中は『となりのトトロ』を見て、娘は大はしゃぎ、私は大号泣でした。あまりにどばどば泣きすぎて、頬どころか首まで濡れたほどでした。娘が生まれてからというもの、子供のけなげさというものにめっぽう弱くなり、物語のなかで子供が嬉しそうにしていても悲しそうにしていても悔しそうにしていても、泣けてきます。さつきやメイが「おかあさん」と言っただけで、泣けてきます。娘は背後で首まで濡らして泣いている私にはまったくおかまいなしで、「うおおお」と、トトロの声真似をしたり、サツキとメイが階段を探すシーンの真似をして「ない!」と言いながら部屋を走り回ったりしていました。その天真爛漫さが、ますます私を泣かすのでした。
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 午後、お昼寝のあとは、どうにも間が持たなくなって、雨の中、傘をさしてちょっとだけ外で遊びました。遊んだといっても、長ぐつでぴちゃぴちゃ水たまりを歩いただけですが、それでも、かなり気分転換になりました。一は遠慮がちにぴちゃぴちゃ歩くだけだったのが、だんだんエスカレートしてきて、ぼっちゃんばっちゃんしぶきをあげて楽しむようになり、あっという間に長ぐつの中は水浸し、ズボンもびしょ濡れになりました。帰るころには雨が上がって、少し晴れ間が見えていました。明日はしっかり外で遊べるといいな。
 夕方、『いないいないばぁっ』が始まるころから夕食を作って、夫が帰ってくる前にお風呂に入って、お風呂から出たら夫が帰宅していました。まだ2日目で、夫はくたくたでしたが、心のほうは元気そうなのでよかったです。お風呂上がり、娘に背中を踏んでもらって、幸せそうにしていました(娘の踏み方はちょっと暴力的なので、たまに悲鳴もあったけれど)。早く仕事の雰囲気に慣れて、疲れ方が軽減したらいいなと思います。
 娘は10時に寝て、夫もその1時間後に寝て、私は夜に仕事が来たので先ほどまで作業していました。夫の仕事が始まって、もう夫にはいよいよ頼れないので、気合いを入れて、うまいこと時間を作って、がんばらなければ。なんとなく、常に、緊張感のある日々です。

 
by papiko-gokko | 2012-10-24 01:09 | Diary
1歳9ヶ月。新たな生活。
 娘が今日で1歳9ヶ月になりました。
 このひと月も、言葉の発達が著しかったように思います。私の両親や妹たちが帰省したりして、大勢の会話を聞いたことでたくさん学習したらしく、会話らしい会話ができるようになりました。生活のなかで簡単な質問になら応えられるようになったし、また、ここ数日で、娘のほうから「おいちいの?」「いくの?」「いたいの?」「じょぶ?(だいじょうぶ?)」など、簡単な質問をしてくるようにもなりました。語尾をちゃんと上げて質問するのが可愛くて、娘からの質問に答えるときの自分の声は、聞きとれないほどとろけています。
 質問だけでなく、「あっぼうよう(遊ぼうよう)」「いこうよう」など、私の服の裾を引っ張りながら誘ったり、「おはよう」「おやすみ」「ちゃちゃい(いってらっしゃい)」「かえりーらいま(おかえりただいま、必ずワンセットで言う)」など、日常の挨拶も正しい場面でできるようになってきました。それから、なんにでも「くん」「ちゃん」を付けて呼ぶようになったのも、この一ヶ月での変化です。雨はいつでも雨くん、アリはいつでもアリちゃんというように、単語によって使い分けがされていて、なんだか、男性名詞女性名詞の概念を持つ国の人みたいだなぁと思います。
 いまは自分の知っている言葉をどんどん口にするのが楽しい時期らしく、一人遊び中も絶えずおしゃべりしています。最近はシルバニアファミリーが大好きで、なにかほちゃほちゃ言いながら、人形を動かして遊んでいます。服を脱がして「じゃぶん」とお風呂に入れたり、「しゅあるねえ(座るねえ)」と椅子に座らせたり、少しずつ道具も使って上手に遊べるようになってきました。
 2歳が近づくにつれ、「じゅぶんで(自分で)・・・」といいながら、自分でしようとすることが増え、できたことを褒めると、とても嬉しがるようになりました。そしてそれと並行して、ワガママ度もパワーアップし、自分の思い通りにいかないと、とにかくなんとかするまで大声で泣きじゃくるようになりました。それに、きつく叱られると、「ぶ!」と口をへの字に曲げて、わざともっと悪いことをしようとしたりします。なんというか、小さな体でそれほどまでに力いっぱい感情をぶつけてこられると、腹が立つやら面白いやら可愛いやら、非常に、体力を使います。
 そのうちもっとしゃべるようになったら、生意気な口を利くようになるのだろうなぁ。そうなってくると、可愛いと思う余裕をなくすこともあるのかな。先日発掘した自分の日記の小学4年~6年あたりの記述には親と喧嘩をした話が何度か出てきて、思春期前後の子供と向き合うのって難しいのだろうなぁ・・・と、どちらかというと、当時の自分より、親の気持ちのほうに思いをはせながら読みました。
 そんなわけで、今日から1歳9ヶ月。真冬の2歳めがけて突き進もう。

 夫と娘と一日べったりゆるゆる過ごす不思議な日々がついに終わり、今日から夫が新しい職場に出勤しました。夫の希望していた感じの、もの作りの仕事を見つけることができたので、この仕事が夫にあっていればいいなぁと思います。娘と二人の時間は、静かで長くて、お互いの動作にお互いがとても敏感でした。2人と3人って、全然違います。それでも娘は、たまに「ぱぱ、いないねえ」と言いつつ、普段通り楽しく遊び、おやつもよく食べました。
 おやつのあと、干していた布団を取り入れようと思ったらなくて、慌てて外に出たら、強風で吹き飛ばされて、庭先に転がっていました。ふとんがふっとぶことって、本当にあるんだな。いきなり外から私が布団を拾ってきたことでテンションの上がった娘と、玄関で笑い転げました。仕事から帰ってきた夫は、爽やかな顔つきで、美味しそうにビールを飲んでいて、一安心しました。
 今日は午前中に用事(母の滞在中、飼っている犬の乳腺のしこりを切除する手術をしたため、今日はその抜糸の日だった)があったため、午後からの出勤でしたが、明日からは普通に朝からなので、お弁当が始まります。お弁当作り、がんばろう。
 
by papiko-gokko | 2012-10-22 23:23 | 月齢ごとの成長記録(長女)
日暮れの散歩で、洞窟へ行ってみたこと。
 秋晴れの日曜日。午前中は家事をして過ごし、午後、娘のお昼寝タイムが終わってから、2度外出をしました。1度目は娘のオムツと祖父から頼まれた灯油を入れる電動式のポンプを買いに出かけて、ついでにクリーニングに出していた冬のコートを引き取って帰りました。それから2度目は、夕暮れ前にお散歩がてら、近所にある古墳の洞窟を見に行きました。昨日読んでいた小学校2年生のころの日記に、「どうくつにいきました。ちょっとこわかったです。」という記述があって、その一文で記憶がよみがえり、なんとなくあのへんだったような・・・というところまで思い出したので、行ってみたくなったのです。
 家から大人の足で5分ほどのところに、それらしき古墳の標識を夫が発見し、標識に従って細い坂道を上りました。私道みたいな細い道だったので、もしかして入っちゃいけない道だったらどうしよう・・・と少しびくびくしながら歩いていたら、いきなり誰かから「こら!」と言われて、心臓が跳ね上がりました。しかしそれは、人の声ではなく、大きな庭のある家に繋がれていた犬の鳴き声でした。なんだか人間のおじさんみたいな奇妙な声の犬で、一瞬、本当に怒られたのかと思いました。それは夫も同じだったようで、「なにここ怖い!」とかなり動揺していました。娘だけは平気な顔で「わんわん、いるねえー」と指さしていました。すばらしく良い姿勢で吠える犬でした。
 その大きな家を横切ったところにまた古墳の標識があったので、標識に従い、さらに細くて急な道を進みました。一応舗装はしてあるものの、道の両脇は草がぼうぼうで、人ひとり通るのがやっとの広さでした。そんな道を50歩くらい進んで、急カーブしたところに、それは、ありました。とてつもなく暗い、異世界への入り口のような気配漂う、静まり返った洞窟。その暗さは、子供を連れてちょっと入ってみようかなんて思えるレベルではなくて、私も夫も、洞窟を見た瞬間、完全に足が硬直しました。おじさんの声の犬では平気だった娘ですら、突如現れたその闇の深さにただならぬ気配を感じ取ったらしく、ぱっと身をひるがえして、もと来た道へと駆けだしました。娘が駆けだしたのを理由にして、私も夫も、迷いなく踵を返しました。
 私の記憶と日記にうそがなければ、子供のころの私は、勇敢にも、確か友達と一緒にこの洞窟の中に入っています。日記には詳しい記述がなかったけれど、確か、一番奥にろうそくが何本も灯されていて、そこだけ明るかったのを覚えています。だけど今日は、おそらくろうそくは灯されていませんでした。管理をしている人が、決められた日に灯すのかもしれません。
 島根にはあちこち古墳がたくさん残っているので、私は子供のころ遠足やらで同じような洞窟を見たことがあったけれど、夫は初めてだったらしく、「なにここ!こんんなとこが近所にあるなんて嘘でしょう!」とおののいていました。途中で道を横切った大きな青虫にも驚愕していたし、私が東京に出てきたころ東京のキラキラした世界に驚いていたのと同じように、夫もこちらの世界に日々驚きながら暮らしています。
 都会育ちの夫がおののくのを面白がりながら、細い坂道を下り、おじさんの犬を通り過ぎ(帰りは吠えなかった)、夕焼けを見ながら住宅と田んぼの並ぶ静かな道を帰りました。娘が欠けたお月さまを指さして、おつきさまと言おうとして、でもうまく言えなくて、「あんまん」になってしまっていました。娘はいま、私と夫の間で両手を繋いでぴょーんと持ち上げてもらうのが好きで、道に書いてある「止まれ」の「れ」に行くたびに、ぴょーんとするルールで歩きました。そうすると、素直に手を繋いで歩いてくれるので楽でした。
 夜は娘が寝てから家計簿をつけました。今日は仕事がくる予定だったのが延びてまだ来ないので、これからジョジョを読みます。読みだすと時間を忘れます。私の代わりに睡眠をとってくれるスタンドが欲しいです。
by papiko-gokko | 2012-10-21 23:36 | Diary
今日の出来事と、発掘した歴代日記帳。
 娘の生活リズムを整える努力を始めて数日。昨晩急な仕事がきて遅くまでかかったので、今朝は私だけ寝坊させてもらい、夫と娘だけ早起きしました。夫が勤め始めたらこういうこともできなくなるので、ちょっと不安です。
 のんびり起きてのんびり朝ごはんを食べたあとは、数日前から石油ファンヒーターを使い始めた祖父の灯油を運ぶのを手伝ったり、『おかあさんといっしょ』にはまりすぎて思わず借りてきた『おかあさんといっしょ 50周年記念コンサート』のDVDを観賞したりして過ごしました。50周年記念なので、現在のおにいさんおねえさんだけでなく、歴代のおにいさんおねえさんが次々に登場し、私が子供のころ大好きだったおさむおにいさんとゆうこおねえさんも出てきて、興奮しました。おにいさんおねえさんは、私も娘も知っている定番ソングをどんどん歌ってくれて、にこにこぷんのじゃじゃまるぴっころぽろりも出てきたり、歴代の体操のおにいさんたちが集合して体操する場面もあったりして、盛りだくさんの内容でした。借りてよかった!娘は途中で飽きてしまいましたが、私は大満足でした。どの時代のおにいさんおねえさんも、個性があって素敵です。
 午後は、娘を30分ほど昼寝させ、その間、上の妹に借りた『ジョジョの奇妙な冒険』を読みました。妹が2人ともはまっていて私も気になってはいましたが、まさか、こんなに面白いとはッ。まだ数巻しか読んでいないので、これから娘のお昼寝タイムのお楽しみにしようと思います。

 娘が起きてから、下にあったものをしまうため屋根裏部屋に上がって、ついでにちょっと探索していたら、ついに、探し求めていたものを見つけました。高校卒業のとき箱に詰めて屋根裏部屋にしまった、私の歴代日記帳たちです。今度両親が本帰国になったら、屋根裏を大々的に掃除するらしく、そのとき両親にこの箱を発見されたら大変なことなので、屋根裏部屋に登るたび、ひそかに探していたのでした。箱の中には、日記帳だけでなく、中高時代に書いたとてつもなくこっ恥ずかしい恋の詩の殴り書きノートもあったので、本当に、両親に見つかるまえに見つけ出すことができて、本当に本当によかったです。
d0038776_041596.jpg 何冊もある日記帳の中で、最も思い出に残っていて、見つかったらぜひ読み返したいと思っていたのが、小学校2年のときに買ってもらった、人生で一番最初の日記帳です。ちびまるこちゃんの絵で、カバーがついた分厚いノートで、開いてみると、私はこの日記帳を、小学6年生の卒業式の日まで使っていました。どんなことを書いたのか、読むまでもうすっかり忘れていましたが、どの時期も、思っていた以上に、その時々の出来事と気持ちを細かくしっかり記していて、読めば読むほど、その日記を書いていたころの部屋の感じとか、両親や妹との距離感とか、友達の顔とか、通学路なんかが、むくむくとよみがえってきました。日記は、へちゃげて眠っていた記憶に空気を吹き込む装置です。20年も前の自分の日記にそれを教えられました。数年前からずっと植物状態で寝たきりになっている祖母も日記にちょくちょく登場していて、「おばあちゃんが、○○(私)がけっこんするまでながいきせんといけんわといいました。本当にそうなるといいね!」と明るく書かれていたりして、日記のおそろしさ、残酷さみたいなものも感じました。
 小学6年間の日記に比べ、中学高校と進むにつれ、出来事よりも思いを綴った記事が増えてきて、中学時代の日記は『アンネの日記』に、高校時代は『二十歳の原点』にかなり影響を受けているのが、一目瞭然の書き方をしていました。思いをつづるのも日記の醍醐味ではあるけれど、あまりに思ったことだけだと、ふわふわしていて何のことを言ってるやらよく分からなかったりして、やはり日記である以上、出来事とセットであるほうが、時を経て読むには読み応えがあるなと、これも自分の過去の日記たちによって学ぶことができました。
 
 日記の発掘を終え、娘と遊んだり日記をぱらぱら読んだりしているうちに夕方になり、3人で散歩をしました。土手の階段を上って行ったら、反対側の階段に高校生らしきカップルが身を寄せ合って座っていて、慌ててその場を離れました。秋の夕暮れに土手で制服デートなんて、ロマンチックです。
 夜は10時に娘を寝かし終え、日記を延々と読んでいるうちに、夜が更けました。歴代の日記を読んだ影響で、学んだことを活かして、今日はこの日記も出来事をしっかり書いてみました。屋根裏部屋から発掘したのはいいものの、この日記を、今後どうすればいいのか、いま、悩んでいます。奥の部屋にある勉強机に入れておこうか。
by papiko-gokko | 2012-10-21 00:29 | Diary
幼児向け番組かかさず見る日々で意中の人はうたのおにいさん
 昨日は失敗に終わった寝かしつけ、今日はなんとか成功して、9時に寝てくれました。朝いつもより早めに起こしたのと、昼寝を30分しかしなかった(むりやり起こしたのではなく、ベッドから落ちそうになって勝手に起きた)のがよかったのだと思います。お昼寝のあとは、公園でもそれなりに体を動かして遊びました。明日も早めに起こして、短めのお昼寝で、リズムを整えていこう。

 こちらで暮らし始めてから、民放のテレビ番組をまったくといっていいほど見なくなり、唯一かかさず見ている番組がNHKの『いないいないばぁ』『おかあさんといっしょ』なので、娘と毎日毎日そればかり見ているうちに、いつの間にか、『おかあさんといっしょ』のだいすけおにいさんとたくみおねえさんのことが大好きになっていました。二人とも、きらきら爽やかで可愛くて、どんな歌でも歌えて、どんな服も着こなして、踊りもうまくて、子供に優しくて、面白くて、なんて素敵なんだろう・・・と、いつも二人の一挙手一投足にときめきながら、テレビに向かって娘以上に熱い視線を送っています。体操のよしおにいさんも、4月から新しく入ったパントマイムのりさおねえさんも大好きで、この4人がにこにこしているのを見ているだけで、心が満ち足りてきます。ひと月ごとに新しくなる月歌も毎月楽しみで楽しみで、カレンダーを眺めてわくわくしています。今年は去年よりも好みの歌が多くて、楽しませてもらっています。
 娘が生まれてから、私の他者に対する好意の基準が、「娘に優しくしてくれる人」という明確なものになったので、毎日娘を楽しい気持ちにしてくれる『おかあさんといっしょ』のメンバーを大好きになるのは、ごく自然なことなのだと思います。だからそういう意味では、『いないいないばぁ』のゆうなちゃんも大好きです。『いないいないばぁ』よりも『おかあさんといっしょ』のおにいさんおねえさんにより強い思いを抱くのは、おそらく、自分が子供のころから見ていた番組であるのに加え、今のおにいさんおねえさん、とくに歌のふたりは私と年齢が近いこともあって、親近感がわくからだと思います。おにいさんおねえさんが笑顔でがんばっている姿を見ていると、なんだかとても癒されて、励まされて、明るく楽しい気持ちになれるのです。今日も『ドンスカパンパンおうえんだん』を娘とテレビにあわせて踊りながら歌って、もりもり元気がでました。
 できれば、現在のおにいさんおねえさんが交代にならないうちに、舞台を見に行きたいです。きっと、娘よりも私のほうが感動しそうな気がします。いきたいなぁ。会ってみたいなぁ。もう、すっかりとりこです。明日の『おかあさんといっしょ』が今から楽しみです。

 
by papiko-gokko | 2012-10-18 23:24 | Diary
いつまでも眠らない子が母さんの母さんじゃない時間を食べる
 生活リズムが崩れ気味で、昨日は12時まで起きていた娘。今日はひとまず寝坊させて、その代わりお昼寝をさせずに夜早く寝かし、翌日から早起きの習慣をつけようと、計画を立てました。が、あえなく失敗に終わりました。お昼寝をさせなかったことで7時すぎに寝てくれたところまでは成功したものの、その後ほんの30分ほどで起きてしまい、そのあとむりやり寝かしつけようとしても、「あっち(リビング)へいくー!」と、怒って喉が潰れるんじゃないかというほど大興奮で大泣きし、とてもすんなり寝てくれるような状態ではなくなってしまったのでした。
 そんなわけでしかたなく一旦リビングで落ち着かせてから、寝室の電気をつけて、「ねんねの部屋あかるくしたから、あっちで絵本を読もうよ」と、再び寝室に誘い、10冊くらい読んで、9時ごろに「じゃあそろそろごろんしようよ」と電気を消して、それから2時間、添い乳したり抱っこしたり歌ったりしながら、イライラを必死に押し殺しながら寝かしつけをしました。娘の目はいつまでたってもランランとして、時間だけがだらだらと過ぎていき、途中なんどか、なにもかもがうまくいっていないような絶望的な気持ちになりました。寝かしつけの時間がかかりすぎると、どんどん気持ちに余裕がなくなります。
 おっぱい離れもまだ全然だし、トイレトレーニングも今年は結局やめて来年の夏になりそうだし、寝かしつけもこんな調子で、ゆっくり私と娘のペースでやっていけばいいのだと頭で分かっていても、あとどのくらいかかるのか見当がつかないことを抱えて、まったく焦りや不安を感じずにいることは不可能です。でも、子供を育てるってつまりはそういうことで、とにかく、忍耐強く、じっくり娘の性格や小さな変化と向き合いながらやっていくしかないのでしょう。明日はがんばって早起きさせて、運動して、お昼寝を正しい時間にさせて、夜もきちんと9時には眠たくなるようにしたいです。くじけるものか。
by papiko-gokko | 2012-10-18 00:24 | Diary


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