日記と短歌
by papiko
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去年とは異なる春を生きているきみは桜を見上げて笑う
 散歩の途中で娘とふたり、早咲きの桜を見上げました。娘がふいに立ち止り、足元に落ちていた無数の白い花びらを不思議そうに見つめ始めたので、どこかに桜があるのだろうかとあたりを見渡したら、すぐ目の前、歩道に面したよそのお庭に、一本細い桜の木が植わっていて、風が吹くたび花びらが舞っていたのでした。足元に落ちている花びらばかり見ている娘を抱きあげて、「ほら桜だよ、風で花びらひらひらだよ」と指差して教えると、娘はゆっくり顔をあげて桜の木と舞い散る花びらを視界にとらえ、目と口をまんまるくひらいて、ほうっとした顔で見上げていました。その、ほうっとした表情と、風に舞い散る桜とが、私の視界で溶け合って、通りを走る車の音も、どこかで響く工事の音も、映画みたいに消えました。
 去年の春も家族で一度だけ桜を見に行ったけれど、生後2カ月すぎだった娘は眩しそうに顔をしかめるばかりで桜を認識しなかったし、冬に何度か降った雪は家の中から眺めただけだから、空から自分のほうに向かってひらひらふわふわ降ってくるものを娘が目の当たりにしたのは、おそらくこれが初めてです。抱っこをやめたあとも、娘はしばらく歩き出さずに、舞い散る桜をじっと見上げていました。もっともっとすごい桜吹雪を娘に見せてやりたいから、4月の休日には、夫も一緒に娘を連れて、桜並木のある場所へ、娘を連れて行こうと思います。

 「おかあさんといっしょ」でダンスを踊っているまゆお姉さんと、「みいつけた!」のスイちゃんが、3月いっぱいで卒業と知り、今日は家事をせずに娘と一緒に最初から最後まで見て、何度か目頭が熱くなりました。特に「おかあさんといっしょ」は今日のが舞台公演の回で、私は舞台でキラキラしている人というのにすごく弱いので、まゆお姉さんが明るくダンスを踊っているのを見ながら、もうちょっとで泣きそうでした。娘がお花の形を手で作れるようになったのも、お姉さんのダンスのおかげです。ありがとうまゆお姉さん。
 「みいつけた!」のスイちゃんは、初めて見たときから大好きで、こんな自然体で元気いっぱいの可愛い子をみつけたNHKってすごい!と、毎回思っていました。あの屈託ない笑顔がもう毎日見られないのかと思うと、本当にさみしいです。いつも元気と癒しをありがとうスイちゃん。
 娘の記憶には、まゆお姉さんもスイちゃんも残らないのかと思うと、交代は残念ですが、新しいお姉さん(今度はダンスじゃなく、パントマイムなんだとか)と、新しいスイちゃん、とても楽しみです。
by papiko-gokko | 2012-03-30 23:10 | Diary
髪の毛ばっさり。ムーミンママになりたい。
 夫に娘を見てもらい、美容院へ行ってきました。そして胸のあたりまで伸びていた髪を20センチ以上ばっさり切り、まるっとしたショートボブになりました。こんなに短くしたのは久しぶりで、首筋がスースーします。娘との日々では、髪を乾かす時間もあまりないので、美容師さんに「短く切って、とにかくスタイリング不要の感じでお願いします」と伝えて、ブロー不要の形にしてもらいました。これでいろいろ楽になりそうです。
 担当だった美容師さんは、美容師さんにしては珍しいような内向的な雰囲気の、ぽつりぽつりとしゃべる男の方で、最初は少し戸惑ったけれど、カットが始まりほどなくしてその美容師さんにも1歳のお子さんがおられることがわかり、美容師さんがくぐもった声でぽつりぽつりと語る子育てあるあるに、そうなんですよね本当にそうなんですよねと相槌を打ちながら、とても楽しくなりました。夜泣きはきついですよねとか、髪が生えてくると一気に人間らしくなりますよねとか、外食は回転寿司がお勧めですよとか、そんな他愛のないあるある話でも、最近は本当に身内以外の人と会話をしていないので、知らない人と我が子について話しているという状況が、すごく新鮮でした。他人と会話をするって、大事なことです。美容師さんのおかげで、頭も心もすっきりしました。若者言葉を使いこなす闊達な感じの美容師さんだったら、私は絶対うまく会話できなかったから、ぽつりぽつりと話すあの美容師さんで本当によかったです。

 先日から娘のお昼寝タイムに読んでいた『ムーミン谷の彗星』を読み終わりました。前の記事にも書きましたが、親になってから読むムーミンは味わいがまるで違っていて、ほとんど初めて読むような気持ちで楽しむことができました。
 読んでいて、なにより感銘を受けたのは、彗星がムーミン谷にぶつかるかもしれないという状況のなかでの、ムーミンのママとパパに対する絶対的な信頼感、安心感です。
 干上がった海の湯気でスナフキンのハーモニカが壊れてしまったときには、「家にかえったら、きっとパパがなおしてくれるよ。パパは、なんでもなおしちゃうさ。」と言い、目の前に広がる荒れ果てた光景や近づいてくる彗星におびえながらも「きっと、みんなどうやったらたすかるか、ママが知ってるよ。」と思いなおし、ムーミン谷から続々と避難してきている人たちとすれ違ったときには、「だけど、パパとママはのこってるよ。パパとママは、ぼくをまってるよ。」と言い切り、「ばかだなぁ。じぶんの家にいて、おそろしいことなんか、あるものか。」と、あくまでもパパとママのいるムーミン谷の家を目指したのでした。
 パパとママへの絶対的な信頼感は、そのままじぶんの家への安心感にも繋がっていて、だからこそ子供は家に背を向けて力強く冒険の旅に漕ぎだすことができるし、地球の滅亡するかもしれないような恐怖のなかでさえ、パパとママを信じ切っていれば、子供の心は救われるのです。実際にムーミンたちがムーミン谷になんとか帰りついたとき、彗星がすぐそこまで迫っているなかで、ムーミンママは落ち着き払って、ケーキを焼いていました。そのことが、どれほどムーミンたちを安心させたことか。
 それからもうひとつ、スノークのおじょうさんがムーミンにいった、「どんなことがあっても、あんたがこわがらないあいだは、わたしもこわくないの。やくそくするわ。」という言葉にも、胸が苦しくなるほど共感しました。このスノークのおじょうさんの言葉は、そのまま私の夫に対する気持ちと同じです。一体なにをどのくらい恐れたらいいんだかわからないほど恐ろしいことがあったとき、私にとって一番重要なのは、夫がこわがっているかどうかです。夫がこわがらないことは、本当にはこわくないのです。そして、私と夫がこわがらないことは、娘だって、こわくないから、安心して過ごせるのだと思います。
 今回は特にムーミンに注目して読みましたが、それ以外の登場人物に注目しても、地球が壊れるかもしれないというなかでの登場人物たちそれぞれの描れ方がすごく興味深くて、どんな差し迫った状況であろうととにかく会議を開きノートに記録しようとするスノーク、切手さえあれば地球がどうなろうと興味のないヘムレンさん、未熟な心ゆえ自己中心的になりがちで傷つきやすいスニフ、理解できない事象を哲学で受け入れようとするじゃこうねずみ、などなど、語ろうとするときりがありません。親になってから読むムーミンには、まだまだ新たな発見が潜んでいそうなので、他のシリーズも読むことにします。
by papiko-gokko | 2012-03-30 00:36 | Diary
パパという言葉と「ばいばい」「ただいま」をセットで覚え玄関で待つ
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 自転車をこぎながら、思わず春の鼻歌がこぼれるぽかぽか陽気。お昼すぎに遅番の夫を駅まで見送ってから、自転車を止めてしばらく娘と散歩しました。娘は春のコートを着て、白い帽子をかぶって、時折「ちゃー!」と大声をあげながら、ほとんど小走りに近い状態で、てってこてってこ動きまわっていました。それでも私の声はしっかり聞いていて、「空があおいねー」と言えば空を見上げ、「葉っぱだねー」といえば植木のほうへ近づいていきます。いつの間にこんなに言葉が通じるようになったのだろう。近所の公園の花壇ではチューリップらしき若葉があちこち顔を出していて、もう少し待てば娘とチューリップが初対面できそうです。

 娘のパパ好きがすごいです。「パパ」という言葉を言えるようになったことでパパへの愛着が増したようで、夫が家にいると暇さえあれば「パパ・・・パパ・・・」と呼びかけて「なあに?」とでれでれのお返事をもらって喜び、なにかおりこうなことをして私に褒められたときにも、「パパ!」とすかさず呼んで自分のほうを向かせ、パパからも褒めてもらおうとします。私から褒めてもらうよりも、パパから褒めてもらうほうが嬉しいみたいです。
 夫が家にいないときにも、散歩中思い出したように遠くを見つめて「パパ」、写真を指差して「パパ・・・」、携帯が震えると「パパ・・・」、玄関でちょっと音がすると「パパ・・・」、寝る前に帰宅の遅いパパの布団を見て「パパ・・・」と、一日中パパパパパパパパ連呼しています。今日は、遊びの中でぬいぐるみに「ただいまぁ」と言わせたら、その言葉でパパを連想したらしく、いつも夫がただいまと入ってくるドアのほうをみて「パパ・・・パパ・・・」と、つぶやいていました。夫がいないときにあまりにも「パパ」を連呼されると、なんだか寂しい思いをさせているようで、こちらまで孤独な気分になってくるので、ちょっと勘弁してほしいのですが、まだ言える言葉が少ないから、使える言葉は何度も口に出したいのだろうと思い、我慢しています。「かあさん」は、いつごろ言えるようになるのだろう。

 娘がムーミンを好きで、ムーミンのものを見つけるたび指差して「むーん」とか「みぃ」とか言うようになり、その影響で、私もムーミン熱が高まってきて、今日娘がお昼寝している時間に少し読みました。自分が母親になってから読むと、感じ方が全然違って新鮮です。ムーミンやスニフたち子供には娘のこれからを重ね合わせるし、ムーミンママやムーミンパパの言動は、親ってどういうものなのだろうということを、考えさせてくれます。
 今読んでいるのは『ムーミン谷の彗星』で、「彗星なんか、家へかえれば、パパとママがなんとかしてくれるよ……。」というムーミンの言葉に、胸が締め付けられました。子供って、彗星なんてものを前にしても、パパとママがなんとかしてくれると思うのだなぁ。ムーミンのパパとママみたいに、我が子の冒険を邪魔することなく、それでいていざというときには絶対的な安心感を与えてやれるような両親に、なれるだろうか。なりたいな。
by papiko-gokko | 2012-03-28 01:00 | Diary
ジャムと教育方針
d0038776_025777.jpg りんごをつかって、人生初のジャム作りをしました。パン類をあまり食べてくれない娘の朝食とおやつ用です。ジャム作りって手のかかるものかと思っていたけれど、実際に作ってみたら、リンゴを切って塩水につけたあとは、お砂糖とレモン汁と一緒に圧力なべで煮込むだけで、拍子抜けするほど簡単でした。ぐつぐつとろとろ黄金色した甘酸っぱい香りの立ち上る鍋をまぜるのは夢のようで、気分はすっかりムーミンママでした。お昼寝しているときに作って、目を覚まてから、ホットケーキに薄く塗って出したら、もくもく食べてくれました。よかった!リンゴジャムがなくなったら、またイチゴのジャムなんかも作ってみたいです。

 今日は買い物中、自転車のコーナーでカゴ用ネットを探していたとき、すぐそばにいた娘が展示されていたヘルメットを触っていたら、5歳ぐらいの女の子がいきなり駈け寄ってきて、体全体で娘を押しのけてそのヘルメットを手にとるという、ちょっとした事件がありました。女の子は、娘に意地悪をしようとしたというよりも、自分が可愛いと思った柄のヘルメットを先に買われてしまうかもという焦りから、つい少し乱暴な行動に出てしまったのでしょう。数秒ほど眺めてから、「おかあさんこれ買って」と、どこかにいるお母さんを呼んでいました。押しのけられたことを娘は別に意に介していない様子でしたが、私は大人げなくムカッとしてしまい、それ以上その場にいたくなかったので、娘を抱いて自転車コーナーを離れました。
 その後もケロリとした顔で楽しそうに店内を見回す娘と手をつないで歩きながら、これから子供同士で多く触れ合うようになれば、こんなことは日常茶飯事になるのだから、小さなことですぐにムカッとしないよう心に余裕を持たなければなぁと、反省しました。娘は我が家ではそれはそれは大事でなにがなんでも守りたいかけがえのない我が子だけれど、一歩外に出れば、たくさんいる子供のなかの一人でしかなく、時には手荒な扱いだって受けるわけで、そういうのにイチイチ目くじら立てていては、娘にとっても私にとっても世の中が辛くなるばかりです。
 辛いことや理不尽なこともいろいろある世の中をこれから生きていかねばならない娘には、いかなる時も自分の意思を持ち、人には思いやりを持ち、何事にもくじけない子になってほしいなぁと、娘を乗せた自転車をこぎながら思いました。それは、自分の中にはじめてはっきり浮かんだ、子育ての方針でした。
by papiko-gokko | 2012-03-27 01:12 | 手作り
もやもやの日
 夫が朝から夜遅くまで仕事の日で、娘とふたりの長い一日でした。
 お散歩中、いつものベンチと花壇の公園で花を見ていたら、ちょうど娘と同じくらいの女の子を連れたご夫婦がきて、おかあさんがベビーカーから女の子を降ろして、「ほら、お友達がいるよ」と、娘のことを指差しました。そうか、1歳児は、出会ったその瞬間からお友達なのか。初めてのシチュエーションにもじもじしている私をよそに、娘はその子をじっと見つめながら少しずつ近寄って行き、私が後から付いていくと、女の子のおかあさんが「こんにちはー」と気さくな感じで会釈してくださったので、私も精一杯気さくな感じで挨拶をしました。しかし、肝心の女の子が人見知りしてしまったようで、泣いておかあさんから離れなくなり、結局、すぐに帰ってしまいました。
 静かになった公園の真ん中にしゃがんで、がさごそとシャボン玉をとりだし、娘の背中に向けて吹きながら、あぁこのシャボン玉をもう少し早く吹いていれば、あの子も人見知りを忘れて喜んだのかなぁ・・・と、思いました。娘のはじめてのお友達だったのに、残念です。そろそろインフルエンザの流行もなくなるだろうし、いつまでも尻込みしてないで、子供のたくさんいる場所へ連れて行ってやろうかなぁ。娘がほかの子と遊ぶところを見てみたいです。

 娘の非道っぷりが気がかりです。積み木をすると、必ず私の積んだものを乱暴に壊すばかりでなく、ぬいぐるみを持ってきてそのぬいぐるみの家(ぬいぐるみを囲うようにして2、3段ずつ積んだもの)を作るようせがみ、それが完成に近づいたころに満面の笑みで破壊して、私がぬいぐるみを震わせながら「わーん!ひどいよー!なんてことするんだー!」と泣くのを見て、爆笑するのです。他にも、ぬいぐるみを私の目の前でわざと叩いて、私がぬいぐるみの声で「いたい!いたいったら!」というと、それをおもしろがって、ますます叩いたり倒したりします。
 これは、ただ単に珍しい反応を楽しんでいるだけの1歳児らしい現象なのだろうか・・・それならばいいけれど、人の悲しみや痛みの意味をわかっていながらそれを面白がっているのなら、これは大問題です。そんな子にだけはなってもらっちゃ困ります。まさか、1歳2カ月でそれはないのかな。いずれにしても、他者の悲しみや痛みを面白がっていいものだと覚えてはいけないので、今度から娘がぬいぐるみに対して非道なことをしたときは、冗談っぽい感じじゃなく、もっとすごく悲しそうに泣いて、すごく辛そうに痛がるようにしようと思います。

 ここ数日、そろそろ卒乳しようかなぁとぼんやり考えていたら、それが娘に伝わったらしく、以前にも増しておっぱいに対する執着が強まり、ものすごくがっちりしがみついて飲んで、飲まないときにも顔をこすりつけたりペシペシ叩いてきたりして、おっぱいの存在を確認するようになりました。今、無理に卒乳しようとしたら、私も娘もそれから夫も、かなり辛い思いをしそうです。ネットで卒乳の体験談など読んでみたけれど、結局のところ子育ては人それぞれで、私は娘にあったやり方でやるしかないのだなということがわかっただけで、娘の状態を見ている限り今は卒乳の時期ではなさそうだし、娘がおっぱいを飲まなくなる日を想像すると、寂しくて泣きそうになるので、おっぱいばいばいは、まだもうしばらく、先送りすることにします。

 最近よく、働いていた頃の夢を見ます。営業さんやら、一緒に仕事していた事務員さんたちがでてきて、自分専用のデスクとパソコンのある営業部のフロアで、それなりに頼られながら、楽しく活き活きと仕事をしている夢です。実際はしょっちゅう辞めたがっていた気がするのに、退職してもう1年以上たつので、だんだんと思い出が美化されてきているようです。
 出産後は仕事を辞めて、食べていけなくならない限りは幼稚園に入れるまで外で働かないということは、子供のできる前から決めていたことだけれど、いざ娘が1歳になって、自分と同じころに出産した人たちが職場復帰し始めたり、娘と同じくらいの子が保育園へ行き始めたりなどすると、にわかに不安になってきて、仕事の夢をみるのもたぶんそのせいです。義姉も1歳から姪っ子を保育園へ預けて働きに出ていて、義姉はいつもおしゃれできれいだし、姪っ子は保育園生活を楽しみながらちゃんと優しくて朗らかな子に育っているから、そんな義姉親子を見ていると、私の選択は正しかったのだろうかと、心が揺れます。
 でも、私は性格的に、育児と仕事の両立なんてとても無理で、絶対どちらかを犠牲にしてしまうから、後悔しないためには、今は育児に専念するのが、自分のためにも娘のためにもいいのだろうと思います。保育園と同じような刺激は与えられないけれど、たまには支援センターなども利用しながら、私なりの方法で、娘が楽しく冒険にみちた日々を過ごせるようにしたいです。

 そんな感じで、あれやこれやと、もやもや考えた日でした。
by papiko-gokko | 2012-03-26 00:35 | Diary
クレヨンで虹の絵かいて三時にはホットケーキを焼いて食べよう
 夫が休みの一日。雨と花粉を理由にどこへ出かけず、絵本を読んだり、絵を描いたりして、のんびりとした休日を過ごしました。ふたりでいても三人でいても、過ごし方がそれほど変わらないのだけれど、夫がいるだけで娘も私も心に余裕ができるし、娘とふたりのときには「ふっ」と噴き出す程度で終わることでも爆笑できて、断然楽しく過ごせます。
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 お絵かきのとき、今日は色鉛筆のほかに、はじめて30色入りのちゃんとしたクレヨンを渡してみたら、いろんな色を手にとって、とても上手にしゃかしゃか描きました。他人が見たら明らかになんてことないと幼児の絵でも、親から見ると、すばらしく魅力的な絵に見えて、写真まで撮ってしまうのです。我が子の魔力ってすごい。この絵には夫が「水鳥」という題名をつけました。私には日暮れの南の空の色にも見えます。たぶん偶然なのだろうけれど、なぜか今日の娘は青系の色ばかり手にとっていました。
d0038776_22424569.jpg 時間がたっぷりあったので、3時のおやつには、ホットプレートでホットケーキを焼きました。気分を盛り上げるために、まず娘の好きな『しろくまちゃんのホットケーキ』を一緒に読んでから、ページをめくりつつ作りました。ボウルでまぜまぜするときは興味津々で手を出してきていた娘でしたが、メインイベントの焼く場面では、もう飽きて別のことをして遊び始めてしまいました。もう少し成長したら、生地がとろとろと広がっていくのや、表面がぷつぷつしてくるのも、わくわく眺めるようになるのだろうけれど、まだちょっと絵本と目の前で起こっている現実とを照らし合わせて楽しむのは、難しかったみたいです。私は絵本や好きなアニメにでてくる場面を目の前に作り出すことに最上の喜びを見出す子供で、『はじめてのおつかい』のみいちゃんが小銭を握りしめて転ぶ場面まで真似したりしていたので、はやく娘と絵本を実現して遊べるようになればいいなぁと思います。「おかあさん、そういうの、イタイ」とか言われたらどうしよう。「でもおかあさんはこれでいいんです!」って怒ろう。
 ホットケーキをおなかいっぱい食べてしばらくして、なにげなく外をみたらびっくりするぐらい晴れていたので、夫が娘を連れて近所まで買い物へ出かけました。私は花粉が怖くて留守番させてもらい、焼き過ぎたホットケーキをラップに包んで冷凍庫に入れたところで娘と夫が帰ってきて、離れていたのはほんの15分程度だったのに、娘への愛着が倍増していました。
 明日は夫が朝から夜遅くまで仕事で、一日娘とふたりです。ふたりでも、しっかり楽しく過ごせるように、工夫を凝らさねば。花粉は明日もすごそうだけど、人のいない公園を見つけて、シャボン玉でも吹こうかな。


 
by papiko-gokko | 2012-03-24 23:27 | Diary
1歳2カ月
 娘が1歳2カ月になりました。最近の娘は歌と踊りが大好きで、私が歌うと、足踏みしたり体を揺らして手拍子したりしながら、ノリノリで聴いてくれます。また、ご機嫌なときにはひとりでもよく遊んでくれるようになり、お絵かきボードに絵を描いたり、積み木やブロックをしたり、ぬいぐるみを動かしたりなど、こちらに背を向けて夢中で自分の世界に没頭している時間が増えました。
 この一ヶ月で増えた言葉は、「ばいばい」「いたいいたい」「あちち」「わんわん」「ぶーぶー」など。気に入った言葉があると、うまく発音できなくても一生懸命に繰り返しまねっこして、うまく言えたとき褒めてやると、すごく嬉しそうにします。昨日は『はなをくんくん』という絵本を読んでいたら、「くんくん」という言葉がでてくるたび、一緒に「くんくん」と言っていました。お気に入りの絵本から言葉を覚えることが多いようです。
 覚えた言葉は生活でどんどん使っていきたいらしく、寝る前に夫がいるときはしつこいくらい「ばいばい」をしてから寝室に入り、お散歩で犬を見かけたり絵本に犬っぽいものがでてきたら「わんわん・・・わんわん・・・」とつぶやき、転んだりぶつかったりしたときには、それほど痛くないのに「いたいいたいいたいいたい」と、当たり屋のごとく訴えてきます。本当に痛かったときには絶対泣くので、嘘だとすぐにわかります。
 言葉が出るようになってくると、ものの名前を知りたがる気持ちも強まるらしく、興味のあるものはなんでも指差すようになり、毎朝ムーミンのコップで牛乳をあげると、必ずまずプリントしてあるキャラクターを一通り指差して名前を確認してから飲みます。今日は絵本を読んでいたとき、くまの耳を指差したので「それはくまちゃんのおみみだよ」と言ったら、自分の耳に触って、そんなのいつの間にわかるようになったのだろうと驚きました。続いてくまの鼻も指差したので、「それはくまちゃんのおはなだよ」と言ったら、今度は自分の鼻に触るのではなく、両手でお花の形をつくってこちらに笑いかけてきて、褒めるべきか正すべきか迷ってしまいました。鼻と花の違い、今の娘にわからせるのはちょっと、難しそうだなぁ。
 食事に関しては、多少の好き嫌いはあるものの、さほど困らされることもなく、いつもそれなりに意欲的に食べてくれています。今の大好物はプチトマトで、しらすのごはんとプチトマトというメニューだと、ぺろりと食べてしまいます。おやつはいまいちあまり食べてくれなくて、せっかく作ったにんじんケーキも、結局ほとんど私が食べました。甘いものより、塩気のあるもののほうが好きで、赤ちゃん用のかっぱえびせんは気に入って食べていました。せっかく作ったケーキを無視してかっぱえびせんに手を伸ばすあたり、さすが1歳児です。
 寝付きの悪さの時間には相変わらず悩まされていて、相変わらず夜は何度も起きておっぱいを飲みます。お昼寝もしたりしなかったりだし、夜もひどいときには0時近くまで寝てくれなかったりするのに、睡眠不足になっている気配はまるでなく、いつも元気いっぱいなのが不思議です。眠りが深いんだか浅いんだかよくわかりません。
 そんな感じで、1歳2カ月に突入です。この一ヶ月は、たくさんお散歩して、娘に春の花を見せて、娘のなかで花と鼻の違いが明確になればいいなと思います。
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 自転車を買ったことで行動範囲が広がり、お出かけ欲も増してきて、昨日は休みだった夫と3人で隣町のおもちゃ屋さんへ行きました。自転車だと、ベビーカーよりも娘の頭が近くにあるので、思っていたよりもずっと話しかけやすく、娘にも声が届きやすいみたいで、「風がつよいねえ!」「ぶーぶー、いっぱいだねえ!」などと話しかけると、ときどき「うん」とか「にぇー」とか相槌を打ってくれて、そのたびたまらなく愉快な気持ちになり、ペダルが軽くなりました。自転車、買ってよかったです。
 おもちゃ屋さんに娘を連れて行ったのは初めてで、娘はきょろきょろしながら興奮気味に歩きまわり、おしゃべりするキティーちゃんを指さしたり、見本の知育玩具で夢中になって遊び出してその場から動かなくなったりして、子供らしくおもちゃ屋さんを満喫していました、今回おもちゃ屋さんへ出向いたのは、先日お蕎麦屋さんのおかみさんから頂いたお祝いの一部で娘におもちゃを買ってやるためで、娘を遊ばせながらいろいろと吟味した結果、娘の大好きなワンワンとうーたんのぬいぐるみと、車輪がついた木製の汽車を買って帰りました。娘はどれもすごく気に入っていて、今日は自分の声でしゃべった時間より、ワンワンとうーたんの声真似でしゃべった時間のほうが多いんじゃないかというほど、ワンワンとうーたんで遊んでいました。汽車のおもちゃも、車輪がついたおもちゃは初めてだったので、あちこち持って行って遊んでいます。よかったね。大事にいっぱい遊ぼうね。

 1歳2カ月になった今日は、おたふくかぜの予防接種を打ちにいきました。娘はお医者さんの顔をみるなり泣き出して、注射でももちろん泣きました。次は1ヶ月後、水ぼうそうの予防接種を打とうかどうか、検討中です。健康のためとはいえ、予防接種があんまり多くて、もうかわいそうになってきました。
 注射のあとはまた自転車に乗って、図書館に本を返しに行ったり、スーパーで牛乳を買ったりしました。娘は注射の疲れと眠気で少しぐったりぎみでしたが、ぽかぽか暖かな陽気で人の心もほぐれているのか、隣に自転車を止めていた女性が「おいくつですか?」「今日はあったかくていいですねえ」とにこにこ話しかけてくれたりして、私は鼻歌交じりの浮かれ気分でした。花粉は嫌だけど、それでもやっぱり、大好きな季節です。
by papiko-gokko | 2012-03-22 23:21 | 月齢ごとの成長記録(長女)
義兄のコミュニケーション能力と、義母の魔法
 夫の実家に行ってきました。今回は、義姉と姪っ子と一緒に義兄(義姉の旦那さん)もきて、義母と義祖母をあわせると、総勢8人となる、にぎやかな集まりになりました。義兄と会ったのは実に2年ぶりで、娘は初対面でしたが、それほど人見知りすることもなく、可愛がろうとする義兄のほうへ近寄って行ったりもしていました。
 義兄は相変わらずコミュニケーション能力が高くて、話の広げ方といい、相槌の打ち方といい、ほどよいフランクさといい、本当になにもかもが自然体で心地よく、軽快にころがっていく会話に笑いながら、すごいなぁと感心しっぱなしでした。義兄がいると、なんだか、肩の力が抜けて、緊張がほぐれるのです。コミュニケーション能力が高いというのは、ただぺらぺらしゃべれる人のことじゃなく、私みたいな会話の苦手な人でも自然に会話に参加できるような雰囲気を作ることのできる人のことを言うのだと思います。夫の実家はいつも和やかで朗らかな雰囲気で大好きだけど、今日は義兄のおかげでますます居心地がよくて、おどおどせずに過ごせました。
 お酒を飲んだ義兄は、食事の後ねむたくなって居眠りをはじめ、そこにもまた感心しました。礼儀を通すべきところはきちっと通しつつ、くつろいでいい場面ではくつろぐという、その、妻の実家でも眠れるくらいに気を許している感じがまた、周りにほどよい心地よさを与えているのです(少なくとも私は、義兄の居眠りが心地よかったのです)。変なところでかしこまりすぎて肝心なところが抜けている私と真逆です。すごいなぁ、私もそうなりたいなぁ。でも、義兄は活動的な仲間がいっぱいいて、結婚式では『バンザイ!』を熱唱するような、そんな底抜けに明るいタイプの人で、そもそもの人間性がかなり違うから、やはり、私は私の方法で、夫を育んだ人々と実家を愛していこうと思います。
 娘は今回も、姪っ子と遊んでもらって、おおはしゃぎでした。とにかく、ちょっと上のおねえちゃんに遊んでもらうのが、楽しくて仕方ないお年頃のようです。一度だけ、姪っ子が娘を必死に抱っこしようとして、その態勢を娘が苦しがって顔をしかめたので、義兄がちょっときつめにやめなさいと叱って、姪っ子が泣いてしまうというハプニングが起こり、その時は、もらい泣きしそうになりました。自分が長女で、そういう場面を何度となく体験したので、年下の子と遊んでいた年上の子の、こういう涙にはめっぽう弱いのです。
 「ごめんごめん言いすぎたよ俺が悪かったよ」と義兄に慰められながら、わー!と顔をうずめて泣く姪っ子が不憫で、ああどうしようと思っていたら、義母が、「○○ちゃん、こっちへおいで、いいお話があるの」と、小声で姪っ子を呼び、ぐしゅぐしゅしながら義母のほうへ近づいて行った姪っ子になにか耳打ちして、そのまま台所のほうへふたり消えて行き、しばらくしたら、明るい顔になった姪っ子がアイスキャンディーを持って戻ってきました。なんて素敵な魔法!
 あんなふうに、たくさんの大人が周りにいるなかで一度くじけてしまった心って、なかなか元に戻らないのに、義母はそれを、「いいお話があるの」という一言で救ったのです。これには感動して、私まで元気がでました。3歳ぐらいの子って本当に繊細で、あふれる思いを処理しきれない場面がいっぱいあって、泣かせないように泣かせないようにといくら気を使ったところで、やっぱり泣いちゃうときには泣いちゃうのだから、泣かせないようにすることよりも、泣いちゃったときに、いかに素敵に救ってやるかのほうが、ずっと大事なのだと、義母の魔法に教わりました。どうすればあの魔法を、使えるようになるのだろう。
 お昼頃について日暮れのころ家路に着くまで、みんなで義母のつくったごちそうをいただいたり、義姉のもってきたレアチーズケーキ(おかわりしたかったくらいおいしかった!)をいただいたり、義祖母と夫と姪っ子と娘と犬とでお散歩にいったり、ゆったりのおんびり、朗らかに過ごした一日でした。誰が中心になるでもなく、はねっぽになるでもなく、誰もが自分の立ち位置にいながら笑っている、そんな夫の実家の雰囲気が大好きです。だから、できることならあまり緊張せずに、義兄のように過ごせるようになりたいです。
by papiko-gokko | 2012-03-21 00:52 | Diary
影のない光のなかで生きている泣いても怒っていてもあかるい
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 リビングにジョイントマットを敷いてみました。やわらかいし、あったかいし、自在に形を変えられるし、なんといっても水拭きできるし、いいこと尽くめで、感動しています。これまで敷いていた白いカーペットは、どう考えても赤ちゃんのいる家には不向きで、ふわふわだった毛が洗濯を繰り返すうちにすっかりごわごわ硬くなり、洗ってもとれない食べこぼしやらクレヨンのシミやらで色もくすんでしまって、部屋全体の雰囲気を重たくしていました。そのカーペットを外して黄緑とクリーム色のジョイントマットを敷いたことで、ぱあっと部屋が明るくなった気がします。もっとはやくこれにすればよかった!娘も気に入ったようで、楽しそうに歩いてみたり、ごろんと寝てみたり、絵本をもってきて読んだりしていました。思った以上にいい感じで、大満足です。

 今日は夫が遅番出勤で、午前中に娘を見ていてくれたので、ものすごくひさびさに、ひとりで外出しました。外出といっても、近所の郵便局と銀行とスーパーを回っただけですが、ひとりで動くことの身軽さにびっくりしました。娘が生まれるまでの私は、こんなに身軽でありながら、どうして毎日どこへも寄り道せずに、家に帰っていたのだろう。不思議です。
 練習も兼ねて、買ったばかりの子乗せ自転車に乗って行ったら、歩いているとわからないような緩やかな坂に気づいたりして、ひとりでふむふむ地形に思いをはせながら走りました。乗り物次第で、同じ町でも見えるものや感じることがまるで変わってくるのだなぁ。車を運転できたら、世界を狭く感じるのか、それとも逆にだだっ広く感じるのか、どっちだろう。
 せっかくひとりで出かけたのだからいろいろ寄り道したい気もしましたが、風が強くて花粉がすごく飛んでいそうだったので、用事だけ済ませてまっすぐ帰りました。マスクと花粉用サングラスをしていても、目の周りがぼってり重たく痒いです。これはもう毎年のことだから、薬を塗って耐えしのぐしかありません。花粉よ早く飛び終えてくれ。
by papiko-gokko | 2012-03-20 00:45 | Diary
産声をあげて一年経った子の涙が徐々に複雑化する
 雨の一日。娘が散歩に行きたがって、玄関から自分の靴を持ってきては「はい!」と手渡すので、そのたび「今日は雨だから、お散歩できないんだよー」と言いながら靴を玄関に戻し、それを見て泣きだす娘を抱っこして窓から雨模様の空を見せたりして、なんとか納得させていました。靴を履いたらお外にでられる、ということはもう知っているけれど、雨の日は外に出かけれない、ということはまだわからない、そんな微妙な年頃の娘が生きている世界は、理不尽に思えることだらけなのだろうなぁ。
 娘は今、私がぬいぐるみを踊らせながら歌うのに合わせて体を揺らすのがブームで、一度歌うと娘が飽きるまでアンコールに応え続けなければならず、今日は雨のストレスからかいつも以上に執拗なアンコールが続き、「いぬのおまわりさん」と「ねこときどきライオン」と「ぞうさん」を何度も何度も歌いました。特に「いぬのおまわりさん」が大好きなので、折り紙を出して、犬と猫をつくってやったら、くふくふ喜んでくれました。自分の折ったもので無邪気に遊んでもらえると、嬉しくて元気が湧いてきます。生後半年ぐらいのころは、なにを作ってもぐちゃぐちゃにするだけだったのに、成長したものだなぁ。これからは、もっといろんな動物を折ってやろう。
 散歩にでなくても食欲は旺盛で、夜はオムライスを全部たいらげ、私のオムライスにまでスプーンをのばしてきました。具に入れていたコーンが気に入ったようです。最近、私が娘と別のものを食べていると、私の食べているものを欲しがって自分のお皿のものを食べなくなってしまうので、なるべく同じものを食べるようにしていますが、それでも私のお皿や私の使っているスプーンが魅力的に見えるようで、今日も何度か私の大きなスプーンを奪おうとしていました。娘と同じものを食べていると、私とこの子は同じ生活を送っているのだなぁという感じがして、愉快な気分になります。娘との生活は、「愉快」という言葉が一番しっくりきます。
 お風呂では、ハンカチでタコ入道をつくってやると、両手でぶしゅーっとつぶしながら、大笑いしていました。11か月のころに一度やってみたら、そのときは怖がって泣いてしまい、それからずっとやっていなかったのだけど、あのころはちょうど、なんでもかんでもすごく怖がる時期だったようです。赤ちゃんって、同じ遊びでもほんの数カ月時期が違うと反応がまるで変わってくるから、侮れません。折り紙に続いて、ここでもまた成長を感じました。娘の大笑いする声は、この世で一番私の心を明るくしてくれます。寝る前も、布団でころがりながら大笑いして、嫌なことを全部忘れました。明日もいっぱい、大笑いさせるぞ。
by papiko-gokko | 2012-03-18 00:19 | Diary


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