日記と短歌
by papiko
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この胸をめがけ踏み出す一生に一度しかない初めの一歩
d0038776_21261965.jpg 1/3歩だった娘のあんよが、一気に3歩になりました。
 50センチぐらい離れて「おいで」と手を広げると、はじめの一歩をでんっと斜め前にしっかり踏み出し、それから2歩目と3歩目はよたよたっと、歩くというより走るような感じで短く素早く踏んで、3歩目でこちらに倒れ込んできます。
 1メートルぐらい離れてみると、今度は走るようにではなく、1歩・・・2歩・・・と、四股を踏むようにゆっくりと踏みしめ、3歩めでしりもちつきそうになりながらもなんとかしゃがんで持ちこたえ、また立ちあがって3歩目を踏み出し、そこでしりもちついて、でもめげずに立ちあがってまた1歩・・・2歩・・・と、最後まであんよでがんばって私のところまできました。すごい、すごい、あんよのはじまりって、すごい。しりもちついてもとにかく立って歩こうとするその姿は、人間の持っている強さそのもののように思えました。
 本人も歩ける感覚が嬉しくて楽しくて仕方ないらしく、今日は一日中、私がそばにいくたび、2,3歩歩いてきて私に倒れ込んでくるということを繰り返していて、せっかくなのでビデオを撮りながら相手をしていたのですが、あとで見返したら、「うわーしゅごい!」「おー!じょうずじょうずー!」「あんよできたねえええ」というやたらハイテンションな自分の声が入っていて、そのあまりのホームムービーっぽさにひとりで赤面しました。撮影者の声が入らない機能を付けてほしいです。
 
 今日の午前中、娘のインフルエンザ予防接種2回目を受けてきました。今回は遅番出勤の夫も一緒にいって、夫も予防接種を打ちました。私は前回娘と一緒に受けたので、これで一安心です。予防接種のあと、少し3人で散歩をしました。娘と2人でする散歩より、やっぱり3人のほうが断然たのしいし、安心してどこまででも歩けるなぁ。
by papiko-gokko | 2011-11-29 22:43 | Diary
だれかだれかだれかだれかと言いながらだれともなにも共有しない
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 食事の時間、ここ2日ぐらいで、ようやくイスからの脱走を試みずに大人しく食べてくれるようになったかなぁと思っていたら、今度はスプーンやお皿をものすごく持ちたがるようになり、ものすごい力でぐいぐい引っ張ってくるので、食べさせるのに使うのとは別に子供用のスプーンを持たせてみたところ、思いのほか上手にスプーンを口に運んで、食べるしぐさをはじめました。すごい!いつの間に、そんな技能を身に付けたのだろう。試しにスプーンに少しごはんをのせてみたら、おぼつかない手つきながらも、なんとかほとんどこぼすことなく、ぱくりと食べることができました。力加減やバランスを、ちゃんと手首や指でとっているようです。なんだか最近、日に日にどんどん、出来ることが増えていきます。
 だけどだけど、生まれたときから今までずっと変わらないことだってあります。例えば、おっぱいが大好きなこと、夜中も何度もおっぱいを吸うこと、おっぱいを吸うときの表情、おっぱいを飲み終えたあとの満足顔・・・・・・あれ、おっぱい関連ばかり。そのうち卒乳しなきゃいけないなんて、寂しいなぁ。
 
 昨日は、スーパーで不愉快になることがあって、がくんと気持ちが沈んだのだけど、おソノさんの「大きな町だからね、いろんな人がいるさ」という言葉を思い出したら、少し元気がでました。そうそう、いろんな人がいる、ただそれだけのこと、イチイチこまごまと気に病むことはないのさ。最近、本当に家族以外の人とほとんど触れあわずに暮らしているので、心地よくない人に対する耐性が弱まっていて、ちょっと嫌なことがあると、すぐ世の中全部に絶望してしまいます。娘のこれから生きる世界が、絶望的であってたまるか。いろんな人がいるけれど、いろんなことがあるけれど、優しい人は必ずいるし、素敵なことはいくらでもあるはず。

 今日は母とスカイプをして、娘が相変わらず寝ない子でひどい時には1時間ごとに起きることや、お昼寝もお散歩のベビーカーでしかしてくれないことなど愚痴ったら、「それはきついわ、大変だわ」と言われて、そうか、よかった、これは一般的に見て、結構きつい状態だったんだなと、なんだか救われました。家事も育児も、いつもいつも、がんばりが足りていないような気がしていて、だから、大変だねと言ってもらえると、あぁよかった、私はさぼっていなかったんだな、ちゃんと大変だったんだなと、安心します。そして、よし負けるもんかがんばるぞと、前向きになれます。そんなわけで、がんばろう。楽しく、がんばろう。
by papiko-gokko | 2011-11-28 22:47 | Diary
両の手を「ばぁ」とはずせばかざぐるま回り始めるみたいに笑う
 娘の笑い方が、少し変わってきました。これまでは、こちらが与えた刺激に反応してお腹の奥で鞠が弾んでいるような、赤ちゃんっぽい笑い方だったのが、今日の笑い方は、こちらが吹きかけた風を受けて無数のかざぐるまがまわっているような、なんだかちょっとだけ、赤ちゃんから子供の笑い方に近づいたような、味わいのある笑い方になったのです。それは笑うタイミングを見ていても明らかで、低月齢のころのように、ただ目の前にあるものやそこで起こった事象に反応して笑うだけでなく、さらにそこに何かしら自分の行為を加えることで、さらに面白さを広げて笑う、ということが増えました。
 それに、楽しいことが起こってから笑うだけでなく、これから楽しいことが起こる!ということを予感して笑うようにもなりました。最近、畳んだお布団に、ばふん!と全身でダイブする遊びが大好きで、朝お布団を畳むやいなや、「きゃひー!」と興奮気味に笑いながら近寄ってくるのです。ばっふばっふと布団に体を打ちつけるその姿は、乳児というより幼児っぽくて、まだ歩けない子とは思えないような勇ましい体の動かし方をしています。これがあのか弱かった、ふにゃふにゃほわほわだった娘だなんて。育ったことが嬉しくて、少し寂しくて、その嬉しさと寂しさが混ざり合って愛しさになり、心をいっぱいに満たします。愛しさで心が満ちると、涙と眠気がぐらぐら押し寄せてきて、まぶたを閉じたくなります。
 そんなふうに成長をかみしめつつ、1歳までの写真を月齢ごとに入れられる写真立てに10ヶ月の写真を飾る作業をしていたら、その隙に思い切り、絵本を一冊やぶられてしまいました。『まどからおくりもの』というクリスマスの仕掛け絵本で、12月にたくさん読んでやろうと思って出していたばっかりに・・・・・・ショックです。まだまだ、やっぱり、赤ちゃんだなぁ。他の本はいつもきれいに読むのだけれど、これは仕掛け絵本でページの真ん中あたりが切り抜いてあるから、その感じが楽しくて、破りたくなったのかな。破られたのは1ページだけなので、なんとかセロハンテープで修復を試みて、どうしようもなかったら、近所の古本屋に同じ絵本が並ぶのを虎視耽々と待ち続けることにします。
by papiko-gokko | 2011-11-26 23:25 | Diary
短歌のことと、自分のことについての、反省文。
 約5ヶ月ぶりに「人間ごっこ」の短歌を更新しました。7月から昨日までの日記タイトルより選んだ60首です。読み返してみて、じっくり練った短歌が少ないと感じました。じっくり練れば必ず納得のいく短歌ができるかといえばそうではなく、するするっと直感で出来た短歌のほうがむしろビシッと気持ちよく決まることも多いのですが、そういう歌は私の場合、30首詠んで1首あればいいぐらいの貴重なものなので、やっぱり、基本的には時間をかけて練らなければ納得のいく短歌に仕上がらないのです。娘を言い訳にしていないで、短歌をじっくり練る時間を、なんとか確保しよう。授乳しながらだって、考えることはできるのだし。
 文章にしても短歌にしても、私は自分の中にあるものしか形にできないので、今は、育児を詠むことが多いのですが、育児を詠むって、想像以上に難しいなぁと感じます。現在進行形のことを歌にするには、流しそうめんのそうめんを掬うみたいに、今にも過ぎ去ろうとする瞬間を、言葉のお箸でガッと掴みとる瞬発力が必要で、私はまだまだ、修行が必要です。読み返した時、娘との日々が写真よりも映像よりもぶわぁっと蘇ってくるような育児短歌を読めるようになりたいな。

 仕事を辞めて家にいる今、私の暮らしぶりを評価できるのは、夫しかいなくて、だからついつい夫に評価を求めてしまい、満足のいく評価をしてもらえないと不愉快になり、嫌味なことを言って、ケンカをしてしまったりします。私はもっと、自分で自分を評価できるようにならないと、ダメだなぁ。自分大好きなくせに、卑屈で自己評価が低いから、周りからの評価を求めずにはいられなくて、それでいて人付合いが苦手なものだから、評価してほしいという思いが、夫に全部いってしまって。まったく、面倒な人間だなと思います。自分で自分のやり方を評価して適度に反省しつつも概ね満足しながら生きていけるようになりたいです。
by papiko-gokko | 2011-11-24 23:05 | Diary
まねっこ開始
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 生後10ヶ月を迎えると同時に、娘の中で何かが覚醒したらしく、今日から急にまねっこするようになりました。ひとつは、テレビのまねっこです。いつも見ているNHK教育の幼児向け番組「みいつけた!」で今日かかった『ハーイ&バーイ』という歌のなかで、子供たちが繰り返し手をあげたり振ったりする振り付けがあり、それを見ていた娘が、画面に向かってなにやら手を、あげたりさげたり繰り返しているではありませんか。最初は気のせいかと思いましたが、明らかに歌とタイミングがあっていて、感動のあまり録画を見せてもう一度やらせてみたら、やっぱり楽しそうに、手をあげたりさげたりしました。これは、すごいことだ! そのあと、私も「はーい!」と言いながら手をあげるしぐさをしてみたら、今度は私のまねっこをして、何度も両手を手をあげてくれました。
 もうひとつのまねっこは、いないいないばぁ。これをついに、自分の手でするようになりました。これまで何度か娘の手を掴んで顔の方に持っていったりして教えてみたことはありましたが、そのときは全然ピンときていない感じで、自分からやろうとはしませんでした。それが今日、別に娘に教えようとしていたわけでもなく、夫とふざけながら私が自分の顔を手を覆ったり観音開きっぽくぱっと開いたりしていたら、娘がゆっくりゆっくり自分の両手を顔に持っていき、それからすごく嬉しそうな顔をしながら、いないいないばぁをしたのです。小さなおててでは顔を半分も覆い隠せていないのだけど、それがまたたまらなく可愛くて大興奮で、思わず我を忘れて鼻息荒く、いないいないばぁを連発してしまいました。
 まねっこができるようになるっていうことは、つまり、自分の体の手足と、私や夫やテレビの中に映る人の手足とを同じものとして明確に捉えられるようになったということで、それってこれから様々なことを見て知り考えていく上での、ものすごく重要な土台と思います。すごい!すごいぞ、10ヶ月目の大躍進。

 それから、物事の道理みたいなものも、にわかにわかってきたようです。ご飯の準備をしていたら、まんまんまーと言いながら自らお食事イスのほうへ移動して足をひっかけ座ろうとしたり、お着替えのときに暴れないどころか、そでに手を通すとき自分から手を動かしたり、脱がす時にはさりげなくバンザイしたりして、ちょっとずつ協力的な姿勢を見せてくれるようになりました。但しこれはご機嫌なときだけで、ちょっとでもご機嫌斜めなときは、やっぱり相変わらずのわからんちんで、おむつを穿かせるのも一苦労です。

 娘という存在が、どんどん色を増し深みを増し、ますます面白くなってきました。明日は何をまねっこしてくれるだろう。いくらまねっこできるようになったからといって、こちらのテンションを押しつけてガツガツ教えようとしすぎないように、気をつけねば。
by papiko-gokko | 2011-11-23 23:19 | Diary
足元でボウルを楽器にして遊ぶおまえの母になれた幸せ
 今日で娘が生後10ヶ月を迎えました。やっと10ヶ月、もう10ヶ月、ついに10ヶ月、経ったのか。
 ここ最近の娘は、言葉への興味と理解力がぐんぐんアップしていて、こちらの言っていることを、まだわずかですが、なんとなく理解するようになってきました。「おっぱい」「まんま」「ねんね」「いないいない」「おいで」など、よく使う言葉の意味はもうわかってきているようで、昨日あたりから、お腹が空いているときやご飯を食べている最中、「まんまんまんまー」と繰り返すようになりました。それに今日、片手で抱っこして娘のごはんを用意しながら、「これからまんまだよー、すぐにまんまだからね」と語りかけていたら、娘が私の目をじっと見ながら「ま・ん・ま、まーんーまー、まんまー」と、その言葉を確かめるようにじっくりゆっくり発音し、あぁこの子のなかで今「まんま」という言葉とまんまの意味とが繋がりつつあるのだと確信しました。
 娘の口からこぼれるおしゃべりも日に日にバリエーションが増え、ほにゃほにゃむにゃむにゃ、本当になにかおしゃべりしているようなしゃべり方をします。私や夫のしゃべり方を真似しているのだろうか。ちょっと前まで青空に浮かぶ綿雲のようだったおしゃべりが、最近は濃い霧のかかった森のようになり、じっと目を凝らせば霧の向こうにうっすら意味を持つ言葉の輪郭が見えそうで、そんな霧の森を、手探りでうろうろ彷徨っていると、ある瞬間ぱっと娘の手と自分の手が触れ合って意味が通じたりするのです。今はまだ濃いこの霧が、これからだんだん晴れていくのかと思うと、たまらなくわくわくします。
 言葉がわかり始めたことで、「バイバイ」や「ちょうだい、どうぞ」のしぐさができるようになったし、ちょっとしたかくれんぼもできるようになったし、それになにより、絵本が大好きになりました。今は絵本がとにかく楽しいらしく、今日など、ごはんのあともすぐ絵本を手に取り、お風呂上りもおむつもつけずに絵本に直行するというハマりっぷりでした。好きな絵本を読んでやるとひゃふひゃふ笑って喜ぶし、ひとりで読むのも大好きで、絵を眺めたり撫でたりしながら何度も何度もめくっています。以前から絵本めくりは好きだったけれど、最近はただめくるのを楽しんでいるのではなく、ちゃんと絵を楽しんでいて、そんな娘の姿を見ていると、もっともっともっと絵本を買ってやりたいと思います。サンタさんからのクリスマスプレゼントは、絵本で決定かな。
 運動能力のほうは、たっちも伝い歩きも逞しくなり、ハイハイなどもうすっかり板について、赤ちゃんとしての貫禄が出てきました。あんよはまだ1/3歩が限界ですが、歩きたくて仕方ない気持ちは高まってきているようなので、そう遠くないうちに歩けるようになるのかなと期待しています。手の動きも活発になり、ご機嫌な時にはパチパチと手をたたくし、細かいものを指先で持てるようになったし、今日など、指先についたご飯粒を私の口に運ぶという高等テクニックを見せてくれました。それからいつの間にかキックも覚えたようで、今日冷蔵庫に掴まっているとき、足元に落ちているマグネットに気付いて、しきりにキックしているのを初めて目撃しました。
 ストローで飲みものが飲めるようになったのも9ヶ月の大きな進歩です。さあ、10ヶ月には、どんな進歩がみられるのだろう。楽しみだなぁ、大いに楽しませてもらおう。

 10ヶ月ちょうどの今日は、午前中近くの小児科へ10ヶ月検診に行ってきました。遅番出勤の夫も一緒にきてくれて助かりました。体重8060g、身長69cm、胸囲と頭囲は同じで45,5cmで、どこにも異常はなく、ほっとしました。夫には笑われるけれど、検診のたび、どうかどこもかしこも健康ですようにと祈るような気持ちでいっぱいになり、かちこちに緊張します。
 検診の後、予防接種を現段階でどの程度受けているのか確認され、B型肝炎の予防接種も受けたほうがいいと勧められ、驚きました。そうなのか! ポリオを不活化にしたことで予防接種の回数がまた増えて、そうじゃなくても混乱気味なのに、またさらに予防接種が増えるとは。ポリオもB型肝炎も自費というのがまた辛いところですが、恐い病気を防ぐため、背に腹はかえられません。どちらもひと月ごとに3回(ポリオは1年後に追加もう1回)なので、同時接種してなんとか行く回数を減らしてやろう。1月にはポリオの他に、MRと肺炎球菌の4回目も受けたいし、6月にはDTPの4回目、8月にはヒブの4回目があることも、忘れないでおかなくては。接種時期の計画、練り直しです。
by papiko-gokko | 2011-11-22 22:49 | 月齢ごとの成長記録(長女)
まっさらなきみに語れば色あせたおとぎ話に命が宿る
 離乳食が3回食になってもう一ヶ月が経ちますが、娘は相変わらずおっぱいが大好きで、日中少なくとも4回は吸い、夜の寝かしつけでも吸って、さらに夜中も1~3時間おきに吸っています。最近の授乳はお腹を満たすためというよりも、精神を落ち着ける目的が大きくて、夜中に大きな声で泣いて起きても、おっぱいを吸わせると大抵しばらくすれば落ち着いて眠ります。3回食になれば夜中の授乳がなくなると思っていたのだけど、まだまだそれは先のことになりそうです。寝かしつけはそろそろおっぱいなしで出来るようにした方がいいのかなぁと思うのですが、抱っこは重いし暴れてしんどいし、それにおっぱいを吸う姿が可愛くて、ついつい、許してしまいます。
 最近言葉がわかるようになってきて、「おっぱい」という言葉を聞くと、急に鼻息が荒くなり、泣きべそをかきはじめます。それがまた可愛くて、わざと「おっぱい?おっぱいほしい?」と、何度も口に出してみたりして、反応を楽しんでいます。おっぱいって、赤ちゃんにとって、そんなにいいものなのか。

 今日、夕食を作る時にちょっといい子にしていてもらうために『となりのトトロ』を見せたら、もう、しょっぱなからびっくりするぐらい泣けて泣けて、フライパンをかき混ぜる菜箸が小刻みに震えるほど泣けて、料理どころじゃなくなりました。オープニング『さんぽ』で、メイちゃんが胸を張って行進しているその姿にもう、涙が溢れてくるのです。サツキやメイやカンタが、それぞれの年齢を力いっぱい健気に生きている、その様子を見るだけでもう、嗚咽が漏れそうになるのです。
 前半の明るいシーンですでに泣いているので、後半からクライマックスにかけてはもう、苦しくて苦しくて、何度か消そうかと思いました。お母さんが大好きで会いたくて、とうもろこしを届けたいという一心で知らない町まで歩いていってしまったメイの真っ直ぐさも、姉としてメイの面倒を見たり大人びた気遣いをして気を張っているサツキが、トトロの前では無邪気な子供になって笑ったり泣きじゃくったりする感じも、なんだかもう、涙なしには見られません(同じような感想、ちょっと前にトトロを見た時にも書いたよなぁと検索してみたら、3年も前の記事で時の流れにびっくり)。
 仕事から帰ってきて仮眠をとっていた夫も、ちょうど病院から電報が届くシーンあたりで目を覚まし、一緒にご飯を食べながら見ていて、「親になってからみると全然ちがう、トトロすごい」と、声を震わせていました。私と夫がうるうるトトロを見ているその真ん中で、とっくにトトロに飽きた娘が私と夫の背中に絡みついたりしてご機嫌に遊ぶので、ますますメイとサツキへの愛しさが極まって、涙がでました。
 トトロに限らず、ジブリ作品は、親になってから見るとまた、感動のしどころも変わるし、トトロなどもう、これまでに比べてケタ違いに泣けます。これまであまり注目していなかったけれど、自分が親になったからか、今回は、お父さんの大らかさ、お母さんの穏やかさ、おばあちゃんの優しさなど、サツキとメイに関わる大人たちの持つ人間らしいぬくもりも、胸を打たれました。特にお父さん、あんなふうに子供に語りかけるのって、素敵だなぁ。子供扱いして適当に受け流すでもなく、考えを押しつけ教え諭すわけでもなく、子供の言うことに静かに興味深げに耳を傾け、それから自分の知っていることや感じたことを、わかりやすい言葉で淡々と語る姿は、とても理想的でした。
by papiko-gokko | 2011-11-22 00:32 | Diary
ふりかけの栄養成分読みながら長生きしたいとぼんやり思う
 夫が休みの日曜日。にもかかわらず娘が6時半に起きてご機嫌に騒ぎはじめ、全員早起きしたおかげで午前中が長くて、いつもの家事を終えたあとは、娘と夫と遊んで過ごしました。
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 夫が印刷機で印刷できるマグネットシートを買ってきて、パソコンで描いた絵を印刷したオリジナルマグネットを量産し、娘はそれがとても気に入ったようで、長いことホワイトボードで遊んでいました。マグネットシートは薄手のため娘の手でホワイトボードから剥がすのはちょっと難しいらしく、ホワイトボードの上で滑らせて遊んでいました。娘が手で掴んで遊べるマグネットもあったほうが楽しいかなと思い、私が少し前に作ったペットボトルのふたのおもちゃにも、両面に内側からマグネットを張りつけ、ホワイトボードにくっつくように改良してみました。ふた同士でくっつけて遊ぶこともできますが、これもまだ娘にはちょっと難しいようで、私がひっつけたのを離してカチカチぶつけたりなどして遊んでいます。
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 それから、お絵描きもしました。昨日はえんぴつを渡して描かせてみましたが、まだ強く力を入れて描けずとても薄い絵になってしまったので、今日は思いきって水性マジックを持たせてみました。すると、本人もしっかりと線がでるのが楽しかったようで、興味深げに手を動かしていました。周りに描いても大丈夫なように新聞紙を敷いてはいたものの、敷き方が甘かったようで、白いカーペットにジャッと、思い切り描かれてしまいました。ショックです。のびのび描かせたかったら、もっと全体に敷き詰めて、娘にもスモックを着せなくちゃだな。
d0038776_22523587.jpg 今日描いた絵の題名は、『草原を駆けるバッファロー』。夫と協議して決めました。野生の躍動感にあふれる芸術的な一枚、すばらしい。これも大事に保存しておきます。
 私の母は私が物心つくまえに描いた絵を、ファイルがパンパンになるほどファイリングして保存してくれていたので、娘の絵も、そのうち厳選してファイリングしようと思います。ちなみに今は、なにかをもらった時についてきた立派な木箱に入れてあります。

 午後は買い物に行き、新しいフライパンを買いました。今使っている一番大きなフライパンが焦げ付くようになり、いよいよ限界だったのです。3000円ぐらいのものを買う予定が、お店にいってみたら300円でちょうどいいのが見つかって、それを買いました。安物買いの銭失いになりませんように。
 買いものに出ている間に夕立があり、幸い移動中ではなかったので雨には降られなかったものの、洗濯物を干しっぱなしにしていたので、濡れてしまいました。あぁ悲しい・・・と悲しみながら、洗濯ものが濡れて悲しいなんて、そんな日常的な悲しみに暮れることができるって、平穏な日々を送っている証拠だなぁと思いました。
by papiko-gokko | 2011-11-20 23:20 | Diary
やわらかな手にえんぴつを握らせてきみの世界がひらくのを待つ
d0038776_2314192.jpg 芸術の秋。雨の音を聞きながら一日お部屋で過ごした夕方、娘がついに、初めて絵を描きました。私が絵を描いていたらペンに興味を示してきたので、試しにえんぴつを握らせてみたところ、初めのうちは鉛筆のおしりについている消しゴムを気をとられていましたが、それまで床に置いていた紙を娘に向けて立てかけてみたとたん、「てってってってってー!」と言いながら、急にしゃかしゃか、紙に向かってえんぴつを走らせたのです。やった!喜びのあまり、同じ絵の写真をあらゆる角度から何枚も撮影し、スキャンまでしました(しかし薄過ぎてスキャンはうまくできなかった)。上の絵は『驟雨』、下の絵は『魚群』という題名をつけ、保管しておきます。雨の日にぴったりの二枚に仕上がりました。親ばかバンザイ。
 調子に乗って、色鉛筆も握らせてみましたが、色鉛筆の入っている筒のほうに興味が移ってしまい、筒からのぞくカラフルな色鉛筆を触ることに夢中になって、残念ながらカラーの絵は描いてくれませんでした。本格的にお絵描きできるようになるのは、まだまだなの先かな。

 昨日から娘は、「たったったー」「てってってー」「じゃっじゃじゃー」と、『っ』を含む言葉をよく口にしています。舌を活発に使う発音法を発見して、面白がっているのでしょうか。たったったーてってってーと常におしゃべりしながら、お弁当箱の蓋と器をシンバルのように持ってカンカンぶつけて遊んだり、歩いている私の足にしがみついて一緒についてきてあんよの練習に勤しんだりしていました。絵を描いて、楽器を演奏して、運動して、芸術の秋をしっかり堪能しているようです。 
by papiko-gokko | 2011-11-19 23:51 | Diary
1/3歩の純情な感情
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 今日、娘が記念すべき1/3歩を踏み出しました。まだ1歩とは言えないけれど、なんとか前に踏み出そうとして、ほんの少しだけ、くっと足が前に出たのです。その後すぐ尻もちをついてしまったけれど、本人はなんだか嬉しそうで、その後も何度も挑戦していました。早く歩きたくて仕方がないようです。支えなしで立ったりしゃがんだりを繰り返す屈伸運動はすでにできているので、歩くための筋肉はすでに備わっているはず。あとは、コツを掴むのみです。向き合って両手を繋ぎ、少しずつ前に誘導してやると、時折カニさん歩きみたいになりながらも、てっちてっちと自分で足を動かして一緒に進みます。おてて繋いでお散歩出来る日が楽しみだなぁ。

 来週行く予定の10ヶ月検診に持って行く問診票に、大人が手をたたくと真似して手を叩きますかという項目があり、たっちがスムーズに成功したときなど自分が嬉しい気分のときには叩くのですが、私が叩いてみせも、喜んでそばにくるだけで真似して叩くということはしなくて、「はい」にマルしていいものかどうか、迷っていました。ところが今日、B’zを聴きながら私がなんとなく手を叩いていたら、娘も真似して叩きはじめたのです。これでめでたく堂々と「はい」にマルができました。やった!さすがB’z!
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 今日も娘は、タンバリンをたたいたり、ボールをなげたり、ぬいぐるみを噛んだり、磁石をカチカチしたり、絵本をめくったり、一日動き回りながらいろんなことをして遊んでいました。おもちゃ箱を覗きこみ、自分の遊びたいおもちゃをちゃんと選んで遊んでいるようです。成長したなぁ。
 今娘が一番長く大人しく遊んでくれるのは、絵本めくりです。絵本に限らず、手に届くところにある漫画や文庫は、とにかくめくらなければ気が済まないといった感じで、黙々とめくっています。この調子で娘が本好きになってくれるといいな。
by papiko-gokko | 2011-11-19 00:39 | Diary


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