日記と短歌
by papiko
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ギタースピッツ短歌エレカシな一日
 ギターをたくさん弾いた。今日練習したのはスピッツ「チェリー」。メロ部分を結構弾けるようになった(と思う)。わりと簡単なコード進行だったとはいえ、やっぱり初心者には難しいことだらけで、だからこそ、するりとメロディを辿れたときの喜びといったらない。
 ギターのコードは不思議だ。指をちょっと動かして押える弦を変えるだけで、全然違う雰囲気を作り出せる。絵本のページをめくっていくように、ぱらりぱらりと速やかに、目線や世界や時間が変わる。例えばCのコードでは、青空のベランダで洗濯を干しながら笑っていたのに、Amでぱらりと夕焼けが訪れて、洗濯物が冷えて、日曜日が終わることを嘆いてる。
 たったひとつのコードから、気分次第でいろんな風景が浮かんできて、コードとコードを繋いでいくことで、絵本をめくっていくように、そのとき描いた世界観がひとつの流れになるのだ。私はまだ基本的なコードしか押えられないけれど、ちゃんとギターを弾ける人は、一体どれだけの世界を隠し持っているのだろうかと、羨ましくなる。憧れる。
 憧れに突き動かされて、最近の自分の短歌に、コードをつけてみた。例えばこんな感じ。

C      Am     Dm        G7      
守るべき 約束もなく 雑踏のカフェで 決意を迫られている

 覚えたばかりのコードたちのなかから、その言葉のイメージに一番寄り添っってくれるようなコードを選んで並べてみる。すると、でたらめだけれどちゃんとメロディになった。コードをのせただけで、この短歌のなかに込めた風景や気持ちが、より明確になって自分自身に迫ってきた。コードを鳴らしつつメロディーをつけて歌ってみたら、歌えた。
 音楽をしている人たちからすれば、ごくあたりまえのことなのであろうこれらのことが、私にとっては、まさに目からうろこの大発見だった。歌と言葉の関係性を実感したような、メロディーの原理に触れることができたような。 
 思う存分目からうろこをこぼしたあとは、新しい遊びを発見した子どものように、いろんなコードで試して歌った。名付けて、でたらめ作曲遊び。楽しい。言葉とコードは、予想以上に仲良しのようだ。


 
 スピッツファンクラブ会員限定のライブが、来年2月から3月にかけて行われるという!うおー!この時のために、ファンクラブに入ったといっても過言ではない!スピッツ大好きなのに、まだスピッツのライブに行った事がないのだ。どうしてもライブに行ってみたくて去年ファンクラブに入ったのだけど、にもかかわらず抽選に外れて行くことができなかった。でも今回は、ファンクラブ会員限定!行ける確率が高い・・・!早速申し込み用紙を記入した。歌って欲しい曲を書く欄もあって、迷わず「ロビンソン」と書いたけど、どうしようライブで本当にロビンソン歌ってくれてしまったら、私は心地よい懐かしさと切なさで胸いっぱいになりすぎて、液体になってしまいそうだ。いけますように!今度こそいけますように!生マサムネボイス聴きたすぎる!
by papiko-gokko | 2006-09-30 17:12 | Diary
三行
 今日は社内でちょっとしたイベントがあったりしたので、ぐったり気疲れして帰ったのだけど、ヤカンから直接入れた熱い熱いお茶ともさもさのシーザーサラダクラッカーを交互に口に含みながら、音楽を聴いたり本を読んだりしていたら、元気になった。それだけの一日。眠い。
by papiko-gokko | 2006-09-30 01:01 | Diary
求める気持ちを手繰り寄せている
 あぁこの空の続く先に君もいるのかーとか、うっかり本気で考えてしまい、後悔した。空がどんなに続いていても、道は途絶えてばかりいる。想っただけじゃ届かない。秋の夕空は、どの道も会いたい人のいる方角へと繋がっているような錯覚を呼ぶから、そのせいで淋しくなる。正確に言えば、淋しくなるというよりも、見過ごせていたいくつもの淋しいすれ違いに、気づいてしまう。



 あれこれ思い通りにいかなくて、よくわからない事情に振り回されてばかりいて、イライラしすぎて吐きそうなのに話しかけられればちゃんと笑えて、そんなんだからどんどん頭が混乱する。楽しいんだか辛いだか悲しいんだか嬉しいんだか耐えられるんだか無理なんだか好きなんだか嫌いなんだか。はっきりしていないことが一番恐い。

 不可能ですって言ってたことを無理やり可能にさせられたり、できるはずのことを不可能ですって言い切られたり、会社は複雑だ。誰がどこでどう操作しているんだか、営業さんたちの織り成す大人の駆け引きには、ちっとも頭がついていかないので、私はひたすら言われたとおりに伝票を打ち、何度でも請求書を修正し、〆日ごとに発行するのです。



 人間ごっこ、Musicのエレファントカシマシ、アルバム「ライフ」を追加しました。秋に聴きたい一枚なのです。お気に入りは、「普通の日々」(試聴)。
by papiko-gokko | 2006-09-28 18:26 | Diary
たまには夢を語るのもよし
 突然はっきり考えた。私はなにがしたいんだ。
 答えはわかりきっている。私は文章を書きたい。いろんな人に読んでもらえる文を書けるようになって、いつか、文章屋さんになりたい。小説家とか詩人とかそんな大それたものじゃなく、宣伝文句でも諸注意でもコラムでも感想でも、依頼されたお題と制約にしたがってお好みの文章に仕立て上げる、なんでも文章屋さん。
 昔から、宿題の作文は大好きだった。お題や文字数など様々な制約のある中で、いかに読みやすく魅力的な文章を完成させるかということに、もんもんと頭を悩ませるのが楽しくてしかたなかった。誰かに作文や読書感想文の代筆を頼まれると、俄然はりきった。自分ではない人の視点と口調を想像しながら書くことの難しさとおもしろさ、他人に依頼されたのだという責任感、恐くて嬉しくて胸が高鳴った。
 文章屋さんになりたい。そのために、少しでも、色んな人に読んでもらえるような文章を書けるようになりたい。、もっともっと色んなことを色んな文体で書けるようになりたい、もっともっと、いろんな種類の本を読んでみたい。
by papiko-gokko | 2006-09-28 01:46 | Diary
苦しいときは苦しいって
 同期の子と仕事や生活の愚痴を言い合っていると、随分気持ちが楽になる。同じ境遇に置かれている人間同士って、自然と心が寄り添っていくものなのだな。愚痴や弱音を言い合える同期でよかった。弱音・愚痴かっこ悪い!っていう価値観の人たちじゃなくてよかった。常に気丈でまったく弱音を吐かないタイプの人は、とても苦手だ。何を話してもただ疲れる。どこまでも卑屈になってきて、あぁそうですかあなたはえらいですね強いですね私は弱いですすみませんそれではさようならで終わる。疲れたときには「疲れたね~」と言いたいし、言って欲しい。別に、救って欲しくて口にだすわけじゃなく、ただ、同じ気持ちを共有して、ちょっと楽になりたいだけなんだから。弱音や愚痴を吐かない人は、人と気持ちを共有したくないのか。気持ちを共有しあえるのって、素敵なことだと思うのに。

 テレビを観て大笑いしたので、お腹が痛い。大笑いしているときが一番いい気持ち。
by papiko-gokko | 2006-09-27 00:16 | Diary
なるようになるさ
 カメラ片手に歩き回って、目に留まった風景をかたっぱしから撮ってみたい。撮った写真をテーブルに広げて、そこにどれだけの言葉を見つけられるか試してみたい。あぁいいなぁと思っても、言葉になりきらないまま通り過ぎてしまう風景が、毎日いくつもある気がするから、切り取って帰って、自分を試してみたい。
 景色だけじゃなく人も撮りたいけれど、カメラに気付いていない人を断りなく撮るのは気が引ける。なんだかその人に与えられたその人だけの一瞬を、勝手に切り取って泥棒するみたいで。人を撮るなら、私のよく知る好きな誰かかカメラを恐がらない子どもの、カメラ以外の何かを見ている横顔と、カメラから離れていく背中と、カメラに向けてくれた笑顔がいいな。



 いつものようにメモを構えて得意先企業に電話をかけ、いつものように少々お待ちくださいと言われて、いつも通り流れ始める保留音楽を聴く。ビートルズの「Let it be」。会社によってさまざまな保留音楽があるけれど、私の一番のお気に入りは、この会社の「let it be」だ。どんなに忙しい時でも、このメロディを聴くと、ふっと、安心する。今日は安心しすぎて、気づいたらメモ用紙にlet it beと何度も書いていた。let it be,let it be,なるようになるさ。

 今日は一難去ってまた一難な一日だった。めんどくさい出来事にうんざりしながら帰社し、中学時代中毒のように聴きまくったB’zのアルバム「LOOSE」と「SURVIVE 」をじっと聴いて、ひりひり気持ちを安定させる。情緒不安定な時期に聴きまくったせいか、今でもこの二枚のアルバムが一番魂を鎮めてくれる。激しい歌が多いのに、いつの間にか子守唄に近い存在。このアルバムに限らず、もはや稲葉さんの歌声は私にとって、使い慣れた枕のような手放せない安心なのだ。彼はいつまでも、ぱぴこのマジハマリ男ランキング各部門第一位を記録し続けるんだよ。
 ある程度気持ちが鎮まったら、エレカシを聴く。これがまた、いいんだ。よすぎるんだ。聴いていると、胸の奥でごうごう渦巻く悔しさ苛立ち悲しみだとかの痛みを伴う感情が油のように浮きだしてきて、その浮き出した痛みを、ささくれた指をぐるりと無骨にくるんでくれるバンドエイドみたいに、気持ちよく歌い上げてくれる。
 エレカシで応急処置が完了したら、たっぷりスピッツを聴く。疲れた日のスピッツは、雨上がりの鳥取砂丘に吹く風のごとし。さらさらと乾かし、ゆるやかにならしていく。痛みにかすかに触れながら揺れて、力を込めて抱え込みすぎていた命が心なしか、かろやかになって、ほぐれていく。
 これが、疲れた日の基本的な音楽サイクル回復法。今日も、音楽に助けられた一日だった。ありふれていて、なにがわるいさ。
by papiko-gokko | 2006-09-25 19:41 | Diary
水色の街
 空が高くて澄んでいて、何度深呼吸しても足りないような、心地よい秋の日だった。学生時代に住んでいた町の隣の駅まで恋人と出掛けたので、そのころよくふたりでいったお店まで足を伸ばしてみた。相変わらず安いものがたくさん並んでいて、懐かしかった。当時ルイージとあだ名をつけていたひげ面の店長は残念ながらいなかったけれど、並んでいる商品や値段のプレートから、当時のバカな会話や食生活が次々に漂ってきて笑えた。毎日が適当だったなぁ。適当だったから、今よりずっと、あれこれ不安でしかたなかった。
 あと少し歩けば私の住んでいた街になり、もう少したくさん歩けば私の家があり、働いていたお蕎麦屋さんがあったのあけれど、先へは行かなかった。とても好きな街だったから、私じゃない誰かの住んでいるアパートの窓を見上げるのは、なんだか笑えない冗談のような、度を越えた淋しさに気づきかねない行動のようがして、恐くなった。今日はいい天気だったから、布団が干してあったかもしれないし。



 母から電話があって、家族のことをいろいろ話した。多くの家族がそうであるように、我が家もまた、それなりに複雑だ。たいした複雑さではないのだけれど、家族の抱える事情は、自分の背負っている人生の重みそのものに直結しすぎていて、だからたいした複雑さではないのに、考えると一分でしんどくなる。大抵のことは文章にすれば楽になるのに、こればっかりは、文章で消化できない。たいしたことじゃないだけに。



 現実的なことなんて考えないで、どこにも着地しないまま、ふわふわ雰囲気に任せて、進みたいほうへ進めたらいいのに。いろんな景色が、私を地面に叩き付ける。痛い。
by papiko-gokko | 2006-09-24 17:24 | Diary
君と僕とが交わりあえたのは
 会社の同期の飲み会だった。久しぶりに、冷酒を頼む。酔って気持ちをおおきくして、みんなと臆せずお話したかったのだ。結局たいして話はしなかったけど、誰も彼もがやたらと愛しく思えたので、それなりに酔っていたのだと思う。同期の子って、愛しい。何の偶然か同じ時期同じ会社に入って新しい世界を学び、似たようなことで驚いたり悩んだり腹を立てたりしながら毎日働いている子たち。きょうだいに対する想いにも少し似た親近感が沸く。
 偶然といえば、帰りので電車のなかで、高校時代の部活友だちを目撃した。同じ車両に乗っていたのだ。東京の真ん中で偶然ばったり会うみたいな偶然、ドラマでしか起こりえないと思っていた。驚きすぎて、全然声をかけられなかったのが残念だ。思考も体もかたまってしまって。もったいない、めったにあることじゃないのに。
 声はかけられなかったけど、元気そうだったので嬉しくなって、電車を降りてからも嬉しいままで、思わず「さっき電車で君をみたよ」と気持ち悪いメールを送ってしまった。やがて返信が返ってきてさらに驚いたことには、その友だちも同期の飲み会の帰りだったらしい。同じ時刻の同じ車両に乗り合わせた時点でかなりの偶然なのに、同じように同期の飲み会の帰りだったとは。奇遇。
 あらゆる出会いや出来事は、なんとなく選んだ結果の偶然で成り立っているのだなぁ、と酔った頭でしみじみ思った。物事を決めるのに確固たる理由なんてなく、だいたい私は、なんなく、なんとなく、雰囲気で決める。そのなんとなくの選択が生んだ偶然に、喜ばされたり、泣かされたり、腹を立てたり。
 不思議だ。偶然。一歩数すすむごとに一歩先の足場が組み立っていくように、なんとなくなにかを選ぶごとに、偶然が出会いと出来事を生んで、一歩先の日常を成り立たせている。そして振り返ったら、今までの偶然すべてが必然だとか運命だったったのだと思ってしまうような、ただ一本きりの道が足元まで繋がっている。不思議だなぁ。
by papiko-gokko | 2006-09-23 23:32 | Diary
金曜日だ
働くことは疲れることだけど、恐いことじゃないと思う、だから、大丈夫。あくまでも、現時点での、感想だけれど。働くことで、自分の居場所だとか位置を認識できる。背筋が伸びる。日々が整う。大丈夫。

****

 Mステスペシャルが楽しかったので、今日はそれだけで満足。長瀬智也の歌、すごいいいじゃんかーと思ったら中島みゆき作詞作曲だった。さすがだ。aikoは昔の映像が流れて今と全然変わっていないことに驚いた。GLAYは歌い終わった後最後のタクローの視線がおもしろかった。サザンは、やっぱりすごいと思った。どの時代にも通用していて。
 10月13日のスペシャルでは、B’zがでる!稲葉さんがテレビで歌うー!10月といえば、ライブで大量に注入された稲葉エキスがだんだん足りなくなってくるころ!楽しみすぎる。
by papiko-gokko | 2006-09-22 23:16 | Diary
ぼくの心を帰すよ
 一日分の雑音をひきずりながら会社をでて、あぁ疲れたと空を見上げたら、ふっと雑音が止んだ。そして、今現在実際まわりで発生している音だけが、はっきり鮮明に聞こえてきた。自分の足音、虫の鳴き声、通り過ぎる自転車の車輪、ベビーカーを押すおばあさんの赤ちゃん言葉・・・空を見なかったなら、気付かなかった音。
 空には、今現在の音しか響かない。過去に聞いたどんな素敵な音も恐い声も、空には反響しない。空は、それ自体が時間の基準で今現在そのものでありながら、過去のすべての「今現在」を含んでいるから、過去の雑音を投げると、たちまち空に吸われて含まれて、もう反響してこなくなるんだと思う。だから、空を見上げている間は、今現在の音だけが空から耳に返ってきて、「今現在」が瞬間的にどんどんつくられていっているのを、しっかり感じることができる。音と、光景と、変わっていく空と、それを見上げた自分と。

**

 会社では、誰にとっても当たり障りのない位置にいて、後腐れなく生きたい。プライベートと仕事はざっくり分けて考えたい。簡単そうで難しい。飲み会など断りすぎれば後腐れが残ってくるし、飲み会に参加してばかりいれば、プライベートと仕事の境目が危うくなる。おさえとくべきポイントと、かわすべきポイントの、見極めが肝心だ。雰囲気に流されないこと、断り文句の在庫を絶やさないこと。
 
by papiko-gokko | 2006-09-21 18:53 | Diary


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