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日記と短歌


by papiko

満開の桜並木で金髪の若者が撮るはんぱねえ春


 今日も桜が満開で、通勤路にある桜スポットの橋では、数名の人が立ち止まって、携帯やデジカメで写真を撮っていました。犬を連れたダボダボズボンの金髪兄ちゃんも立ち止まり、「ちょっ、マジこれ、はんぱねえ」といいながら携帯をポケットから取り出して撮っていました。実際、今うちんとこマジ、はんぱねえ春。

 朝、駅のホームで電車を待つ間、すぐそばに立っていた、初々しい少女に目がとまりました。ちょっとぶかぶかのセーラー服に、ひざより長いプリーツスカート、黒い髪をふたつに束ね、なんのキーホルダーもバッチもついていないまっさらな学生鞄を、ぎゅっと両手で抱えています。彼女のすぐ隣には、彼女によくにた顔つきをしたスーツ姿の女性が寄り添っていて、言葉少なに、電車の到着を待っていました。どうやら今日は、利用している電車の沿線にある中学校で、入学式があったようです。周りを見渡すと、新入生とその親らしき組み合わせが、他にもちらほらいました。誰もがちょっと緊張気味のようで、親のほうから話しかけて、子供がそれにちょっとうなずくというような雰囲気でした。
 そんな親子の姿をぼんやり眺めていると、私もこんなころがあったのだよなぁ・・・と、自分の入学式に思いをはせずにはいられませんでした。小学校のときは意気揚々として、中学校のころは恐くて不安いっぱいで、高校のときは誇らしい気持ちで、大学のときは夢見心地で、スーツ姿の母に付き添われながら、私も門をくぐった日があったのです。いつも入学式の出発前には、玄関で写真を取りました。そういえばこの前の結婚式の日も出発の朝、その名残からか、玄関前で写真を撮ったなぁ。今日見かけた新入生の子たちも、出かける前に決まった場所で、記念に一枚、写真を撮ったりしたのかな。
 電車では、中学校のある駅で降り忘れそうになった親子があって、慌てて降りながら「あぶなかったなぁ!」とお父さんが笑う横で、新入生っぽい少年のほうは、ぎちぎちに硬い顔のままで頷いていて、可愛い!と思いました。新入生って、可愛いなぁ。桜に本当によく似合う可愛らしさ。

 今日は仕事から帰ってすぐに、一番近所の図書館へ行きました。途中学校の脇を通ると、そこの桜も満開で、歩道の脇に花びらが積もって、それがライトに照らされ青白く光っていました。
 本棚をぐるぐる回って選びに選んだ結果、5冊ほど借りました。最初の3冊はすぐ決まったのだけど、あまりにもぐるぐるしすぎて目が回ったらしく、気分が悪くなってしまい、上限の10冊までは借りられなかったのでした。司書さんのなかにひとり、やたらと声のよく通る女性がいて、しかもその人が利用者とコミュニケーションをしきりにとろうとする人で、始終ピャンピャカしゃべり続けていて、その声が脳全体を不快に刺激して、気持ちよく選ぶことに集中できなかったというのもあります。あの人は全神経を集中させて本を選ぶということを、きっと、したことがないんだろうな。
 そういえばここのところ、夫と図書館へ行っていない気がします。今日ひとりで黙々と選びながら、夫も図書館にいればいいのになぁと思いました。夫といったほうが、やっぱり楽しいです。図書館へ入った瞬間別々の本棚へ直行して、借り終えるまでお互いのことはほぼ忘れているような状態だけど、でも、今ごろ夫も選んでいるのだと思うと、張り合いが出て、自分もいい本を選ぶぞ!という気持ちが、わくわく高まるのです。たまに、夫がどうしても10冊以上借りたくて、私に「ごめんけどこれ君のカードで借りて」と言ってくる時は、ああん?と思いますが、それが案外面白そうで私も読めそうな本だったりすることも多いので(断られないように、あえてそういう本を選んで渡すのでしょう)、考えようによっては、それも楽しみの一つかもしれません。今度返しに行く時は、一緒に行きたいです。

 家に帰っても頭のぐるぐると不快感が治まらなかったので、三十分ほど寝ました。それから熱いお風呂にもたっぷりつかって、今は元気になりました。ぼんやりしたくてNHKをつけていたら、思いのほか興味深くて、結構一生懸命に見ていました。ひとりで見るのは、NHKが一番いいな。
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by papiko-gokko | 2009-04-07 23:56 | Diary | Comments(0)