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日記と短歌


by papiko

青空の下の沈黙きみの手を濡らし始めるソフトクリーム


 秋分の日。火曜日が休みだなんて珍しくて、一体どう過ごしたらいいのか戸惑い、結局一日中掃除をしたり休憩したりしながら、夕暮れを待った。毎日毎日、仕事のある日も休みの日も、心が待つのは夕暮れ時間。夕暮れになれば何か今日という日にドラマチックな結末や重大な結論が現れるかもしれないと、日々懲りずに思い続けている。
 そういえば秋分の日らしいこととして、春に出し損ねていた夫のコートをクリーニングに出した。この町に引っ越してから利用しているクリーニング屋さんのおばちゃんは、ちょっと変わった人で好き。今日は、クローゼットの服に虫やカビのこない方法を妙に小声で伝授してくれて、なんだかクローゼットに秘密の宝物でも隠しているみたいな気分になった。そうか、クリーニング屋さんにとって、洋服は秘密の宝物級の存在なのか。
 それから今日は、絨毯も洗ってほしたのだ。まだ九月も終わらないのに、着々と、冬の準備を始めている。冬支度をする生き物の姿は可愛いと思うので、二か月ぐらいかけて、可愛い行為を楽しむつもりだ。冬支度が整って北風が吹き始めたら、コタツでモタモタ編み物したい。

 川端康成の「夕映え少女」という短編集を読み始める。夫が図書館から借りてきた本で、少女が主人公の短編ばかりが収められている。ぜいたくで美しい文章。本を読みやすい季節に突入したことだし、美しい言葉をもりもり摂取したい。

 いよいよ金曜日に、母と上の妹が遊びにくる。土曜と日曜、東京を案内するのだが、今のところまだ、吉祥寺へ行くことしか決まっていない。他にはどこを案内しようか。東京へ出てきたばかりのころは、高層ビルやギラギラのネオン街を見せたいという気持ちが強かったけれど、今はそんなわかりやすいものより、昭和っぽさの残るアーケードや面白いお店の並んでいる路地などを見せたい気持ちが強い。どこがいいかなぁ。
by papiko-gokko | 2008-09-23 23:59 | Diary