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日記と短歌


by papiko

時をかける少女のこと。会社のこと。口内炎痛すぎのこと。


 録画していた「時をかける少女」を見る。おもしろかった。ドキドキハラハラきゅんきゅんうるうる、とにかくたくさんの青春気分が詰まっていた。いいなぁ、青春。高校生の恋物語は、いつの時代も甘酸っぱくて鮮烈だなぁ。制服を着てした恋は、制服がカプセルの働きをして、卒業しても、脱いだ制服が記憶をキレイにキレイに守リ続けてくれるから、特別鮮明な思い出として残り、大事にしたくなるのだろう。私の六歳下の妹なんかは、ちょうど今あの主人公と同じ高校三年生で、それはもう、見ていて眩しいほど青春の時を駆け回っている。あの子が脱いだ制服も、素敵なカプセルになればいい。私は素敵なカプセルになったと思うよ。全然、時をかける少女のような、キラキラの女の子じゃなかったけれど、野暮ったいなりに、素敵なカプセルになったのでしょう。
 物語の内容は、簡単に言ってしまえば、時を逆戻りさせることができるようになった女の子と周りの高校生たちの、いろんな恋と選択の物語。自分の叶わなかった恋なんかを思い出すと、あぁあのときにもう一度もどれたらもっとうまいこと立ち回れたのになぁ、もっと違う言葉をいえたのになぁ、と、やきもきしてきたりするけれど、恋は時間を越えて存在するものだから、もし戻れたとしても、どうあがきなおしたとしても、やっぱり駄目なもんは駄目だったんだなぁと、時をかける女子高生の恋を見つつ、しみじみ気付いて、なぜだか少し、ほっとした。

***

 昨日はなんとなく新鮮で、嬉しい気持ちにさえなった会社も、今日になればもうそんな新鮮さも嬉しさも消え、心の最も休まらない場所に戻っていた。自分のデスクがあるからといって、そこに仕事がちゃんとあるからといって、居場所だなんて、呼んでは駄目だ。あそこは居場所なんかじゃない。あの場所は、私を拾ってくれた勤め先に過ぎない。居場所だなんて温かなもので捉えようとするから、些細なことで勝手に裏切られたような気分になって、無様に傷ついたり憤ったりすることになる。物事をなんでもかんでも、温かく捉えたければ、もっと心を強く広く持たなければ。それができないうちは、安心ならない大抵ものを意識的に冷やして捉えなければ、私はどこまでも迷惑な人になってしまうと思う。

 それにしても、口内炎が悪化して痛い。痛すぎる。せっかく胃腸が快方に向かいつつあり、ようやく噛む食べ物を今日あたりから少しずつ食べてみようかと思っていたら、ひどく痛い箇所に口内炎ときた。またゼリー生活だ。夜もお豆腐しか食べられなかった。神さまは、一度無意識のうちに手離してしまった素晴らしい日々を、そう簡単に返してはくれない。ごはんをむしゃむしゃ食べることのできていたあのころは、今から思えば、なんて素晴らしい日々だったことか。しゃべるのも辛くて、どうしても無口でいたがってしまうので、なんとなく誰とも険悪なムードだ。痛いんだよ、涙がでそうだよ。オーバーだって子どものころから言われるけれど、人の痛みの感じ方は、人によって違うっていうし、オーバーとかきやすく言わないでくれよ。本当に泣きそうに痛いんだ。
by papiko-gokko | 2007-07-26 23:09 | Diary