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日記と短歌


by papiko

僕は手あたりしだい不幸せ生んじゃう


 先日、夜遅くに外を歩いていて、ぞっとしたことがある。もうとっくに日が落ちているというのに、セミが鳴いていたのだ。それもヒグラシやツクツクボウシではない。ミンミンゼミが、力いっぱい鳴いていた。今までの私の経験からすると、夜に鳴くのは昼とは違うリンリンカサカサ鳴く虫たちのはずで、日が落ちて夜になったらもうセミは鳴かないはず。それなのに、ミンミンジリジリ真昼間のセミが自信たっぷりで夜の空気をビリビリ震わせていたのだから、強烈な違和感を感じずにはいられなかった。
 調べたところ、この現象はやはり自然なことではなく、東京でここ数年起こりはじめていることなのだそうだ。東京は夜になっても明るく暑いため、セミが夜になったと気づかずに鳴き続けるのだという。確かに私が通った道も、パチンコ店やコンビニなどが並んで眩しいほどに光を放ち、全然夜の暗さじゃなかった。セミじゃなくても勘違いしそうだ。こんなふうに、自然のリズムは損なわれていくのか。

 東京の夏でもうひとつ驚いたのは、「光化学スモッグ注意報」というやつだ。むわっと暑い日にちょくちょく発令されて、そのたびびっくりする。教科書では習ったことがあったけれど、都会ではそれがもはやこんなに日常に溶け込んで存在していたなんて、びっくりせずにはいられない。光化学スモッグ。名前からしていかにも体に悪そうじゃないか。なるべく外出を避けてくださいって、街中にスピーカーで流れるのだ。すごい恐いじゃないか。なんなんだここは。星新一のえがく未来か。

 これが環境破壊?身をもって感じてみると、環境破壊は、恐いというより、気持ち悪い。ぞわりぞわりと、狂っている感じ。このままではいかんよなぁと、ぼんやり思う。きっと多くの人が、このままではいかんだろうなぁと思っていて、だけど思う速度より早いスピードで、環境はどんどん狂っていっているのだろう。

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 環境がどうであれ、とにかく私は今日も仕事なのだった。そして今日は、やってしまった。初歩的且つ大迷惑なミスかましちゃった。やっと焦らず人並みにお仕事できるようになってきたかもと安心しかけた矢先にこれだ。もー、自分のアホ具合に、腹がたって仕方ない。失敗すること自体が辛いのではない。私がミスをすることによって、それが連鎖的に多くの人に迷惑をかけてしまうことが、すごく辛いし恐いのだ。私が叱られて私が謝るだけで済むのならばまだいい。しかし会社で私がおかしたミスは、ただ私が叱られて謝るだけではすまないのだ。私のミスが、いろんな人の迷惑となり、いろんな人に頭を下げさせてしまうのだ。恐い、恐すぎる。企業って、社会って、恐すぎる。
 日々ジェンガを積み上げるように地道にびくびく培っていた信用は、たった一度のミスによって、あっというまに崩れてしまう。また一からやり直しだ。大迷惑といっても事務員のミスだから、会社に大きな影響を与えるようなわけではないし、結果的に営業さんがうまくやってくれて大丈夫だったんだけど、迷惑をかけたことに変わりはないのだし。
by papiko-gokko | 2006-08-25 21:22 | Diary