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日記と短歌


by papiko

恋人よ 赤い夕日は誰の為


 今日はおもしろい天気だったなぁ。天気予報では午後から強い雨がふる恐れがあるというのに、洗濯物をほすために窓をあけると、雨が降るとは思えないお天気だった。真っ青な空とやけに白いちぎれ雲、それから湿った強い風。だから洗濯を外に干し、ベッドに寝転がって、ぼけーっと雨雲の到来をまった。雲の流れがはやいせいで、太陽がでたり翳ったりを繰り返していて、カーテン越しに、うとうとその気まぐれを感じていた。
 一体どれぐらい時間がたったのかわからない。ふ・・・っと急に、カーテンの向こうが暗くなったのがわかって、飛び起きた。みると、青空を押しのけるようにして、まっくろでふとった雲がやってきている。まだ雨はふっていなかったけれど、明らかに先ほどまでの空気とは違っていた。雨直前の街の違和感。あたふたと洗濯物をとりこんだ。するとまもなく、ものすごい雨音に包まれた。ドアをあけて外をみると、たたきつける雨を風が吹き飛ばして、びょうびょうびょうびょう、道路が波打っていた。
 夕方、買い物にでかけようと再び外にでたときには、もう雨はすっかりあがっていた。そして、空はぼろぼろに割れていた。青空と雨雲とが、互いに敗れて割れていた。西のほうからは夕焼けの赤が流れ込んでいて、なんだか、怪我したひざの皮膚みたいに痛々しかった。青空も雨雲も、もうそこにいたくはないような疲れた感じで、早く夜に帰りたいようだった。私の影も、つられて夜に帰りたがって、歩くたびに薄れながらのびていってしまって、そのせいで、私も疲れた。
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by papiko-gokko | 2006-05-20 22:45 | Diary | Comments(0)