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日記と短歌


by papiko

歩こうよ


 7時間ほど新幹線と電車に揺られて里帰り。よく晴れていたので、田畑や山が、思う存分それぞれの緑色を発揮していて、目が離せないほど美しかった。窓からずっと流れる景色を眺めていると、日本は川が多い分、土手もたくさんつくられているのだと気付く。私は昔から土手が好きだ。こんもりやわらかく緑を積んで、土地を分けている境界線。距離的には近いはずなのに、土手のむこうの町は、とおい知らないヨソの町。
 川に沿って緩やかにカーブを繰り返しながら細く長く続く土手の道を歩いていると、何にも何処にも属さないただのひとりぼっちの私になる。それは手を広げたくなるほど自由で、同時に縮み上がるほど心細い。土手の道は、どこかへ辿り着くためではなく、ただ歩くためにある道のような感じがする。目指すべき目的地を必要としない、どこへも続いていないような道。どこへも続いていない道を歩くと言う行為は、ひとりぼっちなことなのだ。
 明日は犬さんたちと、土手を歩きたいな。お散歩の頃は夕焼けで、すっごくすっごく綺麗。土手で夕日をみるたびに、私は毎日毎日、この太陽に飲み込まれ続けているのだなぁ、と思う。雲も、楽しみだなぁ。
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by papiko-gokko | 2006-05-03 01:22 | Diary | Comments(0)