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日記と短歌


by papiko

青空にうつむく私 星空をふりはらう君 ただ同じ空


 かなり前から大好きだった『砂の果実』という歌の歌詞のなかに、「氷点下の青空」という言葉がでてくる。私はそのイメージを、ずっとうまくつかめずにいた。氷点下なのに青空だなんて、一体それはどういう空なのだろうかと、いつも疑問に思っていた。
 だけど、東京の冬を経験して、そのイメージがやっとつかめた。太平洋側である東京は、日本海側の島根と違って、すっごく寒い日でも、空がカンと青かったりするのだ。島根だと冬はほとんど曇っていて、晴れている日でもやっぱり雲がもくもくあって、冬の晴天なんて、なかなか見ることは出来ない。だから冬の青空が、こんなに鋭く澄み切ったものだったなんて、私はしらなった。
 冬の青空を見慣れていない私は、冬の青空がなんとなく恐い。恐いというか、不思議で気持ち悪い。いつだったか晴れた日にそのことを、横浜育ちの恋人にいうと、恋人は「その感覚はよくわからないな」と言った。だけどある時恋人に島根では東京より星が見えるという話をしたら、恋人は「星が見えすぎるのは恐い。満天の星空を綺麗とは思わない。」と言った。慣れない空の様子を、人は恐れるものなのかもしれない。
 夏の青空なら、私も恋人も見慣れているから一緒に楽しめるだろうけれど、夏は暑いので、青空を賛美する気になれない。夕方はどうだろう。冬の夕方は儚げすぎて好きじゃないけど、夏の夕方はのんびりで好きだ。たぶん恋人も、冬より夏の夕方を好きな気がする。
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by papiko-gokko | 2005-01-12 23:13 | Diary | Comments(0)