日記と短歌
by papiko
あの人にかけた呪文がとけてゆく春を待たずに散ったさざんか
 春が近づいているから、近所の花屋さんの色がどんどん増えて、楽しい。だからまた久しぶりに、ネットで花言葉や花の名前の由来なんかを眺めて、遊んでいる。いいなぁ。花の名前を覚えるのは苦手だけど、花言葉と重ね合わせながら、花の表情を眺めるのは好き。
 花に言葉と表情をあたえたのは他でもない人間なのだと思うと、嬉しいような、可笑しいような、悲しいような。昔の人は、草花や空や海や、あらゆる物体に、言葉と表情を与え、想いを託すことで、いとおしみ、慈しんだのだろう。そういうの、好きだなぁ。自分で花を育てて見たいとも思うけど、自分のことも十分にできないのに、無理かなぁ・・。

 いろんな花の名前をいれた歌を詠んでみるのも、楽しいかも。最近また、短歌を楽しい気持ちで詠めるようになってきました。一時はすっかり怖気づいてたんだけど、まだまだいくらでも楽しめそう。よかったー。

**********

 明日は6月あたりからずっと一緒に働いてきたパートのおばさんと、お食事をします。今日の夕方ごろ電話があって、私のために、ささやかな送別会をしてくれるのだそうです。なんだか、嬉しいな。あの方にも、なんだかんだで、いろいろと気にかけてもらって、お世話になったなぁ。おしゃべり大好きな方なので、話題に困ることはないだろうし、お酒がはいれば私も多少はおしゃべりになるだろうし、おばさんのお勧めのお店でおいしいらしいし、楽しんでこようと思います。5時45分交番の前で待ち合わせ、忘れないようにしなければ。

***********

 この10日間で、めぞん一刻を全巻読破してしまいました。今日最終巻を読んで、またしても泣いてしまいました。しつこいですが、素晴らしい作品。出会いから結婚までを、時間の経過と共に丁寧に書き抜いています。物語の中で五代君は浪人→大学生→就職活動→就職浪人(キャバレーのバイト&夜学)→保育士と変化していき、これは恋愛漫画であると同時に五代君の成長物語でもあります。最初は頼りなくて情けない感じの男の子だった五代君が、あれこれあれこれあったのち、最後には、響子さんを包み込める男へ成長を遂げるのです。最終巻は、一ページ一ページが、美しくて、優しさに満ちています。
 高橋留美子作品が大好きな理由なひとつは、登場人物の誰もが最終的に幸せになるところです。 五代君のライバルとして登場した三鷹さんも、五代君のガールフレンドだったこずえちゃんも、最終的には別の幸せをつかみ、別の日常の中で幸せそうに笑っている姿が、きちんと、描かれています。ある方が日記に書いておられてそのとおりだなと思ったのだけど、めぞん一刻を含め、高橋留美子作品には、悪い人が、登場しないんです。へんてこだったり勘違いしてばっかりだったりヤキモチ焼きだったり色々だけど、根は優しい人ばかり。そして、誰かを一生懸命に好きなのです。好きから生まれる物語ばかりなのです。
 はぁ。素敵。めぞん一刻を読むたびに、漫画であそこまで、人の感情の機微を表現できるんだなぁと、感動します。五代君と響子さんの感情はもちろんのこと、最終話では、響子さんのお父さんの一言一言や表情にも、泣かされます。言葉で表しようのない感情を顔の表情で描くのが、本当に、うまい人だ。

 うーん。うまくまとめられないけど。「めぞん一刻」、読んだことない方は、是非是非。私にとっての頂点の漫画であり、一番お勧めの漫画です。特に私と同じぐらいの年代の方なら、五代君に感情移入できまくるはず。どのキャラクターも魅力的で、人の持ち合わせているあらゆる感情を味わうことができます。
 高橋留美子作品をまだ詠んだことのない人は、るーみっくわーるど感覚に慣れるためにはまず、「らんま1/2」からはいるのがいいのかな。そしてうる星やつらで完全にはまって、そしてめぞん一刻でどっぷり浸かる感じ。うん、これだ。どの作品も、笑いあり涙ありで、本当に楽しい気持ちになれます。うる星やつらについても、語りたくなってきたので、また今度語ろう・・・
 めぞん一刻については、こちらのサイトさんやこちらのページやこちらのページを読むと、なんとなくその魅力がわかるかも。
 
 余談ですが。今住んでいる街も今度住む街も、めぞん一刻の舞台になっている街と同じ沿線ぞいにある街です。それに、らんまやうる星やつらの舞台となっている区内の街でもあります。本当に街を歩いていると、高橋留美子作品にでてきそうなお店や風景がいっぱいあって、いまだに歩くのが楽しいです。どの作品にもでてくる銭湯も、結構あるし。小さい頃から、らんまの街にいつか絶対いく!と思っていたので、私の日常は、夢をかなえ続けているのです。そう思うと、楽しいな。
by papiko-gokko | 2006-02-21 00:34 | Diary | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 本当は一緒に食べるはずだったお... 里帰りしてる間はどっぷりと姉で... >>


検索

カテゴリ
このブログについて
Diary
月齢ごとの成長記録(次女)
月齢ごとの成長記録(長女)
幼稚園生活(長女)
手作り
短歌まとめ

以前の記事
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月
2004年 06月
2004年 05月
2004年 04月
2004年 03月
2004年 02月
2004年 01月
2001年 01月

タグ
(1146)
(848)
(525)
(329)
(321)
(290)
(258)
(254)
(226)
(206)
(198)
(150)
(147)
(146)
(146)
(144)
(143)
(127)
(123)
(118)

外部リンク