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日記と短歌


by papiko

あの人にかけた呪文がとけてゆく春を待たずに散ったさざんか


 春が近づいているから、近所の花屋さんの色がどんどん増えて、楽しい。だからまた久しぶりに、ネットで花言葉や花の名前の由来なんかを眺めて、遊んでいる。いいなぁ。花の名前を覚えるのは苦手だけど、花言葉と重ね合わせながら、花の表情を眺めるのは好き。
 花に言葉と表情をあたえたのは他でもない人間なのだと思うと、嬉しいような、可笑しいような、悲しいような。昔の人は、草花や空や海や、あらゆる物体に、言葉と表情を与え、想いを託すことで、いとおしみ、慈しんだのだろう。そういうの、好きだなぁ。自分で花を育てて見たいとも思うけど、自分のことも十分にできないのに、無理かなぁ・・。

 いろんな花の名前をいれた歌を詠んでみるのも、楽しいかも。最近また、短歌を楽しい気持ちで詠めるようになってきました。一時はすっかり怖気づいてたんだけど、まだまだいくらでも楽しめそう。よかったー。

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 明日は6月あたりからずっと一緒に働いてきたパートのおばさんと、お食事をします。今日の夕方ごろ電話があって、私のために、ささやかな送別会をしてくれるのだそうです。なんだか、嬉しいな。あの方にも、なんだかんだで、いろいろと気にかけてもらって、お世話になったなぁ。おしゃべり大好きな方なので、話題に困ることはないだろうし、お酒がはいれば私も多少はおしゃべりになるだろうし、おばさんのお勧めのお店でおいしいらしいし、楽しんでこようと思います。5時45分交番の前で待ち合わせ、忘れないようにしなければ。

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 この10日間で、めぞん一刻を全巻読破してしまいました。今日最終巻を読んで、またしても泣いてしまいました。しつこいですが、素晴らしい作品。出会いから結婚までを、時間の経過と共に丁寧に書き抜いています。物語の中で五代君は浪人→大学生→就職活動→就職浪人(キャバレーのバイト&夜学)→保育士と変化していき、これは恋愛漫画であると同時に五代君の成長物語でもあります。最初は頼りなくて情けない感じの男の子だった五代君が、あれこれあれこれあったのち、最後には、響子さんを包み込める男へ成長を遂げるのです。最終巻は、一ページ一ページが、美しくて、優しさに満ちています。
 高橋留美子作品が大好きな理由なひとつは、登場人物の誰もが最終的に幸せになるところです。 五代君のライバルとして登場した三鷹さんも、五代君のガールフレンドだったこずえちゃんも、最終的には別の幸せをつかみ、別の日常の中で幸せそうに笑っている姿が、きちんと、描かれています。ある方が日記に書いておられてそのとおりだなと思ったのだけど、めぞん一刻を含め、高橋留美子作品には、悪い人が、登場しないんです。へんてこだったり勘違いしてばっかりだったりヤキモチ焼きだったり色々だけど、根は優しい人ばかり。そして、誰かを一生懸命に好きなのです。好きから生まれる物語ばかりなのです。
 はぁ。素敵。めぞん一刻を読むたびに、漫画であそこまで、人の感情の機微を表現できるんだなぁと、感動します。五代君と響子さんの感情はもちろんのこと、最終話では、響子さんのお父さんの一言一言や表情にも、泣かされます。言葉で表しようのない感情を顔の表情で描くのが、本当に、うまい人だ。

 うーん。うまくまとめられないけど。「めぞん一刻」、読んだことない方は、是非是非。私にとっての頂点の漫画であり、一番お勧めの漫画です。特に私と同じぐらいの年代の方なら、五代君に感情移入できまくるはず。どのキャラクターも魅力的で、人の持ち合わせているあらゆる感情を味わうことができます。
 高橋留美子作品をまだ詠んだことのない人は、るーみっくわーるど感覚に慣れるためにはまず、「らんま1/2」からはいるのがいいのかな。そしてうる星やつらで完全にはまって、そしてめぞん一刻でどっぷり浸かる感じ。うん、これだ。どの作品も、笑いあり涙ありで、本当に楽しい気持ちになれます。うる星やつらについても、語りたくなってきたので、また今度語ろう・・・
 めぞん一刻については、こちらのサイトさんやこちらのページやこちらのページを読むと、なんとなくその魅力がわかるかも。
 
 余談ですが。今住んでいる街も今度住む街も、めぞん一刻の舞台になっている街と同じ沿線ぞいにある街です。それに、らんまやうる星やつらの舞台となっている区内の街でもあります。本当に街を歩いていると、高橋留美子作品にでてきそうなお店や風景がいっぱいあって、いまだに歩くのが楽しいです。どの作品にもでてくる銭湯も、結構あるし。小さい頃から、らんまの街にいつか絶対いく!と思っていたので、私の日常は、夢をかなえ続けているのです。そう思うと、楽しいな。
by papiko-gokko | 2006-02-21 00:34 | Diary