日記と短歌
by papiko
怖いんですそしてやたらと疲れます優しい人はどこにいますか
 ようやく金曜日。長女も元気に帰ってきました。火曜、水曜あたりが、心身ともに一番しんどかったようです。これまで、長女が外で溜めてきたストレスを家で私や妹にぶつけるなんてことはほとんどなかったので、破裂寸前の風船みたいな長女のとげとげしい態度に戸惑いましたが、これからはこういうこともしばしば起こるのだなと、よい勉強になりました。今日は宿題もご機嫌に終わらせて、そのあとは次女と仲良く、頭にスズランテープをくっつけてラプンツェルごっこをしていました。ここ数日なりをひそめていた熱唱もひさびさに聴けました。ふだんの明るい長女に戻ってくれて、ほっとしています。
 毎日長女と家庭学習するうちに、どう言うと長女が機嫌を損ねてふてくされ、どう言えばやる気を出して取り組むか、だんだん分かってきました。宿題をやっている最中に「ちょっとその字、雑すぎるんじゃない」など否定的な言葉を言ってしまうと、相当カチンとくるらしく、すぐに怒って半泣き状態になります。だから最近は、ああ雑だなあ・・と思っても我慢して、そのかわり、ほんのちょっとでも褒められそうなポイントを見つけたらすかさず「その文字、丁寧に書けたじゃん、すごく上手」と、ほぼお世辞でもいいから褒めることにしています。そうすると長女のプライドに火がついて、褒められたからには雑なことできないぞと思うらしく、やる気をもって取り組んでくれます。しばらくはこの方法で、ご機嫌に勉強できるよう努めたいです。どうせまた、こうしてやっといい方法を編み出したと思ったら、またその方法では通用しない状況が訪れて、悩むことになるのは、もう目に見えているけれど。
 今日は夜も、昨日みたいに険悪なことにならず、楽しく本を読んで、そのあと私にいろいろ学校のことを話してくれてから、眠くないなーとぼやきながらも、すんなり眠りに落ちました。昨日の夜、私が怒ったことを、長女はもうほとんど覚えてないらしく「昨日はすごく眠かったから、夜のことはもうぜんぶ夢の中にいっちゃってる」と言っていました。そんな半分寝ていたような子相手に、私は本気で腹を立てて、涙すら浮かべたのか。長女も泣いたのに、それも覚えていないようです。6歳なんて、まだまだそんなものなんだなぁ。今日など寝る前に「ちょっとだけゆりかごして」と言ってきて、小さい頃よくしていたように、座って長女を抱きかかえゆらゆらゆすりながら『ゆりかごのうた』を歌ってやると、目をとじて体をまるめて、赤ちゃんのころと同じおでこをして聞いていました。体はもうすっかり大きくなって赤ちゃんの気配はおでこあたりにしか残っていないけれど、心はまだまだ、赤ちゃんじゃなくなったばかりの、小さな甘えんぼの女の子なのだなあと、長女を抱きかかえながら思いました。先週の土日は風邪で伏せっていたから、今週の土日はしっかり楽しんで、身も心もリフレッシュできるように過ごそう。

 次女のほうは、平和に過ごした一日でしたが、ひとつだけちょっとした事件がありました。公園で砂遊びをしているとき、同じ公園内でゲートボールをしていたおじいさんの一人がこちらに挨拶してくださって、そのあとほんの冗談の感じで次女に向かって「砂を食べたらいかんよ」と言ったら、次女はそれを、叱られたと思ったらしく、「食べてないもん・・・食べてないもおおおおん」と、怯えきった顔で私にしがみついて、しゃくりあげながら大泣きしました。なんとも気まずい出来事でした。次女はもっと小さいころから、家族以外の人からほんのちょっとでも強めの口調で指摘されると、そのとたんものすごく怯えて、声も出せないくらいにしゃくりあげて泣くのです。失敗するのが大嫌いな子だから、他者から間違いを指摘されるのは、次女にとってこの上ない恐怖なのかもしれません。
 物怖じしない長女とは対照的に、次女は他者の存在をとても気にして怖がります。とくに、自分に何かを言ってくる人に対しては、警戒心を剥き出しにします。さほど酷いことをされたことがあるわけでもないだろうに、どうしてだろう。長女が幼稚園のころ、毎日幼稚園に送り迎えにいっていたときの経験が、悪い方に働いてしまっているのだろうか。たくさんの人と触れ合えて、次女にとってはいいことだと思っていたのに。長女の卒園式での人生初お預かりも、恐怖体験として記憶に刻み込まれてしまっているのかもしれません。
 つい先日も、今度幼稚園に遊びにいってみようねという話をしたら「次女ちゃんは何歳になっても幼稚園いかないもん」と言い出したので、どうしてそんなこと言うのかと聞くと「だって、人がいるんだもん」と声を潤ませ、ああ・・・それすごいわかるわー・・・としみじみ共感してしまった自分がいて、まずいなと思いました。相手に対して警戒心があるうちは一言も発しない次女ですが、ひとたび警戒心がとけて心を開くと、びっくりするぐらいはっちゃけて遊ぶ子なので、幼稚園でも、数日かよううちに、心を開いていくのではないかなと、あまり心配しないようにしています。これから何度か幼稚園に遊びにいったりして、心をほぐせたらと思います。もっと、優しい他人と触れ合えるような機会を作れたらいいのですが、しかし、優しい他人って、どこにいるのだろう。


by papiko-gokko | 2017-06-17 00:41 | Diary
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