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日記と短歌


by papiko

ごめんねと言うべきだった愛してるなんてずるいね届きすぎるよ


 長女の風邪が悪化して夜中から発熱し、今日一日、しんどそうにしていました。朝は39度あって起き上がるのも辛そうな感じでしたが、夕方にはなんとか37度台まで下がりました。明日には平熱になりますように。今日は学校で長女の楽しみにしていたことがあったので、内心とても無念だったろうけれど、きっとそれを口に出してしまうとくじけてしまいそうだったのでしょう、朝熱を測って休むことが決まってからも、そのことについては何も言いませんでした。そんな彼女がいじらしくて少しでも楽しく過ごしてほしかったのと、長女と遊びたくてたまらない次女をなるべく大人しく過ごさせるために、少しのあいだ長女を留守番させて、次女と一緒にレンタルショップへ行き、『塔の上のラプンツェル』と『リトルマーメイド』のDVDを借りました。どちらも子どもたちのリクエストです。ラプンツェルはちょっと前に借りて観たばかりですが、長女がとくに気に入って、また観たがっていたので借りました。

 前回借りて何度も観たにもかかわらず、今日も子どもたちは『塔の上のラプンツェル』を夢中で観ていました。私も他のことをするつもりが、気づけば見入っていました。ジブリとディズニーの映画は、いつもこうなってしまいます。ラプンツェルに出てくる、ラプンツェルを育てたゴーテルの言動は、ギクリとさせられるところがあります。度が過ぎると自分もこんな母親になりかねない、あるいはたまになっているときがあるかもしれない、と思わされるのです。
 一番身につまされるのは、ラプンツェルに対して攻撃的で無遠慮な言葉をガンガン言った直後それをチャラにするように、「なんてね冗談よ、愛してるわ、誰よりもあなたが大好きよ」と、猫なで声で言うところ。平気で傷つけ追い詰めておきながら、あなたのためなのよ、愛してるのよ、大好きよという言葉を繰り返し使って、ラプンツェルの心を縛り付ける、そのずるさ。愛している、大好きという言葉は、すばらしく温かい肯定的な言葉であるはずなのに、それゆえに効力が強すぎて、使い方を一歩間違うと、相手の心の自由を奪うことにもなるのだと、ラプンツェルの表情に気づかされます。
 私も、子どもたちを感情的に怒りすぎて、心にモヤモヤが残ってしまったとき、しばらくしてから子どもを「愛してるよ、大好きだよ」と抱きしめることで、叱られて傷心ぎみの子どもたちに安心感を与えるという大義名分のもと、何か自分の中で母親としての帳尻を合わせてモヤモヤを解消しようとしている、もっと言えば、自分の過ちをうやむやにして誤魔化そうとしているところが、あります。これからも、感情的に怒ってしまうことは、毎日のようにあるだろうけれど、そういうとき、謝罪の言葉よりもするりと出てきやすい「愛してる」「大好き」というずるい言葉で誤魔化して相手の口を封じるのは、絶対しちゃいけないんだと、ラプンツェルの表情に教えられました。ちょっと怒りすぎてしまってモヤモヤしたときは、まず、「ごめんね、あれは少し言い過ぎた」と、非を認めなければ、ゴーテルと同じ事になってしまいます。わが子に対しては何度でも言いたいし言えてしまう言葉だからこそ、便利に使いすぎないように、心の自由を奪う言葉にならないように、大切に使いたいです。
 それから、外の世界は危険だからと教え込んでラプンツェルを外に出さず、あなたを守ってあげられるのは私だけなのよと言い聞かせるシーンも、人ごとに思えませんでした。今はまだ、当たり前にいつでも私のそばにいる子どもたちだけれど、これから大きくなってきたら、自由を求めはじめるでしょう。そんなとき、私は過干渉にならず、うまく距離をとれるだろうか。「外は怖いのよあなたのことは私がいちばん分かっているのよあなたを守れるのはお母さんだけなのよ」と子どもの前に立ちはだかって、いつの間にか自分自身が、外の世界のどんな怖いものよりも子どもにとって怖い存在になっている、なんてことにならないように、くれぐれも気をつけなくては。
 ラプンツェルは、恋の相手役になるフリン・ライダーがかっこいいので、それも魅力のひとつです。ピーターパンやアラジンに匹敵するかっこよさ!声もすてきで惚れ惚れします。それから、エンディングの曲「Something That I Want」もかっこよくて好きで、いつも最後まで聴いています。これを歌っている人のほかの曲も聴いてみたら、やっぱりとてもかっこよくて興味が湧きました。
 明日は『リトルマーメイド』を観る予定です。次女は初めて、長女は前回観たとき途中で怖くなってやめたので、最後まで観るのはたぶん初めてです。小さいころから、分かりやすい悪役タイプが苦手な長女だけれど、『白雪姫』のあの怖い老婆にも耐えられるようになったし、さすがにもう大丈夫になっているかな。
 大人になってからしばらくディズニー映画から離れていたけれど、子どもたちが大きくなってきてまた子ども時代に楽しんで観ていた作品を子どもたちと一緒に観るようになり、ラプンツェルやアナ雪などの新しい作品も観て感動したりして、やっぱりディズニーって楽しくていいなあと、にわかにディズニー熱が高まっています。今日はずっとラプンツェルの「自由への扉」を口ずさんでいました。ラプンツェルの作中に出てくる歌のなかでいちばん好きな曲です。ディズニー映画に出てくる歌って、本当にすてきな歌が多いなあ。『美女と野獣』の実写版も気になります。心ゆくまでうっとりできそう。


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by papiko-gokko | 2017-06-10 00:39 | Diary | Comments(0)