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日記と短歌


by papiko

振り返るあてがあるときほど君はまっすぐ走り振り返らない


 長女が小学校に入学し、毎日はりきって通い始めました。入学式の日、教室の椅子にちょこんと腰掛けている子どもたちは、みんなちんまり小さくて、これから一体どうなるのだろうかと目をきょときょとさせていて、はじめてお外に出たヒヨコたちみたいでした。卒園式のときにはみんなあんなに大きく立派に見えたのに、不思議です。長女は朝から緊張していて、教室でもほぼ無表情で、やはり目を大きく開いて座っていました。私たちが体育館へ行ったあと、入学式のためのちょっとした練習をしていたようで、家に帰ってから、「小学校での最初に習った言葉は『は』だったよ。校長先生のお話に『はい』ってお返事する練習を最初にしたから」と教えてくれました。晴れやかな春の始まりの「は」、すてきじゃないか。
 小学校の上級生たちは、長女とたった4、5歳しか違わないとは思えないほどしっかりしていて、礼儀正しくて、いろいろな場面で挨拶や案内をしてくれて、感心しきりでした。私はあんなにしっかりとした礼儀正しい小学生ではなかった気がします。長女も数年後には、あんなに立派になれるのだろうか。

 入学式の翌日からは集団登校で、上級生のお兄さんお姉さんたちと一緒に通っています。最初の日は嬉しくて興奮しすぎてお腹が痛くなったようですが、学校に着いたら治ったそうです。まったく、興奮しやすい子だから心配です。初日だけ、班長さんに挨拶するため集合場所まで付き添って一緒に行きましたが、翌日はもう、自分一人で行けるのが嬉しくて誇らしくてたまらない様子で「いってきまーす!」と元気いっぱい手を振って、振り返りもせず、ランドセルを揺らしながら集合場所までまっすぐ走って行きました。私はまだまだ気が気じゃなくて、長女が上級生たちと一緒に並んで歩きだし、角を曲がって見えなくなるまで、家の前で眺めています。ずっと見ているのだから、一度くらい振り返ってくれたらいいのに、長女はちっとも振り返ってくれなくて、そんな長女に、安心感と寂しさが入り交じります。そういえば長女は、走れるようになったころから、一度てこてこ走り出したら、ちっともこちらを振り返らない子だったものな。幼稚園に入園したてのころも、ぜんぜん振り返ってくれなかったものな。
 帰りはしばらくのあいだだけ、先生が決められた場所まで1年生を引率して帰ってきてくれるので、その場所まで親が迎えに行っています。長女はそれが少し不満なようで、初日は「はやく最後まで自分で帰ってみたいのにー」などと文句を言っていましたが、そう言いつつも、私を見つけると嬉しそうに駆け寄ってきてくれます。今のところ、不安はまったく口にしておらず、心細げなそぶりも一切なく、とにかくなにもかもが面白いみたいで、学校で習ったことを嬉々として教えてくれるし、翌日の準備もウキウキしながらやっているけれど、やはり相当疲れてはいるようで、今日は8時半に寝てしまったし、ちょっと不機嫌で次女に冷たくしたり、かと思えば異様にテンションが高かったり、食事のお行儀がやけに悪くなったりと、落ち着きません。家でただ待っているだけの私も、どうしているだろうかと落ち着かなくて今週は疲れているのだから、長女はさぞやくたくたなのでしょう。あと明日一日がんばって、土日のお休みは、緊張のほぐれるような過ごし方ができればいいなと思います。バンザイ新一年生。


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by papiko-gokko | 2017-04-13 21:56 | Diary | Comments(0)