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日記と短歌


by papiko

向かい風まるいおでこで駆けてくる冬のあいだに髪が伸びたね


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 娘がボタンをはめられるようになりました。夫が娘の出産前後に大量生産していた、ボタンでつなげるフェルトのおもちゃが、ついに娘の手でつなげられたのです。最初に何度か私が手本を見せたり手伝いながら教えて、その後しばらく一人でやらせていたら、何度目かで成功しました。まださすがにすんなりとはいかず、何度も失敗しながらなんとか穴を通す感じで、なかなかうまくいかないと、「まけないもん、まけないんだもん」とつぶやき自分に言い聞かせながらがんばっていました。
 
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 ボタンをはめるのに疲れると、1メートルくらいにつなげたフェルト2本を、あいだを開けて床に置いて、それを橋にして、ぬいぐるみを渡らせたり、橋からわあと落ちて川で遊ぶふりをしたりして、盛り上がりました。このおもちゃを夫が黙々と大量生産していたときは、父親になるのが不安すぎて現実逃避の歯止めが効かなくなってるんだろうかと心配しましたが、たくさんあるおかげでこうして橋や道にできるし、長さの調整をしておんぶ紐にもなるし、輪にして電車ごっこもできるし、やろうとおもえば縄跳びだってできて、想像以上に役立っています。あまりに同じものばかり作っていて見ているほうが飽きてきて、「なんか、ほかのものもつくってよ」なんてつまらないなことを言い、夫の勢いに水をさした当時の自分に、いまの活用っぷりを教えてやりたいです。

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 今日は雲のない青空で、昼食後に娘と散歩をしました。外に出てみると、陽射しはぽかぽか眠気を誘うほど暖かいのに、風が吹くと縮こまるほど寒くて、そのせいか娘はいまいち散歩に気乗りしない様子で、帽子をかぶりたがらなかったり、抱っこ抱っことせがんだり、公園でもあまり遊ぼうとしなかったりしましたが、最後のほうで、今年初めてのつくしを発見したときは、一緒にはしゃいで2本ほど摘み取りました。
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 まだ今日のような風の冷たい日が多くて、春と冬がせめぎ合っているような気候だけれど、空の色も、日差しの強さも、土の柔らかさも、草花の勢いも、もうすっかり春のそれになっています。東京では冬も明るく晴れていたから、冬と春の入れ替わる瞬間をそこまではっきりとは感じませんでしたが、山陰の冬は、何層もの分厚い雲が何日もどんよりべったり空に張り付いて太陽を隠し、曇り時々雨の日がひたすら続くので、3月に入り、その分厚い雲たちが、出番の終わった踊り子みたいにぱあっとはけて、冬のあいだほとんど見られなかった濃い青空と強い陽射しが帰ってきて、ああ春だ!!と、はっきり実感することができました。3月も曇ることはあるけれど、2月までのあのどんよりした空とはもう違うのです。今シーズンの冬は、本当に本当に、長く感じた冬でした。春ばんざい。
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by papiko-gokko | 2013-03-15 22:39 | Diary | Comments(0)