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日記と短歌


by papiko

戻ってきた日常。


 父が赴任先へ戻ったあともしばらく実家に滞在していた母が、今日の午後、父の元へと発ち、二週間ぶりに、実家の1階に祖父、2階に私と夫と娘の3人家族が暮らすという、少し奇妙な我が家の日常が戻ってきました。母はとにかく何かと賑やかな人なので、その母がいなくなった部屋に戻っても、まだなお母の残響を感じるほどで、私も夫も、脱力感で頭がぼんやりしています。2週間、いろいろとくたびれもしましたが、なにはともあれ、父とも母とも妹たちとも、笑って会えて笑ってバイバイすることができたから、よかったです。娘も今回は、それなりに意味を理解してバイバイできるようになっていました。これから訪れる寒い冬、それぞれがそれぞれの場所で身も心も健康で暮らしていけますように。

 お昼過ぎに母をバス停まで見送ったあと、3人で図書館へ行きました。夫が本を選ぶ間、私と娘は、図書館の脇にある遊歩道を散歩して過ごしました。遊歩道の途中の少し広い空間には、石の丸椅子が2つ並んで置いてあり、それを見つけた娘がすぐさまよじ登って自力で座り、隣の椅子をぽんぽん叩きながら「かぁかも」と言うので、私も座って、2人でしばしくつろぎました。ちょうど木陰で涼しく、風が吹くたびどこからか金木犀の香りがして、なにやらおしゃべりしている娘の隣で、ゆらゆら揺れる木漏れ日や、せわしなく視界を横切っていく蝶々を眺めながら、あぁとても幸せな時間だなぁ・・・と、しみじみ思いました。まだ物心つく前の、ふわふわでこぼこまぶしい世界を生きている娘と、手をつないだりほどいたりしながら、汗や呼吸やまばたきをつぶさに確認できる距離で過ごす、このささやかでぜいたくなひと時を、あとどのくらい満喫できるのだろう。今日ふたりで座った丸椅子と、丸椅子に必死でよじ登る娘のお尻と、静かな遊歩道の風景を、娘が大きくなってから、私はきっと繰り返し思い出す気がします。

 図書館から帰ってから、少し家でのんびりしていたら、窓の外からかすかに野外ライブっぽい歌声と演奏が聞こえてきて、風向きによって時折すごく聞こえる瞬間もあったりして、なんだろうなんだろうと思ってネットで調べてみたら、うちの割と近くにある学校で学園祭が行なわれていたのでした。そうと分かると、ここ2年B'zのライブに行っていない私は、なんでもいいからちょっとでもライブの空気を味わいたくてしかたなくなり、夫と娘と再び家を出て、その学園祭に行ってみました。しかし、実際に近くまで行くと、想像を絶する大音量で、娘が恐がってはいけないと思い、結局どんな人たちが歌っていたのかは、ほとんど確認できず、お祭りもほとんど見ずに学校を出ました。だけど、ほんの一瞬だけでも、ライブの空気を味わえて、地響きのようなベースを体感できて、気分が盛り上がりました。またB'zのライブに行って、魂をメラメラさせたいです。娘も一緒にいけたらいいなぁ。
by papiko-gokko | 2012-10-13 22:08 | Diary