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日記と短歌


by papiko

建て付けの悪い事務所の窓を開け風を待つとき故郷が欲しい


 眠たくてやたらめったら瞬きを繰り返すまぶたの裏から、魂がひゅらひゅら抜け出して、気が付けば窓の外を漂っていそうな、生ぬるい空気の一日。郵便を出しに外へでたら、日差しが強くて風がいい香りで、めまいがしました。五月の風って毎年、こんなにもたくさんの香りをたっぷり含んで吹くものだったっけ。焦げたアスファルトや草花やタイヤの匂いに混じり、誰かが零したのか、ぶどうジュースの甘ったるい匂いも風にのって漂ってきました。「お日さま」とか「お天道さま」とかいう呼び方がぴったり似合う五月真昼の太陽の下、今頃近所の公園では、まだ幼稚園へいかない小さな子供らが、甲高い声をあげて走り回っているのだろうなぁと、その光景を想像して、すこし気が遠くなるのを感じながら、会社に戻っていつもと同じ仕事をしました。
 昨日も一か月前も一年前も、いつも同じような仕事をしていて、だけど頭の中で考えていることは、どんどん変わっていきます。変わらない生活のなかで想いがどんどん変わっていくのと、生活がめまぐるしく変わるなかで同じことを思い続けるのと、どっちが実のある生活だろう・・・などと、わざと難しく考え悩むふりをしてみたりしながら、のろのろ家に帰り、少しネットをしてご飯をたべて、夫とレンタルしたDVDを返却しにいって、こうして日記をかいて、今日も平和に過ごしています。夫のつくった豚汁が、とても美味しかったです。夫は豚汁のことを、トンジルと発音しますが、わが家ではみんなブタジルと発音していました。正式名称はどちらなのだろう。
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by papiko-gokko | 2010-05-17 23:33 | Diary | Comments(0)