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日記と短歌


by papiko

守りたい笑顔を強く思うほど何もできない自分に気づく


 今日の風は少し冷たかったけれど、昨日は春を確信させてくれるような暖かな風が吹き、スプリングコートの裾がやわらかく膨らむのを感じながら、うっとりうとうと歩きました。いよいよ私の大好きな春。春になると鼻歌にスピッツが多くなり、昨日からiPodでもスピッツばかり聴いています。今日は帰り道のちょうど中間あたりで『ロビンソン』が流れて、泣きたい気持ちになりました。カセットならばいい加減すり切れて音が悪くなっているかもっていうほど、年がら年中くりかえし聴いているこの曲。この曲を聴いて泣きそうになったら、新しい季節のはじまり。

 春がきたせいか、今週は月曜日から瞼がもったり重たくて、一週間をとても長く感じます。もう明日にでも休みたいのに、まだ水曜日だなんて。あぁ、平日ってどうしていつもこう、のろのろ過ぎていくのだろう。もたつく平日の憂鬱を、ホウキでしゃしゃっと履いて、休日というチリトリに飛びこませてしまいたい気分です。そんなことをひとりでぶつくさ言ていると、夫から「平日もちゃんと有意義に生きなさい」と叱られるけれど、平日を有意義に過ごすって、すごく難しいことです。会社へいって仕事をして帰ってきたら、3時間ぐらいは、ぼけーっとして頭から毒を抜く時間が必要で、3時間もぼけーっとしてしまったら、あとはもうあっという間に寝る時間がきて、一日終わってしまいます。有意義に過ごすことは疲れることで、仕事のあとにそれをするのは、難しいなぁ。

 眠たくて仕方ないのは、先週岡山へいった疲れが、まだ取れきれていないというのも、大いにありそうです。家族と会うのに、一体いつから、こんなふうに疲れるようになってしまったのだろう。いつでも会えるわけじゃない人とたまに会ったときには、少しでも濃密な時間を過ごしたくて、少しでもたくさんの会話がしたくて、あれもこれもと色々なことを考え過ぎているうちに、抱えきれないままよたよた時間が過ぎてしまい、何かしなくちゃと思えば思うほど、自分にできることの少なさを思い知り、結局たくさんの心残りを抱いて、めまいの中でお別れするのです。今回は両親が旅立つ前の思い出作り旅行だったから、特にその気持ちが強くて、くたくたになりました。もっとなんでもないときに、なんでもない気持ちで会えたらいいのに。

 earth music&ecologyのCMの宮崎あおいさん、なんともたまらん可愛らしさを発揮していて、見るたびにキュンキュンします。彼女だからこそ成り立つ、あの少女っぷり。素であっても演技であっても、どちらにしてもすごい! 私の今きているスプリングコートはearth music&ecologyで買ったお気に入りなので、岡山の後楽園で、ふざけてCMの真似をしながら歩いていたら夫に写真を撮られ、後から見てみると、そこには、うすら笑いでよろめく花見の酔っ払いOLみたいな人が写っていました。現実を教えてくれてありがとう。
 このCMがきっかけで、ブルーハーツを聴きたくなってyoutubeで何曲か聴いてみました。思春期のころに、もっと聴いていればよかったなぁ。高校一年生のとき、スキー合宿の移動バスで当時好きだった人が『TRAIN-TRAIN』を歌って、その歌詞にしびれながら、同時になぜだかひどくイライラしたのを覚えています。きっと、私以外の人に対して目立って欲しくなかったから、そんないい歌をバスでなんて歌ってほしくなかったのでしょう。私が思春期のころに聴いたブルーハーツの思い出って、それぐらいです。当時もっと聴いていればもっと熱烈に共感できただろうに、もったいないことをしました。自分の子供が反抗期を迎えたら、そっとブルーハーツのCDを渡そう。やたらめったら色んなことが不愉快で不可解でむしゃくしゃしているのは、おまえだけじゃないぞ、現代の若者だけじゃないぞと。ますます反抗が加速するかなぁ。
by papiko-gokko | 2010-03-17 23:11 | Diary