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日記と短歌


by papiko

校庭にいくつもできた雪だるまカマクラ校舎へ続く足あと


 昨日の夜に慌ただしく積もった雪は、今朝家を出るともう、ずしゃずしゃのみぞれ道になっていました。雪が降ったことをすっかり忘れていた私は、いつも通りの時間に家をでてしまい、ところどころ凍っている危険な道を、何度か転びそうになりながら、必死でじゃぐじゃぐ急ぎました。雪には靴やタイヤの跡がついていて、そういえば靴の裏にもタイヤにも模様があったんだったなぁと、子供のころ、降りたての雪をぎゅむっと強く踏んで、靴の裏にひっついた雪を慎重にひっぺがして、靴裏せんべいを作って遊んだのを思い出しました。
 久々の雪ですっかりテンションのあがった夫が、昨夜帰ってきてから「ちょっと君も外にでてみるべき」と言うので、コートを羽織りちょっとだけ外にでたら、ほんの少し前まで牡丹雪だった雪は早くもみぞれ交じりに代わっており、積もったばかりの雪も、きゅっきゅとした新鮮な雪の感触はすでになく、水気を含んでじゃしゅじゃしゅしていていました。それでも夫はとてもはしゃいで、おもむろに素手で雪を掴み、私めがけて投げてきました。私もほとんど儀式のように、素手で階段の手すりに積もった雪をつかみ、なんの変哲もない小さな雪だるまをつくりました。
 子供のころ、毎年雪が50センチぐらい積もる地域に住んでいた時には、一度どさっと雪が降れば何日も何日も雪遊びができたものだったけれど、東京のような雪のそんなに降らない地域の子供たちは、雪が降ったらこうしてすぐに外へ飛び出して、大急ぎで遊ばなくちゃいけないんだなぁ。夫もきっと、子供のころからそうしてきたのかもしれません。明日が楽しみ・・・なんて悠長に思っていた私は、それなりに雪のある地域で育った子供なのだと、気づかされました。
 雪をひとしきり体感して、家に雪だるまを持って帰り、家に持って帰ってから、ああこのひと溶けるんだわと気付き、流しにそっと放置していたら、間もなく夫が熱湯を使い始めたので、すぐに消えてなくなりました。ごめんね無意味な雪だるま。目も鼻も口も手さえも、つけないままで。
 東京の雪は本当にせわしないので、昨日の夜、面倒がらず外にでて降りたての雪に触れることができて、よかったです。子供たちは少しでも、遊ぶことができたのでしょうか。小学生のころ雪のふった日の校庭には、大小さまざまの雪だるまと作りかけのカマクラがいくつもあったものだけど、昨日程度の雪では、そんなことは、無理だったろうなぁ。頬を真っ赤にして鼻をたらして、夢中で雪遊びしたくなりました。
by papiko-gokko | 2010-02-03 00:28 | Diary