日記と短歌
by papiko
表現
 今日は日記を書かないつもりでいたのだけれど、Siaの『Big Girls Cry』と『Chandelier』を繰り返し聴いていたら、なんか書かなきゃ!という気持ちになりました。珍しく、youtubeを張ったりまでして。


 最近、女性アーティストに出会いたくていろいろ聴いていたら、Siaに出会いました。ハスキーでパワフルな歌声も詞もすてきだし、それに、ミュージックビデオに出てくるダンサーのすさまじさに釘付けになります。こんなふうに、感情を歌声にすべて流し込むようにして歌い上げることができたら、身体中から感情を迸らせて踊ることができたら、どんなにすばらしいだろうかと、うっとりします。だけどそんなこと、私にはできない。『Big Girls Cry』なんて、なんだか自分を見ているような気さえしてくるけれど、こんな表現、とてもできない。学生時代、現代詩の講義の一貫で、前衛芸術の舞踊みたいなものを観賞したことがあり、そのときはホールまで行って生で見たにもかかわらずあまり心を動かされなかったのですが、今、このミュージックビデオを見ていると、ぐわんぐわん心が動かされ、教授が学生にあの舞踊を見せて伝えたかったことが、やっと理解できました。たとえば言葉で、こういうものを表現しようとするとき、やはりそれは、詩になるのでしょう。Siaの歌声のように、ダンサーのように、もっともっと自由に、のびやかに、力強く、言葉で感情を表現できたら、どんなにすばらしいだろう。どうすれば、それができるのだろう。

# by papiko-gokko | 2017-06-21 23:06 | Diary
れりぴー
 今日は次女とふたりで、幼稚園へ遊びに行くはずでした。しかし、駄目でした。出かける前の段階で、何かいつもと私の様子が違うと察知した次女がどこへ行くのかしつこく尋ね、私が「今日はちょっと幼稚園へ行ってみようかと思って」と一言言った瞬間から、「いやだ、いかない」と、しくしく泣き出してしまいました。それでも楽しそうな幼稚園の前まで連れて行けば気分が変わるかもしれないと思い、自転車に乗せて連れて行ったのですが、門の前まで来て、園庭で遊んでいる園児たちの様子を見た次女は、ますます「行かない!行かない!」と自転車の荷台にしがみついて泣きじゃくり、とてもじゃないけれど、門をくぐれる感じではなかったので、諦めました。実際、アウェイ感みたいなものはすごくあって、かつての長女のように「うわーい!」と大喜びで飛び込んでいくタイプの子を連れていれば、私も勇気を出して門をくぐれたけれど、泣きじゃくる子を連れてむりやり入る度胸はありませんでした。
 この日記を遡ってみると、長女もちょうど次女と同じくらいのとき初めて幼稚園に遊びに行っていることが分かり、そのときの日記 を読んでみて、改めて衝撃を受けました。初めての場所にもかかわらず、長女はまったく怖がったりせず、それどころか私から平気で離れて、在園児に混じって遊んでいたのです。姉妹でこんなにも違うのかと、驚きます。長女に比べると、去年まで毎日送り迎えに行っていた次女のほうがよほど幼稚園という場所には慣れているはずなのに、長女のほうが平気で、次女がこんなに怖がるなんて。別に幼稚園で意地悪されたりなんかしなかったとは思うのだけれど、ブランコが混んでいて乗れなかったり、やっと乗れたと思ったらすぐ他の子に「かーわってー!」と言われて泣く泣く変わったり、ちょっと何かに触っていたら園児に「それ、今日はあそんじゃ駄目なんだよ!」と言われて泣いたり、そういう小さなことは何度もあったので、そういうことの積み重ねで、怖い印象がついてしまったのでしょうか。
 楽しそうな園児たちの声を背に、とぼとぼ自転車を引いて幼稚園から離れ、公園に向かいながら、「楽しいのに、どうしてどんなに行きたくないの?」と聞いたら、「だって、おともだち、怖いんだもん、人がいて、怖いんだもん」と、次女はしゃくり上げながら答えました。困ったなあ。これからも、近所の幼稚園に遊びに行ける日はちょくちょくあるけれど、ほとぼりが冷めるまで、しばらく連れて行くのはやめておこうかなと思います。
 人前で失敗をしたり、その失敗を誰かに指摘されたりすることを極度に嫌う次女なので、あんなアウェイな雰囲気の中でビクビク遊ぶくらいなら、たとえ行き飽きた公園でも、一人でのびのびと遊ぶほうがよほどいいのでしょう。それは私も同じです。次女のことだから、入園するころには、心の準備が整うのではないかな。今まで、あらゆることがそうであったように、彼女は、自分のなかで準備や覚悟が整ってもう絶対に大丈夫と思えなければ、頑なにスタートしない人だから、あまりこちらがあれこれ言わないほうが、いいのかもしれません。
 それにしても、これは彼女の性格だから直しようがないのかもしれないけれど、ちょっとぐらい人前で失敗しても大丈夫なんだよ、間違いを指摘されたって平気なんだよ、あなたの存在を全否定しているわけではないんだよ、ということを、入園までに少しでも、次女の心に伝えられたらと思います。家ではいくら叱っても平気な顔で、ハチャメチャな子なのに、内弁慶外地蔵って、本当にこういう子のことを言うのだろうなぁ。どうなることやら。
 家に帰ってからも、次女は微妙に情緒不安定を引きずっていましたが、「ホットケーキつくろうか」と提案したら、ぱっと顔が明るくなって、「つくるつくる!」と大張きりでキッチンへ飛んでいき、卵と牛乳と粉を入れたボウルをまぜまぜするうちに、辛い気持ちはすっかり吹き飛んだようでした。ひかえめな音でビートルズを聴きながら、ふたりでいびつなかたちのホットケーキを焼いて、バターとハチミツをたっぷりかけて、時間を気にせずのんびり食べて、もうすっかり、午前中の挫折感は消え去りました。
 途中、何曲目かで「let it be」が流れて、次女がけろっとした顔で「これ、れりぴー?」と聞いてきて、ああ、本当に、れりぴー・・、私たち、れりぴーで生きていくしかないわ・・・れりぴーでやっていこう・・・と、心が軽くなりました。基本はジョン派の私だけれど、何か辛いこと、落ち込むことがあったようなとき、すうっと心を救ってくれるのは、ポールの曲が多かったりします。アルバム『Let It Be...Naked』のI Me Mine、Across the Universe、そしてLet It Beという流れ、最高に好きです。今日はもう、この3曲にすべてが濃縮されているような一日でした。


# by papiko-gokko | 2017-06-19 23:28 | Diary
土日の日記
 土曜日、午前中は一家でカラオケに行きました。子どもたちの遊べるキッズスペースが設けてあるところで、前回連れて行ったときにはそこでたっぷり遊んでいてくれて、夫と2人でのびのび歌えたので、今回も2人で歌ってストレス発散する気満々だったのですが、今回、早く行きすぎてキッズスペースの準備がまだ整っておらず、照明が暗かったりふわふわドームにまだ空気が入っていなくてへちゃげていたりしたことで、次女の心に大きな恐怖心が芽生えてしまい、「あそばない!!」と泣き出し、キッズスペースの準備がすっかり整って長女が遊び始めてからも、私たちのそばを離れず、次女を膝に乗せながらでは、何を歌っても、ストレス発散にはなりませんでした。次女の涙ですっかりテンションが下がってしまった私と違い、夫は気持ちを切り替えてたくさん歌っていたので、えらいなあと思いました。長女も、次女と一緒に遊べなくて残念だったろうに、そんなそぶりはさほど見せず、それならしかたないと切り替えたらしく、一人でしっかり楽しく遊んで汗びっしょりになり、たまに戻ってきてラプンツェルやアナ雪を熱唱して、たぶん一番今回のカラオケを楽しんでいて、そんな長女のことも、えらいなあと思いました。夫と長女は、そういうところが似ています。細かいマイナス要素に引っ張られず、その場をしっかり楽しむことのほうに頭と心をもっていける、ふたりのそういう力に、私はいつも助けられています。長女の場合、ちょっとその力が暴走しすぎて、困ることも多いけれど。

 土曜の午後から日曜の午前中までは、怒濤のテープ起こしでした。超特急納品の仕事がどどっと舞い込んで、必死でやりました。ものすごく大変でしたが、カラオケで発散できなかったストレスは、そういえば発散できた気がします。言葉の世界をごうごう彷徨いながらキーボードを打ちまくるという作業は、何よりのストレス発散になります。どんなに調べても分からない言葉があったときなど、仕事で溜まるストレスもあるけれど、育児で溜まるストレスとはまったく別物なので、仕事にぐわーっと集中していると、育児のストレスが蹴散らされていく感じがします。今日はちょうど日曜日で夫が午前中のあいだ子どもたちを連れ出してくれていたので、誰もいない部屋で集中してできて助かりました。納品し終わったときにはもうくたくたで、肩はガチガチで足も痙りそうになっていて、テープ起こしってつくづく体力勝負の作業だなあと実感しました。
 疲れたので、午後はのんびり、子どもとディズニーのアラジンを見たりして過ごしました。自分の中でいまディズニー映画ブームがきているので、ひさびさのアラジンも楽しかったです。長女は最後まで真剣に見ていたけれど、次女はあっという間に飽きてしまいました。アラジンはさほどキラキラしたプリンセスの出てくるお話ではないから、次女にはちょっととっつきにくかったようです。
 そんな感じで、あっという間に過ぎた土日でした。そういえば今日は父の日だったので、長女と次女、夫にプレゼントを渡していました。最初はちょっと手伝ったりしましたが、長女はもう私がさほどあれこれ言わなくても自分で考えて準備できるようになってきて、私が仕事をしているうちに完成させたようです。さすが1年生。渡したあと、照れて子ども部屋に走って逃げ込み隠れてしまったのにも、成長を感じました。そんな長女は初めてです。女の子になってきたのかな。

# by papiko-gokko | 2017-06-18 23:22


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